こんにちは、フィス長です。
近所で二足歩行のカメの像が高額販売されていました。
現在、常時二足歩行をする生き物は、我々ホモ・サピエンスだけです。
二足歩行は、一度に豊富な食料を手に持つことができ、また、四足歩行に比べるとエネルギー効率が良いので長距離の移動を可能にするそうです。
群れを形成して移動し、食料を仲間と分け合うには、二足歩行はとても便利だったようです。(※豊富な食料を持って移動ができるように二足歩行になったか、二足歩行になったから豊富な食料を持って移動ができるようになったかは、不確かだそうですが)
カメが二足歩行を獲得するタイミングには、たまたま二足歩行の必要性を感じる機会があるか、たまたま突然変異したものが二足歩行しだすか、ということが起きるのかもしれません。そして、どちらの場合も、その進化には「群れ形成して移動し、食料を仲間と分け合う」という状況が必要かもしれません。
それには人類の目に触れないところが必要です。
ここではダーウィン進化論ではなく、今西進化論に基づいてみます。
「高い木の葉を食べるよう首が長くなったキリンが生き残った」ではなく、「短い首のキリンは低い木の生えた場所に移動しただけだ」という見方です。
そうしますと、人類未開の地が必要です。
・ブータンの最高峰、標高7570メートルのガンカー・プンスム。
・エチオピアのダロル火山
・中国の梅里雪山
・アマゾン熱帯雨林
・地中深くの大洞窟
などなど
現実的なのは、アマゾンの熱帯雨林あたりでしょうか。と思ったら、最近、エクアドルで2500年前の都市遺跡発見されたとか。いつまで未開の地でいられるか…。
未開の地に、たまたま辿り着いたカメは、たまたま仲間を形成でき、仲間のために両手に食料を持ち始め、たまたま、気づいたら二足歩行していました。
そして、敵と戦うために、刀やヌンチャクを振り回し始めました。
タートルズの誕生です。
進化とは、大いなる偶然であると、この像は言っております。
なので高額なのでしょう。(フィクションです。)