【異物混入】シウマイにシリコン片混入
2月8日、神奈川県横浜市に本社を置く、主にシウマイの製造・販売をおこなう業者は、7日に製造したシウマイ製品の一部にシリコン片が混入していたとして、約2200箱を回収することを発表しました。
シリコン片は製造機械の一部とみられ、乳白色で長さ1～2㎝の円柱状であったとのことです。
7日に購入者から2件の連絡があり、現時点で健康被害の申し出はないとのことです。
シウマイは神奈川県のほか埼玉県や千葉県、東京都、静岡県で販売されています。
◎シリコン片に関する異物検査は、FT-IR分析において検査可能です。
※FT-IR分析は、は異物に赤外線を当てることでプラスチック、ビニール、動植物の破片など主に有機物の構造の違いを比べることができ、そういった異物のデータベース情報との比較によりどういった物質なのか同定・推測できます。
具体的に「食品異物」となりうるものには、動物性異物（昆虫・クモ・ダニなど）、植物性異物（種子、繊維など）、鉱物性異物（小石・土砂など）があります。
特に、動物性異物は気温が上昇してくる春先から夏、秋にかけて昆虫全般の出現率、混入の危険性は高いので注意が必要です。
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