【PFAS】子供の染色体異常に関連する可能性 流産やダウン症の原因に

PFASが子供の「染色体異常」に関連する可能性

PFAS(有機フッ素化合物)をめぐっては、各地域の河川から暫定目標値を超える値で検出が確認されるなど、問題が相次いでいます。

環境省による「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の一環として、信州大学は、PFASが子供の「染色体異常」に関連する可能性があることを発表しました。
 
▷妊娠中の母親の血液中のPFAS(有機フッ素化合物)濃度が上がると、生まれてくる子供の染色体異常が増える。

▷染色体異常は、流産を引き起こすほか、ダウン症候群の原因ともなる。
 

母親のPFAS血中濃度が2倍⇒子供が染色体異常になる割合2.25倍と推定

この研究において血中濃度を測定した母親は24724人で、遺伝子検査で染色体異常が確認された子供は44人でした。(※44人の母親の血中濃度は示されていない)

分析の結果、母親の体内でPFAS(7種類)の血中濃度が2倍になると、子供が染色体異常になる割合が2.25倍に増えると推定されています。

また、染色体異常になる割合がもっとも高くなるとされた物質は、既に製造・使用が禁止されているPFOSで2.08倍でした。
論文では、染色体異常を確認したのが44例と少ないことなどから、研究結果を慎重に解釈し、今後の研究が必要だと付言しています。
参考記事▷衝撃の調査結果!PFASが子どもの「染色体異常」に関連する可能性を初めて指摘…信州大学が発表

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