【SFTS(重症熱性血小板減少症候群)】富山県で80代女性が感染 県内2例目
6月27日、富山県は県内に住む80代女性がマダニに噛まれることで発症する感染症「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」に感染したことを発表しました。
女性は、悪寒や食欲不振の症状があらわれたことから医療機関を受診し、感染が確認されました。
女性は現在入院中で、感染経路については調査中ということです。
県内でのSFTS感染確認は2022年11月以来となり、2例目となります。
県は野外活動の際の、長袖長ズボンの着用や虫除けスプレーの使用など対策を呼びかけています。
近頃、SFTSへの感染事例が増加しています。
SFTSウイルスを媒介するマダニは、主に森林や草地に生息しており、春から秋にかけて活動が盛んになり、刺される危険性が高まります。
また、ペットなどの動物を介しての感染も報告されており注意が必要です。
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感染が疑われる場合には、速やかに医療機関の皮膚科などに相談し、処置を受けるようにしましょう。
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