【食中毒】カンピロバクター 焼き鳥店 青森弘前
11月10日、青森県弘前市の焼き鳥店で食事をした20歳代の男性2人が、発熱や下痢などの症状を訴えました。
2人の便からはカンピロバクターが検出され、2人が共通して食べた物が当該店舗での食事に限られることなどから、当該店舗を原因とする食中毒と断定されました。
店では牛レバーや焼き鳥の盛り合わせなどが提供されていたとのことです。
当該飲食店は、16日より7日間の営業停止処分となっています。
カンピロバクターは家畜(牛・豚など)や家禽(鶏・うずら・七面鳥など)の腸管等で検出されることが多い細菌類で、食中毒の原因となることで有名な細菌類です。
カンピロバクターは乾燥に弱く、室温では次第に死滅していきますが、湿気があり、ある程度低温の冷蔵庫のような環境下では長期間生存することもある為、食品等の調理時はきちんと加熱調理して殺菌することが求められます。
人への感染は、カンピロバクターに汚染された食品・飲料水の摂取や、動物との接触によって起こります。
特に鶏肉からの感染が多く、そのほとんどが生や加熱不足の鶏肉を食べることによって発生しています。
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