たまごが赤色

皆さんの中で、ゆで卵を食べようとしたら白身の部分が赤っぽかったことはありませんか?
これは、セラチア菌に汚染された鶏が産んだ卵や加熱調理後にひび割れ部分からセラチア菌が侵入して増殖したものです。
この菌は、増殖すると赤色の色素を出すために卵が赤く染まるらしいとのこと。
菌が増殖しているため、変な臭いがする場合もありますが、ゆでてしまっているため臭わない場合もあります。あまり強い菌ではないらしいですが何れにしても、ばい菌が増殖したものなので絶対に食べないでください。

セラチア菌について。
セラチア菌は腸内細菌科に属します。いわゆる腸管の中で生存している細菌です。また、台所のシンクなど湿気の多い環境にも広く存在しています。菌が増殖すると赤くなりますので水回りで赤いシミを見つけたらセラチア菌の可能性が強く疑われます。この場合、シンク回りを清掃、消毒することは勿論のことですが、手洗いや食材の取り扱いも充分な注意が必要です。

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レジオネラ菌検査ノロウイルス検査食品アレルギー・アレルゲン検査

輸入ソーセージの牛肉混入

2010年2月16日、農林水産省は、オーストリアから輸入したソーセージに牛肉が混入していたことから、同国から輸出される豚肉及び豚肉製品について、輸入に必要な検疫証明書の発行を保留したことを発表しました。オーストラリアからの牛肉の輸入は、BSE(牛海綿状脳症)の影響によって2001年以降禁止されています。2月15日、動物検疫所中部空港支所がオーストリアから対日輸出されたハム等の現物検査を実施し、牛肉を含むソーセージが含まれていることを確認したため、当該貨物の輸入手続を停止し、今後は、オーストリア政府に対し、衛生条件に違反した検査証明書を発行した原因について、詳細な調査と改善措置を要請するようです。

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バカにならないために

一生懸命勉強し、名高い大学を卒業したにも関わらず入社後に「バカ」になっていく・・・・・・!?。こんな人が多く見られるようになってきた。
理由? 入社後に大切に扱われ甘やかされたためになった?
言われたことだけやればいいと勘違いし始め、考えることをしなくなり、応用力がなくなり新しいことができなくなる。こんな人が増殖中なのである。
人は、プレッシャーを与え続けられることによりスキルアップするし、壁にぶち当たるたびに成長していく。何もない者に成長などない。確かに何もない方が人生楽なのだろうが、それでいいのだろうか?
つまらない一生にならないためにも常に向上心を持ち続けよう。

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ノロウイルス感染

この冬に爆発的に流行しているノロウイルス感染症について
最近、下火になってきた新型インフルエンザ(豚型インフルエンザ)とも言いますが、変ってノロウイルスが流行しています。
幼稚園、小学校等において感染が継続的に起こり、それが家族にまで及んでいるようです。どうやら新型インフルエンザよりも感染力が強力(この場合、少量のウイルス量でも簡単に発症する?)らしく、ドアノブ、階段の手すりなどに付着したウイルス程度でも感染するらしい?!
予防としては帰宅時に必ず手洗い、うがいをするなどの一般的なものしかありませんが、是非実施してみてください。

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豚の栄養

豚は高い産肉能力を目標に選抜・育種が行われ、その増体速度は早く、生まれてから6か月で90倍の体重に達します。子豚は体脂肪量が体重比の1%程度とされ、人間の新生児の16%と比較するとかなり低いので、豚では幼齢期のエネルギー要求が高いことがわかります。豚の栄養にはこのような生理的特性を支え、生産能力を十分に発揮できるような質と量が要求されます。

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タミフルが河川汚染? 耐性ウイルス懸念、影響調査へ

豚インフルエンザで使用が急増した抗インフルエンザウイルス薬「タミフル」が生活河川を通じて環境に悪影響を与えているのではないかとの報告があります。
すでに国内の河川では、下水などから入ったとみられるタミフルの代謝産物が微量ながら確認されていることから、日本薬剤師会(児玉孝会長)が全国調査を始めたそうです。
日本は世界中のタミフルの7割を消費するといわれていますが、昨今のインフルエンザ騒動で更に使用量が増加していることは確実なため、環境影響の把握が求められています。
タミフルなど医薬品が河川に入り込む経路ははっきりしていませんが、尿などの排泄(はいせつ)物や、のみ残した薬を台所に流す場合などが考えられるそうです。
水鳥などがこれを飲んで体内でウイルスと接するうちに、突然変異で薬が効かず感染力が強いウイルスが生まれないかと懸念されています。また、海外では、代謝産物が残留した水を渡り鳥がくり返し飲んだ場合、薬が効きにくい耐性ウイルスが出現するのではないかと指摘されています。
販売元の中外製薬によれば、今シーズンのタミフルの供給量は前シーズンの約3倍。国立感染症研究所の調査では、今シーズンは、8~9割の患者に抗ウイルス薬が使われているとみられる。

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アフラトキシン

アフラトキシンは、天然のカビ毒素(マイコトキシン)で、生産菌は主に熱帯および亜熱帯地域に生息するアスペルギルス・フラバス、アスペルギルス・パラジチカスという麹菌の特定菌株であることからアスペルギルス・フラバスの生産した毒(トキシン)ということでアフラトキシンと命名されました。アフラトキシン生産菌は炭水化物に富むトウモロコシ、ナッツ類、香辛料、綿実など多種類の農産物に感染して増殖し、アフラトキシンを生産します。特に、作物が日照り、高温多湿、病害虫による被害などのストレスに会うとこの菌が感染し易くなります。アフラトキシン類16種類のうち、B1、B2、G1、G2の4種類と代謝物としてのM1、M2の計6種類が食品や餌中の汚染物質として重要で、中でもアフラトキシンB1の毒性はダイオキシンの10倍以上といわれ、また天然物で地上最強の発がん物質でもあります。

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学術研究機関

家畜伝染病予防法では、監視伝染病に特定して、家畜に病原体を接種して行う試験研究を行う場合は学術研究機関の指定を受けるものとされています。
指定の基準としては概ねP2施設が適用となり、指定の方法としては申請書を農林水産大臣に提出します。
当然のことですが、厳しい当局の調査があります。
なお、生物学的製剤等の製造販売承認を取得している事業所に関してはこの法律の適用外となっています。

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口蹄疫

2010年1月2日、韓国で発生しその後、近隣農場でも発生がみられている口蹄疫は、家畜伝染病予防法において法定伝染病に指定されています。日本では2000年3月に92年ぶりに発生がみられましたが、同年9月には清浄国として認定されました。口蹄疫は牛、豚、羊、山羊等の偶蹄類に発生する極めて伝染力の強い伝染病で、口や蹄に水疱や潰瘍がみられ、発熱、流涎、元気消失を伴い、水胞性口炎や牛丘疹性口炎などとの類症鑑別が必要となります。疑わしい病畜を発見した場合は保健所や獣医師に連絡しましょう。

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緑色の卵

身近な食品の1つに卵があります。
なかでも「ゆで卵」は、人それぞれ好みのゆで加減がありますね。
ところで、固くゆでた卵で、黄身の表面が黒っぽかったり、緑色がかったようなものを見かけたことはありませんか?
 あれは、硫化黒変といって、硫化鉄によるものだそうです。卵を高温で長時間加熱すると、白身中のたんぱく質が分解され、硫化水素が生じます。それが黄身の中の鉄イオンと結びついて硫化鉄になるのだとか。
 硫化鉄は、加熱時間が長すぎるとできやすくなります。
体に悪いものではないので食べても問題ないそうですが、黄身をきれいな黄色にゆで上げるためには、加熱時間を10分程度にとどめておくと良いようです。
私も早速、試してみようと思います。

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