各地でウイルスによる被害が広がる

ノロウイルスによる食中毒について、連日報告していましたが、年始は比較的落ち着いていました。統計的には一医療機関当たりの患者数は、全国平均で第1週目は5.31人、第2週目は6.48人、第3週目は7.00人と緩やかな増加にとどまっています。
しかし、ここへ来て全国各地でノロウイルスによる集団感染が起きてしまいました。まずは和歌山の給食による食中毒。原因となった食材は子供に人気がある磯あえで、700人以上もの感染者が出てしまいました。食材自体に含まれていたのか、後から調理員が二次汚染してしまったのか詳細は不明です。また、愛媛の病院でも100名以上の患者が出る集団食中毒です。こちらは、免疫が衰えている状態を直撃し、被害が広がってしまったのだと考えられます。
全国的には落ち着いていますが、あくまでも全国の発症者の統計です。不顕性感染者を示したものではありませんので、少しでも注意を怠ると大きな被害につながります。
インフルエンザウイルスによる感染症も、ここ10年の第3週目のデータで過去2番目の多さの28.66人(2015年は37人)/[1医療機関あたり]となり、大流行の兆しがございます(例年、これから感染者数が増加)。
遅寝早起きをしていて人のことを言えたことではありませんが、少しでも疲れを感じたら早めに寝るなどして体調管理を万全に、ウイルスに負けないようにこの時期を乗り切っていきましょう。

食品・環境衛生営業部 K.K

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