食品中の異物混入報道について

食品中のクレーム事故や異物混入事故の関連で、実際の異物鑑別の検査などについて、弊社にTV局(モーニングバード、バンキシャ)の取材がありました。

しかしながら、マスコミ各社の報道を見ると、食品製造業者のみを悪者にしている様な意図が伺えます。
たしかに、数千、数万食製造、流通している中では、やはり万が一のミスや事故もあり得ることも考えられます。
安価な食品、価格の安さを追求して賞味期限間際の食品を購入する消費者、保存温度を守らずワゴンセールする販売店、工場で生産に追われ疲弊する従業員、設備投資に資金がまわらず老朽化する製造設備。
どれもクレーム事故や異物混入事故の要因になる可能性があります。
マスコミ関係者の方々にも、誰か一人を吊るしあげるのではなく、食品を取り巻く世間全体の責任としてとらえていただき、政府が消費税を上げるなら、食品業界の設備投資や労働者のベースアップなどにつながるような補助金の強化などについて、政府に働きかける様な食の安全に対して建設的な報道を望みたいと思います。

私としても、食品製造業の品質管理業務をしていたこともあり、様々な事例がある事は承知していますが、まずは異物(クレーム)検査品の検査判定から、異物混入(発生)要因の推察、改善対応につながるように、検査報告内容の向上、スピードアップに努め、品質管理者の方やご依頼者様の一助になるよう努めていきます。
弊社の異物鑑別については、こちら→弊社HPへ

顕微赤外分光分析システム(株式会社島津製作所)

(イワザキ)

One Reply to “食品中の異物混入報道について”

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    あれ?いつの間にかTV画像が追加されてる。どうやら久保さんの仕業のようです。疲弊した従業員になりそうなので人員の追加もお願いします。(イワザキ) Like

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