有害物質・添加物検査


食品流通後の健康被害リスクを見える化、安全な食品の証明に!


食品の有害物質汚染は、意図的・無自覚を問わず、一定の割合で生じます。
悪意のある有害物質の混入といった場面だけでなく、「カビ毒」「貝毒」のように自然の生物濃縮により毒素が蓄積されてしまうようなケースもあります。そういった食品から消費者や自分たちを守るには、品質管理としてのリスクの見える化対策が必要です。

食品の有害物質検査は、食品流通後の健康被害リスクを見える化し、安全な食品であることを証明するためにも必要な検査です。
 
数量、頻度により別途お見積もりします。

料金表(検査項目一覧)

食品有害物質検査

検査項目分析方法検査期間必要量料金(税込)詳細PDF
タイロシンLC/MS/MS 法 5-10 営業日 19,800円詳細
PFOA 上水及び環境水New水質管理目標設定項目の検査方法(LC/MS/MS法) 10 営業日1000mL 38,500円詳細
PFOS 上水及び環境水New水質管理目標設定項目の検査方法(LC/MS/MS法) 10 営業日1000 mL 38,500円詳細
PFOS及びPFOA 上水及び環境水New水質管理目標設定項目の検査方法(LC/MS/MS法) 10 営業日 44,000円詳細

健康有害懸念物質

検査項目分析方法検査期間必要量料金(税込)詳細PDF
メラミンLC/MS/MS 法 5-10 営業日200g以上 26,950円詳細
シアヌル酸LC/MS/MS法 5-10 営業日 16,500円詳細
アクリルアミドLC/MS/MS 法 5-10 営業日50g 20,900円詳細

自然毒

検査項目分析方法検査期間必要量料金(税込)詳細PDF
ヒスタミンLC/MS/MS 法 5-10 営業日100g 19,800円詳細
下痢性貝毒(オカダ酸群)LC/MS/MS 法 10 営業日100g以上 33,000円詳細
下痢性貝毒マウス試験 14 営業日200g以上(むき身相当量) 55,000円詳細
麻痺性貝毒マウス試験 14 営業日200g以上(むき身相当量) 55,000円詳細
カビ毒4項目一斉検査LC/MS/MS 法 5-10 営業日100g 49,500円詳細

重金属類

検査項目分析方法検査期間必要量料金(税込)詳細PDF
ICP質量分析法 10 営業日100g以上 5,500円詳細
ヒ素ICP質量分析法 10 営業日100g以上/1L以上 5,500円詳細
カドミウムICP質量分析法 10 営業日100g以上/1L以上 5,500円詳細
総水銀還元気化原子吸光光度法 11-15 営業日100g以上 5,500円詳細

その他の有害物質

検査項目分析方法検査期間必要量料金(税込)詳細PDF
トランス脂肪酸AOAC 996.06(水素炎イオン化検出-ガスクロマトグラフ法)(定量限界:0.1%) 10 営業日50g 27,500円詳細
亜硝酸根(亜硝酸Naなど)ジアゾ化-比色法 10 営業日100g以上 4,950円詳細
ソルビン酸LC/MS/MS 法 7 営業日100g 22,000円詳細
安息香酸LC/MS/MS 法 7 営業日100g 22,000円詳細
マレイン酸HPLC法 14 営業日100g以上 22,000円詳細
合成着色料検査(LC-QTOF)LC-QTOF法 5-10 営業日お問い合わせ下さい 33,000円詳細
TOF-MSによる成分差異解析(要相談)TOF-MS 10 営業日 55,000円~詳細

検査可能な有害物質(一例)

食環研では「人工有害化学物質」「自然毒」「重金属類」等、様々な分類の有害物質を検査しております。

人工有害化学物質

 「アクリルアミド」「メラミン」「シアヌル酸」等は、本来工業製品等に使用されている化学物質ですが、食材の高温処理により生成することが判明したり、食品の栄養価偽装の為、食品(ペットフード含む)に意図的混入が確認されるなどで問題となった物質です。
 過去にこういった物質の含有や混入が問題となった製品については、品質管理のため食材・製品調達先変更時などのタイミングで検査をお勧めしています。

その他、広い定義では農薬類、動物用医薬品も、高濃度被ばくを避けるため食品中の残留基準値が定められている物質です。

詳細はこちらをご覧ください。→ 「残留農薬検査」 「残留動物用医薬品検査

自然毒

 「ヒスタミン」「カビ毒」「貝毒」等は自然の菌や食物連鎖が原因で食物に蓄積され、健康被害を生じることもある物質になります。発生源が自然にあるので完全にゼロにすることは難しい有害物質ではありますが、食材の品質管理(混入制限・温度管理・保存衛生管理)と一定のサンプリング検査を組み合わせることで、健康被害を出さないレベルでの数値管理は可能になります。

詳細はこちらをご覧ください。→ 「細菌・ウイルス検査」 「カビ毒検査

重金属類

 「カドミウム」「」「ヒ素」「総水銀」等の重金属類は、過去の公害の原因となった物質で、生体に蓄積し慢性毒性が強いことで知られています。
意図的な混入でなければ、土壌や餌などからの濃縮が起こりやすい「米」や「魚介類」等の定期的な検査や、健康食品・ミネラルを多く含むサプリメント等の品質管理として検査をご利用いただいています。

その他の有害物質

 その他、「トランス脂肪酸」「食品添加物(ソルビン酸安息香酸マレイン酸)」「合成着色料」など、様々な人体に有害とされる化学物質の検査を受託しております。
下記料金ページにない項目についても検査可能な場合がございますので、
どうぞお気軽に検査担当までお問い合わせください。

各種有害物質と注意すべき食品

物質名注意すべき食品
アクリルアミド高温調理食品(フライドポテト、焼き菓子等)
メラミン、シアヌル酸輸入乳製品(粉ミルク)、ペットフード、配合飼料
ヒスタミン赤身魚(加工品含む)、鶏肉、ハム、チーズ等
カビ毒穀類・豆類・種実類、飼料
貝毒二枚貝(ホタテ、カキ、アサリ等)
カドミウム米、穀物類、健康食品等
総水銀魚介類(加工品を含む)

※ その他、検査希望の項目がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

新規等お申し込みの場合のお支払いについて

初回お取引のお客様の場合は、検体受領後2営業日以内に御請求書を発行させていただきます。お手元に届き次第ご入金ください。
お振込み手数料は、お客様負担となりますので、予めご了承ください。
※御報告書発行の際にご入金の確認をさせていただきます。

検索項目スピード検索



Q&Aから検査を探す

質問でお客様のご意向を整理し、 適切な回答をご提供いたします。

Q&Aはこちらから

youtube