鳥インフルエンザの不活化 光触媒技術による証明

宮崎大学・東京大学・民間企業による研究グループは、酸化チタン型光触媒技術を用いて液体中の高病原性鳥インフルエンザウイルス(HPAIV)、空気中の季節性インフルエンザウイルスの不活化ができることを証明しました。

 

【液体中での高い不活化効果】

▷光触媒ガラスシートにウイルスを滴下し、可視光(405nm)を照射したところ、1時間で約90%以上のウイルスを不活化することに成功

・高病原性鳥インフルエンザ: 90.7%減少

・季節性インフルエンザ: 94.4%減少

 

【ウイルスを破壊するメカニズムの解明】

▷なぜウイルスが活動を停止(不活化)するのか、その仕組みも特定

・ウイルスを包む膜の損傷

・ウイルスRNAの損傷

・ウイルス粒子表面のHAタンパク質等の分解

 

【空中(エアロゾル)への応用と即効性】

▷実空間への応用を想定したデバイス実験では、空気中に漂う季節性インフルエンザウイルスに対しても高い効果を発揮

・5分間で80%のウイルスを不活化

 

この技術は畜産現場や公衆衛生における「ウイルス除去」の新たな手段として、大きな期待が寄せられます。
 

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