【異物検査】キシノウエトタテグモ-虫の同定トレーニング30
※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼
観察された特徴からクモ目トタテグモ科キシノウエトタテグモと推察されます。
キシノウエトタテグモは、本州、四国、九州に生息しており、体長10~15mm、頭胸部は光沢のある黒褐色で腹部は茶褐色のクモです。家の土台石や神社や仏閣の石垣の間に約10~15cm程度の穴を掘り住居とし、普段は巣穴の入り口を隠すだけの楕円形の蓋をしていますが昆虫など通りかかると飛び出して捕獲し、巣穴に引きずり込んで餌にします。
弊社の異物検査では虫の種類の特定やカタラーゼ試験による混入のタイミング(加熱の有無)の推定が可能となっております。その他、異物の種類に応じた検査も行っております。
是非、ご利用ください。
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