【レジオネラ】青森県 温泉会館 基準値6倍のレジオネラ菌検出

10月10日、青森県平川市は市が運営する温泉会館の温泉水から基準値6倍のレジオネラ菌が検出されたことを発表しました。

このことを受け、市は10日の午後3時より当該温泉会館を臨時休業としています。

10日現在、利用者の健康被害情報は入っていないとのことです。

 

レジオネラ属菌によって引き起こされるレジオネラ症は、レジオネラ属菌に汚染された水やエアロゾル(霧状の水)を、吸入することによって引き起こされます。

 

主な症状として、悪寒、高熱、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などが起こり、呼吸器症状として痰の少ない咳、少量の粘性痰、胸痛、呼吸困難などが現れます。それら症状は日を追って重くなっていき、胸痛、水溶性下痢、意識障害、歩行障害を伴い死にいたる場合もあります。
潜伏期間は、通常1週間前後です。
感染源として最も懸念されるのが入浴施設です。以前、レジオネラ症集団感染が起こり死亡者も出ており、大きな社会問題となりました。
こういった事故を防ぐには、入浴施設においてレジオネラ対策をおこなうことが必須事項であるといえます。

 

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