【カビ毒】デオキシニバレノール検出の小麦が給食のせんべい汁に

宮城県気仙沼市の市立小中学校12校の給食で、食品衛生法の基準値を超えるカビ毒が検出された小麦を使用していたと発表しました。納入した県学校給食会に情報が来ていたが、連絡漏れで給食の提供を防げませんでした。カビ毒の種類はデオキシニバレノールです。

デオキシニバレノール(DON)とは、主にフザリウム属(アカカビ)の一部のかびが生産するタイプBトリコテセン類に属するかび毒で、とうもろこしや麦類のデオキシニバレノール汚染は世界的に問題となっています。

赤かび病の病原菌であるGibberella zeaeの無性胞子を形成する不完全時代のFusarium graminearum、Fusarium culmorum などにより産生されるかび毒です。

人や家畜に対する中毒症状としては、食欲減退、嘔吐、胃腸炎、下痢など消化器系への症状や、免疫機能の抑制等が知られており、発がん性を有するとの報告もあります。

過去には国内で流通する小麦が高濃度汚染されていた事から、小麦に含有するDONの基準値が設定されました。

 

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