下水サーベイランス(ノロウイルス)

検査概要

検査項目
下水サーベイランス(ノロウイルス)
分析方法
公定法に則った検査方法を採用しております。 PEG沈殿法 → リアルタイムRT-PCR法(定量)
料金
100,000円~

説明

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下水サーベイランスとは

下水サーベイランスとは下水免疫調査とも呼ばれ、下水中に含まれる微生物の遺伝子を検出することで、その地域・施設で目的の感染症の蔓延状況をある程度把握することが可能な検査です。

何故下水から分かる?

下水中には感染症に感染した方から排出される病原体が流入しますが、有症者だけでなく無症状感染者から排出される病原体も同時に流入します。無症状の方も有症者同様に、唾液や糞便から感染症の病原体を排出されることが分かっています。

下水処理場へ流入する水(流入水)を検査することによって、医療機関にかかっていない人も含めて、その地域での蔓延状況を把握することが可能となります。

検査の目的

下水の検査を行うことで、医療機関から開示される速報値に近い感染状況の把握することが可能で、感染対策に活用することが期待できます。下水中に含まれるウイルス量の増減傾向を把握することで、ある程度の感染動向の予測が可能です。ただし、実際の感染者の人数が把握できるものではなく、あくまで参考値となります。下水サーベイランス検査の結果だけでなく、医療機関で発表される速報値と併用することが重要です。

また、検査対象は下水から病原体の蔓延状況を把握するもので、個人の特定は行われません。

下水からの感染リスクは?

この検査は、下水の危険度(感染リスク)を調べるものではなく、あくまで下水に含まれる調査対象物質の量を測定するものです。

WHO(世界保健機関)によると「下水から感染することはほとんどない」とされており、厚生労働省や環境省も「下水処理場を介して排出された放流水内の病原体は下水処理の過程を通じてほとんど不活化※される」との見解があるため、感染リスクは極めて低いとされています。
※不活化:感染性のある病原体の感染力が失われること。
参考

WHO(世界保健機関):COVID-19を引き起こすウイルスであるSARS-CoV-2に対する水、衛生、衛生習慣、廃棄物管理 暫定ガイダンス

環境省:新型コロナウイルス感染症に係る知見

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