シニア犬(老犬・高齢犬)向けのドッグフードを厳選!ペットフード検査会社が選ぶフードを52種類から厳選して紹介

シニア犬(老犬・高齢犬)向けのドッグフードおすすめ8選!ペットフード検査研究所が選ぶフードを52種類から厳選して紹介

愛犬がシニア期に入った場合、食欲の低下のような成犬のころにはなかったようなシニア犬特有の悩みがあることでしょう。

その場合、「シニア期に入った愛犬にはどのようなドッグフードをあげればいいのだろう」「かかりつけの獣医師からシニア犬用のドッグフードを勧められたけど、どれがいいのかがわからない」のように、シニア犬向けのドッグフードを探している人もいるかもしれません。

前提として、人間と同じように犬も歳をとればとるほど、健康維持として気をつけるべきことが出てきます。シニア犬であれば共通して食べ物で気をつけるべきこともありますが、ほかにも加齢によって出てきた問題を考慮したうえでドッグフードを選ぶのが重要です。

とくにシニア期に入るとさまざまな体の変化がみられ、成犬のときよりも体の機能が低下しやすくなります。たとえば、シニア期に入ると成犬のころよりも食欲が薄れやすくなり、いままで食べていたドッグフードでも突然食べなくなってしまうことも少なくありません。また、筋肉量も減りやすくなるため、足腰にふらつきが出てしまうこともあります。

シニア期に入ってみられる体の変化は個体差があるため、愛犬の様子に変わったことがないかを観察しつつ、シニア犬用のドッグフードを選ぶのが大切です。

そして、シニア犬におすすめのドッグフードを選ぶ際には、「対象年齢」「使われている肉や魚の質」「ミネラルの含有量」など、気にするべきポイントが多々あります。

そこで、当記事では、シニア犬の健康を維持できるドッグフードの選び方を詳しく解説していきます。

さらに、シニア犬にとって本当によいドッグフードをおすすめするために、52種類のシニア犬用ドッグフードを編集部で購入し、運営元の「株式会社 食環境衛生研究所」(※)で成分や食いつきなどの検査を行いました。

52種類のドッグフードをスコアリングして点数が高かったシニア犬用ドッグフードを紹介しますので、シニア向けのドッグフードを探している場合にはぜひ参考にしてみてください。

当サイトと運営元について

当サイトは、食や環境に関する検査・分析を行っている「株式会社 食環境衛生研究所」がペットフードに関する情報発信をするサイトです。

株式会社 食環境衛生研究所では、検査・分析の分野の1つとしてドッグフードなどのペットフードの検査を行っています。ペットフード検査の一例としては、「ペットフード安全法で定められた成分規格を満たしているかの検査」「ペットフードの成分表示をするための検査」「犬や猫の食いつきを分析する嗜好性試験」が挙げられます。

当サイトでは、「愛犬にとって本当にいいドッグフードを紹介すること」をポリシーとして、株式会社 食環境衛生研究所でこのような検査・分析を行ったうえで、おすすめのドッグフードを紹介しています。

最近の更新内容

2025.4.23 更新

ドッグフードの選び方について情報を更新しました。

2025.2.17 更新

獣医師からのコメントを追加しました。

2025.2.1 更新

商品紹介のレイアウトをアップデートしました。

2024.11.27 更新

ドッグフードの検査を行ったうえで、記事をアップしました。

愛犬が腎臓病や肝臓病といった疾病を患っている場合は、とくに日々の食事について気をつける必要があります。かかりつけの獣医師に相談しつつ、どのようなドッグフードを選ぶべきかを決めるようにしてください。

この記事は執筆者である私、丸山 陽大が選び方や気をつけることを書いています。また愛犬に関することでお困りごとがあれば弊社運営のソラーレ動物診療所にお問合せください。また、この記事でおすすめしているドッグフードに関してはドッグフード検査を行っている株式会社食環境衛生研究所が選定しております。

※当サイトを作った目的は自社のサービス(ペットフード検査)の認知、また、「愛犬・愛猫の食生活を豊かにして、健康や食の楽しみをサポートする」というミッションを掲げて発信をしています。

※記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部がペットフード調査NAVI(株式会社食環境衛生研究所)に還元されるケースがあります。

※記事に掲載されている情報は、株式会社食環境衛生研究所(当社)で実際に検査した時点の情報(記事制作ポリシー当サイトの評価基準)・または商品の価格・成分などの検査結果・詳細は、当社が独自にリサーチした時点(2025年2月1日)の情報、掲載価格の変動や登録ミスまたは、商品のリニューアルにより情報が変わる可能性があります。

最新価格や詳細情報につきましては、メーカーや販売店、各ECサイトにご確認いただくことをお勧めいたします。

※記事内で記載した効果・効能がを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。使用の際はかかりつけの獣医師に相談ください。

※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※食いつき検査は、犬にも好みがありますので、検査内容は保証するものではありません。

※当サイトの検査は株式会社 食環境衛生研究所が独自で行っているものであり、販売会社の公式で実施しているものではありません。※検査結果に関するお問い合わせは、株式会社 食環境衛生研究所へご連絡をお願いいたします

目次

シニア犬のドッグフード選びの基本は「シニア犬用」のフードを選ぶこと

ドッグフードにはさまざまな種類があり、おおまかにわければ「全年齢用」「子犬用」「シニア犬用」になります。そして、結論から述べますが、シニア犬のドッグフードを選ぶ際には、「シニア犬用」のフードを探すのが基本です。

前提として、シニア犬の場合、加齢によってさまざまな体の変化がみられます。たとえば、「食いつきが悪くなる」「太りやすくなる」「お腹が弱くなる」といった変化がみられやすいです。

シニア犬の日々の食事は、これらの加齢による変化をサポートにもつながるため、成犬期のころよりも栄養バランスや配合されている成分などに注意しつつフードを選ぶことが重要になります。

そして、シニア犬用のドッグフードであれば、加齢によってみられる変化をサポートできるような設計になっています。すべてのフードに共通するとは断言できませんが、多くのシニア犬用のドッグフードには下記のような特徴があります。

みられやすい特徴それぞれの特徴がある理由
脂質がひかえめな設計になっているシニア期に入ると代謝が下がりやすくなり、成犬の頃よりも太ってしまうケースもある。また、消化吸収の能力も衰えやすくなり、脂肪の摂りすぎは消化不良につながるおそれもある。
肥満や消化不良にならないよう、シニア犬用のドッグフードは脂質が抑えられる傾向がある。
カロリーが低めになっている成犬のころよりも太ってしまうこともあるため、成犬用のドッグフードよりもカロリーが低めな傾向がある。
食欲をそそるようにフードの香りが工夫されている年をかさねるほど嗅覚が衰えやすくなる。食欲をそそれるような香りがすれば、食いつきの改善につながる可能性があるため。
骨や関節をサポートする成分など、シニア犬の健康を維持する成分が配合されている年をかさねるほど骨や関節が弱りやすくなる。これらをサポートできるような成分を配合して、シニア犬の健康を維持できるようにするため。
粒が硬すぎず噛み砕きやすい設計になっている加齢によって噛む力が衰えやすくなるため、砕きやすい粒にして、シニア犬も食べられるようにするため。

簡単にいえば、シニア犬用のドッグフードは加齢によってみられる変化をケアしつつ、体の不調を可能な限り抑えることを目的として作られています。そのため、シニア犬のドッグフードを選ぶのであれば、シニア犬専用のフードを選ぶことが基本であるといえるのです。

なお、全年齢対応のドッグフードは、言葉の通りすべての年齢の犬に与えられるフードです。そのため、シニア犬もその対象になります。

とはいえ、前述の通りシニア期に入ると太りやすくなるなどの体の変化がみられやすくなり、成犬期のころと同等のカロリーや脂質のドッグフードを与えてしまうとそのリスクはさらに高まってしまいます。

決して全年齢用のフードを与えてはいけないというわけではありませんが、愛犬にとって安心・安全なドッグフードを選ぶためにも、シニア犬専用のフードを探すようにしてみてください。

シニア犬のドッグフードの選び方!健康維持のためのドッグフードを探すポイントは?

シニア犬にはシニア犬専用のドッグフードを選ぶのが基本とお伝えしましたが、シニア犬専用のドッグフードにはさまざまな種類があります。そのため、シニア犬用のドッグフードを探している飼い主のなかには、「どのようなフード選べばいい?」のように考えている人もいるかもしれません。

そこでここからは、シニア犬用のドッグフードを探す際に、気をつけるべきポイントを解説していきます。ポイントごとに参考にするべきケースもまとめましたので、シニア犬用のドッグフードを探している場合には参考にしてみてください。

※テーブル内のポイントをタップ・クリックすることで、詳しい解説を確認できます。

ポイント参考にしてほしいケース
良質なタンパク質が使われているかシニア犬のドッグフード選びの基本であるため、シニア犬のドッグフードを探している人全般は確認することを推奨
ミネラルが控えめかシニア犬のドッグフード選びの基本であるため、シニア犬のドッグフードを探している人全般は確認することを推奨

ただし、高齢になるほどミネラルの制限が必要になることもあるため、愛犬がハイシニア期ならとくに注意が必要
骨や関節のサポートに期待できる成分が入っているかシニア犬のドッグフード選びの基本であるため、シニア犬のドッグフードを探している人全般は確認することを推奨
粒が小さめで水分量が多いかドライフードを探しており、とくに愛犬の噛む力が衰えてきたケース
香りが強いかとくに愛犬の食いつきが悪くなってきたケース
脂肪やカロリー量が抑えられているか・愛犬が少し太ってきたケース
・愛犬の肥満を予防したいケース

※愛犬が腎臓病や肝臓病といった疾病を患っている場合は、とくに日々の食事について気をつける必要があります。かかりつけの獣医師に相談しつつ、どのようなドッグフードを選ぶべきかを決めるようにしてください。

消化や吸収のしやすさを考慮して良質なタンパク質が使われているドッグフードを選ぶ

人間も同じですが、犬も年をとればとるほど内臓の働きが衰えてしまいます。食べたものの消化や吸収の機能も低下しやすくなるため、消化や吸収がしづらいドッグフードを与えると愛犬の内臓に負担をかけてしまうリスクがあります。

そのため、シニア犬のドッグフードを探している場合、消化や吸収がしやすいものを選ぶのが大切です。とくにタンパク質は栄養素のなかでも分解されづらいため、良質なタンパク質が使われているドッグフードを選ぶのも良いでしょう。

良質なタンパク質が使用されているかを判断する際、ドッグフードの公式サイトなどで動物性タンパク質についての情報が公開されているかどうかが1つの基準になります。たとえば、下記のような情報が公開されていれば、そのドッグフードでは良質なタンパク質が使われていると考えられます。

  • 使用されている主原料が明確に記載されている
    例:「〇〇産のラム肉」「とれたてのサーモン」「鶏肉のむね肉のみ使用」
  • 原材料の品質について明確な情報がある
    例:原材料はすべてヒューマングレードの食材を使用しています
  • 主原料の鮮度について公開されている
    例:捕れてから○日以内の新鮮な肉や魚のみを使用しています
  • 製造や品質の管理体制について明確な情報がある
    例:製造している工場は、FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合) の基準をクリアした施設

なお、シニア犬用のドッグフードを探す際には、良質なタンパク質かどうかだけでなく、タンパク質の数値にも気を付けておきましょう。「ペットフードで使用される主な脂質源原料(中編)」の論文でも報告されているように、シニア犬の場合、普段与えていたフードとタンパク質の数値が同等程度、もしくは数%高いフードを探すのが得策です。

品質が判断しづらいようなタンパク質が使われているドッグフードは可能な限り避けるべき

前提として、国内で販売されているドッグフードは「ペットフード安全法」が遵守されており、安全であると判断された基準の原材料が使用されています。ただし、ドッグフードのなかには、品質を判断するのが難しいような原材料が使われているフードも少なくありません。

ペットフード安全法の基準をクリアしている以上、品質が判断しづらい原材料が使われているからといって、そのようなドッグフードを選んではいけないと断言することはできません。

しかし、愛犬にとって本当に良いドッグフードを紹介することをポリシーとしている当サイトでは、たとえ法律の基準をクリアしていたとしても、品質が判断しづらいような原材料が使われたドッグフードは推奨できません。

そのため、シニア犬用のドッグフードの動物性タンパク質をチェックする際には、「どのような動物性タンパク質が使われているのか」「その動物性タンパク質は良質であるか」といった点を確認することを推奨します。

なお、品質が判断しづらい動物性タンパク質の表記については、下記のようなものが挙げられます。

品質が判断しづらい主原料の表記の例

ミートミール、フェザーミール、家禽類、家禽ミート、肉類副産物、動物性乾燥消化物、家禽副産物粉、乾燥レバー消化物、肉類、骨粉(ボーンミール)

決してこのような表記がされたドッグフードが悪いとは断言できませんが、当サイトにおいては「鶏肉」「牛肉」などと主原料が明確に記載されているシニア犬用のドッグフードを選ぶことをおすすめします。

シニア犬用ドッグフードのタンパク質をチェックするときのポイント

  • 品質や鮮度などの情報が明確であり、良質なタンパク質が使われているか
  • 普段与えていたフードとタンパク質の数値が同等程度、もしくは数%高いものか
  • 品質が判断しづらい主原料が使われていないか

臓器への負担を考慮してミネラルが控えめなドッグフードを選ぶ

前提として、ミネラルには犬の体の構成や生体機能の調整といった働きがあり、年齢にかかわらず健康維持のためには必須の栄養素です。そのため、シニア犬用を含めて、どのドッグフードにもミネラルは必ず含まれています。

健康に不可欠といえる成分でもあるため過剰に制限するのは避けるべきですが、シニア犬用のドッグフードを探しているのであれば、ミネラルが控えめのドッグフードを探すことも大切です。

シニア犬の場合、成犬期よりも腎臓病や心臓病といった病気のリスクが高まります。ミネラルは健康に不可欠な成分といえども、腎臓や心臓への負担をかけてしまうおそれもあるため、なるべく控えめなフードを探すのが好ましいといえるのです。

なお、日本国内でドッグフードを製造・販売する場合、そのフードのミネラル類の数値に関して明確な基準は定められていません。そのため、シニア犬用のドッグフードであったとしても、フードごとでミネラル類の数値は大きく異なります。

米国飼料検査官協会が定めているペットフードの総合栄養食の成分基準(AAFCO基準)では、総合栄養食におけるミネラルの含有量について基準が定められています。主なミネラル類とその基準値をまとめましたので参考にしてみてください。

ミネラルAAFCO基準
リン成犬:0.4 %〜1.6 %
カリウム0.6%以上
カルシウム成犬:0.5 %〜1.8 %
ナトリウム成犬:0.08 %以上
マグネシウム成犬:0.06 %以上

総合栄養食は健康な犬も対象にしたフードであるため、シニア犬の場合にはミネラル類がAAFCO基準の上限値よりも低いかどうかでドッグフードを探すのもよいでしょう。

たとえば、ミネラルの1種である「リン」であれば、AAFCO基準で0.4%〜1.6%と定められています。リンが抑えられているかどうかを考える際には、少なくとも含有量が1.6%以下であるかを基準にするのもよいでしょう。

シニア犬用ドッグフードのミネラルをチェックするときのポイント

  • 「低リン」「低カリウム」のように記載されており、ミネラルがひかえめな設計か
  • ミネラルの数値がAAFCO基準の上限よりも低いかどうか
獣医師丸山 陽大(まるやま あきひろ)

獣医師からのひとこと
ミネラルの制限は犬の年齢だけでなく持病があるかどうかなど、さまざまなケースでどれだけ抑えるべきかが変わります。まずは獣医師に相談をして、どれだけ抑えるべきなのか、そのうえでどういったフードを選ぶべきなのかを検討してみてください。

骨や関節のサポートに期待できる成分が入っているドッグフードを選ぶ

人間と同じように、犬も年をかさねるほど骨や関節が弱りやすくなります。そのため、シニア犬用のドッグフードを探す際には、骨や関節の健康をサポートできる成分が入っているかをチェックすることも大切です。

あくまで一例ですが、愛犬の骨や関節の健康をサポートできる成分をまとめましたので、参考にしてみてください。

  • グルコサミン
    牛や鶏などの軟骨に含まれている。軟骨やコラーゲンの合成を促進する作用がある。
  • コンドロイチン
    牛や鶏などの軟骨に含まれている。軟骨の破壊を抑制する作用がある。
  • オメガ3脂肪酸
    サーモンやマグロ、サバといった魚油に含まれる。抗炎症作用から関節の炎症を抑える作用がある。
  • コラーゲン
    鳥の皮や豚肉などに含まれている。関節や骨、軟骨といったなどを形成する作用がある。

なお、これらの成分が含まれているかどうかは、ドッグフードの公式サイトやパッケージなどから確認できます。シニア犬のドッグフードを探す際には、骨や関節に良い成分が含まれているかを公式サイトなどから確認しておくのもおすすめです。

骨や関節のサポートに期待できる成分をチェックするときのポイント

  • パッケージに「骨や関節のサポート」のような表現が記載されているか
  • パッケージなどの原材料欄に「グルコサミン」などの成分が記載されているか
獣医師丸山 陽大(まるやま あきひろ)

獣医師からのひとこと
若齢であっても、関節炎は発症するリスクがあります。
関節をケアするサプリメントもあるため、気になる場合には試してみるのもよいでしょう。

ドライフードを選ぶなら粒が小さめかつ水分量が多めのドッグフードを選ぶ

シニア犬の場合、食べ物を噛んだり飲み込んだりする力が低下していきます。そのため、粒が硬めのドッグフードだと、愛犬の食いつきが悪くなったり、丸呑みによって消化不良を起こしてしまったりする可能性があります。

とくに、ドライフードを探しており、すでに愛犬の食いつきが悪くなったと感じている場合であれば、粒が小さめで水分量が多いドッグフードを選ぶのがよいでしょう。粒が小さく水分量が多いドッグフードであれば、粒が大きいものよりも飲み込みやすく詰まりにくくなるため、食いつきが良くなることに期待できます。

そのため、シニア犬用ドッグフードを探す際には、ドライフードであれば粒が小さめで水分量が多いものを選ぶようにしてみてください。

なお、ドッグフードの粒は8mm〜10mm程度が小粒といわれる傾向があります。また、ドライフードにおいては10.0%程度だと一般的な水分量とされています。そのため、ドライフードのドッグフードを選ぶ際には、少なくとも粒の大きさが10mm以下、水分量が10.0%以上のフードを探してみるのもよいでしょう。

シニア犬用ドッグフードの粒をチェックするときのポイント

  • パッケージの成分表示欄に「水分量:10.0%以下」のように記載されているか
  • 粒の大きさが10mm以下であるか

食いつきのよさがみられるように香りが強いドッグフードを選ぶ

前提として、香りが強いドッグフードであればシニア犬の食いつきが絶対に良くなるとは断言できません。犬にも好みがあるため、香りが強いドッグフードであったとしても、好みに合わなければ食いつきの改善は望めないためです。

とはいえ、シニア期に入ってから愛犬の食いつきが悪くなったと感じる場合には、香りが強いドッグフードに変えることで食いつきの改善につながる可能性もあります。おいしい香りがするドッグフードであれば、愛犬の関心をそそれることも考えられます。

実際に、38人の愛犬家に対して「香りが強いドッグフードに変えたことでシニア犬の食いつきは変わりましたか?」とアンケートを行ったところ、下記のような結果も得られています。

調査方法:セルフ型アンケートツール「QiQUMO」を使ったインターネット調査
集計期間:2025年3月10日〜2025年4月20日
アンケート回答人数:38人

また、香りが強いフードに変えたことで食いつきがよくなったと回答してもらえた方にインタビューを行ったところ、下記のような体験談もいただいています。

食いつきがよくなったと回答してもらえた方の体験談

15歳のダックスフンドを飼っています。食欲が衰えたなと年をとるたびに少しずつ感じていましたが、15歳になってからは嗅覚もだいぶ衰えてしまったのか、ドッグフードを与えてもそのお皿がどこにあるのかもわからないような状態or急に少ししか食べなくなりました。

そこで、試しに香りが強いと評判のドッグフードをあげてみたところ、クンクンしながらそのドッグフードのところに行って食べてくれました。

香りの強さが必ずしも食いつきにかかわるとは断言できませんが、少なくとも実際に香りが強いフードに変えたことでシニア犬の食いつきが変わったという人は存在します。

ドッグフードのなかには、フードの香りにもこだわっているものもあります。とくに鰹節が使用されたドッグフードであれば香りが強く低脂質な傾向があるため、シニア犬用ドッグフードを探す際には検討をしてみてもよいでしょう。

シニア犬用ドッグフードの香りをチェックするときのポイント

  • パッケージに「かつおぶしの香り」のような表現が記載されているか

肥満対策として脂肪やカロリー量が抑えられているドッグフードを選ぶ

シニア犬は運動量が低下しやすくなり、1日のほとんどを寝て過ごすことも少なくありません。そのため、成犬よりも筋肉量が落ちやすくなります。

そして、脂肪やカロリー量が多いドッグフードを与え続けると、シニア犬であっても肥満を招いてしまう可能性があります。

とくに、「愛犬が少し太ってきた気がする」「愛犬の肥満を予防したい」といった場合には、肥満対策として脂肪やカロリー量が抑えられているドッグフードを選んでみてください。

  • 脂質:12%以下のフードを選ぶ
    13%〜15%程度が一般的であるため、脂質が12%以下のドッグフードが好ましい
  • カロリー:100gあたり360kcal未満のフードを選ぶ
    ドッグフードのカロリーの平均値は100gあたり360kcal程度といわれている。そのため、100gあたり360kcal未満のドッグフードが好ましい

※愛犬に疾病がある場合、かかりつけの獣医師と相談しつつ脂質やカロリーを制限するようにしてください。


あくまで目安ですが、脂質が12%以下で100gあたりのカロリーが360kcal未満であれば、一般的には脂質やカロリーが控えめなドッグフードといえます。シニア犬のドッグフードを探す際には、この数値を基準にしてフードを選ぶのもよいでしょう。

他の目的・悩み別にドッグフードを探す

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シニア犬のドッグフードは年齢や体型に合わせて探すことも大切

ここまでで解説したシニア犬用のドッグフードの選び方は、あくまで一般的な基準などを根拠としたものです。最初に述べたように、シニア犬用のドッグフードを与える場合、愛犬の様子に合わせてフードを探すのが重要です。

そのため、シニア犬用のドッグフードを探す際には、愛犬の年齢や体型に合わせて選ぶようにもしてみてください。こちらもあくまで一般的な基準などを根拠にしたものですが、年齢や体型に合わせて調整する栄養素などが変わります。

  • 年齢
    7歳〜11歳:カロリーが調整されているフードを選ぶ
    12歳以上:消化に良い成分が含まれているフードを選ぶ
  • 体型
    太りぎみ:高タンパクかつ低脂質なフードを選ぶ
    痩せぎみ:良質なタンパク質かつ栄養バランスがとれているフードを選ぶ

ここからは、シニア犬の年齢や体型に合わせたドッグフードの選び方について解説していきます。

7歳~11歳:運動量や基礎代謝が落ちて太りやすくなるためカロリーが調整されているフードを選ぶ

一般的に7歳〜11歳は老犬の前半期の「シニア期」とされています。もちろん犬にもよりますが、シニア期の犬は運動量や基礎代謝が落ちやすくなり、今まで通りのドッグフードを与えていると太ってしまう可能性があります。

そのため、「成犬期よりも運動量が落ちたかも」「最近は寝ている時間が増えた」といった場合、脂質やカロリーが調整されたドッグフードを選ぶのがよいでしょう。

目安としては、前述したように「脂質が12%以下で100gあたりのカロリーが360kcal未満」のドッグフードを探してみてください。

12歳以上:消化吸収能力の低下がみられるため消化に良い成分が含まれているフードを選ぶ

一般的に12歳以上は老犬の後半期の「ハイシニア期」とされています。シニア期よりも運動量や基礎代謝が落ちやすく、消化や吸収の機能も低下しやすくなります。

そのため、12歳以上のシニア犬であれば、消化に良いドッグフードを選ぶのがよいでしょう。前述したとおり、良質なタンパク質であれば消化のよさに期待できます。

また、乳酸菌やビール酵母といった成分は消化吸収を促進する作用があるとされています。そのため、ハイシニア犬のドッグフードを探す場合には、良質なタンパク質が使われており、乳酸菌などの消化吸収を促進する成分が含まれているフードを選んでみてください。

消化吸収を促進する作用がある成分の例

・乳酸菌

・ビール酵母

・ラクティス菌

太りぎみの体型:ダイエットのために高タンパクかつ低脂質なフードを選ぶ

シニア犬は成犬期よりも運動量や基礎代謝が落ちやすいため、食欲が以前と変わらなければ太ってしまう可能性があります。そのため、愛犬が太ったように感じる場合、ダイエットのために高タンパクかつ低脂質なドッグフードを選ぶのもよいでしょう。

高タンパク・低脂質なドッグフードを探す際には、主原料として使われている動物性タンパク質をチェックしてみてください。一般的には、「鶏肉」「鹿肉」「ラム肉」「猪肉」といった動物性タンパク質であれば、高タンパク・低脂質とされています。

なお、あくまで一般的な目安ですが、「高タンパクは30%超」「低脂質は12%以下」ともいわれているため、この数値を参考にしてシニア犬のドッグフードを探すのもよいでしょう。

獣医師丸山 陽大(まるやま あきひろ)

獣医師からのひとこと
お腹が膨らむ場合、副腎皮質機能亢進症や子宮蓄膿症の可能性も出てきます。
肥満は関節、心臓の疾患、糖尿病、尿路結石のリスクにもなります。

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痩せぎみの体型:健康維持のために良質なタンパク質かつ栄養バランスがとれているフードを選ぶ

シニア犬によっては、「年をとってから痩せた気がする」というケースもあるかもしれません。シニア犬になってから痩せてしまう原因はさまざま考えられますが、病気の疑いがないのであればドッグフードを変えることで健康の維持を期待できます。

そのため、ここまでで解説したように、良質なタンパク質が使用されており、栄養バランスがとれているシニア犬用のドッグフードを選ぶのも良いでしょう。

なお、シニア犬が痩せる理由として、病気を患っている可能性も否定できません。飼い主の判断では病気かどうかを判断するのは難しいため、痩せた原因がわからないときにはかかりつけの獣医師に相談するようにしてみてください。

獣医師丸山 陽大(まるやま あきひろ)

獣医師からのひとこと
痩せるだけが症状ではありませんが、高齢であれば腫瘍や糖尿病などの疾患の可能性もありますので、食欲はあるのに痩せた場合にはかかりつけの獣医師に相談してみてください。

シニア犬向けのドッグフード52種類をペットフード検査会社にて徹底検証!検証したフード一覧と評価基準を紹介

当サイトでは、ドッグフードを実際に編集部で購入し、運営元である「株式会社 食環境衛生研究所」にてペットフード検査をしてもらっています。そのうえで、当サイトが定めるコンテンツポリシーや評価基準に該当しているフードのみ紹介しています。

そして、今回はドッグフードを52種類購入し、それらを比較したうえでシニア犬(老犬・高齢犬)におすすめのドッグフードを探しました。具体的には、下記の評価項目を定めたうえで52種類のシニア犬用のドッグフードを比較検討し、各フードをスコアリングしました。

当記事では、この結果をもとに点数が高かったドッグフードを「シニア犬にとって本当に良いおすすめのドッグフード」として定義します。

なお、今回検査を行った52種類のドッグフードと評価項目については下記のとおりです。

検査を行ったドッグフードの一覧
検査をしたドッグフードの一覧をみる
  • シニアのためのこのこのごはん
  • ミシュワン シニア犬用ドッグフード
  • アカナ シニアドッグレシピ
  • yum yum yum! シニア&ライト チキン ドライタイプ
  • NOW FRESH グレインフリー スモールブリード シニア&ウェイトマネジメント
  • ニュートロ シュプレモ エイジングケア シニア犬用
  • 和漢みらいのドッグフード シニアサポート(高齢・療養用)
  • ナチュラルハーベスト シニアサポート
  • ブラバンソンヌ シニア犬用 ドッグフード エイジングケア
  • ピッコロ ドッグフード
  • ウェルネスコア 高齢犬用
  • フレッシュミックス ウェイトマネージメント&スモールシニアドッグ
  • プラペ ターキー & クランベリー
  • ソルビダ グレインフリー チキン室内飼育7歳以上用
  • アーテミス アガリクスI/S ヘルシーウェイト
  • ロイヤルカナン ミニ エイジング 12歳以上
  • ロイヤルカナン エイジングケア 犬用
  • ロイヤルカナン マキシ エイジング
  • POCHI ザ・ドッグフード エイジングケア シニア ワイルドサーモン
  • ベッツワンベテリナリー 犬用 高齢ケア チキン 小粒
  • リモナイトラボ 室内犬用
  • みんなのごはん 全犬種 シニア用
  • マイビット 7歳から 高齢犬用
  • スーペリア アダルト 高齢犬 シニア犬
  • フィジカライフ シニア犬用 チキン&大豆入り
  • セレクトバランス シニア チキン 小粒
  • コーナンオリジナル ドッグタイムス チキン&野菜味 シニア用
  • スマック 家族のごはん すき焼味 シニア犬用
  • ペディグリー シニア犬 14歳から用 ビーフ&緑黄色野菜
  • いぬのしあわせ ドッグフード プッチーヌ 11歳からの高齢犬用
  • サイエンスダイエット シニア 高齢犬用
  • アイムス 11歳以上用 毎日の健康ケア チキン
  • ビルジャック シニア ドッグフード 無添加
  • ボッシュ シニアエイジ&ウェイト フードに敏感な全犬種の高齢犬 肥満犬用
  • more soft フィッシュシニア
  • more soft ラムシニア
  • ワイソン シニア 老犬用
  • ドッグヴォイス シニア
  • アボ・ダーム シニア
  • スマック フローラケアDOG シニア犬用
  • 日本ヒルズ シニアプラス 小型犬用
  • アーガイルディッシュ エバーラスティングシニア
  • プロステージ フォーミュラ ドッグ サーモン シニア
  • プロステージ ルシアン ポーク シニア
  • ユーカヌバ スモール スーパーシニア 小型犬用 11歳以上
  • プロマネージ シニア犬用
  • ネイチャーズテイスト ローアレルゲン カンガルーサーモン 成犬シニア
  • 犬猫自然食本舗 マザープラス チキン シニア
  • リガロ ハイプロテインレシピ シニア フィッシュ
  • デビフペット クローバースタイル 素材の旨味 シニア犬用
  • アゼットプロフェッショナルドッグフード ライト・シニア・ダイエット犬用
  • スーパーゴールド フィッシュ&ポテト シニア犬用

当記事で紹介するドッグフードの選定基準やスコアリングについて

当記事では、当社独自で定める評価基準をもとにスコアリングをして、上位の結果がみられたドッグフードを紹介していきます。

 

スコアリングをする際には、「安全性」「嗜好性」「栄養バランス」「協力してもらえた飼い主からのレビュー」「商品特有の加点特性」の5つを基準として、独自にドッグフードを評価しています。

 

※より詳しい評価基準については「当サイトのペットフードの評価基準について」をご確認ください

※スコアリング基準をタップ・クリックすることで詳細を確認できます。

有害物質検査

1 安全性(30点満点)

「株式会社食環境衛生研究所」で検査を行い、ペットフード安全法を絶対的な基準としてドッグフードを評価します。
ペットフードの嗜好性試験

2 嗜好性(10点満点)

「株式会社食環境衛生研究所」で検査を行い、AAFCOが定める基準(AAFCO基準)を基準としてドッグフードを評価しています。
栄養バランスAAFCO基準評価

3 栄養バランス(20点満点)

「株式会社食環境衛生研究所」で検査を行い、AAFCOが定める基準(AAFCO基準)を基準としてドッグフードを評価しています。
商品特有の加点特性

4 商品特有の加点特性(20点満点)

そのドッグフードが持つ特徴のなかで、シニア犬の安心・安全にかかわるものを個別に評価しています。
飼い主レビュー

5 協力してくれた飼い主からのレビュー(20点満点)

協力者である犬の飼い主3人に、編集部で購入したドッグフードを愛犬に一定期間与えてもらい、下記に対するレビューをもらっています。

シニア犬におすすめのドッグフードを厳選!ペットフード検査会社・編集部で比較検討したおすすめのフードを紹介

ここからは、当サイトがおすすめするシニア犬のフードを紹介していきます。

おすすめのドッグフードを紹介するにあたって、上記で解説した定義を基準として設け、実際に52種類のシニア犬用フードを比較検討したうえで、総合的に高い評価であった11商品を紹介していきます。

※口コミに関しては、個人の感想です。実感を保証するものではありません。
※犬にも好みや体調にもよります。保証するものではありません。まずはお試しに1袋購入し、様子も見ることをおすすめします。
※当記事に掲載している口コミは、セルフ型アンケートツール「QiQUMO」を用いて編集部で調査したものです。アンケートを実施し、回答していただいたものの一部を掲載しています。

商品
1
コノコトトモニシニアのためのこのこのごはん
2
yum yum yum!yum yum yum! シニア&ライト チキン ドライタイプ
3
MISHONEミシュワン シニア犬用ドッグフード
4
アーテミスフレッシュミックス ウェイトマネージメント& スモールシニアドッグ
5
ウェルネスウェルネスコア (高たんぱく質・穀物不使用)高齢犬用 骨抜き七面鳥
6
アカナ (ACANA)アカナ シニアドッグレシピ
7
NOW FRESHNOW FRESH グレインフリー スモールブリード シニア&ウェイトマネジメント
8
ユニ・チャームPhysicalife(フィジカライフ)10歳頃~ チキン&大豆入り
9
ニュートロ (Nutro)ニュートロ シュプレモ エイジングケア シニア犬用
10
カナガン (Canagan)ピッコロ ドッグフード
11
自然の森製薬和漢みらいのドッグフード シニアサポート
画像 価格(税込) ポイント 詳細情報
対象年齢 対象犬種 種類 原産国 主原料 人口添加物(※1) グレインフリー・グルテンフリー 粒の大きさ 内容量 100gあたりのカロリー サイズ展開
シニアのためのこのこのごはん 商品画像シニア犬フードで迷ったときにおすすめ!健康維持の栄養や成分が豊富なフードシニア犬用(7歳以上)全犬種総合栄養食日本鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)なしグルテンフリー約6mm~7mm1.0kg約335kcal1.0kg
yum yum yum! シニア&ライト チキン ドライタイプ 商品画像品質とおいしさにこだわった低脂肪・高タンパク質の国産フードシニア犬用全犬種総合栄養食日本鶏肉なしグルテンフリー約6mm~7mm500g約327kcal500g・1.3kg
ミシュワン シニア犬用ドッグフード 商品画像シニア犬にやさしい設計の国産フードシニア犬用全犬種総合栄養食日本鶏肉、馬肉なしグレインフリー約7mm1.0kg約332kcal1.0kg
フレッシュミックス ウェイトマネージメント& スモールシニアドッグ 商品画像厳選されたヒューマングレードの食材が使用されたシニア期の小型犬向け成犬〜シニア犬体重管理が必要な成犬・シニア期の小…総合栄養食アメリカ鶏肉なし×6mm〜8mm程度1kg約355kcal1kg・3kg・6kg
ウェルネスコア (高たんぱく質・穀物不使用)高齢犬用 骨抜き七面鳥 商品画像高タンパクでグレインフリーのシニア犬用ドッグフード7歳以上全犬種総合栄養食アメリカ骨抜き七面鳥なしグレインフリー8mm〜10mm程度800g約335kcal800g・1.8kg・5.4kg
アカナ シニアドッグレシピ 商品画像少食のシニア犬も食いつきに期待できる動物性タンパク質が豊富なフードシニア犬用全犬種総合栄養食カナダ鶏肉、魚なしグレインフリー約10mm〜11mm2.0kg約345kcal2.0kg・11.4kg
NOW FRESH グレインフリー スモールブリード シニア&ウェイトマネジメント 商品画像低脂肪・低カロリー!新鮮で良質な食材が使われたシニア犬フードシニア犬用全犬種総合栄養食カナダターキー、サーモン、ダックなしグルテンフリー約10.0mm800g約340.6kcal350g・800g・2.3kg・9.98kg
Physicalife(フィジカライフ)10歳頃~ チキン&大豆入り 商品画像10歳以上のシニア犬におすすめの健康成分が豊富なドッグフード10歳以上全犬種総合栄養食日本大豆・魚・鶏肉なし×6mm〜9mm程度800g約360kcal800g・2kg
ニュートロ シュプレモ エイジングケア シニア犬用 商品画像サーモンや野菜の香りで食いつき改善に期待できるシニア犬用フードシニア犬用全犬種総合栄養食アメリカ鶏肉なしグルテンフリー約13mm~15mm1.0kg約355kcal1.0kg・3.0kg・6.0kg
ピッコロ ドッグフード 商品画像痩せぎみの体型のシニア犬におすすめな高タンパクフードシニア犬用(7歳以上)全犬種総合栄養食イギリスチキン、サーモンなしグレインフリー約10.0mm1.5kg約355kcal1.5kg
和漢みらいのドッグフード シニアサポート 商品画像89種の和漢植物配合されているシニア犬向けフードシニア犬用全犬種総合栄養食日本鹿肉、馬肉、魚なしグレインフリー棒状で約20mm1.0kg約334kcal1.0kg

※1: 犬の健康にかかわりがない人工添加物が該当します。天然由来、または健康に関わる添加物は該当しません。

※2: 一部商品はキャンペーンが適用された価格で、通常価格とは異なります。


「シニアのためのこのこのごはん」は、7歳以上のシニア犬を対象にした国産のドッグフードです。人間の食品と同レベルの国内工場で製造されている「ヒューマングレード」のドッグフードで、シニア犬にやさしい栄養素や成分が豊富に含まれています。


主原料として鶏肉が使われており、ささみ・胸肉・レバーと使用されている部位まで明確に公開されています。ほかにもカロリーや脂質、ミネラル類が控えめであるなど、シニア犬用のドッグフードであれば抑えておきたい特徴が多くあり、愛犬の健康維持をサポートしてくれるでしょう。


ペットフード検査会社による検査結果からは、犬の健康に被害を与えるリスクは低く、たんぱく質や脂質もAAFCO基準を満たしていることがわかりました。スコアリングに直接関わりませんが、「食材からこだわっていてシニア犬にも安心してあげられる」といった好評なレビューも多々寄せられています。


また、消化吸収の作用がある乳酸菌も配合されている点や、小麦が使用されていない「グルテンフリー」、香料や着色料といった人工添加物が一切使用されていない点も特徴です。


なお、粒の大きさは約6mm~7mmで割れやすい小粒のため、噛む力が衰えてきたシニア犬も食べられる設計となっています。


シニア犬に適したドッグフードとしておすすめできるため、「シニア犬にはどんなドッグフードがいいのだろう」と悩んだときにはシニアのためのこのこのごはんも検討してみてください。

良い口コミ

チワワ×ヨークシャー・テリア 7歳
いつもは市販のドッグフードをあげていますが、うちの子はカリカリだとあまり食べてくれず、普段あげているフードも気が向いたら食べる感じです。なので、今回もあまり食べてくれないだろうなと思っていましたが、シニアのためのこのこのごはんだと思ったよりも食いつきがよかったです。
健康に気遣った栄養バランスだと思うので、安心してあげられます。

改善点の口コミ

シーズー 9歳
いいドッグフードだと思いますが、うちの子は全然食べませんでした。

対象年齢 シニア犬用(7歳以上)
対象犬種 全犬種
種類 総合栄養食
原産国 日本
主原料 鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)
人口添加物 なし
グレインフリー・グルテンフリー グルテンフリー
粒の大きさ 約6mm~7mm
内容量 1.0kg
100gあたりのカロリー 約335kcal
サイズ展開 1.0kg

「yum yum yum! シニア&ライト チキン ドライタイプ」は、品質とおいしさにこだわったシニア犬用の国産ドッグフードです。主原料には国産の若鶏ささみが使用されており、高タンパク質かつ低脂肪に仕上がっています。


ほかにも、九州産の野菜も原材料として使われており、シニア犬もおいしく食べられる国産のドッグフードをあげたい場合におすすめです。


ペットフード検査会社による検査結果からは、犬の健康に被害を与えるリスクは低く、たんぱく質や脂質もAAFCO基準を満たしていることがわかりました。スコアリングに直接関わりませんが、「原材料が国産で安心」といったレビューも寄せられています。


なお、粒は大きさが約6mm〜7mmでやわらかく、小型犬も食べやすい設計です。かつおぶしの香りも強く、愛犬の食いつき改善にも期待できるドッグフードといえます。

良い口コミ

シーズー 7歳
国産の低脂肪ドッグフードを探していたところ、こちらを購入しました。かつおぶしの香りがして、うちの子も食いつき良く食べてくれます。

改善点の口コミ

柴犬 11歳
鶏肉のドッグフードはいつも食べてくれるのですが、このフードは食いつきがよくなかったです。少しだけ食べたら残してしまい、完食できずに捨てることになって残念でした。

対象年齢 シニア犬用
対象犬種 全犬種
種類 総合栄養食
原産国 日本
主原料 鶏肉
人口添加物 なし
グレインフリー・グルテンフリー グルテンフリー
粒の大きさ 約6mm~7mm
内容量 500g
100gあたりのカロリー 約327kcal
サイズ展開 500g・1.3kg

「ミシュワン シニア犬用ドッグフード」は、「ずっと寄り添うフードで20歳を目指す」と謳われているシニア犬用のドッグフードです。主原料の100%が国産で、着色料や香料といった人工添加物が一切使われていません。


低脂質・低ミネラル・低カロリーであるのも特徴で、シニア犬の健康維持をサポートする成分も豊富に含まれています。


ペットフード検査会社による検査結果からは、犬の健康に被害を与えるリスクは低く、たんぱく質や脂質もAAFCO基準を満たしていることがわかりました。スコアリングに直接関わりませんが、「シニア犬にやさしい設計がうれしい」といったレビューも寄せられています。


なお、粒は大きさが約7mmで割れやすく、楕円形の小粒です。ふやかしやすい形状であり、シニア犬にやさしい設計といえます。


シニア犬の健康維持を優先したいときには、ミシュワン シニア犬用ドッグフードを検討してみてください。

良い口コミ

ヨークシャーテリア 12歳
新しいフードには警戒して食べないこともしばしばですが、このフードは食べてくれています。良い香りがするからですかね。

改善点の口コミ

柴犬 9歳
好き嫌いがほとんどないのですが、うちの子は食べてくれませんでした。

対象年齢 シニア犬用
対象犬種 全犬種
種類 総合栄養食
原産国 日本
主原料 鶏肉、馬肉
人口添加物 なし
グレインフリー・グルテンフリー グレインフリー
粒の大きさ 約7mm
内容量 1.0kg
100gあたりのカロリー 約332kcal
サイズ展開 1.0kg

「フレッシュミックス ウェイトマネージメント& スモールシニアドッグ 」は、体重管理が必要な成犬やシニア期の小型犬向けのドッグフードです。厳選されたヒューマングレードの食材が使用されており、シニア犬や体重管理が必要な成犬にあった栄養バランスで設計されています。


また、オメガ3脂肪酸やグルコサミン、コンドロイチンといった、健康をサポートする成分が配合されている点もシニア犬にやさしい特徴です。


ペットフード検査会社による検査結果からは、犬の健康に被害を与えるリスクは低く、たんぱく質や脂質もAAFCO基準を満たしていることがわかりました。スコアリングに直接関わりませんが、「食材の品質が高くて安心」といったレビューも寄せられています。

食材からこだわった安心・安全なシニア犬向けのドッグフードを探している場合には検討してみてください。

良い口コミ

パグ 9歳
シニア犬用のドッグフードを探していたところ、こちらのフードを知りました。少し匂いがきついような気がしますが、うちの子はよく食べてくれます。

改善点の口コミ

パピヨン 7歳
あまり食べてくれませんでした。魚の匂いが強いのが原因でしょうか。

対象年齢 成犬〜シニア犬
対象犬種 体重管理が必要な成犬・シニア期の小型犬
種類 総合栄養食
原産国 アメリカ
主原料 鶏肉
人口添加物 なし
グレインフリー・グルテンフリー ×
粒の大きさ 6mm〜8mm程度
内容量 1kg
100g当たりのカロリー 約355kcal
サイズ展開 1kg・3kg・6kg

「ウェルネスコア (高たんぱく質・穀物不使用)高齢犬用 骨抜き七面鳥」は、主原料として骨抜き七面鳥を使用した7歳以上のシニア犬向けのドッグフードです。33.0%以上の高タンパクかつ、脂質を抑えた設計であるため、運動量が減ったシニア犬にも適しています。


また、グレインフリーであるのも特徴で、小麦や米といった穀物がアレルゲンであるシニア犬にもやさしい設計です。


なお、ペットフード検査会社による検査結果からは、犬の健康に被害を与えるリスクは低く、たんぱく質や脂質もAAFCO基準を満たしていることがわかりました。スコアリングには直接関わりませんが、「栄養が豊富でコスパもいい」といったレビューも寄せられています。

良い口コミ

柴犬 10歳
シニア期に入ってからあまりご飯を食べてくれなくなったのですが、こちらは食いつきよく食べてくれます。シニア犬の健康にやさしい成分も入っているので安心してあげられるのもうれしいです。

改善点の口コミ

チワワ 8歳
評判もよかったですし、うちの子もよく食べてくれるのですが、値段が少しお高めなのが気になりますね。良いドッグフードなので仕方ないのですが、もう少し安いとうれしいです。

対象年齢 7歳以上
対象犬種 全犬種
種類 総合栄養食
原産国 アメリカ
主原料 骨抜き七面鳥
人口添加物 なし
グレインフリー・グルテンフリー グレインフリー
粒の大きさ 8mm〜10mm程度
内容量 800g
100g当たりのカロリー 約335kcal
サイズ展開 800g・1.8kg・5.4kg

「アカナ シニアドッグレシピ」は、人工添加物フリーのカナダ産ドッグフードです。新鮮な鶏肉や魚が主原料で、全体の65%が動物性タンパク質の食いつきに期待できるのが特徴です。


タンパク質と脂質は他のフードよりも高めですが、カロリーは低めなので、少食のシニア犬にも向いています。


ペットフード検査会社による検査結果からは、犬の健康に被害を与えるリスクは低く、たんぱく質や脂質もAAFCO基準を満たしていることがわかりました。スコアリングに直接関わりませんが、「食いつきがよかった」といったレビューも寄せられています。


なお、粒は大きさが約10mm〜11mmで少し硬めです。シニア犬には少し食べづらさがあるかもしれないので、愛犬に与える際にはふやかしたり砕いたりしてあげる必要があるかもしれません。

良い口コミ

プードル 9歳
ほかのアカナシリーズもあげたことがあり、どれも食いつきがよかったです。こちらのフードも良く食べてくれました。

改善点の口コミ

パグ 12歳
なぜかこのフードだけは食べてくれません。好みの問題ですかね。

対象年齢 シニア犬用
対象犬種 全犬種
種類 総合栄養食
原産国 カナダ
主原料 鶏肉、魚
人口添加物 なし
グレインフリー・グルテンフリー グレインフリー
粒の大きさ 約10mm〜11mm
内容量 2.0kg
100gあたりのカロリー 約345kcal
サイズ展開 2.0kg・11.4kg

「NOW FRESH シニア&ウェイトマネジメント」は、主原料の肉や魚がすべて新鮮なもので作られているシニア犬向けのドッグフードです。シニア犬にとっては良質なタンパク質を摂ることが大切であるため、この点はNOW FRESH シニア&ウェイトマネジメントの魅力でしょう。


また、グレインフリーであるため、穀物アレルギーがあるシニア犬にもやさしい設計です。


ペットフード検査会社による検査結果からは、犬の健康に被害を与えるリスクは低く、たんぱく質や脂質もAAFCO基準を満たしていることがわかりました。スコアリングに直接関わりませんが、「食材が新鮮で安心」といったレビューも寄せられています。


なお、粒は大きさが約10mmで少し硬めです。噛む力が弱いシニア犬の場合には、ふやかしてからあげるのがおすすめです。

良い口コミ

パピヨン 8歳
原材料にもこだわられていて、安心してあげられるドッグフードです。うちの子も残すことなく食べてくれるので出会えて良かったと思います。

改善点の口コミ

チワワ 9歳
食べてはくれたのですが、下痢がひどくなってしまいました。評判がいいドッグフードなだけに残念でした。

対象年齢 シニア犬用
対象犬種 全犬種
種類 総合栄養食
原産国 カナダ
主原料 ターキー、サーモン、ダック
人口添加物 なし
グレインフリー・グルテンフリー グルテンフリー
粒の大きさ 約10.0mm
内容量 800g
100gあたりのカロリー 約340.6kcal
サイズ展開 350g・800g・2.3kg・9.98kg

「Physicalife(フィジカライフ)10歳頃~ チキン&大豆入り」は、10歳以上のシニア犬専用のドッグフードです。シニア犬もいきいきと動ける身体作りを目指したドッグフードであり、骨や筋肉を維持するための成分が含まれています。


また、ビタミンEなど、シニア犬の健康をサポートできる成分が配合されているのも特徴です。


ペットフード検査会社による検査結果からは、犬の健康に被害を与えるリスクは低く、たんぱく質や脂質もAAFCO基準を満たしていることがわかりました。スコアリングに直接関わりませんが、「10歳以上のシニア犬向けならコスパがいい」といったレビューも寄せられています。


10歳以上のシニア犬のためのドッグフードを探している場合には検討してみてください。

良い口コミ

豆柴 11歳
粒が小さいからか、食べづらさもなさそうで食べてくれます。それに、香りもよいのでまたリピートしようと思います。

改善点の口コミ

ゴールデンレトリバー 12歳
うちの子はあまり食べてくれませんでした。もともと食が細くなってきたので、なんとか食べてくれるフードを探していたので残念です。

対象年齢 10歳以上
対象犬種 全犬種
種類 総合栄養食
原産国 日本
主原料 大豆・魚・鶏肉
人口添加物 なし
グレインフリー・グルテンフリー ×
粒の大きさ 6mm〜9mm程度
内容量 800g
100g当たりのカロリー 約360kcal
サイズ展開 800g・2kg

「シュプレモ エイジングケア シニア犬用」は、シニア犬にうれしい栄養バランスでブレンドされたドッグフードです。体型の維持や関節・消化吸収のサポートにも期待できる栄養が豊富に含まれています。


ペットフード検査会社による検査結果からは、犬の健康に被害を与えるリスクは低く、たんぱく質や脂質もAAFCO基準を満たしていることがわかりました。スコアリングに直接関わりませんが、「野菜や果物などの素材にこだわっていて安心」「食いつきがよかった」といったレビューも寄せられています。


なお、粒は大きさが約13mm~15mmで少し硬めです。噛む力が弱いシニア犬の場合には、ふやかすか砕くかしてから与えるようにしてみてください。

良い口コミ

コリー 9歳
長年こちらのフードをあげています。かわらず食べてくれますし、健康なので今後も続けてあげたいと思います。

改善点の口コミ

シーズー 10歳
試しに買ってみましたがほとんど食べてくれなかったです。好き嫌いはほとんどなかったので不思議でした。

対象年齢 シニア犬用
対象犬種 全犬種
種類 総合栄養食
原産国 アメリカ
主原料 鶏肉
人口添加物 なし
グレインフリー・グルテンフリー グルテンフリー
粒の大きさ 約13mm~15mm
内容量 1.0kg
100gあたりのカロリー 約355kcal
サイズ展開 1.0kg・3.0kg・6.0kg

「ピッコロ ドッグフード」は、全体の70%が主原料のチキン・サーモンの高タンパクなシニア犬用のドッグフードです。グルコサミンやコンドロイチンなど、シニア犬でよくある悩みの解消を期待できる成分が配合されているのも特徴です。


ペットフード検査会社による検査結果からは、犬の健康に被害を与えるリスクは低く、たんぱく質や脂質もAAFCO基準を満たしていることがわかりました。スコアリングに直接関わりませんが、「脂質の数値から痩せ気味のわんちゃんにおすすめ」といったレビューも寄せられています。


ピッコロドッグフードの脂質は15.0%と、ここまでで紹介したフードよりも高めの数値です。そのため、痩せ気味のシニア犬の場合、ピッコロドッグフードも検討してみてください。

良い口コミ

パグ 8歳
一般的にはシニア犬になるので、健康にも気遣いたいと思っていたところ、インターネットの広告でみかけて買ってみました。シニア犬用のドッグフードだと、なんとなく食いつきは悪いのかと思っていましたが、うちの子はよく食べてくれています。

改善点の口コミ

パピヨン 13歳
普段あげているドッグフードよりも全然高いのに、ほとんど食べてくれませんでした。

対象年齢 シニア犬用(7歳以上)
対象犬種 全犬種
種類 総合栄養食
原産国 イギリス
主原料 チキン、サーモン
人口添加物 なし
グレインフリー・グルテンフリー グレインフリー
粒の大きさ 約10.0mm
内容量 1.5kg
100gあたりのカロリー 約355kcal
サイズ展開 1.5kg

「和漢みらいのドッグフード シニアサポート」は、シニア犬の健康維持のための成分が豊富に含まれている国産ドッグフードです。89種の和漢植物とファイトケミカルが配合されているのが特徴です。


また、オメガ3脂肪酸や朝鮮人参、冬虫夏草といった健康成分も配合されており、シニア犬の健康維持にやさしい設計です。


ペットフード検査会社による検査結果からは、犬の健康に被害を与えるリスクは低く、たんぱく質や脂質もAAFCO基準を満たしていることがわかりました。スコアリングに直接関わりませんが、「健康サポートの成分が豊富で安心」といったレビューも寄せられています。


なお、粒は約20mmの棒状で割れやすいため、シニア犬にもやさしい設計といえます。

良い口コミ

柴犬 10歳
10歳になったので健康にいいドッグフードを探していたところ、こちらを知りました。食いつきもよく、健康に良い成分が配合されているので安心してあげています。

改善点の口コミ

シーズー 11歳
多分いいドッグフードだと思うのですが、健康サポートの成分が多くて、どんな効果があるのかが実は良くわかっていません……。

対象年齢 シニア犬用
対象犬種 全犬種
種類 総合栄養食
原産国 日本
主原料 鹿肉、馬肉、魚
人口添加物 なし
グレインフリー・グルテンフリー グレインフリー
粒の大きさ 棒状で約20mm
内容量 1.0kg
100gあたりのカロリー 約334kcal
サイズ展開 1.0kg

シニア犬向けのおすすめウェットフード5選!シニア犬がドライフードを食べない時は検討してみよう

シニア犬用のドッグフードに切り替えたとしても、愛犬の好みや粒の大きさ・硬さなどによってはフードを食べてくれないことも考えられます。そのような場合、シニア犬向けのウェットフードに切り替えることも検討してみてください。

一般的に、ウェットタイプのドッグフードのほうがドライタイプよりも栄養価が高く、食いつきのよさにも期待できます。ここからは、当サイトの運営元である「株式会社 食環境衛生研究所」にてペットフード検査を行なったうえで、総合的な評価が高かったフードをシニア向けのおすすめウェットフードとして紹介していきます。

価格ポイント
ココグルメ チキン&ベジタブル(レトルト)100g×2パック:1,890円(税込)新鮮食材が使用された国産の手作りウェットフード
→購入はこちらから
ペトコトフーズ チキン(常温)100g×1パック:880円(税込)良質な国産鶏肉と10 種類以上の自然食材でつくられた手作りフード
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ヒルズ サイエンス・ダイエット ビーフ なめらかムース200g×12缶:4,716円(税込)7歳以上の小型犬におすすめの療法食
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ブッチ ブラック・レーベル800g×3本:5,480円(税込)高タンパク・低脂肪・低カロリーなウェットフード
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シュプレモ カロリーケア シニア犬用100g×24缶:4,981円(税込)シニア犬の健康維持を考慮した栄養バランス
→購入はこちらから

1. ココグルメ チキン&ベジタブル|新鮮食材が使用された国産の手作りウェットフード

ココグルメ チキン&ベジタブル
対象年齢全年齢
対象犬種全犬種
原産国日本
主原料国産鶏肉
原材料国産鶏肉(むね、レバー、ささみ、ハツ、かわ)、国産さつまいも、国産かぼちゃ、国産にんじん、国産小松菜、ごま(国内製造)、殺菌乳酸菌(国内製造)、粉末昆布(国内製造)/ミネラル類(Ca、P、Cl、Na、Zn、Cu、Fe、Mn)、ビタミン類(C、ナイアシン、E、パントテン酸、B2、B1、B6、A、葉酸、D、B12)
人口添加物なし
100gあたりのカロリー約116kcal

「ココグルメ チキン&ベジタブル」は、新鮮食材が使用された国産の手作りウェットフードです。鶏肉や小松菜・にんじん・さつまいもといった新鮮な野菜が使われており、シニア犬も食いつきに期待できます。

また、原材料はすべてヒューマングレードの手作りフードであるのも特徴です。シニア犬の健康維持に必要な栄養素も豊富に含まれているため、シニア犬向けのウェットフードを検討している場合には、ココグルメ チキン&ベジタブルも検討してみてください。

2. ペトコトフーズ チキン|良質な国産鶏肉と10 種類以上の自然食材でつくられた手作りフード

ペトコトフーズ チキン
対象年齢全年齢
対象犬種全犬種
原産国日本
主原料国産鶏肉
原材料国産鶏肉(39%)、国産さつまいも(21%)、国産にんじん(17%)、国産卵(8%)、国産小松菜(5.7%)、すりごま(1%)、寒天(1%)、亜麻仁オイル(0.9%)、フィッシュオイル(0.9%)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、鉄 、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、B1、B2、B12、D、E、コリン)、ガラクトオリゴ糖液糖、ブロッコリースプラウト粉末、でんぷん分解物、乳酸菌(殺菌)、ビフィズス菌(殺菌)
人口添加物なし
100gあたりのカロリー約130kcal

「ペトコトフーズ チキン」は、良質な国産鶏肉と10 種類以上の自然食材でつくられた手作りの国産フードです。

ペトコトフーズ チキンには、シニア犬の健康サポートに期待できる成分が配合されているのもポイントです。具体的には、皮膚の健康を維持する作用がある「オメガ3脂肪酸」、腸内環境をサポートできる「オリゴ糖」「ビフィズス菌」などが挙げられます。

愛犬の食いつきだけでなく健康にも気遣いたい場合には、ペトコトフーズ チキンも検討してみてください。

3. ヒルズ サイエンス・ダイエット ビーフ なめらかムース|7歳以上の小型犬におすすめの療法食

ヒルズ サイエンス・ダイエット ビーフ なめらかムース
対象年齢7歳以上の高齢犬
対象犬種小型犬
原産国イタリア
主原料ビーフ、チキン
原材料チキン(グルコサミン、コンドロイチン硫酸源)、ビーフ、大麦、トウモロコシ、セルロース、チキンエキス、米、魚油、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)、ビタミン類(B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)
人口添加物なし
100gあたりのカロリー約76.2kcal

「ヒルズ サイエンス・ダイエット ビーフ なめらかムース」は、7歳以上の高齢犬のための療法食です。トイプードルやチワワ、ダックスフンド、 パピヨンといった小型犬を対象にしています。

ヒルズ サイエンス・ダイエット ビーフ なめらかムースは、シニア犬の免疫力や心臓・腎臓の健康サポートにも期待できます。シニア犬になると、免疫力の低下や病気にかかるリスクなどが心配になりますが、これらのサポートに期待できるのが特徴です。

4. ブッチ ブラック・レーベル|高タンパク・低脂肪・低カロリーなウェットフード

ブッチ ブラック・レーベル
対象年齢全年齢
対象犬種全犬種
原産国ニュージーランド
主原料ビーフ、ラム、チキン
原材料ビーフ、ラム、チキン、フィッシュ(サバand/orマグロ)、野菜類(ニンジン、エンドウ豆、コーン)、大豆、ココナッツ、穀物(米、コーンを含む)植物性繊維、凝固剤(カラギーナン等)、ケルプ、天然香料、ビタミン・ミネラル類(ビタミンD、E、Ca、塩化コリン、タウリン、亜鉛、鉄、チアミン、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、葉酸)
人口添加物なし
100gあたりのカロリー約116kcal

「ブッチ ブラック・レーベル」は、新鮮なニュージーランド産のビーフ・ラム・チキンが主原料の無添加ドッグフードです。素材本来の栄養価や水分が活かされるように低温調理がされており、シニア犬の食いつきにも期待できます。

また、ブッチ ブラック・レーベルの特徴として、高タンパク・低脂肪・低カロリーであることも挙げられます。シニア犬のドッグフードの選び方として、高タンパク、低脂質のものを選ぶことが大切ですが、この点をカバーできるのもブッチ ブラック・レーベルのポイントです。

5. シュプレモ カロリーケア シニア犬用|シニア犬の健康維持を考慮した栄養バランス

シュプレモ カロリーケア シニア犬用
対象年齢シニア犬
対象犬種全犬種
原産国アメリカ
主原料チキン、サーモン、ターキー、ポーク、ラム
原材料チキン、鶏レバー、サーモン、ターキー、ポークレバー、玄米、ラム、ニンジン、インゲン、フィッシュオイル、ホウレン草、ディル、ケール、ビタミン類、ミネラル類、増粘多糖類
人口添加物なし
100gあたりのカロリー約110kcal

「シュプレモ カロリーケア シニア犬用」は、シニア犬のためのウェットフードです。シニア犬の健康維持を考慮した栄養バランスであり、シニア犬の健康に気遣いたい場合におすすめのウェットフードです。

シニア犬の場合、カロリー制限が大切になるケースも少なくありません。シュプレモ カロリーケア シニア犬用であれば、100gあたり約110kcalとカロリーが制限されているため、カロリーが抑えられたウェットフードを探している場合にもおすすめです。

シニア犬用のドッグフードは何歳から切り替える?愛犬の年齢に合わせてフードを切り替えよう

犬の平均寿命は14歳程度といわれており、一般社団法人である「東京都獣医師会霊園協会」のデータでは、全犬種の平均寿命は13.4歳と公表されています。そして、寿命の半分程度を過ぎるとシニア期に入るともいわれており、前述したように7歳程度がシニア犬になると考えてよいでしょう。

とはいえ、小型犬・中型犬・大型犬によって寿命は異なるともいわれています。寿命の半分程度を過ぎればシニア期に入るとすれば、下記を目安にシニア犬用のドッグフードへの切り替えを検討してみてもよいでしょう。

  • 小型犬
    シニア期:8歳程度〜
    ハイシニア期:12歳程度〜
  • 中型犬
    シニア期:7歳程度〜
    ハイシニア期:10歳程度〜
  • 大型犬
    シニア期:5歳程度〜
    ハイシニア期:8歳程度〜

ただし、加齢による体の変化は年齢だけで起きるわけではありません。個体差があるため、8歳を超えた小型犬であっても、シニア犬にみられるような体の変化は起きないケースもあります。

上記はあくまで切り替えの目安として考えておき、運動量の減少や1日に寝ている時間など、普段の生活の様子を見ながらシニア犬用のドッグフードに切り替えるようにしてください。

シニア犬にドッグフードを与えるときのポイント

シニア犬用のドッグフードに切り替えたくても、「なかなか食べてくれない」のようなケースも考えられます。そのため、シニア犬にドッグフードを与えるときには、下記のポイントを試してみてください。

  • 愛犬の様子をみながら1日の食事の回数を増やす
  • 噛む力の衰えがみえる場合はドッグフードをふやかしておく

ここからは、シニア犬にドッグフードを与えるときのポイントについて、それぞれ解説していきます。

愛犬の様子をみながら1日の食事の回数を増やす

前述したように、犬も年をかさねると消化機能が低下しやすくなります。そのため、シニア期に入るといままでは問題なく食べていた量を食べきれなくなるケースもあります。

その場合は無理に量を与えるのではなく、1回の食事を食べ切れる量まで減らしてみてください。そのうえで、量を減らした分は1日の食事の回数を増やして、栄養が不足しないようにドッグフードを与えてみましょう。

たとえば、いままでは1日に2回ドッグフードを与えていた場合、まずは2回から3回に食事の回数を増やして対処してみてください。回数を増やしてもご飯を残してしまうようであれば、愛犬の様子を見ながら3回から4回と回数を増やすことも検討しましょう。

噛む力の衰えがみえる場合はドッグフードをふやかしておく

年をかさねるほど、犬は噛む力が衰えやすくなります。そのため、シニア期に入ると、いままで食べていたドッグフードを食べづらく感じてしまい、愛犬の食いつきが悪くなるケースもあります。

そのため、シニア期に入った愛犬の食いつきが悪く感じた場合、食べやすくなるようにドッグフードをふやかしてからあげるようにしてみてください。

なお、ドッグフードをふやかす場合、30度〜40度程度のぬるま湯で行うのがおすすめです。熱湯でふやかしてしまうと栄養素が壊れやすくなるうえに、熱く感じてしまい愛犬が食べてくれないことがあります。

シニア期に入った愛犬にドッグフードをあげる際には、下記のようにフードをふやかしてみてください。

  1. ドッグフードを器に盛り、ひたひたになるまで30~40℃のぬるま湯を注ぐ
  2. ドッグフードがふやけるまで10分程度待つ
  3. 食べてくれそうなやわらかさになったら愛犬に与えて様子を見る

シニア犬向けドッグフードをどれくらい与えればいいかがわからないときは給餌量シミュレーターを活用する

シニア犬向けドッグフードに切り替える場合、いままでのフードとカロリーなどが異なるため、1日に愛犬にあたえるご飯の量は変わります。その際、「愛犬にシニア犬向けドッグフードは1日にどれくらいの量をあげたら良いのだろう」のように考える人もいるかもしれません。

シニア犬向けドッグフードの給餌量を詳しく知りたい場合、当サイトの給餌量シミュレーターを活用してみてください。

「体重」「年齢と体型」「切り替えたドッグフードの100gあたりのカロリー」を入力することで、1日あたりの給餌量や愛犬に必要なカロリーの目安を算出できます。

※あくまでシミュレーションであるため、実際にフードをあげる際には愛犬の体調などを考慮しつつ給餌量を決めるようにしてみてください。

kg
kcal
   g

2回に分けて与える場合…    g

3回に分けて与える場合…    g

   kcal
※小数点以下は切り捨て

シニア犬がドッグフードを食べない時はかかりつけの獣医師に相談する

「シニア期に入った途端、愛犬がドッグフードを全然食べてくれなくなった」という場合、まずはかかりつけの獣医師に相談することを検討してください。

シニア犬がドッグフードを食べなくなった場合、消化機能の低下や噛む力の衰えが原因であることも十分に考えられます。また、ほかにも下記のような原因が挙げられます。

  • 筋肉が衰えてしまい、ドッグフードを食べる姿勢が辛くなった
  • 嗅覚が衰えてしまい、食への興味が薄くなった
  • 運動量が減り、あまりお腹が空いていない
  • 体の変化によるストレスで食べなくなった

しかし、病気が原因でドッグフードを食べてくれない可能性も否定はできません。腎臓や口腔内などの病気によって食欲が湧かずにドッグフードを食べられないこともあり得ます。

大袈裟な話だと感じるかもしれませんが、もしものことを考えて、シニア期に入った愛犬がドッグフードを食べないときには動物病院で診てもらうことを最優先で考えましょう。

まとめ

シニア期に入った愛犬のドッグフードを選ぶ場合、さまざまなポイントを考慮しておくのが大切です。

「シニア向けなのか」「良質なタンパク質が使われているか」「ミネラルは控えめか」のように多くのシニア犬に通じるポイントを踏まえつつ、「食いつきが悪くなってきたから香りが強いフードを選びたい」のように、老化によって現れた変化をもとにシニア犬向けのドッグフードを選ぶことも大切です。

また、犬によって個体差があるため、いつシニア向けのドッグフードに切り替えるかのタイミングも重要です。あくまで一般的には、「小型犬なら8歳」「中型犬なら7歳」「大型犬なら5歳」がシニア期に入る年齢とされているため、愛犬がこの年齢になった際には生活に変化がないかを注意深く観察するようにしましょう。

なお、当記事で紹介したドッグフードはいずれもシニア向けに製造されており、当サイトが定める基準で比較検討したなかで良い評価が得られたドッグフードです。シニア向けのドッグフードを探している場合にはぜひ参考にしてみてください。

口コミを投稿する

当サイトでは、本当に良いペットフードを紹介することを目的として情報発信をしています。この目的を果たすためにも、運営元であるペットフード検査会社でフードの成分や食いつきなどを検査したり、協力者からレビューをいただいたりしたうえで、総合的によい結果がみられたドッグフードを記事で紹介しています。

また、ドッグフードを購入して愛犬に与えたことがある人からの口コミはペットフードの検査結果よりも有益な情報であると考えているため、編集部では提供いただいた口コミも重視して本当に良いドッグフードを日々探しています。

しかし、インターネットなどでみられるステマのような口コミは、編集部でドッグフードの情報収集をする際の阻害になっているのが実状です。

そこで、実際に購入して愛犬に与えたことのあるドッグフードについて、口コミを投稿していただけないでしょうか。「長年愛犬に与えているもの」「過去に試してみたけど全然食べてくれなかったもの」「数回しかあげていなくても愛犬が喜んで食べてくれたもの」など、実際に与えたことがあるフードであれば、どのような口コミでも歓迎します。

「愛犬やその飼い主の方々の暮らしを少しでも豊かにするためにも、利益にとらわれず本当に良いドッグフードをおすすめしたい」
この想いでこれからもドッグフードを紹介していきますので、是非投稿をしていただけると幸いです。

※本記事は、2025年4月30日に更新しています。 ※記事内の情報は、2025年4月30日現在の情報のため、料金の変更がある場合がありますので詳しくは販売元・公式サイトでご確認ください。 ※記事内の表示価格は全て税込価格

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    執筆者

    ソラーレどうぶつ診療所(株式会社 食環境衛生研究所運営)の院長・獣医師
    経歴:2015年3月 北里大学獣医学部獣医学科卒業
       2015年4月 株式会社食環境衛生研究所入社
    所属学会:日本獣医画像診断学会
         日本獣医輸血研究会

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