エビに抗うつ剤

世界各地の下水道などに垂れ流される抗うつ剤の残留物の影響で、
エビの行動が変化し、捕食されやすくなっていると発表されました。
一般的な下水処理後の排水に含まれる濃度の抗うつ剤フルオキセチンの水溶液に、ヨコエビを入れた実験では、エビは安全で薄暗い物陰にいることを好むのが常だが、抗うつ剤の影響を受けたエビは、水中の明るい場所に向かって泳いでいく確率が、通常の5倍であることがわかったそうです。
人間が服用する薬の弊害から水生生物を守る必要があります。
薬の廃棄について社会の認識を高めたり、
下水処理で薬を分解する技術を改良したりするなど、
問題解決に向けでできることはたくさんあるといわれています。

ちけん(106)

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株式会社食環境衛生研究所

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