発がん性物質「六価クロム」 香川県の病院跡地から検出

11月7日、香川県はさぬき市にある解体工事中である旧県立津田病院の敷地の湧き水から、発がん性物質「六価クロム」が検出されたことを発表しました。

湧き水から検出された六価クロムは1Lあたり0.04㎎で、国の排水基準は下回りましたが、飲用に適するか等を定めた地下水環境基準(1Lあたり0.02㎎以下)の2倍となりました。

さぬき市は、敷地から半径約500m圏内の住民に対し、井戸水を飲まないよう呼びかけています。

健康被害を訴えている人はいないということです。

解体工事は昨年10月から開始され、地中の構造物撤去の障害となっていた湧き水を排水できるか水質検査をしたところ、六価クロムの検出が判明したということです。
 

六価クロム

六価クロムとは、クロムとよばれる金属のうち酸化数が+6のものの総称です。

六価クロムは自然界にはほとんど存在せず、人工的につくられることの多い物質です。

主に工業活動に起因して発生し、飲用水などへの混入が起こり得ます。

国際がん研究機関(IARC)では、六価クロムはグループ1「ヒトに対して発がん性がある」に分類されています。
 

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