ジビエを安全に食べるためには、肉の中心部まで火を通すことが大切です。
厚生労働省のガイドラインでは、ジビエによる食中毒を防止するため以下のように記されています。
『中心部の温度が75℃で1分間以上、またはこれと同等以上の効力を有する方法により、十分加熱して喫食すること。』
しかし、高温で長時間加熱することで、お肉が固くなったりパサパサしたりするのでは?と、心配になる方も多いのではないでしょうか…。
そこで、おすすめの調理法が「低温調理」です🥩
鹿肉のような脂肪分の少ない肉は、高温で急速に加熱すると固くなりやすいです。
「低温調理」であれば、低温で時間をかけてゆっくりと火が通るため、素材を柔らかくジューシーに、肉のパサつきを抑えることができます。
厚生労働省のガイドラインで示されている加熱温度と時間は以下です⏰
【温度と加熱時間】
65℃⇒15分
66℃⇒11分
67℃⇒8分
68℃⇒5分
69℃⇒4分
70℃⇒3分
低温調理で、安全に美味しくジビエを食べましょう◎
食環境衛生研究所で検査可能な項目について▼
ジビエの衛生管理とリスク低減のための検査項目
ジビエセミナー情報▼
【ご案内】ジビエの衛生管理に関する研修の実施について
参考▼
一般社団法人日本ジビエ振興協会