前橋市の給食施設で腸管出血性大腸菌O26食中毒 8人が発症
前橋市が公表した食中毒の概要
前橋市は2026年9月4日、市内の給食施設で提供された食品を原因とする腸管出血性大腸菌O26VT1による食中毒が発生したと公表しました。利用者77人のうち8人が下痢の症状を呈したとされています。
前橋市によると、2026年8月19日の朝に当該施設で提供された食品を食べた77人のうち、8人に下痢の症状が確認されました。発症者の共通喫食食品は当該施設の提供食のみで、調理従事者1人と患者2人の便から腸管出血性大腸菌O26VT1が検出されています。
これらの調査結果を踏まえ、前橋市は当該施設が提供した食品を原因とする食中毒と断定しました。提供された具体的な食品名は、公式発表では示されていません。
調理業務停止と衛生指導
前橋市は、当該施設に対し、2026年9月4日から9月6日までの3日間の調理業務停止を命じました。また、施設内の衛生確認と設置者への衛生指導を行っています。
腸管出血性大腸菌O26とは?
腸管出血性大腸菌は、毒素を産生し、出血を伴う腸炎などを引き起こすことがある病原大腸菌です。O26はその血清型の一つです。厚生労働省によると、感染後おおよそ2~7日で発症し、下痢や血便、激しい腹痛などがみられることがあります。
食品事業者が確認したい予防ポイント
腸管出血性大腸菌は加熱により死滅します。
食品事業者は、加熱が必要な食品を中心部まで十分に加熱すること、調理前やトイレ使用後に手指を洗浄・消毒すること、生肉と他の食材や器具を分けて二次汚染を防ぐことが重要です。
生野菜、調理器具、設備、トイレの洗浄・消毒を継続し、日常の衛生管理を見直しましょう。