ウェルシュ菌による食中毒について 症状や対策とは?

ウェルシュ菌はどんな菌?

Clostridium perfringens (学名)
Clostridium (クロストリジウム)属に属する嫌気性の芽胞形成桿菌です。
12℃~50℃(至適温度:43℃~45℃)で発育し、芽胞を形成します。
ウェルシュ菌は毒素(エンテロトキシン)を生成する食中毒菌の一種として知られています。
 

どんなところにいるのか?

主に土壌、河川水といった身近な自然環境中に幅広く分布します。
 

どんなところから食中毒が起こるのか?

主に汚染された食物を食べることによって食中毒が起こります。
 

どんな症状?

主に腹痛と水溶性の下痢の症状がみられます。潜伏期間は喫食後、6~18時間で、比較的軽度の症状で治まります。
 

どんな対策があるか?

手・指をよく洗いましょう。
十分な加熱を行いましょう。
再加熱の際、よく混ぜ(酸素をとりこむ)中心部温度75℃、1分以上加熱を行いましょう。
保存の際、小分けにして冷蔵保管を行いましょう。
 
弊社では、ウェルシュ菌の検査が可能です。
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