大腸菌群数（ＭＰＮ法）

◎　大腸菌群数（MPN法）とは

大腸菌群は、グラム陰性の無芽胞桿菌で、48時間以内に乳糖を分解して酸とガスを産生する好気性または通性嫌気性と定義される一群の細菌です。食品衛生法では、加熱食肉製品（容器包装に入れた後、殺菌したもの）、鯨肉製品、魚肉ねり製品、(アイスクリーム類、発酵乳、乳酸菌飲料、バター、バターオイル、プロセスチーズ）以外の乳・乳製品、では、この方法が用いられます。
ブイヨン培地による方法は一般的に菌数の少ないと思われる検体に適用され、最確数（MPN：Most Probable Number）により菌数を算定します。

◎　規格基準値 （抜粋）

（食品衛生法、各衛生規範より）
食品名	基準値
加熱食肉製品（容器包装に入れた後、殺菌したもの）	陰性
鯨肉製品	陰性
魚肉練り製品	陰性
乳・乳製品（一部）	陰性

その他食品の詳しい基準値については、どうぞお気軽にご相談ください。

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