食品衛生ラボラトリー事業部 医薬品・食品分析課

医薬品・食品分析課について

食品分析課では、GC/MS/MSやLC/MS/MS等の高性能分析機器を用いた食品中の微量成分の測定技術を基盤として残留農薬検査、有害成分検査、栄養成分検査、クレーム品検査、動物用医薬品試験など、幅広い検査を行っております。

有害成分の一例としては、食品中の残留農薬、発がん性物質であるアクリルアミドやアフラトキシンやオクラトシキン等のカビ毒、飼料の含有量偽装で問題になったメラミン、動物用医薬品などが挙げられます。

特に弊社の残留農薬検査は、GC/MS/MSやLC/MS/MS等を用いた多成分一斉分析法により、低価格で多種類の農薬物質を調べることが可能となっています。

クレーム品検査では異臭検査としGC/MS/MSを用いて、製品の異常品と正常品の臭気成分の差を比較することで、異臭の原因物質を推定し、クレーム原因究明のための検査を行っております。
更にLC-TOF/MSを用いて異臭検査と同様に異常品と比較品の差異分析を検出し原因物質を推定する検査なども行っております。

動物用医薬品試験では申請規格試験、同等性試験及び吸収試験等、各種試験を行っており、GLP適合施設として残留試験を行っております。
食品から医薬品まで食品分析室は微量分析を含めた定量を得意としておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。

施設、検査の様子

分析センター外観
分析センター外観
施設内の様子
施設内の様子①
施設内の様子②
施設内の様子②
分析装置(LC/MS/MS)
分析装置(LC/MS/MS)
分析装置(GC/MS)
分析装置(GC/MS)
分析装置(GC/MS/MS)
分析装置(GC/MS/MS)

食品分析課のアピールポイント

認証取得

アクリルアミドと残留農薬一斉分析の項目にて、ISO/IEC17025:2005認定を取得しています。
GLP施設として農林水産省よりGLP適合認定を受けております(動物用医薬品残留試験GLP 28動薬第1746号-2)。
計量証明事業の登録を行っております。
また、より信頼性の高い分析結果を提供できるよう、内部精度管理を定期的に実施し、外部精度管理にも参加しております。

最新設備

最新の分析機器を導入し高感度・高精度な分析を行っております。

採用情報

採用情報については下記をご確認下さい。

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