こんにちは、フィス長です。
突然ですが、問題です。
口の中：100億個
皮膚：1兆個
胃：1万個
大腸：100兆個
小腸：1兆個
泌尿器や生殖器：1兆個
これは何の数字かわかりますか？
そうです、人の身体に常在するバクテリアのおおよその数です。
こうやって見ると凄い多いんですよね！複雑やわ～
では、次です。
コーヒースプーン1杯の“○○”にはおおよそ50億のパクテリアがいます。
○○に入るひらがな2文字は何だと思いますか？
答えは、つち です。
ほんのコーヒースプーン1杯分の土の中に、50億ものパクテリアがいるのですね。
人の身体に常在するバクテリアの数も凄い多いですが、土も負けてないですね。
ちなみに、人間の脳の神経細胞の数がおおよそ100億個なので、コーヒースプーン2杯分の土が、脳と同じくらい複雑な情報処理をしていてもおかしくはないというわけです。
今度は、ググっと視野を広げて。。。全世界で既知されている生き物の数っていくつだかご存知ですか？
おおよそ175万種だそうです。
え？少なって、数だけ見ると急にスケールダウンしますね。
地球上の生物が活発に活動できるのが地球全体ではなく、あくまで地球表層数キロメートル薄い膜の内部のみで、地球がリンゴの大きさだとしたら、この膜はリンゴの皮と同じくらい薄いそうです。この繊細な薄い膜の内部を、他のすべての生き物と分かち合っているいるのですから、情報処理もそりゃ複雑にもなりますし、問題も絶えない訳ですね。
ちなみに、夜空に見える1等星から6等星までの星の数は全部で約8600個…え、さらに少なッ！私がサハラ砂漠で一人キャンプをしたときは、無音無光で、自分と大宇宙が繋がる感覚を覚えたものですが、案外すぐ足元の土にも、大宇宙は広がっています。
宮沢賢治の「インドラの網」は、天を覆っていますが、すぐ足元に広がっている「インドラの網」もロマンがありますね。
夜明けのサハラ砂漠