食品衛生ラボラトリー事業部 食品検査課

食品衛生ラボラトリー事業部 
食品検査課

食品検査課の業務の目的は、科学的な視点から、食品関連分野の、安全性向上に貢献することです。
この目的を達成するため、食品検査課の業務を大きく分けると、理化学分析、食品微生物検査、放射能検査、異物鑑別、産地判別の5つに分類されます。

理化学分析

理化学分析で一番基本となるものは栄養成分表示に関連する項目です。
栄養成分7項目や、各種ミネラルなどがここに関連しています。
また、飼料、ペットフード、肥料や堆肥の成分表示といった農畜産分野の検査も行っております。
次に、食品の安全性に関連する項目が挙げられます。
ヒ素、鉛、カドミウムなどの重金属、肉の発色剤に使われる亜硝酸根などがあります。
カドミウムに関してはISO17025を取得しており、厳しい精度管理を実施しております。
次に、食品の管理や比較に用いられる検査です。
これには、糖度、酸価・過酸化物価などの検査が挙げられます。
様々な分析機器や器具を使って検査を行うのが理化学分析です。

食品微生物検査

微生物による汚染の確認、賞味・消費期限設定の為の微生物検査、製造ラインの付着菌検査、 製造施設全体の衛生検査、クレーム発生時の食品汚染原因検査などの検査を行っております。
細菌やウィルスが原因の食中毒による健康被害は、飲食店や学校、病院等で毎年のように報告されています。
食中毒事故を未然に防ぐには、製造原料、製造工程、製品保存等様々な観点から制御を行う必要があります。
細菌・ウィルス検査は汚染された食品による健康被害を防止する上で、非常に重要な検査になります。

放射能検査

放射能検査を行うことで、放射能汚染が起きているかどうかといった、安全性の担保が可能です。
日本国内では品目ごとに基準値があります。また、海外に輸出する前にも検査要求される場合があります。
弊社においては、低濃度まで測定できるゲルマニウム半導体、所要時間が短く安価なNaIシンチレーションの二つの検査を行っております。
また、Ge半導体を用いた検査ではISO 17025を取得しており、厳しい精度管理によって正確な結果を求めるお客様にも対応が可能です。

異物検査

カビや植物片、昆虫類、毛髪などは顕微鏡検査で判別が可能です。
FT-IRを使用することによって、プラスチックなどの有機化合物の同定が可能です。
また、EDXやICPを使用することによって金属材料や無機成分の同定が可能です。
様々な検査法を使い分け、お客様の求める結果を出すために尽力しております。
異物鑑別の検体の多くは未知の検体で、検体ごとに検査の進め方も異なるため、検体の状況に合わせた検査法の提案なども行っています。
検査で異物が何であるかをつきとめ、異物の発生する要因を特定し、予防対策や再発防止につなげていくことが、今後食品業界においてさらに求められていくのではないかと思います。

産地推定判別

現在、消費者の国産志向が高まる中、食品の産地偽装に大きな関心が寄せられています。
そこで、ICP-MSを用いて独自のデータベースを構築し、産地判別検査を行っております。
現在まで生鮮野菜類を中心とした判別データベースが構築されており、今後さらに品目数を増やしていきます。

施設、検査の様子

窒素炭素検査

窒素炭素検査

放射能検査

放射能検査

異物検査

異物検査

重金属検査

重金属検査

脂肪酸検査

脂質検査

無機類検査(ナトリウムなど)

無機類検査(ナトリウムなど)

食品検査課のアピールポイント

栄養成分

外部精度管理(FAPAS)に参加しています。(水分・灰分・窒素・脂質・ナトリウム)
農水委託事業に毎年参加しています。

重金属

ISO/IEC17025:2017(カドミウム)の認定を取得しています。
外部精度管理(FAPAS)に参加しています。(ヒ素・鉛・カドミウム・水銀)

微生物

外部精度管理(FAPAS)に参加しています。(大腸菌)
農水委託事業に毎年参加しています。
公定法に準拠した方法で検査を行っています。

放射能

ISO/IEC17025:2017 の認定を取得しています。
食品以外に飲料水や土壌にも対応可能です。
個人のお客様からもご依頼頂いております。

異物

翌営業日に報告も可能です。(※特急対応の場合)
お客様に寄り添ったわかり易い報告書を心掛けています。

産地判別

弊社独自のデータベースを用いて実施しております。
食品以外にも、飼料やペットフード、肥料、土壌、水質等の検査も承っております。
多検体や多項目も対応OK!お気軽にご相談下さい。

採用情報

採用情報については下記をご確認下さい。

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