日本マイコトキシン学会 第83回学術講演会 ポスター発表

サンピアンかわさきにて開催された日本マイコトキシン学会 第83回学術講演会に参加させて頂き、ポスター発表を行いました。

題目は「LCMSMSを用いた飼料中のトリコテセン系カビ毒分析に関する検討」で分離が難しいとされている15-AcDON,3-AcDONを含めたトリコテセン系カビ毒一斉分析についての内容を発表致しました。
とうもろこしや麦類を汚染するデオキシニバレノール、ニバレノール、デオキシニバレノールの代謝物である13-AcDON、3-AcDONの同時分析法について検討し、分離が難しいとされる13-AcDON、3-AcDONについての発表も行いました。
弊社ではこの分析技術により飼料の安全確認のための検査へ活用しています。


ポスター発表が始まると、実際にカビ毒の分析を行っている方やこれから分析を検討する方等から様々なご質問を頂きました。
発表を通じて、意見交換をすることが出来たため今後の検討課題や分析についても勉強させて頂きました。
沢山の方がポスターを見に来てくださり、誠にありがとうございました。

マイコトキシンや自然毒は毒性が高い上に管理が難しい事から、食品の安全を考える上で非常に重要な管理項目となっています。
今後ますます注目されていく事と思いますので、弊社でも食の安全に貢献出来るよう様々な取り組みを行って参ります。
検査についてのお問い合わせもお気軽にご相談ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です