子犬を飼っている人のなかには、「子犬におすすめのドッグフードはどれ」と考えている人もいることでしょう。
子犬が食べる日々の食事は、成犬期の健康な体をつくるために必須な栄養素となります。そのため、子犬向けのドッグフードを選ぶ際には、必要な栄養がしっかり摂れるようなフードを選ぶことが大前提として大切です。
子犬におすすめのドッグフードを選ぶ際には、「栄養バランス」「使われている動物性タンパク質」「粒の大きさ」など、気にするべきポイントがさまざまあります。また、子犬の月齢によって特に必須とされる栄養素が変わるため、愛犬の成長段階に応じて必要な栄養素が含まれているドッグフードを探すのも大切です。
当記事では、子犬にとって本当によいドッグフードを選ぶためのポイントや、「生後1か月〜」「生後2か月〜6か月」「生後7か月〜10か月」の成長段階に応じてとくに必要な栄養素を紹介していきます。
さらに、子犬にとって本当によいドッグフードを紹介するために、92種類のドッグフードを編集部で購入し、運営元の「株式会社食環境衛生研究所」で成分や食いつきの検査を行いました。
そして、各ドッグフードをスコアリングして点数が高かったドッグフードを当記事で紹介していきます。子犬におすすめのドッグフードを探している場合にはぜひ参考にしてみてください。
なお、子犬にドッグフードをあげる際には、「どのフードを選ぶか」だけでなく、「愛犬の体重などに合わせてどの程度の量をあげるか」という点も大切です。当記事では、子犬の体重に合わせた適切なドッグフードの給餌量も解説していくため、こちらも参考にしてみてください。
当サイトは、食や環境に関する検査・分析を行っている「株式会社 食環境衛生研究所」がペットフードに関する情報発信をするサイトです。
株式会社 食環境衛生研究所では、検査・分析の分野の1つとしてドッグフードなどのペットフードの検査を行っています。ペットフード検査の一例としては、「ペットフード安全法で定められた成分規格を満たしているかの検査」「ペットフードの成分表示をするための検査」「犬や猫の食いつきを分析する嗜好性試験」が挙げられます。
当サイトでは、「愛犬にとって本当にいいドッグフードを紹介すること」をポリシーとして、株式会社 食環境衛生研究所でこのような検査・分析を行ったうえで、おすすめのドッグフードを紹介しています。
※当サイトを作った目的は自社のサービス(ペットフード検査)の認知、また、「愛犬・愛猫の食生活を豊かにして、健康や食の楽しみをサポートする」というミッションを掲げて発信をしています。
※記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部がペットフード調査NAVI(株式会社食環境衛生研究所)に還元されるケースがあります。
※記事に掲載されている情報は、株式会社食環境衛生研究所(当社)で実際に検査した時点の情報(記事制作ポリシー・当サイトの評価基準)・または商品の価格・成分などの検査結果・詳細は、当社が独自にリサーチした時点(2025年2月8日)の情報、掲載価格の変動や登録ミスまたは、商品のリニューアルにより情報が変わる可能性があります。
最新価格や詳細情報につきましては、メーカーや販売店、各ECサイトにご確認いただくことをお勧めいたします。
※記事内で記載した効果・効能がを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。使用の際はかかりつけの獣医師に相談ください。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。※食いつき検査に関しては、犬のそれぞれの好みがあるので保証するものではございません。
※当サイトの検査は株式会社 食環境衛生研究所が独自で行っているものであり、販売会社の公式で実施しているものではありません。※検査結果に関するお問い合わせは、株式会社 食環境衛生研究所へご連絡をお願いいたします
最近の更新内容
検査内容を更新・修正しました。
ドッグフードの選び方について情報・商品の価格の誤りを変更しました。
商品紹介のレイアウトをアップデートしました。
検査を行ったドッグフードの一覧の表記に誤りがあったため修正しました。
ドッグフードの検査を行ったうえで、記事をアップしました。
※この記事は執筆者である私、丸山 陽大が選び方や気をつけることを書いています。また愛犬に関することでお困りごとがあれば弊社(株式会社食環境衛生研究所)の運営のソラーレ動物診療所にお問合せください。また、この記事でおすすめしているドッグフードに関してはドッグフード検査を行っている株式会社食環境衛生研究所が選定しております。
子犬用ドッグフードの選び方!本当によいフードを選ぶポイントは?
子犬は成犬よりも身体が発達していないため、これから成長していくために必要な栄養価の高いドッグフードを選ぶことが大切です。
とはいえ、どのドッグフードが愛犬に合っているかがわからない人もいることでしょう。そこで、子犬用ドッグフードの選び方をまとめましたので、参考にしてみてください。
- 栄養バランスを考慮して「全年齢用」よりも「子犬用」のドッグフードを選ぶ
- 子犬でも食べやすいように粒のサイズが小さめで硬すぎないものを選ぶ
- 犬の健康にかかわりがないような添加物が入っていないかも確認する
- 「チキン」「ビーフ」などと使われている動物性タンパク質の名前が明確に記載されている
- アレルゲンが特定できていない場合にはアレルギーの原因になりやすい原材料が入っていないものを選ぶ
- 開封してから1か月程度で食べきれる量のものを選ぶ
これらのポイントを1つでも多く満たしているドッグフードであれば、子犬にとって本当によいドッグフードに近づくと言えます。子犬向けのドッグフードを探す際には、上記のポイントをできるだけ多く満たしているフードを探すようにしてみてください。
なお、詳しくは「子犬がドッグフードを食べないときの対策」の見出しでも解説しますが、ペットショップやブリーダー、保護施設などの環境から迎え入れた子犬の場合、すぐに新たなドッグフードに切り替えるのは推奨できません。
新たな環境に慣れるまでは子犬向けのドッグフードを食べてくれない可能性があるだけでなく、消化不良による下痢や軟便の原因にもなりえます。まずは今まで子犬が食べていたドッグフードを与えつつ、環境に慣れてきたときに子犬向けのドッグフードに切り替えるようにしてみてください。
栄養バランスを考慮して「全年齢用」よりも「子犬用」のドッグフードを選ぶ
前提として、子犬を対象にしたドッグフードには、「子犬用」「全年齢用」の2種類があります。子犬用または全年齢用のドッグフードであれば、子犬にあげてはいけないわけではありません。
しかし、これから成長していく子犬にとっては必要な栄養をバランスよく摂取するのが好ましいため、子犬向けのドッグフードを探す際には栄養バランスを考慮して子犬用のフードを探すのがよいでしょう。
全年齢用のドッグフードは、子犬も含めてすべての年齢の犬に必要な栄養素が含まれており、成犬やシニア犬も食べられる栄養バランスになっています。子犬期は成犬やシニア期よりも多くの栄養が必要になるため、全年齢対応のドッグフードをあげる際には1日の給餌量を増やすなどの対策が必要になることもあります。
そのため、「適切なご飯の量がわからない」「必要な量をあげても愛犬が食べきってくれない」といった場合には、必要な栄養素をバランスよく摂取できないことも考えられます。バランスよく栄養を摂取できない場合、「歯や骨の弱化」「皮膚や毛並みのトラブル」「免疫力の低下」などにもつながるリスクがあります。
一方、子犬用のドッグフードは、名前の通り子犬を対象にしており、子犬の成長に必要な栄養素を効率よく摂取できるようなバランスで構成されています。全年齢対応のドッグフードのように、給餌量を増やすなどの対策が不要になるため、基本的には子犬用のドッグフードが向いているといえるのです。
なお、子犬の成長にかかわる重要な栄養素とその数値についての目安をまとめましたので、子犬向けのドッグフードを探す際に参考にしてみてください。
子犬の成長にかかわる重要な栄養素と数値の目安
- タンパク質
筋肉や皮膚、毛並みなど、子犬の体を作るのに必須な栄養素。子犬の場合は目安として数値が22.5%以上が好ましい - 脂質
エネルギー源になるのと同時に生理機能の維持としても働く栄養素。子犬の場合は目安として数値が8.5%以上が好ましい。なお、過剰摂取は肥満などにつながるため、愛犬に適切した数値が大切。 - カルシウム
骨の形成や成長をサポートするために必要な栄養素。子犬の場合は目安として数値が1.2%〜1.8%の範囲が好ましい。なお、過剰摂取は健康被害にもなりえるため、愛犬に適切した数値が大切。
とはいえ、全年齢向けのドッグフードが子犬に悪いわけではないため、愛犬が適切な給餌量で食べてくれるのであれば、全年齢対応のフードをあげるのも1つの手です。全年齢対応のドッグフードにも子犬の食いつきや健康維持に期待できるフードがあり、当記事でも全年齢対応のフードを子犬向けドッグフードとして紹介しています。
基本的には子犬向けのドッグフードを選ぶことを推奨しますが、全年齢対応のドッグフードを子犬にあげる場合には、パッケージに記載された適切な給餌量でごはんをあげるようにしてみてください。
子犬向けドッグフードを選ぶときのポイント
- 基本的にはパッケージなどに「子犬用」と記載されたドッグフードを選ぶ
- 全年齢向けのドッグフードをあげる場合はとくに、パッケージなどに記載された1日の給餌量を守って愛犬に与える
子犬の体の大きさに合わせた栄養バランスになっているかもドッグフード選びで大切
子犬といっても、小型犬から大型犬まで体の大きさは異なります。愛犬の体の大きさによっても、適切な栄養バランスや摂取するべき成分などが変わるため、子犬向けのドッグフードを探す際にはこの点にも注意をしておくべきです。
「小型犬・中型犬」「大型犬」ごとに栄養バランスの目安などをまとめましたので、参考にしてみてください。
小型犬・中型犬 | 少量でも多くの栄養を摂取できるように、高タンパクかつ高脂肪のドッグフードを選ぶ □目安 タンパク質:30%程度 脂質:少なくとも12%以上 ※肥満などにつながるため、脂質の過剰摂取には注意が必要 |
---|---|
大型犬 | 小型犬よりも食事量が多くなると予測されるため、タンパク質や脂肪が高すぎないドッグフードを選ぶ □目安 タンパク質:30%未満 脂質:12%〜14%程度 ※肥満などにつながるため、脂質の過剰摂取には注意が必要 |
子犬でも食べやすいように粒のサイズが小さめで硬すぎないものを選ぶ
子犬の場合、成犬よりも顎が発達していないため、硬い食べ物だと食べるときに噛み砕きづらくなってしまいます。また、口も小さいことから、大きすぎる食べ物だと子犬が嫌がってしまって食が進まないこともあり、場合によってはドッグフードが喉に詰まってしまう可能性もあります。
そのため、愛犬のドッグフードを選ぶ際には、子犬でも食べやすいように粒のサイズが小さめで硬すぎないものを探すのがよいでしょう。
愛犬に合わせたものを探すのがベストですが、「超小型犬・小型犬」「中型犬・大型犬」ごとで粒のサイズの目安をまとめましたので参考にしてみてください。
粒のサイズの目安 | |
---|---|
超小型犬・小型犬 | 5mm〜8mm程度 |
中型犬・大型犬 | 8mm〜10mm程度 |
粒のサイズの目安としては、愛犬の犬歯よりも小さめのものがよいとされています。より愛犬の食べやすさにこだわりたい場合には、犬歯の大きさを測り、それよりも粒が小さいドッグフードを探すのもよいでしょう。
ドッグフードのパッケージには、粒の大きさが記載されているのが一般的です。粒のサイズについては、パッケージをみて確認するようにしてみてください。
子犬向けドッグフードの粒の大きさをチェックするときのポイント
- 粒の大きさが愛犬の体の大きさに合っているかどうか
- より愛犬に適したサイズであれば、粒の大きさが犬歯よりも小さめかどうか
犬の健康にかかわりがないような添加物が入っていないかも確認する
子犬向けのドッグフードを選ぶ際には、犬の健康にかかわりがない人工添加物が入っていないかも確認しておきましょう。
前提として、人工添加物が入っているドッグフードが絶対に健康に悪いわけではありません。しかし、インターネットなどでは、「人工添加物が使われたドッグフードは危険」のような情報も多々みられます。
このような情報には、ペットフード安全法で使用の基準値が定められている人工添加物が関連していると考えられます。
ペットフード安全法では、犬や猫の健康に被害を与えるような人工添加物についての成分規格が定められています。その例としては下記が挙げられます。
人工添加物 | 具体例 |
---|---|
着色料 | 二酸化チタン、赤色○号、黄色○号、青色○号 など |
甘味料 | ソルビトール、グリシリジン、アンモニエート、グリセリン など |
発色剤 | 亜硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム など |
酸化防止剤 | BHA、BHT、没食子酸プロピル、エトキシン、エリソルビン酸 など |
これらの人工添加物は、犬や猫の健康にかかわりがないうえに、法令で使用が制限されていることから基準値を超えてしまえば健康に被害を与えてしまうリスクがあると考えられているものです。
国内で販売されているドッグフードであれば、人工添加物が使用されていたとしても法令で安全性が担保されている範囲内でのみ使用されています。しかし、安全かつ安全なドッグフードを選ぶのであれば、健康にかかわりがない人工添加物がそもそも使用されていないフードを選ぶのが無難とも言えます。
人工添加物と犬の健康のかかわりについては解明されていないことも多いため、添加物の有無について過剰に気にするのも避けるべきではありますが、上記のような人工添加物が入っていないかどうかは確かめておくのもよいでしょう。
なお、人工添加物のなかには、保存料として使われるものもあります。安心・安全のためにも完全無添加のドッグフードを選ぶのも大切ですが、その場合には添加物が使われているドッグフードよりも酸化しやすいです。
酸化が進んだドッグフードは愛犬の健康被害のリスクがあるため、「可能な限り早く消費する」「完全密閉で保管する」といった対策を講じるようにしましょう。
ドッグフードの添加物をチェックするときのポイント
- 「赤色○号」「BHA」「BHT」など、法令で制限されている人工添加物が使われていないか
- 「天然トコフェロール」「ローズマリー抽出物」など、使用されている添加物は天然由来のものであるか
「チキン」「ビーフ」などと使われている動物性タンパク質の名前が明確に記載されている

子犬が成長するにはさまざまな栄養素が必要ですが、その例には「タンパク質」が挙げられます。
前述したようにタンパク質は筋肉、骨、血液など、生命活動で必要なあらゆるものの構成成分です。成長につれて体が大きくなる子犬にとって、タンパク質は必須な栄養素であるため、子犬用のドッグフードを選ぶ際にはタンパク質についても注意しておくべきといえます。
タンパク質には「動物性」「植物性」の2種類があり、動物性タンパク質のほうが食いつきの良さや栄養価の高さに期待できます。植物性タンパク質が良くないわけではありませんが、肉食に近い雑食の犬にとっては動物性タンパク質のほうが植物性のものよりも消化不良が起きづらいとも言われています。
消化不良を起こしてしまうと下痢や嘔吐にもつながるため、このような万が一のリスクを考慮して、基本的には動物性タンパク質が主原料の子犬向けドッグフードを選ぶのがよいでしょう。
なお、国内で販売されているドッグフードであれば「ペットフード安全法」が遵守されており、安全であると判断された基準の原材料が使用されています。とはいえ、ドッグフードのなかには、「どの動物の肉が使われているのか」「どの部位が使われているのか」など、品質を判断するのが難しいタンパク源が使われていることもあります。
品質を判断しづらいドッグフードには、「愛犬のアレルゲンが含まれているかが判断しづらい」「食用ではない部位が使われており品質が高いとは言い難い」といったリスクがあります。このリスクは品質が判断しづらいタンパク源の表記によって異なりますが、その一例としては下記が挙げられます。
- ミートミール
肉類を乾燥させたもののこと。単一の肉が使われている場合には「チキンミール」「ターキーミール」のように表記できるが、複数種の肉が使われている場合には「ミートミール」のような表記になる。
安全性は法令で担保されているが、どの動物のどの部位の肉が使われているかを判断することが難しい。そのため、「愛犬のアレルゲンである肉が含まれている」などの可能性も考えられる。
- 家禽ミール
肉や卵、羽毛などを利用するために飼育された鳥の総称を「家禽」という。これを乾燥させて粉末にしたものを家禽ミールという。ミートミールと同様に、複数の鳥が使われている場合には「家禽ミール」のような表記になる。
安全性は法令で担保されているが、どの鳥のどの部位が使われているかを特定することは難しいため、アレルゲンが含まれている可能性も考えられる。
- 肉類
哺乳動物や家禽類などの生肉・肉体部分、並びにこれらの動物の体や体の一部から生じるすべての副生物のこと。鶏や牛、豚などの肉だけでなく、血液や骨といった副産物も該当し、いわゆる「4Dミート」と呼ばれるものも使用されている可能性も否めない。
- フェザーミール
家禽の羽毛を乾燥させたもの。各種アミノ酸が含まれており、ペットフードのアミノ酸のバランスをとる目的でも使われることがあるが、飼料や肥料として使われることもある。栄養が含まれていたとしても、本来は食用ではない部位が使われているともいえる。
ペットフード安全法によって、安全性が担保されていないフードは国内で製造・販売することはできないことから、品質を判断できないようなタンパク源が使われたドッグフードが危険とは言えません。
しかし、たとえ法令の基準を満たしていたとしても、品質が判断できない以上は、愛犬にとって安心・安全と断言することは難しいです。そのため、愛犬家のみなさまにドッグフードを紹介している私たちメディアの立場としては、このようなドッグフードをおすすめすることはできません。
また、当サイトは愛犬にとって本当にいいドッグフードを紹介することをポリシーとしています。安心・安全であることは本当にいいドッグフードと言うための絶対的な条件と私たちは考えているため、タンパク源が不明瞭なものではなく、「鶏肉」「牛肉」などと明確に記載されているドッグフードを選ぶことを推奨します。
子犬向けドッグフードの主原料をチェックするときのポイント
- パッケージの原材料欄で左上に記載されている主原料が動物性タンパク質か
- 何の肉が使われているかがわからないような表記がされていないか
- 動物性タンパク質の表記が「鶏肉」「牛肉」などと明確か
- 主原料の産地や部位などが公表されており品質を判断できるか
アレルゲンが特定できていない場合にはアレルギーの原因になりやすい原材料が入っていないものを選ぶ
人間と同じように、犬も食べ物が原因でアレルギー症状が出てしまうケースもあります。具体的には、食べ物を与えてから軟便や下痢、嘔吐が続いているケースが挙げられます。
食べ物に限りませんが、子犬の時期には飼い主もわからないことが多々あります。場合によってはアレルギー症状が出てしまう食材を特定できていないために、愛犬のアレルゲンが使用されたドッグフードを与えてしまう可能性も考えられるのです。
そのため、子犬の時期だからこそ、愛犬の体質に合わせてアレルギー症状が出る食べ物が含まれていないフードを探すのが大切です。
あくまでも目安ですが、犬にとってアレルゲンになりやすい・なりづらい原材料をまとめましたので、子犬向けのドッグフードを選ぶ際には参考にしてみてください。
具体例 | |
---|---|
アレルゲンになりやすい原材料 | 牛肉、鶏肉、豚肉、小麦や大豆などの穀物、卵、乳製品、とうもろこし、じゃがいも |
アレルゲンになりづらい原材料 | 新奇タンパク質(魚類、馬肉、鹿肉など)、ラム肉、ダック(鴨やアヒル)、ターキー(七面鳥) |
たとえば、犬がアレルギー症状を起こしやすい食べ物の例として、小麦や大豆などの穀物が挙げられます。ドッグフードによっては、小麦やトウモロコシなどの穀類を原材料として使用していない「グレインフリーフード」もあるため、子犬向けのドッグフードを探す際には、このようなアレルギー対策がされているのを選ぶのもよいでしょう。
子犬向けのドッグフードのアレルゲンに関してチェックするときのポイント
- アレルゲンが特定できているなら、その食材が使われていないか
- アレルゲンが特定できていないなら、魚類や馬肉などのアレルゲンになりづらい原材料が使われているか
◻︎犬のアレルギーの関連記事

開封してから1か月程度で食べきれる量のものを選ぶ
ドッグフードにはそれぞれ「賞味期限」「消費期限」があり、必ずパッケージに記載されています。
子犬を飼っている人のなかには、「期限を過ぎていなければ愛犬に与えても大丈夫だろう」のように考えるかもしれません。しかし、愛犬の健康を考えるのであれば、開封してから期間が経ったドッグフードを与えるべきではないと言えます。
ドッグフードの「賞味期限」「消費期限」は、開封前を考慮した期限です。開封後は空気に触れてしまいドッグフードに含まれる脂質の酸化が進みます。
酸化が進むとドッグフードの栄養素が壊れたり、風味が悪くなり食いつきが悪くなったりしてしまうため、その状態は子犬にとってよいドッグフードとは言えません。
ドッグフードの酸化を防ぐためには、開封から1か月程度で食べ切るのがよいとされています。そのため、愛犬の食べる量に合わせて、開封から1か月程度で食べ切れる量のドッグフードを選ぶようにもしてみてください。
※子犬にあげるドッグフードの量がわからない場合、当サイトが用意する給餌量シミュレーターを活用してみてください。愛犬の体重や月齢、与えたいドッグフードの100gあたりのカロリーを入力することで、給餌量の目安を簡易的に診断できます。
子犬向けのドッグフードの内容量に関してチェックするときの手順
- 子犬の月齢や体重を調べておく
- 検討しているドッグフードの100gあたりのカロリーを調べておく
- 当サイトの給餌量シミュレーターで1日に必要なドッグフードの量を算出する
- 「1日に必要な量×1か月(30日)」の数値が検討しているドッグフードの内容量よりも同等、もしくは少ないか
◻︎子犬の餌の量の関連記事

他の目的・悩み別にドッグフードを探す
子犬のドッグフードは含まれている栄養素で選ぶことも重要!成長段階に応じた特に大切な栄養素
子犬は成長していくにつれて体が大きくなります。その際には、体の基礎を作るための栄養素が欠かせず、必要な栄養素は子犬の成長段階によって変わります。
そのため、子犬用のドッグフードを探すときには、「愛犬の成長段階に合った栄養素が豊富に含まれているか」という点も注意するべきです。
そこで、ここからは愛犬の成長段階に合わせたドッグフードの選び方について解説していきます。
なお、一般的には生後1か月〜10か月までを子犬と呼ぶことを考慮して、「生後1か月〜」「生後2か月〜6か月」「生後7か月〜10か月」の段階に分けて、積極的に摂るべき栄養素を紹介していきます。
生後1か月〜:免疫力をサポートする「ビタミンB」「ビタミンE」が豊富なドッグフード
生後1か月の子犬の場合、特に気にするべきは免疫力です。子犬は成犬と比べて感染症にかかりやすい傾向があるため、それを防ぐためにも免疫力の向上に期待できる栄養素が豊富なドッグフードを選ぶのがよいでしょう。
免疫力の向上に期待できる栄養素には、「ビタミンB」「ビタミンE」などが挙げられます。生後1か月の子犬にあげるドッグフードを探している場合、「ビタミンB」「ビタミンE」が豊富に含まれているフードを探してみるとよいでしょう。
生後2か月〜6か月:骨格の成長をサポートする「カルシウム」「リン」が豊富なドッグフード
子犬の成長が著しくみられるのは生後2か月〜4か月の期間といわれています。そして、生後6か月程度になると成長に落ち着きがみられる傾向にあります。
つまり、生後2か月〜6か月は、子犬の成長で大切な期間といえます。そのため、骨格の成長をサポートできる栄養素が豊富なドッグフードを選ぶのがよいでしょう。
骨格の成長をサポートする栄養素としては、「カルシウム」「リン」などが挙げられます。
ただし、生後6か月頃までの子犬はカルシウムの吸収量をうまく調節できず、カルシウムの過剰摂取を起こしてしまう可能性があります。カルシウムを過剰に摂取すると骨格形成に異常が起きるリスクもあるため注意が必要です。
当サイトでも栄養バランスを評価する基準としている「AAFCO基準」では、子犬のカルシウム基準を1.2%~1.8%と定められています。そのため、ドッグフードを選ぶ際には、カルシウムが1.2%~1.8%程度のフードを選ぶことも大切です。
生後7か月〜10か月:成長を促進するための「タンパク質」が豊富なドッグフード
落ち着きがみられると言っても、生後6か月が過ぎても子犬の成長は進みます。そのため、生後7か月以降は成長を促進するためのタンパク質が豊富に含まれるドッグフードを選ぶのがよいでしょう。
タンパク質は子犬が生きるうえで必要なものを構成する成分で、健康的な体をつくるためにも必要な栄養です。タンパク質が不足してしまうと、免疫力の低下などの成長不良を引き起こすことになりかねません。
あくまで目安に過ぎませんが、タンパク質が50%以上配合されているものが好ましいとされています。
ドッグフード92種類を研究所にて徹底検証!子犬におすすめの本当に良いドッグフードはどれ?
当サイトでは、ドッグフードを実際に編集部で購入し、運営元である「株式会社食環境衛生研究所」にてペットフード検査をしてもらっています。そのうえで、当サイトが定めるコンテンツポリシーや評価基準に該当しているフードのみ紹介しています。
そして、今回はドッグフードを92種類購入し、それらを比較したうえで子犬におすすめのドッグフードを探しました。具体的には、下記の評価項目を定めたうえで92種類のドッグフードを比較検討し、各フードをスコアリングしました。
当記事では、この結果をもとに点数が高かったドッグフードを「子犬にとって本当に良いおすすめのドッグフード」として定義します。
なお、今回検査を行った92種類のドッグフードと評価項目については下記のとおりです。
こちらをタップ・クリックすることで一覧を確認できます。
- yum yum yum!パピー Happiness plus+
- アカナ パピースモールブリードレシピ
- ニュートロ シュプレモ 子犬用
- プロマネージ 12ヶ月までの子犬用(パピー)
- ナウフレッシュ グレインフリー スモールブリード パピー
- アカナ オリジン パピー
- モグワンドッグフード
- マックアダムズ ドッグフード チキン
- うまか
- カナガンドッグフード チキン
- OBREMO 鶏肉
- ウィリアム ドッグフード チキン
- このこのごはん
- アランズナチュラルドッグフード・ラム
- ニュートロ ワイルド レシピ
- Pochi ザドッグフード ベーシック 3種のポルトリー
- ニュートロ ナチュラル チョイス フィッシュ&ポテト
- ペロリコドッグフードアレカット
- ウェルネス グレインフリー 穀物不使用子犬用離乳期~1歳骨抜きチキン
- プラぺ CP チキン&ターキー
- 安心犬活
- アカナ プレイリーポートリーレシピ
- アカナ ツンドラドッグ
- アカナ クラシック レッドミートレシピ
- アカナ レジオナルレッドドッグ
- アカナ ワイルドコーストレシピ
- アカナ アダルトドッグレシピ
- アカナ グラスランドドッグレシピ
- アカナ ヨークシャポーク
- ニュートロナチュラルチョイス ラム&玄米(超小型犬〜小型犬用)
- 国産ドッグフードZEN プレミアムドッグ グレインフリー フィッシュ 小粒
- ナチュラルバランス ポテト&ダック
- デイリーフォルツァ ミニ ラム
- WOOF ラム
- ドッグフード工房 鶏肉
- プラぺドッグフード(CPラム&リンゴ)
- エッセンシャル
- K9ナチュラル(ラム・フィースト)
- キアオラ(ラム&サーモン)
- アーガイルディッシュ ドッグフード グレヴィレアアダルト
- わんこのきちんとごはん(フィッシュ)
- ロータス グレインフリー フィッシュレシピ 小粒
- トライバル フレッシュサーモン
- ジウィピーク エアドライドッグフード ベニソン
- ネルソンズドッグフード
- INUMESHI バリュー
- イティドッグ ベニソン ディナー
- ベッツワンベテリナリー 犬用 スキンケア チキン 小粒
- スーペリア アダルト
- フィッシュ4ドッグ サーモン 小粒
- smiley まぐろ deli
- INUMESHI SEBEK ワニ肉ドッグフード
- GO! SOLUTIONS センシティブLID ドッグフード
- アスランエゾベニソン プレミアム
- ウェルネス シンプル
- ペットカインド トライプドライ SAP ビーフ 小粒
- シェフドッグ フィッシュ
- ウィッシュ ワイルドパピー
- ネイチャーズテイスト ローアレルゲン
- イティドッグ ベニソン ディナー
- カインズ Pet’sOne ドッグミール
- やずやのドッグフード プレミアムワン
- キアオラ ドッグ グラスフェッドビーフ&レバー
- エルモ プロフェッショナーレ サーモン・ライス ライト
- スマイリー 鹿肉ごはん
- ウルフブラット ワイルドダック スモールブリード ダックとポテト
- オリジン オリジナル
- HAPPY DOG センシブル モンタナ アレルギーケア
- ブリスミックス ポーク
- ドッグフード ファーストメイト ケージフリー ダック&パンプキン
- 自然のめぐみ
- ミシュワン ドッグフード
- ちび華
- メディプラス さつまいも&魚
- ChoiceS 食わずぎらいの子に
- Awan 鹿肉ドッグフード
- アゼットプロフェッショナルドッグフード アレルギーケア
- ダイアモンド パフォーマンス
- ワイルドランド アダルト ダック
- ソルビダ グレインフリー ターキー
- ベニソンレシピ 国産鹿肉
- ZIWI ビーフ
- オープンファーム ターキー&チキン
- もぐもぐDog ドッグフード
- ブラックウッド ドッグフード チキン
- 愛犬ワンダフル 鶏肉タイプ
- Grands
- ウルトラプレミアム ライト
- 健康いぬ生活 馬肉自然づくりプレミアム
- 金の旨味 チキン
- 九州ペットフード AFURERU
- ポンポンデリ
当記事で紹介するドッグフードの選定基準やスコアリングについて
当記事では、当社独自で定める評価基準をもとにスコアリングをして、上位の結果がみられたドッグフードを紹介していきます。
スコアリングをする際には、「安全性」「嗜好性」「栄養バランス」「協力してもらえた飼い主からのレビュー」「商品特有の加点特性」の5つを基準として、独自にドッグフードを評価しています。
※より詳しい評価基準については「当サイトのペットフードの評価基準について」をご確認ください
※スコアリング基準をタップ・クリックすることで詳細を確認できます。

1 安全性(30点満点)
「株式会社食環境衛生研究所」で検査を行い、ペットフード安全法を絶対的な基準としてドッグフードを評価します。
2 嗜好性(10点満点)
「株式会社食環境衛生研究所」で検査を行い、AAFCOが定める基準(AAFCO基準)を基準としてドッグフードを評価しています。
3 栄養バランス(20点満点)
「株式会社食環境衛生研究所」で検査を行い、AAFCOが定める基準(AAFCO基準)を基準としてドッグフードを評価しています。
4 商品特有の加点特性(20点満点)
そのドッグフードが持つ特徴のなかで、安心・安全にかかわるものを個別に評価しています。
5 協力してくれた飼い主からのレビュー(20点満点)
協力者である犬の飼い主3人に、編集部で購入したドッグフードを愛犬に一定期間与えてもらい、下記に対するレビューをもらっています。子犬におすすめドッグフード12選!安全なドッグフードを研究所基準で紹介
ここからは、子犬におすすめのドッグフードを12選紹介していきます。
おすすめのドッグフードを紹介するにあたって、上記で解説した定義を基準として設け、実際に92種類のドッグフードを比較検討したうえで、総合的に高い評価であった12商品を紹介していきます。
※口コミに関しては、個人の感想です。実感を保証するものではありません。
※犬にも好みや体調にもよります。保証するものではありません。まずはお試しに1袋購入し、様子も見ることをおすすめします。
※当記事に掲載している口コミは、協力してくれたわんちゃん・セルフ型アンケートツール「QiQUMO」を用いて編集部で調査したものです。アンケートを実施し、回答していただいたものの一部を掲載しています。
商品 |
---|
1 yum yum yum!yum yum yum!パピー Happiness plus+ |
2 コノコトトモニこのこのごはん |
3 ソルビダソルビダグレインフリーチキン室内飼育子犬用 |
4 アカナ (ACANA)アカナ パピースモールブリードレシピ |
5 ニュートロ (Nutro)ニュートロ シュプレモ 子犬用 |
6 PANET PET プラペ!プラぺ CP チキン&ターキー |
7 ペットラインプロバラプロフェッショナル・バランス 1歳まで子いぬ用 |
8 プロマネージ (PROMANAGE)プロマネージ 12ヶ月までの子犬用(パピー) |
9 NOW FRESHナウフレッシュ グレインフリー スモールブリード パピー |
10 Orijen(オリジン)オリジン パピー |
11 ウェルネスグレインフリー 穀物不使用子犬用離乳期~1歳骨抜きチキン |
12 ONEDOGS安心犬活 |
画像 | 価格(税込) | ポイント | 詳細情報 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
対象年齢 | 対象犬種 | 原産国 | 主原料 | 人口添加物(※1) | グレインフリー・グルテンフリー | 粒の大きさ | 内容量 | 100gあたりのカロリー | ヒューマングレード | サイズ展開 | |||||
![]() | 合成添加物なしのヒューマングレードの子犬用国産ドッグフード | 離乳後〜 | 全犬種 | 日本 | 鶏肉 | なし | × | 約6mm~7mm | 800g | 約365kcal | ○ | 800gのみ | |||
![]() | 小型犬におすすめ!原材料にこだわった国産フード | 全年齢 | 主に小型犬 | 日本 | 九州産の鶏肉(ささみ、胸肉、レバー) | なし | グルテンフリー | 約7mm〜8mm | 1.0kg | 約343kcal | ○ | 1.0kg | |||
![]() | 室内犬におすすめなグレインフリーの子犬専用フード | 子犬 | 全犬種 | アメリカ | オーガニックチキン生肉 | なし | グレインフリー | 約6mm〜7mm程度 | 900g | 約365kcal | △ | 900g・1.8kg・3.6kg・5.8kg | |||
![]() | 新鮮な鶏肉が主原料の食いつきが期待できる子犬向けドッグフード | 子犬用 | 全犬種 | カナダ | 鶏肉 | なし | × | 約6mm~8mm | 2kg | 約366kcal | ○ | 2kg・6kg | |||
![]() | 発育期の子犬の成長や健康維持に配慮した子犬用のドッグフード | 子犬用 | 全犬種 | アメリカ | 鶏肉 | なし | × | 約6mm~8mm | 1kg | 約380kcal | × | 1kg・3kg・6kg | |||
![]() | 抗酸化作用があるスーパーフード13種配合のグレインフリーフード | 全年齢 | 全犬種 | イギリス | チキンやターキー | なし | グレインフリー | 約8mm~10mm | 2.0kg | 約364kcal | ○ | 2.0kg | |||
![]() | 成長期に必要な栄養素がバランスよく摂れる1歳までの子犬専用の国産フード | 1歳 | 全犬種 | 日本 | 鶏肉 | なし | × | 約6mm〜8mm | 1kg | 約365kcal | △ | 1kg・3kg・6kg | |||
![]() | 健康な発育をサポートするための子犬向けドッグフード | 12ヶ月まで | 全犬種 | オーストラリア | 鶏肉 | あり(酸化防止剤) | × | 約6mm~8mm | 1.7kg | 約395kcal | × | 1.7kg・4kg | |||
![]() | グレインフリーでタンパク質が豊富な子犬向けドッグフード | 子犬用 | 全犬種 | カナダ | ターキー | なし | グレインフリー | 約5mm~7mm | 800g | 約377.3kcal | ○ | 50g・350g・800g・2.3kg | |||
![]() | 動物原材料の3分の2は新鮮または生の子犬向けドッグフード | 子犬用 | 全犬種 | カナダ | 鶏肉・ターキー | なし | × | 約7mm~8mm | 2kg | 約400kcal | ○ | 340g・2kg・6kg・11.4kg | |||
![]() | 子犬の成長をサポートする成分が豊富なグレインフリーフード | 12ヶ月まで | 全犬種 | アメリカ | 鶏肉 | なし | グレインフリー | 約7mm〜9mm | 1.8kg | 約377kcal | × | 800g・1.8kg | |||
![]() | 子犬の健康にかかわりがない添加物が一切不使用の国産フード | 全年齢 | 全犬種 | 日本 | 国産の生肉(牛、鶏、馬、魚肉… | なし | グルテンフリー | 約7mm〜13mm | 800g | 約360kcal | ○ | 800g |
※1: 犬の健康にかかわりがない人工添加物が該当します。天然由来、または健康に関わる添加物は該当しません。
※2: 一部商品はキャンペーンが適用された価格で、通常価格とは異なります。
yum yum yum!
yum yum yum!パピー Happiness plus+|合成添加物なしのヒューマングレードの子犬用国産ドッグフード
「yum yum yum!パピー Happiness plus+」は、離乳後の子犬向けのドッグフードです。
主原料として使用されているのは九州産若どり生肉と、原材料名が明確になっており高タンパク設計であるのが特徴です。犬の健康に関わりがない人工添加物は使用されておらず、酸化防止剤には天然由来の成分のみが使用されています。
ほかにもアジ節・カツオ節や昆布、しいたけといった和風だしのうまみ素材も配合されており、愛犬の食いつきのよさにも期待ができるドッグフードです。
また、粒の大きさは約0.6cm~0.7cmであるため、超小型犬から大型犬までの子犬にも基本的には適しているサイズといえます。さらに、内容量についても1袋800gと、開封してから1か月以内に食べられる程度の量であるのも魅力です。
柴犬 7か月 うちの子に合っているのか、とてもよく食べてくれます。また、ドッグフードとは思えないような香りのよさにびっくりしました。買って良かったと思っています。
パピヨン 2か月 警戒していたのか全然食べてくれませんでした。最初は匂いだけ嗅いだだけで、そのあとは見向きもしてくれず残念でした。
コノコトトモニ
このこのごはん | 小型犬の国産フードを求める人向け!健康とおいしさにこだわったフード
※表示している公式価格は定期購入した場合の初回購入価格です。 ※公式の通常価格は全年齢用:3,850円(税込)、シニア用:4,125円(税込)となります。
「このこのごはん」は全年齢用のドッグフードで、主に小型犬向けとして作られています。
このこのごはんの特徴は、原材料へのこだわりが挙げられます。主原料として九州産の鶏ささみやレバーが使われており、「ヒューマングレード」の原材料だけで作られているため、「子犬には安心で安全なドッグフードをあげたい」という飼い主におすすめです。
また、愛犬が健康を維持するために1日で必要な栄養素を摂取できるのもポイントです。子犬の成長に必要な栄養も豊富であるため、子犬向けのドッグフードを探している場合にはこの子のご飯も検討してみてください。
マルチーズ 2か月 好き嫌いが多い子なので、食べるかが心配でしたが、食いつき良く食べてくれました。原材料にもこだわっていて、安心してあげられるところもいいと思います。
ポメラニアン 10か月 CMでも紹介されていたので買ってみました。 かつおぶしの良い香りがして、品質も高いので良いドッグフードだと思いますが、うちの子は全然食べてくれませんでした。普段あげているドッグフードよりも価格が高いので残念です。
ソルビダ
ソルビダグレインフリーチキン室内飼育子犬用 | 室内犬におすすめなグレインフリーの子犬専用フード
「ソルビダ グレインフリー チキン室内飼育子犬用」は、室内で飼育している子犬向けのドッグフードです。オーガニックチキンを生のまま使用しており、子犬の成長に必要な栄養がバランスよく配合されています。
また、グレインフリーのドッグフードであるため、「小麦や米などの穀物がアレルゲン」「アレルゲンが特定できていない」といった場合にもおすすめのドッグフードです。
パグ 3か月 うちの子にあっているようで、食いつき良く食べてくれます。子犬なので栄養バランスにも気遣わなければなりませんが、このフードなら安心してあげられます。
ダックスフンド 6か月 良いドッグフードだと思いますが、値段がもう少し安いとうれしいですね。800gで3,000円を超えるので、たまにしか買ってあげられないです。
アカナ (ACANA)
アカナ パピースモールブリードレシピ | 新鮮な鶏肉が主原料の食いつきが期待できる子犬向けドッグフード
「アカナ パピースモールブリードレシピ」は、成長期の小型犬を対象にした子犬向けのドッグフードです。
主原料として使用されているのは新鮮な鶏肉で、ほかにも動物原材料として七面鳥やニシン、卵、ヘイクが豊富に使われており、その肉量で愛犬の食いつきのよさにも期待できます。
また、人工的な添加物は一切使われておらず、高い栄養価を保てるような加工方法で製造されているのもポイントです。
粒の大きさは約0.6cm~0.8cmであるため、超小型犬から大型犬までの子犬にも基本的には適しているサイズといえます。内容量については1袋2.0kgまたは6.0kgと、愛犬の食べる量に合わせて選べるように2種類が用意されています。
チワワ 5か月 いつもものすごい勢いで食べてくれます。うちの子に合っていたんですかね。 それと、毛艶が少し変わったような気がします。こんなに良いフードならもっと早く知りたかったと思えるくらいです。
パグ 7か月 うちの子も良く食べてくれて良いドッグフードだと思いますが、賞味期限が短いのが気になりました。もう少し賞味期限が長かったら良いなと思います。
ニュートロ (Nutro)
ニュートロ シュプレモ 子犬用 | 発育期の子犬の成長や健康維持に配慮した子犬用のドッグフード
「ニュートロ シュプレモ 子犬用」は、発育期の子犬の成長や健康維持に配慮した子犬用のドッグフードです。
ニュートロは「ミートファースト」というこだわりを持っており、ドッグフードには肉や魚が最も多く使用されています。
「シュプレモ 子犬用」では肉が最も多く使用されており、チキン・ビーフ・ラム・ダックが主原料の設計です。ふんだんに肉がつかわれていることから、愛犬の食いつきのよさにも期待できるドッグフードと言えます。
また、粒の大きさは約0.6cm~0.8cmであり、さらにふやけやすい設計であるため、超小型犬や小型犬にもあげやすいドッグフードです。
チワワ 10か月 試しに1kgのこのフードを買ってみましたが、食いつき良く食べてくれました。いつものドッグフードよりも食べてくれたので、この前は3.0kgのものも購入させていただきました。
プードル 5か月 良いドッグフードだと思いますが、体質の問題なのか軟便が続いてしまいました。臭いも強くなってしまい、改善もなかったので仕方なく切り替えることにしました。
PANET PET プラペ!
プラぺ CP チキン&ターキー | 抗酸化作用があるスーパーフード13種配合のグレインフリーフード
「プラぺ CP チキン&ターキー」は、全年齢用のドッグフードで、子犬にも対応しています。
プラぺ CP チキン&ターキーの特徴は、抗酸化作用があるスーパーフード13種が配合されている点が挙げられます。
抗酸化作用がある成分は過剰に発生した活性酸素を無害化する働きがあります。活性酸素が過剰に発生すると健康な細胞の酸化を進めてしまい、老化やさまざまな病気を引き起こす可能性があります。
抗酸化作用がある成分が配合されているため、「いつまでも若々しく健康でいてほしい」と考えている飼い主にはおすすめと言えるでしょう。
パグ 5か月 子犬向けのドッグフードを探していたところ、このフードを知りました。普段は新しいフードを嫌うのですが、おいしそうに食べてくれました。 健康によい成分が入っているのもうれしいです。
パピヨン 11か月 うちの子には合わなかったです。最初は少しだけ食べてくれましたが、そのあとは全く口をつけてくれませんでした。
ペットラインプロバラ
プロフェッショナル・バランス 1歳まで子いぬ用 | 成長期に必要な栄養素がバランスよく摂れる1歳までの子犬専用の国産フード
「プロフェッショナル・バランス 1歳まで子いぬ用」は、全犬種の1歳までの子犬専用のドッグフードです。タンパク質や脂質など、犬の成長期に必須な栄養素がバランスよく配合されています。
また、腸の働きをサポートするオリゴ糖や乳酸菌、毛並みの維持にも働く米胚芽油なども配合されているのも特徴です。
豆柴 6か月 コスパも食いつきも良いので、リピートして購入しています。 甘くて良い香りがしますし、栄養バランスも子犬にいいので、今後も続けてみます。
チワワ 4か月 体調の問題かもしれませんが、フードを食べた後に戻してしまいました。評判がいいドッグフードなので、フードが悪いとは思っていませんが、少し心配になりました。
プロマネージ (PROMANAGE)
プロマネージ 12ヶ月までの子犬用(パピー) | 健康な発育をサポートするための子犬向けドッグフード
「プロマネージ 12ヶ月までの子犬用(パピー)」は、名前のとおり12か月までの子犬向けのドッグフードです。
健康な発育をサポートするためのドッグフードで、主には「免疫力の維持」「健康的な便」「健康的な脳の発達サポート」に期待ができます。子犬の健康維持に必須ともいえる「ビタミンE」「タンパク質」「カルシウム」などが豊富に含まれているのもポイントです。
なお、人工添加物として、酸化防止剤の「BHA」「BHT」が使用されていますが、研究所で検査をしたところ、ペットフード安全法で定められた基準内の数値であることがわかり、当サイトの基準を満たしたドッグフードです。
プードル 10か月 子犬向けのフードをたくさん調べましたが、こちらのフードが1番合っていると思います。よく食べてくれますし、ほかの子犬向けフードよりも比較的安いところがうれしいです。
シーズー 7か月 体質の問題かもしれませんが、こちらのフードをあげてから軟便が続きました。心配だったので他のフードに替えたところ、軟便はみられなくなりました。
NOW FRESH
ナウフレッシュ グレインフリー スモールブリード パピー | グレインフリーでタンパク質が豊富な子犬向けドッグフード
「ナウフレッシュ グレインフリー スモールブリード パピー」は、子犬の成長に必要なタンパク質が豊富に含まれている子犬向けドッグフードです。主タンパク源として「ターキー」「ダック」「サーモン」が使われており、ミートミールや副産物は一切使用されていない点は子犬に安心・安全といえる根拠の1つです。
また、犬の健康にかかわりがない人工添加物も使用されておらず、酸化防止剤としても天然由来の成分で構成されています。
粒の大きさは約5mm~7mmと、当記事で紹介するドッグフードのなかでも小さめで超小型犬にもあげやすいサイズといえます。
チワワ 10か月 半年ほどあげていますが、うちの子に合っているようでほとんど残すことなく食べてくれます。余計な添加物も入っていませんし、素材にもこだわって作られているので、安心してあげられます。
パピヨン 3か月 インターネットで評判が良かったので購入しましたが、うちの子は食べてくれませんでした。また、ドッグフード特有の匂いが強く、飼い主の私もあげるのを少し躊躇ってしまいました。
Orijen(オリジン)
オリジン パピー | 動物原材料の3分の2は新鮮または生の子犬向けドッグフード
「アカナ オリジン パピー」は、放し飼いの鶏や七面鳥、天然魚、平飼い卵が使用された動物性タンパク質がふんだんに使われている子犬向けのドッグフードです。動物原材料の3分の2は新鮮または生であるため、子犬の健康維持や成長に必須なタンパク質・脂質が豊富に含まれています。
また、人工的な添加物は一切使われておらず、高い栄養価を保てるような加工方法で製造されているのもポイントです。さらに、健康寿命の長期化だけでなく、膀胱炎や腎臓病、肥満のサポートにも期待できるのも魅力です。
豆柴 6か月 友人に勧めてもらって購入しましたが、とても気に入りました。食いつきも良く、原材料の品質も高いので安心してあげています。
チワワ 2か月 粒が大きいからか食べづらそうにしていました。好みには合っているのか、食べようとはしてくれるので、毎回粒をくだいてあげています。
ウェルネス
グレインフリー 穀物不使用子犬用離乳期~1歳骨抜きチキン | 子犬の成長をサポートする成分が豊富なグレインフリーフード
「ウェルネス グレインフリー 穀物不使用子犬用離乳期~1歳骨抜きチキン」は、離乳期〜12ヶ月までの子犬用のドッグフードです。主原料として良質なチキンやサーモンが使われているのが特徴です。
また、グレインフリーであるのもポイントです。犬のアレルゲンになりやすいものには小麦などの穀物が挙げられますが、グレインフリーのフードであれば穀物によるアレルギー症状が出ることはありません。
子犬の場合、アレルゲンが特定していないケースも少なくありません。「アレルギーのリスクを抑えたドッグフードをあげたい」という場合には検討してみてもよいでしょう。
トイプードル 4か月 飼い主の私も良い匂いだと思いますし、うちの子もおいしそうに食べてくれます。粒の大きさもちょうどよく、買って良かったと思っています。
パグ 3か月 子犬用のはずが粒が固くて驚きました。ふやかせば食べてくれますが、この硬さのまま子犬にあげるのは心配になりました。
ONEDOGS
安心犬活|子犬の健康にかかわりがない添加物が一切不使用の国産フード
※公式では定期購入で初回のみ1,650円(税込)で販売しております。 ※通常価格は3,795円(税込)となります。
「「安心犬活」は、全年齢用のドッグフードで、子犬にもあげられる国産のフードです。
安心犬活の特徴として、ドッグフードに必要ない添加物が一切使われていない点が挙げられます。
添加物のなかには人工の添加物もあり、そのような添加物だと健康被害のリスクもあります。安心犬活では天然由来の添加物のみが使用されているため、添加物による健康被害のリスクを抑えられるといえるでしょう。
また、安心犬活の特徴として、国産の厳選食材で作られていることも挙げられます。主原料の5種類の生肉に野菜や果物などが配合されており、犬が必要な栄養を豊富に含んだドッグフードに仕上がっています。
トイプードル 11か月 インターネットの広告をみて購入しました。食べてくれるかが心配でしたが、好みにあったようでおいしそうに食べてくれました。 無添加なので安心してあげられるのもうれしいです。
柴犬 9か月 半年ほど購入していますが、たまに完売してしまっていて買えない時があるのが残念です。ほかは満足しているのですが。
子犬にドッグフードを与えるときの給餌量は?子犬の体重に合わせてドッグフードをあげよう
子犬用のドッグフードについては、選び方だけでなく、あげるときの量も考えておくのが大切です。前述したように、これから成長していく子犬にとって、ドッグフードに含まれる栄養素は必須であり、適切な量を摂取しなければ心身の発育に悪影響を及ぼす可能性があります。
ドッグフードのパッケージには給餌量の目安が記載されていますが、愛犬が必要な栄養素を摂るためには、体重や月齢などに合わせて給餌量を計算しておくのが得策です。
ここからは、子犬の体重や月齢などをもとに、1日あたりの適切なドッグフードの給餌量の計算方法について解説していきます。具体的には下記のような流れで計算していくため、愛犬にあげるドッグフードの量がわからないときには参考にしてみてください。
- 子犬の体重から「RER」を計算する
- RERに活動係数をかけてDERを算出する
- DERをドッグフードのカロリーで割って100をかける
ただし、この計算で求められる給餌量は、あくまで目安に過ぎません。「この量を与えれば絶対に大丈夫」とは言い切れないため、うんちの固さなどの愛犬の様子を見つつ、給餌量を判断するようにしてみてください。
なお、すぐに子犬の給餌量を知りたい場合、当サイトの給餌量シミュレーターを活用してみてください。
「体重」「年齢と体型」「切り替えたドッグフードの100gあたりのカロリー」を入力することで、1日あたりの給餌量や愛犬に必要なカロリーの目安を算出できます。
※あくまでシミュレーションであるため、実際にフードをあげる際には愛犬の体調などを考慮しつつ給餌量を決めるようにしてみてください。
2回に分けて与える場合… g
3回に分けて与える場合… g

1. 子犬の体重から「RER」を計算する
まずは、子犬の体重から「RER」を計算しましょう。
RERとは、犬が正常な状態かつ常温の環境で安静にしているときの1日に必要なエネルギー量のことです。噛み砕いて言えば、「ストレスのない環境で1日中安静にしていた場合、その犬にとってどのくらいエネルギーが必要なのか」と言えます。
RERは子犬の体重がわかれば計算可能で、計算方法には下記の2パターンがあります。
- 子犬の体重(kg)の0.75乗 × 70
- 体重(kg)× 体重(kg)× 体重(kg)= √√×70
たとえば、子犬の体重が3.0kgだと仮定すれば、RERは「3.0kgの0.75乗 × 70 = 約160kcal」と計算できます。
なお、子犬の体重ごとのRERの早見表は下記のようになります。愛犬の体重に合ったRERを確認してみてください。
体重 | RER |
---|---|
1kg | 約70kcal |
2kg | 約118kcal |
3kg | 約160kcal |
4kg | 約198kcal |
5kg | 約234kcal |
6kg | 約268kcal |
7kg | 約301kcal |
8kg | 約333kcal |
9kg | 約364kcal |
10kg | 約394kcal |
2. RERに活動係数をかけてDERを算出する
RERを計算した後は、DERを算出していきます。
DERとは、体重・生活環境・運動量・年齢など、子犬の現在の状態における1日に必要なエネルギー要求量のことです。簡単にいえば、「愛犬の現在の状態を考慮したうえで、1日にどのくらいのエネルギーが必要なのか」といえます。
DERを算出するには、愛犬の現在の状況に応じた活動係数が必要です。子犬においては、月齢に応じて下記のように活動係数が変わります。
子犬の月齢 | 活動係数 |
---|---|
生後4か月未満 | 3 |
生後4か月~9か月 | 2.5 |
生後10か月~12か月 | 2 |
活動係数がわかれば、その数値にRERをかけることでDERを算出可能です。計算式に直せば、「DER(kcal)= RER(kcal)× 活動係数」となります。
たとえば、子犬の月齢が3か月であれば、活動係数は3になります。そして、子犬の体重が3.0kgの場合はRERが約160kcalとなり、DERは「約160kcal× 3 = 約480kcal」と計算できます。
3. DERをドッグフードのカロリーで割って100をかける
最後は、DERを愛犬に与えたいドッグフードの100gあたりのカロリーで割って、その数値に100をかけることで、愛犬に合った1日あたりの給餌量を求められます。計算式に直せば、「1日あたりの給餌量(g)= DER(kcal)÷ の100gあたりのカロリー(kcal)× 100」となります。
たとえば、DER約480kcalの子犬であり、与えたいドッグフードのカロリーが100gあたり約350kcalであれば、1日あたりの給餌量は「約480kcal ÷ 約350kcal × 100 = 約137g」となります。
なお、ドッグフードのカロリーについては、「100gあたり○kcal」のようにパッケージに記載されています。もしパッケージからカロリーがわからない場合には、そのドッグフードの公式サイトなどを確認してみるとよいでしょう。
子犬にドッグフードを与えるときは「ふやかす」のが大切!乳歯が生えそろうまではふやかしてフードをあげよう
子犬の場合、ドッグフードの粒が硬いと噛み砕きづらく、食いつきが悪くなることがあります。とくに乳歯が生えそろう生後3か月〜4か月ごろまでは、粒を噛み砕くのが難しいと考えられるため、ドッグフードをあげる際にはふやかすようにしてみてください。
ドッグフードをふやかす方法については、下記を参考にしてみてください。
- ふやかし方:ドッグフードを器に盛り、フードが浸る程度に30度~40度のお湯を注ぐ
- ふやかし具合:指で軽く押すと崩れる程度が目安
子犬がドッグフードを食べないときの原因と対策
場合によっては、子犬がドッグフードを食べてくれないこともあるかもしれません。その原因にはさまざまなものが挙げられますが、子犬においては主に「環境の変化に対応できていない」「わがままで食べない」「食べる量が子犬に合っていない」などが挙げられます。
そのため、子犬がドッグフードを食べないときには、下記のような対策を講じてみてください。
- 新しい環境に慣れていない
→これまでと同じフードを与えてみる - 食べ切れる量よりも給餌量が多い
→食べきれる量に減らして食事の回数を増やしてみる - わがままになっている
→一定時間置いても食べないときは食事を下げる
ここからは、子犬がドッグフードを食べないときの対策について、それぞれ解説していきます。
これまでと同じフードを与えてみる
子犬がドッグフードを食べてくれない原因として、新しい環境に慣れていないことが挙げられます。どんなに元気そうにみえても、ペットショップやブリーダーのもとで生まれた子犬にとっては、新しい環境に不安を感じてしまうこともあるのです。
そのような場合、元々子犬が食べていたドッグフードを与えてみるのもよいでしょう。慣れた味のフードであれば、食いつきがよくなることも考えられます。
そして、新しい環境に慣れてきた頃に、再度子犬用のドッグフードに切り替えてみることを検討してみてください。
食べきれる量に減らして食事の回数を増やしてみる
前述したように1日の給餌量には目安がありますが、目安通りにドッグフードを与えたとしても子犬が食べ切れる量とは限りません。そのため、食べる量が合っていないために、子犬がドッグフードを食べてくれないことも考えられます。
「与えたごはんを残しがち」といった場合、1度のごはんの量を減らし、その分1日の食事の回数を増やすことを検討してみてください。
たとえば、1日に3回愛犬にごはんをあげている場合、まずは1回のごはんの量を減らしてみましょう。そのうえで、1日のごはんの回数を4回〜5回に増やして、減らした分のごはんを与えるようにするのがよいでしょう。
一定時間置いても食べないときは食事を下げる
子犬がドッグフードを食べてくれない原因として、わがままになっていることが挙げられます。
これにはさまざまな理由がありますが、「飼い主の気を惹いてさらにおいしいフードを出してもらおうとしている」「ドッグフードの味が気に入らない」などが考えられます。
このような場合、一定時間フードを置いておいても食べない時に食事を下げることも検討してみてください。「この時間に食べないとご飯を下げられてしまう」ということを覚えてもらうために、しつけとして有効な方法といえます。
子犬がドッグフードを食べきるまでに15分〜30分程度の時間があれば十分といえます。そのため、わがままで食べてくれないと感じた時には、30分経過したら器を下げることを実践してみるのもよいでしょう。
ただし、子犬がドッグフードを食べてくれないのがわがままではなく、病気が原因というケースも否定はできません。「体調が悪いのかも」と愛犬に異変がみられた場合には、動物病院で診てもらうようにしてください。
まとめ
子犬にはこれから成長していくためにさまざまな栄養が必要になります。バランスを考慮して効率的に栄養を摂取するのが好ましいため、基本的に子犬には「子犬向け」「全年齢用」のドッグフードを選ぶのがよいでしょう。
そして、ほかにも「人工添加物が入っていない」「動物性タンパク質の名前が明確」などの選び方を踏まえつつ、愛犬の成長段階に合わせて特に大切な栄養素が入っているドッグフードを探すことも大切です。
たとえば、生後1か月程度の子犬の場合、とくに免疫力の向上を気にするべきとされており、「ビタミンB」「ビタミンE」が豊富なドッグフードを選ぶのがよいでしょう。
なお、当記事で紹介したドッグフードはいずれも子犬向けとして製造されており、当サイトが定める基準で比較検討したなかで良い評価が得られたフードです。子犬におすすめのドッグフードを探している場合にはぜひ参考にしてみてください。
口コミを投稿する
当サイトでは、本当に良いペットフードを紹介することを目的として情報発信をしています。この目的を果たすためにも、運営元であるペットフード検査会社でフードの成分や食いつきなどを検査したり、協力者からレビューをいただいたりしたうえで、総合的によい結果がみられたドッグフードを記事で紹介しています。
また、ドッグフードを購入して愛犬に与えたことがある人からの口コミはペットフードの検査結果よりも有益な情報であると考えているため、編集部では提供いただいた口コミも重視して本当に良いドッグフードを日々探しています。
しかし、インターネットなどでみられるステマのような口コミは、編集部でドッグフードの情報収集をする際の阻害になっているのが実状です。
そこで、実際に購入して愛犬に与えたことのあるドッグフードについて、口コミを投稿していただけないでしょうか。「長年愛犬に与えているもの」「過去に試してみたけど全然食べてくれなかったもの」「数回しかあげていなくても愛犬が喜んで食べてくれたもの」など、実際に与えたことがあるフードであれば、どのような口コミでも歓迎します。
「愛犬やその飼い主の方々の暮らしを少しでも豊かにするためにも、利益にとらわれず本当に良いドッグフードをおすすめしたい」
この想いでこれからもドッグフードを紹介していきますので、是非投稿をしていただけると幸いです。