【PFAS】米軍横田基地 PFAS汚染水の漏出
アメリカ国防総省は、2023年1月に米軍横田基地内で、発がん性が指摘されるPFAS(有機フッ素化合物)を含む水が漏れ出していたとする報告書を公表しました。
報告書によると、PFASに汚染された水はおよそ945リットル漏れ出したいうことです。
汚染水は、米軍が廃棄処分を行うまでの間、必要な安全管理が行われず基地内で保管されていたということです。
アメリカ側は汚染水の漏出後、公表していなかったが、同年11月に沖縄タイムス(沖縄)の報道で発覚しました。
日本政府は、アメリカ側に施設の安全管理の徹底を働きかけており、提供された情報に基づき適切に対応するとしています。
PFAS血液検査・畜水産物検査開始いたしました
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PFASとは
有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS(ピーファス)」と呼び、多種類の物質があるとされています。
PFAS(ピーファス)の中でも、PFOS(ピーフォス)(ペルフルオロオクタンスルホン酸)およびPFOA(ピーフォア)(ペルフルオロオクタン酸)は幅広い用途で使用されています。
PFASによる人体への影響
人においてはコレステロール値の上昇や発がん、免疫系統と関連が報告されています。しかし、どのくらい入ると影響が出るのかは解明されておりません。
国際がん研究機関(IARC)では、PFOA(ピーフォア)を「ヒトに対して発がん性がある(グループ1)」、PFOS(ピーフォス)を「ヒトに対して発がん性がある可能性がある(グループ2B)」と評価しています。
分解されにくく、蓄積されやすい性質から人体に入ることで、体内に長期に渡り残留し、健康リスクを引き起こす可能性があることからも調査が進められています。
上記より、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めている段階です。
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