薬剤投薬の妙。

薬剤試験で効果がある薬剤を使ったのに効かないと言った話が良くあります。
実際に現場では様々な要因があり使用薬剤の効果が表れにくい場合もありますが結構それ以外の原因もある様に思います
今回見直してほしい投薬方法はトップドレス投薬(手ぐれ投薬になります。
トップドレス投薬に関しては特に問題があるわけではありません。トップドレス投薬を行うにはその農場の給餌器の形状を確認する必要があります。
昔はドライフィード給餌器(大型)が主流だった事もあり一度に多くの飼料中に薬剤を混合させることが出来ましたが今日流行っているウエット給餌器では薬剤の混合がまばらになりやすく数頭にしか薬剤が当たらないことが多く見られます。これではまったく関係のない元気な豚が薬剤を食べてしまい実際に食べて欲しい豚への対応が出来ていません
疾病の対応を行う上での薬剤投薬であるのならば飼料中へ均等に混合される方法で行うのが良いと思います。方法としてはブレンドフィーダーでの添加や飼料タンクへの投薬(予備攪拌が行えればベスト)などがあります。

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