【PFAS】血液検査 公費での実施予定はなし 岐阜県各務原市

4月14日、岐阜民医連(岐阜県民主医療機関連合会)などは、岐阜県各務原市の水道水からPFAS(有機フッ素化合物)が検出された問題を受け、市に対して公費での血液検査や健康への影響を調査をするよう求める要請書を提出しました。
岐阜民医連は県内の医療機関などで構成されており、一昨年10月に希望する周辺住民らの血液検査を行った結果、血液中のPFAS濃度は高く、1年後の検査でも大きな減少は見られなかったとしています。

各務原市は岐阜民医連の要請に対して、公費での血液検査は検査評価の正確性を担保できないことなどを理由として、実施の予定はないと回答しています。

 

PFAS(有機フッ素化合物)をめぐっては、暫定目標値を超えて検出される事例が相次いでいます。
浄水場から暫定目標値を大きく超えてPFASが検出された岡山県吉備中央町では、全国初となる公費の血液検査がおこなわれました。
また、環境省は2026年4月の施行をめどに水道法の省令を改正し、水質基準項目に「PFOS」と「PFOA」を加える方針を固め、水道事業者を対象とした定期的な水質検査の実施と、基準値を超えた場合の原因特定や改善措置の義務付けをおこなうとしています。
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PFASとは

有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS(ピーファス)」と呼び、多種類の物質があるとされています。
PFAS(ピーファス)の中でも、PFOS(ピーフォス)(ペルフルオロオクタンスルホン酸)およびPFOA(ピーフォア)(ペルフルオロオクタン酸)は幅広い用途で使用されています。

 

PFASによる人体への影響

人においてはコレステロール値の上昇や発がん、免疫系統と関連が報告されています。しかし、どのくらい入ると影響が出るのかは解明されておりません。
国際がん研究機関(IARC)では、PFOA(ピーフォア)を「ヒトに対して発がん性がある(グループ1)」、PFOS(ピーフォス)を「ヒトに対して発がん性がある可能性がある(グループ2B)」と評価しています。
分解されにくく、蓄積されやすい性質から人体に入ることで、体内に長期に渡り残留し、健康リスクを引き起こす可能性があることからも調査が進められています。

 

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