養豚塾 in 宮崎県都城市

2019年2月14日(バレンタインデー)

株式会社 サン・ダイコー様にて定期的に行われる養豚塾に講師として

山田部長と水野で「2018年 病性鑑定結果報告」および

「ワクチン・薬剤の有効な使用実例」をテーマに発表しました。

発表中の緊張感はたまりません。

 

発表終了後は、活発な意見交換を行いました。大変貴重なお時間を頂き

ありがとうございました。

弊社は群馬県に本社がありますが、北海道~沖縄まで日本全国

「農場」に少しでもお力になれればと勉強会を行っています。

農場経営アドバイス、衛生管理指導、疾病対策などテーマは

何でも構いません。

いつでも、弊社までご連絡ください。
  • /●/●/●/●/●/●/●  新着情報  ●/●/●/●/●/●/●/●

◆新規検査パンフレット

>>https://www.shokukanken.com/pdf/sinnkennsaannnai20190212.pdf

◆浮腫病抗体検査 (Stx2e-ELISA) 、他

>>https://www.shokukanken.com/stock/index.html

検査詳細やご不明な点などお気軽にお問合せください。

  • /●/●/●/●/●/●/●/●/●/●/●/●/●/●/●/●/●/●
<農場から食卓まで安心、安全な「食環境」を>

投稿者:農畜産営業部 水野 航

たまごフェスタ2018

2018年8月19日(日曜日)

今年も群馬県庁で開かれたたまごフェスタ2018に受付担当として
木間さん、私で参加してきました。
今年で第五回ですっかり養鶏イベントとして浸透し、
開場1時間以上前から整理券を求めて多くの方が訪れておりました。
今年行ったイベント内容は以下の通りです。
・特殊たまごの販売
・卵加工品販売
・ステージショー
・ヒヨコとのふれあい(子供に大人気)
・ボールをつかんで卵ゲットゲーム(当たった数分卵が持ち帰れます)
・30秒以内にどれだけ卵パックに卵をつめられるかゲーム
(つめた分だけ持ち帰れます)
・厚焼き玉子早食い競争(要整理券:開場40分以内で売り切れに)
・卵かけごはん早食い競争(要整理券:開場40分以内で売り切れに)
・ゆで卵食べ放題
・卵重量あて(1㎏を予想して卵重量あてにチャレンジ)
・たまごの知識紹介
・たまごについての講演会(要整理券:開場1時間程度で売り切れに)
毎年、8月のお盆過ぎに行う予定となると思いますので皆さん
是非ともご参加ください。整理券をお求めの方は開場前から並ぶことをお勧めいたします。
 なお、当日の様子については群馬テレビ「JAみどりの風」にて2018年9月9日(日曜日)AM8:00~8:30にテレビ放送されるのでご興味のある方は是非ご覧ください。
農畜産営業部 水野

働き方

 「農場スタッフ勉強会」のご依頼が増えております、昨今は。

「豚とは・・・」「飼養管理について」「疾病について」「HACCP」などなどの
基礎講座からアカデミックな内容まで様々な内容の勉強会を実施しております。

成績優秀な農場の共通点・・・いくつか思い浮かびますが

一貫した強い意志を持った人がいる農場
経営者はもちろん、農場長やセクションリーダー、現場スタッフで何人
「それ」を備えた人がいるか・・・
そういう「働き方」についての強い意志は周囲に伝染します。

そのような農場で勉強会をやらせてもらうと、こちらまでワクワクします。

数年前に稲盛和夫さんの「働き方」を読んだ時は30代前半でしたが
先日飛行機の移動中に再読したら、なんとなく感じ方が以前と異なりました。
「心は思春期、身体は中年」と自覚しておりましたが
心が少し大人になったのかな!?と思いました。

お客様をはじめ、食環研の仲間や家族に成長させていただいているのだと
感謝した、41歳本厄まっただ中のヤマダでした。

先日スタッフ勉強会でお伺いした農場様で
観光客向けの施設を案内していただきました

ベルを鳴らすと、アグー達が寄ってきます

ヤマダ

忘れられない

 年度末です。

3月31日です。

月日の流れの速さに、日々慄いている前厄のヤマダです。
ここ数年、ワクチンや抗生剤の商品名が思い出せないことがしばしば・・・
「ピンクのパッケージのやつ」「黄色い粉のやつ」とか抽象的なことしか
言葉に出ない老化現象と向き合っております。

そんなヤマダでも、絶対に忘れられない「看板」と「店舗名」を冠したお店の紹介です。

弊社の大事なクライアント様である、茨城県下妻市の「倉持ピッグファウム㈱」様が
ついに、精肉や加工品を販売する直売所をOPENさせることになりました。

生産農場も環境美化や整理整頓にとても気を遣われており、さぞかし直売所もセンスある
店舗になることと予想しておりましたが・・・

予想をはるかに超える素敵な店舗となりました!!!

現在開店準備中ですので、倉持様ご一家のこだわり抜いた豚肉を食べれる日を
指折り数え、心待ちにしています。

下妻市の国道を走っていると、このインパクトのある看板が目に飛び込んできます。

この、「ぶた」という看板にロックを感じるのは私だけでしょうか?
次回は、食レポしたいと思います!

ヤマダ

豚流行性下痢について

平成25年10月に我が国では7年ぶりの豚流行性下痢の発生が確認され、平成25年10月から平成26年8月末までに38道県817農場において発生が確認されています。
平成26年9月以降は平成27年5月10日現在、27都道県220農場において発生が確認されています。

本病は糞便等を介して直接的又は間接的に経口感染するため、本病の発生予防及びまん延防止には、飼養衛生管理の徹底が不可欠です。

豚流行性下痢は食欲不振と水様性下痢を主徴とする豚の急性伝染病で、家畜伝染病予防法により届出伝染病に指定されています。症状は同じく届出伝染病に指定されている伝染性胃腸炎(Transmissible gastroenteritis;以下TGE)と酷似しており、診断には病性鑑定が不可欠です。

インフルエンザ注意報

群馬県は、【1月21日】インフルエンザ注意報を発令(保健予防課)しました。

第3週(1月13日から19日まで)の1医療機関当たりインフルエンザ患者報告数が、県全体で国の注意報発令の基準である10人を超えたためとの事です。 社内においても風邪気味の職員が散見されますので、インフルエンザに「うつらない」「うつさない」ための取り組みの徹底をお願いいたします。

また、-世界保健機関(WHO)は20日、中国での「H7N9型」鳥インフルエンザ感染について、16日以降に同機関に報告された感染者数が23人に達したと発表しました。WHOによると、H7N9型は昨年3月に確認されて以来、中国、台湾、香港で少なくとも199人が感染し、このうち52人が死亡し、ここ数日間で感染が急速に拡大していることが明らかになっています。
新たな感染者は複数の省で確認され、このうち1人は死亡した。WHOは感染源については調査中だとする一方、人から人への感染を示す証拠はないとしています。

韓国でも全羅北道のカモ農家で17日、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8型)が検出されたのに続き、道内の別のカモ農家からも相次いで感染の疑いのある事例が見つかり、周辺の貯水池で野生の鳥類が大量死しているのも見つかっています。渡り鳥が南方に移動する時期とも重なり、拡散のおそれがあると想像されます。

 「うつらない」「うつさない」ために
○ 手洗いを心がける。
○ 咳、くしゃみが出る方はマスクを着用するなど、咳エチケットを徹底する。
○ 不要・不急の外出はできるだけ控える。
○ 呼吸が苦しいなどの症状があった場合には、すぐに医療機関を受診する。
○ 基礎疾患(慢性閉塞性肺疾患、喘息、慢性心疾患、糖尿病など)をお持ちの方や小さなお子さん、高齢者は、特に体調管理に気をつける(群馬県)。

だそうです。(kk)

ファイザーのアニマルヘルス事業部が分社化

ファイザー米国本社の発表によりますとファイザーアニマルヘルス事業部が独立し、「Zoetis」(ゾエティス)となります。
「Zoetis]という社名に含まれる「zo」の音は、「zoo」(動物園)や「zoology」(動物学)など皆様に馴染みのある単語に含まれており、「生命に関係する」という意味の「zoetic」という単語に由来しているとのことです。

受託試験

卵は物価の優等生!!

気が付けばもう2011年も残り2か月。年末年始までラストスパートです。
最近我が家ではお歳暮やお年賀に、直売店の卵詰め合わせが恒例となっています。最近の卵は消費者のニーズに合わせて、栄養成分を高めたり、黄身の色を工夫する等、多種多様な卵が販売されています。

当社では卵の検査(細菌検査や保存試験等)を行っており、これまで色々な卵に出会ってきました。
買い物に行くと、つい特売でお得な卵を選びがちですが、卵の検査をしていて、今まで自分が不思議に思ったことを、Q&Aにしてみました(簡単にまとめたので一部表現が正確ではない箇所がありますのでご了承下さい)。

【Question.1】 そもそも卵ってどうやってできるのか?
【Ansewr】 鶏のお腹の中で黄身→白身→殻の順番に形成します

卵巣から黄身が卵管へ放出されると、卵黄に卵白がくるまれ、最後にカルシウム成分等が付着し殻が完成し体外に産み出されます。鶏の解剖の際、卵管に触る機会があり、管の中に徐々に完成しつつある卵がいくつもスタンバイしているのを見た時には感動しました。

【Question.2】 卵の大きさはなんで違うのか?
【Answer】 卵を産む鶏の日齢や品種の違いです

若い鶏は小さい卵を産み、歳を取ってくるとだんだん大きい卵を産むようになります。日本では卵の重さにより、サイズが振り分けられます。
また、卵の検査中に、同じサイズの卵でも黄身の大きさが違うなぁと思うことがありましたが、これは卵黄の大きさと卵の大きさは必ずしも比例するわけではないからとのこと。どのサイズを買うかは目的に応じて分けるといいみたいですね。

【Question.3】 黄身の色はなんの色なのか?
【Answer】 エサに含まれるカロテノイド系色素に由来します

カロテノイドとは、植物等に存在する天然の色素成分です。エサにトウモロコシやパプリカ等を混ぜて与えることにより、卵の色は濃いオレンジになります。
最近は、お米を飼料に用いる「飼料米」が話題になっていますが、飼料米で育った鶏が産む卵の黄身は白っぽくなります。初めて飼料米で飼育された鶏の卵の検査をした時には、ハッ!?とビックリして慌てたことはちょっと恥ずかしい思い出です(笑)

卵の検査を通じて、消費者の皆様が美味しく安全な卵を口に出来るよう、微力ながら養鶏界を支えていきたいです。

冬本番、PRRS、連鎖球菌、サルモネラに注意。

さあ、今年も寒く厳しい冬がやって来ます。
豚に関与する疾病はPRRS、連鎖球菌、サルモネラだけではありませんが、ここ数年特にこのPRRS、連鎖球菌、サルモネラの発生が目立ってきています。
サーコウイルスが優秀なワクチンによって抑えられている?と思われる中でのPRRS、連鎖球菌、サルモネラの被害、各地域で冬季の事故率が増加する危険性が高くなっています。
弊社ではこのPRRS、連鎖球菌、サルモネラなどを早期診断、早期発見、早期対応できる検査事業が充実しています。
何せ普通の民間会社なので、スピード・正確・信頼性を重視し、わがままや融通も聞きます。
無理な場合もあったりして(笑)
今年は震災、TPP、不景気など畜産を低迷させる材料が多く、気が滅入りがちですが、この時期だからこそ元気とやる気を出して前に進んでいかなくてはならないと思っています。
本来は抑え込める、コントロール出来るはずのPRRS、連鎖球菌、サルモネラなどの疾病を自由にさせておく場合ではありません。
今年の冬は万全な態勢でPRRS、連鎖球菌、サルモネラなどのいやな疾病を迎え討ちましょう。
所長より。

生産者の役に立つコンサル事業とは

今まで東北や関東を中心に行って来たコンサル事業を、ここ数年から他の地域へも足を延ばしています。
北海道地区、四国地区、中部地区、九州地区など、様々な地域の生産者や関係各社とふれあい、コンサル事業の大切さをひしひしと感じている毎日です。
特に季節感や施設、人間性、疾病レベルなど、地域による特徴が表れていることがとっても面白く、又大変さを噛み締めています。
弊社は検査事業を生業にしている会社でもあるので、生産者の皆様方を対象に、コンサル事業と検査事業とを融合させたまったく新しい形でのコンサル事業を展開して来ました。
検査を行っただけで、正確かつ欲しい情報や回答もないままに過ごしている農場、コンサルを受けただけで、正確な診断や情報がないまま放置されてしまっている農場など、その農場の方々ばかりではなく、頑張っている豚達にまでかわいそうな状況に追いやっている現状があるのです。
今、弊社のコンサル事業や検査事業などの内容や行動は弊社ホームページや養豚界、ピックジャーナルと言った月刊誌にも掲載させて戴いています。
これからもアクティブに活動して皆様方のお役にたてればと思います。
所長より。