【カンピロバクター】鶏レバー 食中毒 仙台市

昨年12月29日、宮城県仙台市の飲食店で食事をした男女3人が発熱や下痢の症状を訴えました。
患者の便からカンピロバクターが検出され、食中毒と断定されました。
市は当該飲食店で提供された鶏レバーのニラ炒めなどが原因となった可能性があるとしています。
飲食店は1月7日から3日間の営業停止処分となっています。

 

カンピロバクターは家畜(牛・豚など)や家禽(鶏・うずら・七面鳥など)の腸管等で検出されることが多い細菌類で、食中毒の原因となることで有名な細菌類です。
カンピロバクターは乾燥に弱く、室温では次第に死滅していきますが、湿気があり、ある程度低温の冷蔵庫のような環境下では長期間生存することもある為、食品等の調理時はきちんと加熱調理して殺菌することが求められます。
人への感染は、カンピロバクターに汚染された食品・飲料水の摂取や、動物との接触によって起こります。
特に鶏肉からの感染が多く、そのほとんどが生や加熱不足の鶏肉を食べることによって発生しています。

 

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