「新型コロナ対策」特設ページ(食品取扱企業向け)

食品事業者の新型コロナ対策について

新型コロナウイルス対策を支援をいたします。

「新型コロナウイルス」感染症流行については、どのような業種・企業においてもその影響を無視できず、社内外に向け一定の対策が必要な事柄となっています。
特に弊社との関わりの大きい「食品事業者」様につきましても、飲食店における休業要請・顧客減少、イベント中止における販売減少、製造した製品の廃棄ロス、世界中流行(パンデミック)により食品輸出入が通常通りに出来ないなど、多くの具体的影響・損害・被害をお聞きしています。

そこで、弊社におきましては、『特設ページ』にて「新型コロナウイルス対応の情報」や「食品業者向け「お困り事」と「解決策例」について情報共有をいたします。

また、弊社でも「新型コロナウイルスPCR検査(ヒト or 環境・備品・食品 拭き取り検査)」を実施しています。少しでも、皆様のお役に立つことが出来ればと存じます。

東京都の陽性者推移(6月・7月)

食品取扱企業、お困り事への解決策例

弊社に寄せられた「こんな事で困ってます!」の声について、
弊社なりの解決策・解決アプローチをまとめました。
詳細が気になった方は、食環研の職員までお気軽にご相談ください。

現場の感染症対策・衛生管理で困っている!

お困り事 : 感染症を店舗・現場で広げないためにはどうしたらいいのか?
: 従業員の健康管理・体調不良時はどう対処したらいいのか?

解決策 : 一般衛生対策に沿った対策、従業員管理・教育を行う

直接的な新型コロナウイルス対策で悩まれている食品取扱企業は多い事と存じます。

正しい手洗いの方法や、器具の殺菌の仕方、アルコール殺菌した方がいい場所など、感染症対策の知識は、一般的な食中毒対策と共通している部分が数多くあり、そういったノウハウの提供は弊社のコンサル担当者の得意としている所です。

感染症対策とあわせて、今だからできるHACCP制度化による対応や、その他衛生に関する管理手法などについても、セミナー講習会や社内勉強会を数多く開いている実績があります。
※人の移動制限のある今は、テレビ電話を使った遠隔相談会・従業員セミナーも可能になっています。

ご興味がございましたら、初回は無料で相談を伺っておりますので、下記よりどうぞお気軽にご予約下さい。

在庫・廃棄ロスを減らしたい!

お困り事 : コロナ騒ぎで需要が安定せず、どれくらい作ったら欠品・廃棄ロスにならないのか読めない。
: 今は販売できているが、このペースで作り続けていいものか、今後が心配

解決策 : 賞味・消費期限を延ばす対策が有効

賞味・消費期限の延長は、販売できる期間を長く確保できるため、生産計画の調整に余裕を持たせることができます。
また、外出自粛・買い物の3日に1回制限などに備えた巣ごもり対策として、保存食や冷凍食品(賞味期限の長い食品)の販売が好調であることから、常温販売商品を冷凍販売商品に切り替えるなどの対策を取り始めた企業もあります。
賞味・消費期限設定を伸ばしたい、保存条件を変更して販売を考えているなどの場合、客観的な根拠が必要となります。
客観的な根拠となる、理化学試験、微生物試験、官能検査については弊社で試験可能なので、お気軽にご相談ください。

販売形態を変えたい!弁当販売、加工品販売をしたい!

お困り事 : 店舗は閉鎖するため、お弁当のテイクアウト販売にシフトしたい。
: お店で出していたカレーやもつ煮を、長期保存できるパッケージで販売したい。

解決策 : 地域の保健所に相談 (ただし回線が混んでいる場合あり・・)

これまで店舗における飲食業しか行っていなかったが、休業要請により店舗営業できなくなってしまった方は本当に多くいらっしゃいます。
そんな方々が弁当などテイクアウト販売や宅配販売、ある程度の期間保存できる総菜等の加工食品の販売などへシフトするのは、考えとして自然な流れです。

店舗販売を仕出し販売等にシフトする際は、別の営業許可が必要となったり、その製品に係る検査が必要になります。
形態や種類によって、必要なことは様々です。
保健所へ相談する前の営業許可の相談や、規格検査のご相談があれば、下記よりお気軽にお申し付けください。

売上低下・・テコ入れのために新商品を販売したい!輸出したい!

困り事 : 食品商品の販売が落ちている、国内で売り先が縮小している。

解決策 : 今の顧客ニーズに沿った商品開発・ターゲット選定へのシフト
(補足 : 人口が減らない限り人が食べる量は減らない → ニーズの変化)

緊急事態宣言による外出自粛が浸透する中で、既存商品の売上低下が顕著である場合、
商品が現在の顧客のニーズから離れてしまっている場合もあります。
「子供が自宅で留守番しているので、家で簡単に準備できる商品」
「テイクアウトで提供でき、数日間は保存できるパッケージング商品」
「自宅から出られないので、子供と楽しみながら調理できる商品」
「ヨーグルト・納豆等、感染症対策に良さそうなイメージの商品」
など、今、顧客の求めている商品をタイムリーに提供することが、
売上低下対策の根本解決策となります。

ただし、新商品を販売・提供するにはいくつかの障害があります。
加工食品の栄養表示義務や衛生規格等が代表例です。
現状の打開策として高品質な日本製食品・商品の輸出を考えた場合は、
輸出用の栄養表示が別途必要となる場合もございます。
そういった、新商品開発・販売に係るルール的なご相談があれば、弊社担当が可能な限りお答えいたしますので、お気軽にご相談ください。

大量の食品在庫・・飼料に転じたい!

お困り事 : 大量の食品在庫を抱えてしまった、なんとかならないか?
: 「食品ロス」が世界的に問題で、安易に捨てると批判を浴びそう。再利用できないか?

解決策 : 飼料へ転用して再利用する。

食品に関するイベントの中止や学校などの休校による提供先の休止で、処理しきれない食品在庫を抱えてしまったというケースも耳にしました。
こういった食品を食用として販売できればいいですが、品質上販売ができない場合は、そのまま処分せざるおえません。
そういった食品ロスの対策として、「再加工」という選択肢もありますが、 品質上問題がなくても、社会通念上、人向けへの販売は許容されない事もあります。
そこで、「家畜向け飼料」に再加工して、長期保存できるようにし、 需要と供給のバランスを取りながら食材を活用できるようにするという選択肢もあります。

食品を家畜などの飼料に転じる場合も人の基準より緩いですが、規格基準があります。
規格基準の品質を証明するためには、人の食品と同様、飼料用の規格基準に対応する検査が必要となります。
弊社では、飼料用の規格検査も数多くの経験がありますので、お気軽にご相談ください。

新型コロナ対策公的情報・一般衛生お役立ち情報

下記より「新型コロナウイルス」対策における厚生労働省の公表や、手洗いの方法など当社オリジナルの衛生対策情報をまとめています。
こちらは食品業界・食品取扱業者に関わらず一般に役立つ情報をまとめていますので、どうぞご覧ください。

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