「インスリン」という名前、聞いたことありますか?
「糖尿病」の方などはこの物質と縁が深いので聞いたことがあると思います。
「インスリン」とは様々な生理作用を持つホルモンの一種で、
別称で「肥満ホルモン」という呼び名があり、
その詳しい説明をしたら本が数冊書けるくらい、
複雑な効果を持っているのですが、
化学に疎い人にもわかりやすく、かつ、簡潔に説明すると・・
「炭水化物」を食べて、体に吸収したエネルギー源(ブドウ糖)のうち、
使わないであろうというエネルギー分を、体に貯めるよう働きかける物質です。
「インスリン」は「炭水化物」を食べた後、
吸収されたエネルギー源(ブドウ糖) が血液内に多くなったとき、
いわゆる「血糖値」が高くなったとき、多く分泌されて、
エネルギー源を体に蓄えられる状態にして、
血糖値を下げるように働きかけます。
具体的には、「ブドウ糖」を「グリコーゲン」という物質で肝臓へ、
それでも余ったら「中性脂肪」に変換されて体に蓄えられます。
その際、「炭水化物」と一緒に摂った「油分(脂質)」も、
エネルギーとして使う予定がなければ、
ダイレクトに「中性脂肪」として蓄えようとするところが問題。
1つの結論として、
食事が適量の「炭水化物」だけなら、もちろん太りません。
ただ、「インスリン」の効果などがあるので、
「炭水化物」と一緒に食べる「脂質」の量や割合には注意が必要。
文章を簡略化するあまり、厳密に言うとちょっと違うと
専門家の方に怒られそうな内容の文章で恐縮ですが・・
次回、「低インスリンダイエット~低GI食品の裏側~」「そもそも脂質とは?」
「炭水化物で太る理由」について、頑張って執筆させていただきます。
( Analyst 7 )
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簡単明瞭な説明で解りやすかったです。次回が楽しみ(^_^) Like
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→たつじんさん
拙い文章で大変申し訳ないですが・・読んでいただきありがとうございます。非常に嬉しく思います。 Like