アスベスト検査・分析の重要性|東京メトロ半蔵門駅でアスベスト含有素材が落下

空調設備の部材が破損 東京メトロは同種設備の緊急点検を実施へ

東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅(東京都千代田区)において、アスベスト(石綿)を含有する素材が駅ホームに落下する事案が発生したことが報じられました。
報道によると、8月9日午前5時55分頃、半蔵門駅の空調吹き出し口から糸くず状のほこりが落下しているのを乗務員が発見しました。
その後の点検で、空調機械室内にある換気設備の継手部分に使用されていた布地が破損し、送風機の回転部分に巻き込まれて細かくなったものが、吹き出し口からホームへ飛散したことが判明したとされています。
当初は応急処置が行われましたが、翌10日に当該部材にアスベストが含まれていることが判明しました。
これを受け、11日始発から半蔵門駅の営業を停止し、専門業者によるホームの清掃や空調吹き出し口の密閉作業などが実施されました。
また、駅構内の大気環境測定を行い、環境省の指針に基づく基準を満たしていることが確認されたことから、同日19時20分に半蔵門線全線で運転を再開したと報じられています。
今後は、同種の設備が設置されている駅について緊急点検を進め、不具合が確認された場合にはアスベストを含まない部材への交換を行うほか、専門家による飛散量や健康への影響についての調査・分析も進めるとされています。

アスベストの適切な調査・管理が重要

アスベストは、過去に建築物や設備などさまざまな場所で使用されてきました。
現在ではアスベストの使用は禁止されていますが、過去に建てられた建築物や設置された設備などにアスベスト含有材料が残っている可能性があります。
特に建築物等の解体・改修を行う際には、アスベスト含有建材の有無を事前に確認し、含有が確認された場合には飛散防止措置などの適切な対応を行うことが重要です。
今回の事案のように、設備の経年劣化や破損などによってアスベストを含有する部材が損傷する可能性もあることから、既存設備の適切な点検・管理も重要と考えられます。

アスベスト(石綿)分析について

食環境衛生研究所では、アスベスト(石綿)の分析を承っております。
建材等にアスベストが含まれているか確認したい場合や、アスベスト分析をご検討の際は、下記のページをご覧ください。

▼ アスベスト(石綿)分析・環境衛生検査について
https://www.shokukanken.com/kensa_cat/environmental-hygiene/

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