きのこ類専用項目

E.きのこ類専用項目

27.きのこ類専用項目
番号レベル管理点適合基準解説(取組例・備考)参考帳票リンク
15.1.3必須きのこ類の
資材の安全性
きのこ類の下記の使用資材は安全性について年1回以上リスク評価し、
その記録を残している。 原木及び培地は放射性物質の基準値を守っている。
リスク評価の結果、問題がある場合は対策を講じている。
(1)使用原木(おがこ、チップ等の培地基材を含む)の産地・樹種を確認している。
(2)栄養材(米ぬか、ふすま等)の購入先・原料を確認している。
(3)添加材(炭酸カルシウム等)の購入先・原料を確認している。
(4)増収材は購入先と成分を確認している。
(5)容器の購入先・原料(材質)を確認している。
(6)その他他の資材(封ろう、スチロール栓、覆土)の購入先、原料を確認している。
(6)例えば、下記のようなものがある。
・滅菌水
・消毒用アルコール
・食品添加用アルコール
・次亜塩素酸ナトリウム
・二酸化塩素
・電解水
15.1.4必須きのこ類の
培地・栽培容器の衛生管理
きのこ類の培地や栽培容器の管理は下記の項目を満たしている。
(1) 病原微生物汚染及び異物混入を防ぐ保管をしている。
(2) 再利用する場合は適切な殺菌消毒・洗浄を行っている。
殺菌した場合は、殺菌場所、実施日、薬品名、使用方法、作業者名、植え付け前期間を記録している。
農場外で行う場合は、培地を殺菌した会社の名称と所在地を記録している。
(3) 培地や栽培容器を衛生的に取り扱っている。
(4) 定期的に施設の清掃を行っている。
(5) 浸水容器は、農薬を希釈するなど他の目的に使用していない。
(6) 消毒剤はきのこ栽培に影響のないものを使っている。
(4)例えば、混入していた場合はその袋や同一ロットの種子は使用せず、納入業者に連絡している。
15.1.5必須きのこ類の
資材の使用記録
きのこ類の資材について下記の内容を記録している。
(1)使用した場所(圃場名等)
(2)使用日
(3)資材等の名称と成分(組成内容:炭酸カルシウム、硫酸アンモニウム等)
(4)使用量
(5)使用方法
(6)作業者名
(7)購入先
16.1.1.2必須きのこ類に
使用する水の安全性
きのこ類に使用する水は重金属類(鉛、カドミウム、水銀、ヒ素)が
飲用基準値以下であることを確認している。
17.6.3必須きのこ施設の
衛生管理
きのこ類の施設は下記の対策を講じている。
(1)施設・接種機器等の消毒は培地にかからないようにしている。
(2)栽培場所の消毒は培養菌床にかからないようにしている。
(3)消毒剤は栽培に影響のないものを使っている。
(4)施設では作業に適した温度・湿度を保持している。
消毒剤には、例えば、下記のようなものがある。
・滅菌水
・消毒用アルコール
・次亜塩素酸ナトリウム
・二酸化塩素
・電解水
23.1.3必須きのこ類の
種菌の取扱い
きのこ類の種菌は下記の項目を満たしている。
(1)種菌に病原微生物や異物が付着しないよう対策を講じている。
(2)種菌保管室の温度はその菌種に適した温度を保っている。
(3)植菌作業時には使用器具及び手指を清潔に保っている。
(1)例えば、種菌は直接壁や床に接触しないように保管している。
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