腎臓病の犬には、腎臓に負担をかけないように食事管理をすることが大切です。そのため、愛犬が腎臓病を患ってしまった場合、「腎臓サポート用のドッグフードはどれがいいのか」のように考える人もいることでしょう。
基本的に腎臓病の愛犬に与えるドッグフードは、かかりつけの獣医師に相談しつつ決めるのが大切です。そのうえで、タンパク質やリンといった腎臓に負担がかかりやすい成分が適度に制限されているドッグフードを選ぶのが良いでしょう。
とはいえ、このようなドッグフードは市場にもたくさんあり、どれを選べばいいかがわからないこともあると思います。そこで、当記事では、腎臓病の犬にいいドッグフードを15種類に厳選して紹介していきます。
厳選したドッグフードは、当サイトを運営する「株式会社食環境衛生研究所」にて成分や食いつきなどの検査を行ったうえで、「当社独自の安全性や嗜好性の基準を満たしている」「他の商品と比べて総合的な評価が高い」という基準を満たしているフードです。
腎臓病対策に期待できるため、「愛犬の腎臓病用のドッグフードはどれがいい?」と考えている場合にはぜひ参考にしてみてください。
最近の更新内容
商品紹介のレイアウトをアップデートしました。
紹介している商品に口コミを追加しました。
改めて検査を行いましたが、紹介する商品に変更はありませんでした。
ドッグフードの検査を行ったうえで、記事をアップしました。
この記事は執筆者である私、丸山 陽大が選び方や気をつけることを書いています。また愛犬に関することでお困りごとがあれば弊社運営のソラーレ動物診療所にお問合せください。また、この記事でおすすめしているドッグフードに関してはドッグフード検査を行っている株式会社食環境衛生研究所が選定しております。
※当サイトを作った目的は自社のサービス(ペットフード検査)の認知、また、「愛犬・愛猫の食生活を豊かにして、健康や食の楽しみをサポートする」というミッションを掲げて発信をしています。
※記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部がペットフード調査NAVI(株式会社食環境衛生研究所)に還元されるケースがあります。
※記事に掲載されている情報は、株式会社食環境衛生研究所(当社)で実際に検査した時点の情報(記事制作ポリシー・当サイトの評価基準)・または商品の価格・成分などの検査結果・詳細は、当社が独自にリサーチした時点(2025年1月7日)の情報、掲載価格の変動や登録ミスまたは、商品のリニューアルにより情報が変わる可能性があります。
最新価格や詳細情報につきましては、メーカーや販売店、各ECサイトにご確認いただくことをお勧めいたします。
※記事内で記載した効果・効能がを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。使用の際はかかりつけの獣医師に相談ください。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
当記事で紹介するドッグフードの選定基準やスコアリングについて
当記事では、当社独自で定める評価基準をもとにスコアリングをして、上位の結果がみられたドッグフードを紹介していきます。
スコアリングをする際には、「安全性」「嗜好性」「栄養バランス」「商品特有の加点特性」の4つを基準として、独自にドッグフードを評価しています。 ※当サイトでは原則「協力者からのレビュー」も評価基準としていますが、協力者のうち腎臓病の犬を飼っている人が少数であり、スコアリングのかたよりが出ることを防ぐために、当記事においては基準から外しています
※より詳しい評価基準については「当サイトのペットフードの評価基準について」をご確認ください
※スコアリング基準をタップ・クリックすることで詳細を確認できます。

1 安全性(30点満点)
「株式会社食環境衛生研究所」で検査を行い、ペットフード安全法を絶対的な基準としてドッグフードを評価します。
2 嗜好性(10点満点)
「株式会社食環境衛生研究所」で検査を行い、AAFCOが定める基準(AAFCO基準)を基準としてドッグフードを評価しています。
3 栄養バランス(20点満点)
「株式会社食環境衛生研究所」で検査を行い、AAFCOが定める基準(AAFCO基準)を基準としてドッグフードを評価しています。
4 商品特有の加点特性(40点満点)
そのドッグフードが持つ特徴のなかで、腎臓病対策にかかわるものを個別に評価しています。腎臓病の犬向けのドッグフードは獣医師に相談してから与えるべき
愛犬が腎臓病を患ってしまった場合、獣医師に相談をして食事管理をするようにしてください。
確かに、腎臓病の対策としては、腎臓に負担をかける食べ物などを制限することが大切です。インターネットなどを利用すれば、腎臓によいとされているドッグフードを調べられるため、愛犬のためにもそのようなフードを自己判断で与えてしまうかもしれません。
しかし、犬の腎臓病については、体調や食欲、年齢、基礎疾患や併発疾患などを考慮したうえで愛犬に最適なフードを選ぶことが大切です。自己判断でドッグフードを選んでしまうと、逆に愛犬の健康に影響を与えてしまう可能性も否定はできません。
特に、腎臓病用のドッグフードは、腎臓の健康を配慮した栄養バランスであるため、本来は積極的に摂取するべき栄養が控えめになっている傾向があります。愛犬に合わないドッグフードであれば、消化器病や膵炎、胆管炎といった腎臓病以外に影響するリスクもあるのです。
腎臓病の犬向けのドッグフードを探す際には、まずかかりつけの獣医師にどのようなドッグフードを選ぶべきかを相談をして、愛犬にあったフードがわかってから実際に商品を探すのが良いでしょう。

獣医師からのひとこと
愛犬に腎臓以外の疾病がある場合には、その疾病に対する療法食を与えた方がよいケースもあります。
愛犬の状態を把握しているかかりつけの獣医師に確認してもらってからフードを与えた方が動物病院も何を食べているかを把握できるので安心です。
腎臓サポートの犬に良いドッグフードの選び方
腎臓病の犬に良いドッグフードを選ぶ際には、端的に言えば「腎臓への負担がかかりにくく、さらに負荷の軽減を期待できるものを選ぶ」ということが大切です。さらに具体的に言えば、腎臓病の犬に良いドッグフードを選ぶときの基準には下記が挙げられます。
- リンが制限されているか
- タンパク質が制限されているか
- ナトリウムやカリウムが制限されているか
- オメガ3脂肪酸を含んでいるか
ここからは、腎臓病の犬に良いドッグフードを選ぶ際の基準について、それぞれ詳しく解説していきます。

獣医師からのひとこと
リンについて言えば、制限をすることで制限をしない食事を与えるよりも生存期間が約3倍延長したケースがあります。
また、タンパク質については制限をすることも大切ですが、良質なタンパク質を与えることも大事です。
リンが制限されているか
腎臓病の犬に良いドッグフードを選ぶ際には、栄養成分の1つである「リン」が制限されているかが大切です。リンは犬の骨や歯を丈夫にするのに必要な成分で、健康な犬であれば基本的には制限せずに摂取するべきです。
しかし、腎臓病の犬が過剰に摂取してしまうと、体内のリンをうまく排出できなくなり、「高リン血症」という血液中のリンの濃度が高くなってしまう状態になるおそれがあります。
体づくりにも必要であるためまったく摂らないのも問題ですが、腎臓病の犬にはリンの含有量が制限されているドッグフードを選ぶようにしてみてください。
なお、米国飼料検査官協会が定めているペットフードの総合栄養食の成分基準(AAFCO基準)では、成犬と子犬別でリンの含有量の基準が下記のように定められています。
子犬 | 1.0%〜1.6% |
---|---|
成犬 | 0.4%〜1.6% |
総合栄養食は健康な犬も食べるものであるため、あくまで目安にすぎませんが、腎臓病を患っている場合には、AAFCO基準よりも含有量が低いドッグフードを探すのも手です。
具体的には、子犬の場合は1.0%以下、成犬の場合は0.4%以下程度のリン含有量のドッグフードを選ぶのもよいでしょう。
タンパク質が制限されているか
タンパク質を摂取すると、犬の体内で老廃物が発生し、腎臓でろ過されて体の外に排出されます。処理する老廃物の量が多ければ多いほど腎臓に負荷をかけてしまいます。
つまり、摂取したタンパク質が多ければ多いほど老廃物も多くなってしまい、その分愛犬の腎臓に負担をかけてしまうのです。そのため、腎臓病の犬には、タンパク質が制限されているドッグフードを選ぶのも大切です。
明確な基準はありませんが、30%を超えると高タンパクとされており、腎臓病を患っている場合にはタンパク質が20%以下に抑えられているドッグフードが理想です。
ドッグフードのパッケージ裏には成分表記があり、「粗タンパク質◯%」のようにタンパク質の含有量が記載されているのが一般的です。腎臓病の犬に良いドッグフードを選ぶ際には、成分表記をみて粗タンパク質が20%以下のものを探してみるとよいでしょう。
ナトリウムやカリウムが制限されているか
ナトリウムやカリウムも、リンと同様に犬の体づくりに必要なミネラルの1種です。しかし、これらは腎臓でろ過がされ、腎機能が低下している犬が過剰接種をすると、体内に蓄積してしまい腎臓病を進行させてしまうおそれがあります。
そのため、腎臓病の犬に良いドッグフードを選ぶ際には、リンだけではなくナトリウムやカリウムの含有量が制限されているフードを探すようにしてみてください。
なお、AAFCO基準では、成犬と子犬別でナトリウムやカリウムの含有量の基準が下記のように定められています。
子犬 | 成犬 | |
---|---|---|
ナトリウム | 0.3%以上 | 0.08%以上 |
カリウム | 0.6%以上 | 0.6%以上 |
あくまで目安に過ぎませんが、AAFCO基準で定められた含有量よりもナトリウム・カリウムが少ないドッグフードを選ぶのも良いでしょう。
オメガ3脂肪酸を含んでいるか
腎臓病が進行する要因の1つに、炎症が腎臓にダメージを与えることが挙げられます。そして、一度ダメージを負ってしまえば、腎臓が元に戻ることはありません。
そのため、愛犬が腎臓病を患ってしまった場合には、腎臓へのダメージを抑えることも大切です。そこで、オメガ3脂肪酸を含んでいるドッグフードを選ぶのも良いでしょう。
オメガ3脂肪酸には抗炎症作用があり、腎臓へのダメージを抑えられることに期待できます。
また、オメガ3脂肪酸には血圧調整の働きがあるとも言われています。適切に血圧を保つことで腎臓への負担を軽減することにも期待できるため、下記のような食べ物が含まれているドッグフードを選ぶのも良いでしょう。
- サーモンやマグロ、サバなどの魚油
- くるみやアーモンドといったナッツ類
- えごま油、亜麻仁油、しそ油
腎臓病の犬におすすめのドライフード10選!安全性や嗜好性の当社基準を満たすフードを紹介
腎臓病を患っている犬には、タンパク質やリンなどを適切に制限することが大切です。
ドッグフードのなかには、腎臓病を患っている犬のためにタンパク質やリンなどを制限している商品もあります。ここからは、犬の腎臓病によいドッグフードを紹介していきます。
なお、犬の腎臓病によいドッグフードを紹介するにあたって、当サイトの運営元である「株式会社食環境衛生研究所」にてペットフード検査を行なっています。安全性や嗜好性に関して当社独自の基準を設けたうえで、総合的な評価が高かったドライフード10種類を紹介していきます。
※犬によって個体差があるため、腎臓病の症状が出ている場合には必ずかかりつけの獣医師に相談してください。
※口コミに関しては、個人の感想です。実感を保証するものではありません。※犬にも好みや体調にもよります。保証するものではありません。まずはお試しに1袋購入し、様子も見ることをおすすめします。
※当記事に掲載している口コミは、協力してくれたわんちゃん・セルフ型アンケートツール「QiQUMO」を用いて編集部で調査したものです。アンケートを実施し、回答していただいたものの一部を掲載しています。
当記事では10種類のドライフード・5種類のウェットフードを紹介していきますが、これらのフードは当社独自の基準を満たしているだけでなく、ほかの商品と比較して評価が高かったものになります。今回は下記の70種類のドッグフードの検査・分析を行いました。
検査・分析をしたドッグフード一覧(クリック・タップで確認できます)
- Dr.宿南のキセキのごはん 腎臓の健康サポート
- ロイヤルカナン 早期腎臓サポート ドライ
- ナチュラルハーベスト キドニア
- FORZA10 リナールアクティブ
- アニモンダ インテグラプロテクト 腎臓ケア ドライフード
- yum yum yum! 健康マネジメント腎臓
- ドクターズケア 犬用キドニーケア
- 和漢みらいのドッグフード 特別療法食(腎臓用)
- ベッツワンベテリナリー 犬用 腎臓ケア 小粒
- ダイエティクス キドニーキープ
- 和漢みらいのドッグフード・ウエットタイプ【低たんぱく】(特別療法食)
- ヒルズ 犬用 腎臓ケア 【k/d】 チキン&野菜入りシチュー
- ロイヤルカナン 腎臓サポート ウェット
- アニモンダ インテグラ プロテクト 腎臓ケア 鶏
- MediMousse メディムース 犬用 腎臓サポート
- モグワンドッグフード
- アランズナチュラルドッグフード・ラム
- ペロリコドッグフードアレカット
- アカナ パシフィカドッグ
- ニュートロナチュラルチョイス ラム&玄米(超小型犬〜小型犬用)
- 国産ドッグフードZEN プレミアムドッグ グレインフリー フィッシュ 小粒
- ナチュラルバランス ポテト&ダック
- デイリーフォルツァ ミニ ラム
- WOOF ラム
- ドッグフード工房 鶏肉
- プラぺドッグフード(CPラム&リンゴ)
- エッセンシャル
- Dr.ケアワン
- K9ナチュラル(ラム・フィースト)
- キアオラ(ラム&サーモン)
- ナチュラルナース
- わんこのきちんとごはん(フィッシュ)
- ロータス グレインフリー フィッシュレシピ 小粒
- トライバル フレッシュサーモン
- ネルソンズドッグフード
- INUMESHI バリュー
- イティドッグ ベニソン ディナー
- トライバル フレッシュサーモン
- ベッツワンベテリナリー 犬用 スキンケア チキン 小粒
- スーペリア アダルト
- フィッシュ4ドッグ サーモン 小粒
- smiley まぐろ deli
- INUMESHI SEBEK ワニ肉ドッグフード
- GO! SOLUTIONS センシティブLID ドッグフード
- アスランエゾベニソン プレミアム
- ウェルネス シンプル
- ペットカインド トライプドライ SAP ビーフ 小粒
- シェフドッグ フィッシュ
- ウィッシュ ワイルドパピー
- ネイチャーズテイスト ローアレルゲン
- Canine Adult Cdd-Hy Food Allergy Management 2kg Dog Food Multicolor
- イティドッグ ベニソン ディナー
- ファーストチョイス ChoiceS アレルゲンケアに
- プロマネージ グレインフリー 成犬用
- DOZO 総合栄養食 低アレルゲン ドッグフード
- このこのごはん
- アカナ アダルトスモールブリードレシピ
- マックアダムズ ドッグフード チキン
- うまか
- カナガンドッグフード チキン
- ペトコトフーズ チキン
- OBREMO 鶏肉
- ウィリアム ドッグフード チキン
- Argyle Dishes Grevillea Adult
- プロベット ウルティメイト
- ヒルズ 犬用 環境アレルギー&皮膚ケア ダーム ディフェンス チキン
- MISHONE 成犬用 まぐろ&たら プレミアムドッグフード
- ウルフブラット ワイルドダック スモールブリード ダックとポテト
- HAPPY DOG センシブル モンタナ アレルギーケア
- ドッグフード ファーストメイト ケージフリー ダック&パンプキン
商品 |
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1 yum yum yum!yum yum yum! 健康マネジメント腎臓 |
2 Dr.宿南のキセキのごはんDr.宿南のキセキのごはん 腎臓の健康サポート |
3 ロイヤルカナンロイヤルカナン 早期腎臓サポート ドライ |
4 ナチュラルハーベストナチュラルハーベスト キドニア |
5 FORZA10FORZA10 リナールアクティブ |
6 アニモンダ インテグラプロテクトアニモンダ インテグラプロテクト 腎臓ケア ドライフード |
7 ドクターズケアドクターズケア 犬用キドニーケア |
8 自然の森製薬和漢みらいのドッグフード 特別療法食(腎臓用) |
9 ベッツワンベテリナリーベッツワンベテリナリー 犬用 腎臓ケア 小粒 |
10 ダイエティクスダイエティクス キドニーキープ |
画像 | 価格(税込) | ポイント | 詳細情報 | ||||||||||||
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対象 | 対象犬種 | 原産国 | 主原料 | 人口添加物(※1) | 内容量 | 100gあたりのカロリー | サイズ展開 | ||||||||
![]() | 初期の慢性腎臓病を患っている犬向けの食いつきにも期待できる療法食 | 初期の慢性腎臓病の犬 | 全犬種 | 日本 | 鶏肉 | なし | 500g | 約364kcal | 500g, 1.3kg | ||||||
![]() | 初期〜中期の慢性腎臓病を患っている犬のために丁寧に作られた療法食 | 初期〜中期の慢性腎臓病 | 全犬種 | 日本 | 鹿肉(生), 牛肉(国産) | なし | 1.0kg | 約400kcal | 1.0kg | ||||||
![]() | 初期の慢性腎臓病を患っている犬のための療法食 | 初期の慢性腎臓病 | 全犬種 | フランス | コーン, 肉類(鶏, 七面鳥) | 保存料のみあり | 1.0kg | 約395kcal | 1.0kg | ||||||
![]() | 食いつきの良さに期待できる療法食 | 慢性腎臓病を抱えた成犬・シニア犬 | 全犬種 | アメリカ合衆国 | 精製白米 | なし | 1.1kg | 約339kcal | 1.1kg | ||||||
![]() | 腎臓への負担を配慮した療法食 | 慢性腎臓病を抱えた成犬 | 全犬種 | イタリア | 米, ポテト | なし | 800g | 約381kcal | 800g, 2.0kg | ||||||
![]() | 慢性腎不全の犬のために開発されたグルテンフリーの療法食 | オールステージ | 全犬種 | オーストリア | ライス, コーン, 鳥タンパク | なし | 700g | 約416kcal | 700g, 4kg | ||||||
![]() | 健康成分が豊富な腎臓病の療法食 | オールステージ | 全犬種 | 日本 | とうもろこし, おから | なし | 1.0kg | 約406kcal | 1.0kg, 3.0kg | ||||||
![]() | 89種類の和漢植物・ファイトケミカルが使用された療法食 | オールステージ | 全犬種 | 日本 | 生肉(鹿,馬,魚) | なし | 1.0kg | 約330kcal | 1.0kg | ||||||
![]() | 腸内環境にも気遣える療法食 | オールステージ | 全犬種 | タイ | ジャスミンライス, 鶏肉 | 酸化防止剤、保存料あり | 1kg・3kg | 約398kcal | 1kg, 3kg | ||||||
![]() | 食いつきのために動物性タンパク質が使用された療法食 | オールステージ | 全犬種 | 日本 | 小麦全粒粉, でんぷん類, ビーフ… | なし | 1kg・3kg | 約370kcal | 1kg, 3kg |
※1: 犬の健康にかかわりがない人工添加物が該当します。天然由来、または健康に関わる添加物は該当しません。
※2: 一部商品はキャンペーンが適用された価格で、通常価格とは異なります。
yum yum yum!
yum yum yum! 健康マネジメント腎臓 | 初期の慢性腎臓病を患っている犬向けの食いつきにも期待できる療法食
「yum yum yum! 健康マネジメント腎臓」は、初期の慢性腎臓病を患っている犬のための療法食です。低リン・低ナトリウム・低タンパク質になるように設計されており、オメガ3系不飽和脂肪酸も含まれているため、愛犬の腎臓に気遣いたい場合に向いているドッグフードと言えます。
また、yum yum yum! 健康マネジメント腎臓の魅力は、食いつき改善を期待できることも挙げられます。
国産のかつお節・昆布・しいたけが使用された和風だしのうまみがいきたフードで、愛犬の腎臓を気遣いつつ、おいしく食事をしてもらいたい場合に向いています。
なお、yum yum yum! 健康マネジメント腎臓は、初回の1袋のみであれば約43%オフの1,380円(税込)で購入可能です。「愛犬が食べてくれるかを試したい」という場合、まずはお試しとして購入することも検討してみてください。
ゴールデンレトリバー 10歳 慢性腎臓病と診断されたので腎臓ケアとしてたくさんのフードを試しましたが、なかなか食べてくれませんでした。食いつきが良いと聞いたのでこちらを試したところ、食欲を取り戻したように食べてくれます。トッピングがなくても食べてくれるので定期購入をしています。
シーズー 10歳 食いつきはいいのですが、値段が高いのが難点です。普段あげていたドッグフードのように与えているとすぐになくなってしまうので、他のフードのトッピングとしてあげています。
Dr.宿南のキセキのごはん
Dr.宿南のキセキのごはん 腎臓の健康サポート | 初期〜中期の慢性腎臓病を患っている犬のために丁寧に作られた療法食
「Dr.宿南のキセキのごはん 腎臓の健康サポート」は、獣医師である「宿南章先生」が開発した初期〜中期の慢性腎臓病を患っている犬のための療法食です。
タンパク質やリンなどを調整しつつ、鮮度高い食材を100時間以上熟成させて調理されており、愛犬が栄養不足にならないように気遣われているのも特徴です。
なお、愛犬の腎臓病を気遣うあまりに、タンパク質やリンなどを過剰に避けてしまうと、それが逆に愛犬の健康に影響を与えてしまう可能性もあります。
「Dr.宿南のキセキのごはん 腎臓の健康サポート」であれば、タンパク質やミネラルの不足を防ぐように製造されているため、「腎臓病を含めて愛犬の健康を考えた食べ物をあげたい」という場合には検討してみてもよいドッグフードといえるでしょう。
パグ 8歳 好き嫌いが多く、療法食だと特に食べてくれなかったのですが、いまではこのフードだと目の色を変えて食べてくれます。ドッグフードの独特な香りもなく、腎臓病の犬のために作られているので安心してあげられます。
ホワイトテリア 10歳 口コミをみて購入しましたが、うちの子は全然食べてくれませんでした。評判がよかったのできっと良いフードだと思うのですが、トッピングなしでは一口も食べてくれません。うちの子には合わなかったのでしょうか。
ロイヤルカナン
ロイヤルカナン 早期腎臓サポート ドライ | 初期の慢性腎臓病を患っている犬のための療法食
「ロイヤルカナン 早期腎臓サポート ドライ」は、初期の慢性腎臓病を患っている犬のための療法食です。
粗タンパク質が20%を上回ってはいますが、高タンパクと呼ばれるのは30.0%程度であることを踏まえれば、タンパク質が抑えられている商品といえます。
また、リンの含有量が調整されているうえに、腎臓病の症状進行の抑制に期待できるオメガ3系不飽和脂肪酸の「EPA」「DHA」が含まれているのも特徴です。早期の腎臓病を患っている愛犬の食べ物に気遣いたい場合に向いている商品と言えるでしょう。
ダックス×プードル 7歳 かかりつけの獣医師から勧められて購入しました。療法食ははじめてで、食いつきはよくないだろうと思っていましたが、普段よりもおいしそうに食べてくれています。腎臓病にいい成分が入っているので、安心してあげられるのがうれしいです。
ドーベルマン 8歳 全然食べてくれませんでした。いつもは匂いは嗅いでくれますが、このフードは好みではないのか匂いすら嗅いでくれず、はじめてあげたときは一口も食べてくれなかったです。残念ですが、他の療法食に変えました。
ナチュラルハーベスト
ナチュラルハーベスト キドニア | 食いつきの良さに期待できる療法食
「ナチュラルハーベスト キドニア」は、粗タンパク質が15%以上と低タンパクであるうえに、リン・ナトリウムが低減されている療法食です。オメガ3脂肪酸である魚油も含まれており、愛犬の腎臓に気遣いたいときに向いているドッグフードといえます。
食いつきを良くするためにドッグフードの主原料には肉類が使われるのが一般的ですが、「ナチュラルハーベスト キドニア」の主原料は精製白米です。
にもかかわらず、当サイトを運営する「株式会社食環境衛生研究所」が行っている食いつき検査では、他のドッグフードと比べて食いつきのよい結果も出ています。
腎臓病対策で食べ物を変えた場合、愛犬の食いつきが悪くなることもあります。「ナチュラルハーベスト キドニア」であれば食いつきが悪くなる事態を避けられる可能性があるのも魅力の1つと言えるでしょう。
ヨークシャー・テリア 10歳 腎臓の数値がよくなかったので、療法食を探していました。食いつきが悪くなることを考えて、腎臓病の療法食のなかでも食いつきがいいと評判だったナチュラルハーベスト キドニアを購入したところ、とてもよく食べてくれます。腎臓の数値もよくなり、今後もあげようと思っています。
シーズー 9歳 食いつきがいいと聞いていましたが、うちの子には合わなかったようです。ふんぱつして普段よりも高い療法食を買いましたが、食べてくれなかったので残念です。
FORZA10
FORZA10 リナールアクティブ | 腎臓への負担を配慮した療法食
「FORZA10 リナールアクティブ」は、イタリア獣医師会が推奨する療法食です。
高品質なタンパク原料が使用されているうえに、タンパク質やリンなどのミネラルの含有量が低減されており、腎臓にかかる負担を抑えて愛犬の腎臓病の進行を抑えられることに期待できます。
また、フィトケミカル成分という植物栄養素も含まれており、利尿作用・膀胱粘膜保護機能にも配慮されている点も特徴です。愛犬の腎臓だけでなく、泌尿器の健康維持も気遣いたい場合にもおすすめの商品と言えるでしょう。
トイプードル 12歳 腎臓の数値が悪く、少し痩せてきてしまい心配でしたが、このフードに変えてから良くなった気がします。数値も多少は回復しましたし体重も元に戻ったので、うちの子にはとてもあっていたのだと思います。
チワワ 10歳 ペットフードショップの店員から勧められて購入しましたが、全然食べてくれませんでした。食べてくれないからか毛並みも悪くなった気がしています。きっといい商品だと思うのですが、うちの子には合いませんでした。
アニモンダ インテグラプロテクト
アニモンダ インテグラプロテクト 腎臓ケア ドライフード | 慢性腎不全の犬のために開発されたグルテンフリーの療法食
「インテグラプロテクト 腎臓ケア ドライフード」は、慢性腎不全の犬のために開発された療法食です。腎臓の機能を支えるために、タンパク質とリンの含有量が抑えられている点が特徴です。
オメガ3脂肪酸である「サーモンオイル」も含まれており、犬の腎臓病対策がされているドッグフードと言えるでしょう。
また、グルテンフリーのドッグフードであるため、小麦アレルギーの愛犬にも安心して食べられるのも魅力の1つです。
チワワ 11歳 腎臓病の療法食は全然食べてくれないというイメージがありましたが、うちの子には合っていたようで普段通り食べてくれました。獣医師の方から勧められて買いましたが、かれこれ半年ほど続けており、今後も与えようと思っています。
シーズー 13歳 療法食を色々試していますが、なかなか食べてくれず、このフードもその一つでした。数口食べただけでそれ以降は全く食べてくれず、すぐに他のフードに変えてしまいました。
ドクターズケア
ドクターズケア 犬用キドニーケア | 健康成分が豊富な腎臓病の療法食
「ドクターズケア 犬用キドニーケア」は、日本で暮らす犬のための動物病院専用の療法食です。
慢性腎臓病の愛犬の食事管理を目的に開発されており、腎臓の負担を抑えるためにリン・たんぱく質・ナトリウムの制限、抗炎症作用のあるオメガ3脂肪酸が含まれているのが特徴です。
また、アンモニアのような有害物質の発生を抑える働きがある可溶性の食物繊維も含まれており、腸内環境の健康維持にも期待できるのも魅力のドッグフードと言えます。
マルチーズ 14歳 粒が小さめでふやかしやすく、噛む力が衰えた犬も食べやすいフードだと思います。食欲がなくなってきたのが心配でしたが、このフードに変えてからよく食べてくれて安心しました。
ダックスフンド 12歳 腎臓病のせいか食欲がなくなってきたので、療法食を探していました。いろいろなメーカーのものを買いましたが愛犬に合うものが見つからず、このフードならよく食べてくれました。 しかし動物病院でのみ売られているからか、Amazonでは価格が非常に高くなっていました。ECサイトで買うのなら定期的に購入するのは難しいです。
自然の森製薬
和漢みらいのドッグフード 特別療法食(腎臓用) | 89種類の和漢植物・ファイトケミカルが使用された療法食
「和漢みらいのドッグフード 特別療法食J(腎臓用)」は、慢性腎不全などの腎臓トラブルで悩む犬のための療法食です。腎臓に負担がかかる栄養の制限と供給のバランスの理想を求めて製造されています。
腎臓に負担がかかるタンパク質やリン、ナトリウムが制限されているうえに、鹿・馬・魚といった消化がよく高品質なタンパク質が使われているのが特徴です。
また、89種類の和漢植物・ファイトケミカルが使用されているのも魅力の1つで、愛犬の健康寿命や免疫維持にも期待ができます。
ゴールデンレトリバー 11歳 愛犬が腎臓病を患ってしまい、どうにかしてあげたいと思い購入しました。ほかの療法食よりも高額ですが、漢方も入っていて安心してあげられます。食いつきも良いので、今後もあげたいと思っています。
パグ 14歳 品質が高く腎臓病にも良いと思いますが、価格が高く定期的に購入するのは厳しいです。腎臓病を患ってしまったので何かしてあげたいとは思いますが、もう少し安いほかの療法食のほうが良いかなと感じます。
ベッツワンベテリナリー
ベッツワンベテリナリー 犬用 腎臓ケア 小粒 | 腸内環境にも気遣える療法食
「ベッツワンベテリナリー 犬用 腎臓ケア 小粒」は、慢性腎臓病を患っている犬のための療法食です。リン・タンパク質を制限しつつ、腎臓機能に良いとされている「クエン酸カリウム」「オメガ3脂肪酸」が配合されているのが特徴です。
また、腸内環境の健康維持のために、食物繊維やフラクトオリゴ糖が含まれています。愛犬の腎臓病対策だけでなく、腸内環境の健康にも気遣いたい場合には検討してみてください。
パグ 12歳 腎臓病の療法食をいくつか試しましたが、食いつきもよく、価格もそこまで高くないので個人的には一番良かったと思っています。粒は丸く薄めの小粒でうちの子も食べやすそうでした。
ダックスフンド 9歳 前からあげており、うちの子も気に入って食べてくれていたのですが、以前よりも価格が高くなったのが残念です。高すぎるというわけではありませんが、内容量が変わったわけでもないのに価格だけ高くなるのが気になりました。
ダイエティクス
ダイエティクス キドニーキープ | 食いつきのために動物性タンパク質が使用された療法食
「日清ペットフード ダイエティクス キドニーキープ」は、犬の腎臓病に対応した療法食です。腎臓への負担を軽減するために、低たんぱく質・低リン・低ナトリウムとなるように製造されています。
また、原材料に記載されているように、ビーフオイルやミートミールなどの動物性タンパク質が使用されているのも特徴です。
療法食に切り替えると、愛犬の食いつきが悪くなるおそれがありますが、動物性タンパク質は比較的嗜好性が高いとされているため、食いつき改善にも期待できるのが魅力と言えるでしょう。
チワワ 13歳 腎臓の数値が高くなり、獣医師の方から勧められて購入しました。問題なく食べてくれますし、腎臓の数値もよくなったので継続させようと思います。
シーズー 11歳 腎臓病であることがわかり、療法食を探したところ、このフードを知りました。普通のドッグフードよりも価格が高かったですが、愛犬のためならと思い購入したところ、全然食べてくれませんでした。結局ほとんど食べずに捨てることになってしまったのが残念です。
腎臓病の犬におすすめのウェットフード5選
ドッグフードのなかには、犬の腎臓病によいウェットタイプのフードもあります。一般的には、ウェットタイプのドッグフードのほうが栄養価が高く、食いつきのよさにも期待できます。
なお、ウェットタイプのドッグフードについても、当サイトの運営元である「株式会社食環境衛生研究所」にてペットフード検査を行なったうえで、総合的な評価が高かったウェットフードを紹介していきます。
※犬によって個体差があるため、腎臓病の症状が出ている場合にはかかりつけの獣医師に相談してください。
商品 |
---|
1
自然の森製薬
和漢 みらいのドッグフード・ウェットタイプ【低たんぱく】(特別療法食)
|
2
ヒルズ
プリスクリプション・ダイエット(特別療法食)〈犬用〉 k/d ケイディー チキン&野菜入り シチュー 缶詰
|
3
ロイヤルカナン
早期腎臓サポート ウェット
|
4
アニモンダ
インテグラプロテクト 腎臓ケア 鶏
|
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メディムース
犬用 腎臓サポート
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画像 | 価格(税込) | ポイント | 詳細情報 | ||||||||||||
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缶詰1つあたりの価格(税込) | 対象 | 対象犬種 | 原産国 | 主原料 | 人口添加物(※1) | 内容量 | 100gあたりのカロリー | ||||||||
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犬の腎臓などの内臓器官に配慮された栄養制限設定の特別療法食 | 880円 | オールステージ | 全犬種 | 日本 | 生肉(鹿,馬,イベリコ豚) | なし | 100g | 約102kcal | ||||||
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食感が豊かなウェットタイプの療法食 | 484円 | オールステージ | 全犬種 | アメリカ合衆国 | チキン、米 | なし | 156g | 約155kcal | ||||||
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少ない食事量でも必要な栄養が摂れるように設計された療法食 | 520円 | オールステージ | 全犬種 | 日本 | 鶏肉、米、豚肉 | なし | 200g | 約166kcal | ||||||
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穀物アレルギーがある愛犬にも安心な療法食 | 561円 | オールステージ | 全犬種 | 日本 | 肉類(鶏、豚)、野菜(ポテト) | なし | 150g | 約122kcal | ||||||
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グレインフリーかつ合成添加物が不使用 | 264円 | オールステージ | 全犬種 | 日本 | 肉類(鶏肉、鶏ササミ) | なし | 95g | 約43kcal |
※1: 犬の健康にかかわりがない人工添加物が該当します。天然由来、または健康に関わる添加物は該当しません。
※2: 一部商品はキャンペーンが適用された価格で、通常価格とは異なります。
自然の森製薬
和漢 みらいのドッグフード・ウェットタイプ【低たんぱく】(特別療法食) | 犬の腎臓などの内臓器官に配慮された栄養制限設定の特別療法食
「和漢みらいのドッグフード・ウエットタイプ【低たんぱく】(特別療法食)」は、犬の腎臓などの内臓器官に配慮された栄養制限設定の特別療法食です。最低限の栄養を担保しながら、タンパク質・リン・ナトリウム・カリウムが低減されているのが特徴です。
たとえば、粗タンパク質であれば6.3%以上と、ここまでで紹介したドライフードよりも制限されています。また、リンやナトリウム、カリウムも、それぞれ0.1%未満の数値であり、愛犬の腎臓病対策のドッグフードとして推奨できる含有量と言えるでしょう。
チワワ 8歳 和漢のドライフードと一緒にこのフードも購入しました。最近は食欲が衰えてしまったようで心配でしたが、このフードは気に入って食べてくれます。腎臓ケアもできるので安心してあげられます。
ダックスフンド 10歳 いいフードだと思いますが、うちの子には合いませんでした。ウェットフードなら好んで食べるのですが、なぜかこのフードだけは食べてくれず残念です。
ヒルズ
プリスクリプション・ダイエット(特別療法食)〈犬用〉 k/d ケイディー チキン&野菜入り シチュー 缶詰 | 食感が豊かなウェットタイプの療法食
「ヒルズ 犬用 腎臓ケア 【k/d】 チキン&野菜入りシチュー」は、慢性腎臓病を患う犬向けのウェットタイプの療法食です。タンパク質が2.0%以上と、ほかのドッグフードよりもかなり抑えめに設計されており、うまみ成分であるアミノ酸がバランスよく配合されているのが特徴です。
主原料はチキンで、他にも栄養が豊富な野菜が含まれているため、食感が豊かなウェットタイプのドッグフードと言えるでしょう。
ヨークシャーテリア 11歳 腎臓病が進行したからかドライフードを食べなくなり、少しでも食べてくれそうなシチュー缶を注文しました。体重が減ってきていましたが、このフードなら以前よりも食べてくれるようになり、まずは食欲を戻すことを目標にしています。少しでも改善がみえたのでとても良かったと感じています。
ポメラニアン 10歳 腎臓病のうちの子でも食べてくれるフードですが、商品ごとにばらつきがあるのか、稀に食べてくれないものが紛れています。そのときは全く食べてくれず、廃棄量も増えてしまい残念に思います。
ロイヤルカナン
腎臓サポート ウェット | 少ない食事量でも必要な栄養が摂れるように設計された療法食
「ロイヤルカナン 腎臓サポート ウェット」は、慢性腎臓病の犬向けのウェットタイプの療法食です。腎臓への負担軽減としてリンが低減されており、高消化性のタンパク質が使われているのが特徴です。
慢性腎臓病の症状が進行すると、犬に食欲低下がみられる場合があります。「ロイヤルカナン 腎臓サポート ウェット」は少ない食事量でも必要な栄養が摂れるように設計されているため、愛犬の食欲がないときに検討してみるのもよいでしょう。
ポメラニアン 13歳 かかりつけの動物病院から勧められて購入しました。食欲がないのか普段は全然食べてくれませんが、このフードなら温めてあげることで食べてくれます。食いつきもいいので安心しました。
パグ 9歳 問題なく食べてくれますが、食いつきがよいとも言えず、このフードを選ぶ理由が見つからないです。ほかにもウェットフードがあるのでそれらを試してから再度検討しようと思います。
アニモンダ
インテグラプロテクト 腎臓ケア 鶏 | 穀物アレルギーがある愛犬にも安心な療法食
「アニモンダ インテグラ プロテクト 腎臓ケア 鶏」は、慢性腎不全の犬に対処するために開発されたウェットタイプのドッグフードです。腎臓に負荷がかかるリンとタンパク質の含有量が減らされています。
グレインフリーであるため、穀物アレルギーがある愛犬にも安心なドッグフードと言えます。また、原材料がシンプルかつ、不要な添加物が使用されていないのも特徴です。
シーズー 12歳 食欲が衰えてしまったので、ドライフードからウェットフードに変えようと思いこちらのフードを購入しました。気に入ってくれたのかよく食べてくれるようになり、ドライフードに混ぜるだけでいつもよりご飯を食べてくれて安心しています。
チワワ 8歳 よく食べてくれるように購入しました。食べてくれはしますが、少し価格が高いのが気になります。ECサイトだと店頭よりも高いので、毎食出すのは少し厳しいです。
メディムース
犬用 腎臓サポート | グレインフリーかつ合成添加物が不使用
「メディムース 犬用 腎臓サポート」は、タンパク質やリンなどの含有量が抑えられている機能性栄養補助食です。一般食であるため、普段からあげているドライフードのトッピングとして愛犬に与えるのがおすすめです。
グレインフリーかつ、合成着色料・合成保存料・酸化防止剤が不使用の設計で、愛犬に安全なドッグフードを食べてもらいたい場合に向いているフードと言えるでしょう。
柴犬 16歳 カリカリを食べなくなってしまったので、ウェットフードを探していたところこのフードを知りました。食欲を取り戻したように食べてくれるので、続けてあげています。 カリカリに混ぜて出せば食べてくれるようになり、体重も増えてきてとても安心しています。
パグ 8歳 少しでも食べてくれるようにこのフードを購入しましたが、匂いを嗅ぐこともなければ食べる気配もありませんでした。ほかのウェットフードなら食べてくれて、好みの問題だと思いますが残念です。
腎臓病用のドッグフードをどれくらい与えればいいかがわからないときは給餌量シミュレーターを活用する
腎臓病用のドッグフードに切り替える場合、いままでのフードとカロリーなどが異なるため、1日に愛犬にあたえるご飯の量は変わります。その際、「愛犬に腎臓病用のドッグフードは1日にどれくらいの量をあげたら良いのだろう」のように考える人もいるかもしれません。
腎臓病用のドッグフードの給餌量を詳しく知りたい場合、当サイトの給餌量シミュレーターを活用してみてください。
「体重」「年齢と体型」「切り替えたドッグフードの100gあたりのカロリー」を入力することで、1日あたりの給餌量や愛犬に必要なカロリーの目安を算出できます。
※あくまでシミュレーションであるため、実際にフードをあげる際には愛犬の体調などを考慮しつつ給餌量を決めるようにしてみてください。
2回に分けて与える場合… g
3回に分けて与える場合… g
腎臓病に良いフードに変えても愛犬が食べてくれないときの対策
人間と同じように犬にも好みがあります。そのため、腎臓病におすすめのドッグフードに変えたとしても、愛犬が食べてくれない可能性もあります。
当然ですが、食べてくれなければ腎臓病の対策にはならないため、愛犬がドッグフードを食べないときには下記のような対策をとってみてください。
- ウェットフードに切り替えてみる
- 腎臓病に良い他のフードとローテーションをする
ここからは、腎臓病に良いフードを愛犬が食べてくれないときの対策について、それぞれ詳しく解説していきます。
ウェットフードに切り替えてみる
犬によって個体差がありますが、一般的にはドライタイプよりもウェットタイプのほうが犬の食いつきが良いとされています。そのため、愛犬が腎臓病にいいドッグフードをどうしても食べてくれないときには、ウェットタイプのドッグフードに切り替えるのも検討してみてください。
なお、当記事でも紹介したように、ウェットタイプのドッグフードには、腎臓病の犬向けのフードもあります。ウェットタイプのドッグフードに切り替える場合には、当記事で紹介したフードも参考にしてみてください。
腎臓病に良い他のフードとローテーションをする
愛犬が腎臓病対策のドッグフードを食べてくれない原因には、そのフードに飽きてしまっていることも考えられます。そのため、「切り替えた当初はよく食べていたのに、最近は全然食べてくれない」という場合には、他のフードとローテーションすることも検討してみてください。
ただし、愛犬が腎臓病を患っているのであれば、ローテーションする他のドッグフードも腎臓病の療法食を選ぶのが得策です。「腎臓病対策がされたドッグフードは食べずに、通常のフードばかり食べる」となれば、腎臓病の対策にはならないと言えるためです。
腎臓病の療法食を複数種用意したうえで、愛犬の様子を見ながらローテーションするのもよいでしょう。
愛犬の腎臓病の症状を抑えるためにはフード以外にも気をつけておくべき
犬の腎臓病の症状が進行してしまう原因はさまざまあります。そのため、腎臓病にいいドッグフードを与えているからといって、愛犬の腎臓病の症状が抑えられるとは言い切れません。
愛犬の腎臓病の症状を抑えるためにも、食べ物以外に下記に気をつけるようにしてみてください。
- こまめに新鮮な水を与える
- 過度な運動は避ける
- 動物病院で定期的に診察してもらう

獣医師からのひとこと
腎臓病には食事管理が大切な治療の1つなのは間違いありません。しかし、食事管理だけで問題はすべて解決するわけではありません。
定期的な検診で状態を把握し、投薬や補液などで維持管理していくことも必要です。かかりつけの獣医師と相談をして、愛犬とご家族によって最適な治療法を探していきましょう。
こまめに新鮮な水を与える
犬の慢性腎臓病の症状には、「多尿」が挙げられます。多尿の症状が愛犬にみられた場合、尿を通じて水分が過剰に失われてしまい、脱水症状を引き起こすリスクにも注意するべきです。
慢性腎臓病の多尿による脱水リスクを抑えるためにも、複数箇所に水を設置するなど愛犬が新鮮な水をいつでも飲めるようにしてみてください。
過度な運動は避ける
過度な運動は、愛犬の腎臓に負担をかけてしまうリスクがあります。また、腎臓病を患った場合、腎臓の機能が低下して疲れやすくなる傾向があります。
そのため、愛犬の健康のためにも、過度な運動は避けるようにしてみてください。
とはいえ、運動をすることは新陳代謝の促進につながり、愛犬の健康によい効果もあります。腎臓病対策の際には、愛犬のペースに合わせて適度に運動することも大切です。

獣医師からのひとこと
犬種や個体差などがあるため、腎臓病を患っている犬と運動する場合、「これくらい運動するのがよい」と一概に言うことは難しいです。
運動する際には、愛犬が疲れていないかを様子を見ながら適度に散歩などをするようにしてみてください。
動物病院で定期的に診察してもらう
犬の腎臓病には1〜4までのステージがあり、特に初期段階では症状が見られないこともあるため、愛犬の腎臓病の症状に気付けない可能性もあります。
慢性腎臓病は加齢によって症状が進行してしまう傾向があり、ダメージを負った腎臓は元に戻ることはありません。特に8歳以上の犬の場合、定期的に動物病院で診察してもらうことも大切です。
なお、当サイトを運営している株式会社食環境衛生研究所は、「ソラーレどうぶつ診療所」も運営しております。腎臓病以外にも愛犬の健康を守るための診察ができますので、機会がありましたら足を運んでみてください。

獣医師からのひとこと
腎臓病に関して言えば、初期は症状が出ないことも多いです。
症状が進むと「水をよく飲む」「尿が多い」「体重減少」「元気がない」「食欲不振」「おう吐や下痢」「貧血による運動不耐性」などが見られますが、これらは腎臓病に限った症状ではありません。
飼主様が何か気になることがある時には来院いただくのがよいでしょう。
まとめ
愛犬が腎臓病を患ってしまった場合、これ以上症状を進行させないために、食事療法をするのが大切です。「タンパク質」「リン」「ナトリウム」「カリウム」などの成分は腎臓に負担をかけやすいため、これらが抑えられているドッグフードを選ぶのが良いでしょう。
また、魚などに含まれる「オメガ3脂肪酸」には血圧調整の働きがあり、腎臓への負担軽減に期待できるため、この成分が含まれているドッグフードも腎臓病の犬にはおすすめです。
なお、当記事で紹介したドッグフードは、いずれも腎臓に負担をかける成分が抑えられており、当サイトが定める安全性や嗜好性の基準を満たしているフードです。「腎臓病の犬向けのドッグフードはどれがいい」と悩んでいる場合には、ぜひ参考にしてみてください。