アスベスト分析を安く依頼するには?費用を抑える6つのコツと業者の選び方

アスベスト分析の料金は、分析方法・検体数・納期によって変わります。
建材の定性分析では、食環境衛生研究所の通常プランは1検体13,200円(税込)、超特急プランは22,000円(税込)です。工期に余裕があり通常プランを選べれば、同じ分析方法でも1検体あたり最大8,800円(40%)の分析料金を節約できます。

※この「最大」は当社の掲載3プラン間の比較であり、業界全体の最大節約額ではありません。

一方、現地調査や試料採取を含む「事前調査」の総額は、建物・調査範囲によって異なり、分析費用だけでは判断できません。補助金が利用できる可能性もありますが、対象建材や手続きには条件があります。この記事では、分析を適切に行いながら費用を抑える6つの方法と、業者を比較する際のチェックポイントを解説します。

アスベスト分析は1検体13,200円(税込)から!

通常5営業日・最短翌営業日の超特急対応も可能です。検査方法や必要検体数はお申し込み前にご相談ください。

アスベスト分析は安く依頼できる?まずは費用を確認

アスベスト分析の料金と事前調査費用は別

アスベストの事前調査では、図面・書面の確認、現地での目視調査、必要に応じた試料採取と分析、調査結果の記録などが行われます。分析単価のみで契約全体の金額を比較すると、出張費や採取費を見落とす可能性があります。
アスベスト分析・調査費用の目安も確認できます。

分析料金は依頼先や手法により異なるため、全国一律の相場額を断定できません。費用を検討する際は、以下の当社公開料金を具体的な比較材料として参考にしてください。

食環境衛生研究所のアスベスト定性分析料金

この表は左右にスクロールして閲覧できます。

プラン

納期(検体到着後の目安)

税込料金/1検体

通常

5営業日

13,200円

特急

3営業日

14,300円

超特急

翌営業日

22,000円

【節約額の例】超特急22,000円-通常13,200円=8,800円/検体。3検体なら同条件で26,400円の差となります。ただし、必要な分析対象と納期を満たしている場合に限ります。

※送料、振込手数料、現地採取・出張、追加報告書などは依頼条件により別途費用が発生します。検体数・受付条件により納期が変わる場合があります。

建材の種類や見分け方を確認したうえで、含有有無の分析を依頼したい方は、検査内容・料金・依頼方法をご確認ください。

建材のアスベスト分析。通常13,200円(税込)、5営業日。料金・依頼方法を見る

※納期は試料到着日が基準です。午後到着は翌営業日から起算します。超特急で5試料以上の場合は要相談です。初回は入金確認後のご報告となります。

初回の建材分析には依頼書(Excel)の添付が必要です。ご利用経験のある方は依頼フォーム内の案内へお進みください。

定性分析と定量分析の違い

定性分析と定量分析の違い

定性分析は建材にアスベストが含まれているかを調べ、定量分析は含有率を調べます。どの方法が必要かは目的や求められる結果によります。価格だけを理由に分析方法を変更すると、再分析や追加工事につながることがあります。

アスベスト分析の費用を安く抑える6つのコツ

アスベスト分析費用を抑える6つのコツ

自治体の補助金・助成制度を確認する

一部の自治体では、吹付けアスベスト等の含有調査について補助制度があります。国土交通省の制度説明には「原則上限25万円/棟」の記載がありますが、これは対象が主に吹付け材である制度の説明であり、すべての住宅や建材で25万円受け取れることを意味しません。現在利用できる制度の有無・上限・募集期間は自治体へ確認してください。
国土交通省「アスベスト対策Q&A」

【期間の注意点】「申請→審査→交付決定通知→契約・調査→実績報告→補助金交付」という段階を要することがあり、すぐに調査を開始できる制度とは限りません。審査期間や振込時期は自治体により異なるため、全国共通の「○週間」とは記載できません。着工予定日を伝え、募集締切・審査所要日数・交付決定前の着手可否を確認し、余裕を持って相談しましょう。

【注意】交付決定前に契約・着手すると補助対象外になる制度があります。先に発注せず担当窓口に確認してください。

分析専門会社への直接依頼が可能か確認する

解体業者・リフォーム会社を通して分析を手配すると、分析費以外に調整・事務手配の費用が含まれる場合があります。しかし、仲介手数料に全国共通の相場や一律の「○%」は確認できません。実際の金額は各社の見積内訳で確認してください。

【金額比較の例(仮定)】分析料金13,200円に手配関連費3,300円が加算された見積なら合計16,500円です。13,200円で直接依頼できる条件なら差額は3,300円となります。これは相場や実在業者の請求例ではなく、比較方法を示す計算例です。

ただし、解体・改修工事の事前調査と試料採取を施主が独断で分離することは避け、元請事業者や事前調査者と、責任分担・必要な調査・分析依頼先を確認してください。

分析目的を明確にし、必要な検査内容を確認する

【定性分析を検討しやすい例】建材にアスベストが含まれるかどうかを確認したい場合で、指定された目的・法令上の要件を満たすと担当調査者と分析機関が判断したとき。

【安さだけで決めてはいけない例】石綿含有率など定量値の提出を求められるとき、材料の種類や試料の状態によって追加分析・別の方法が必要なとき、行政・発注者から分析方法の指定があるとき。

「定性分析なら常に十分」とは限りません。また、分析をしないで石綿含有とみなして必要な措置を講じる選択肢がある場合もあります。工事目的に合う方法を事前調査者と相談してください。

複数社から同じ条件で見積もりを取る

まず「アスベスト分析 JIS A 1481-1」「建材 定性分析」「石綿 分析機関」などの語句で調べ、分析方法、実績・技術者、報告書例、公開料金、問い合わせ先が確認できる事業者を候補にします。調査者や工事事業者からの紹介先も比較対象にするとよいでしょう。

各社に同じ「建材の種類・検体数・必要な分析法・結果の用途・希望納期・報告書の部数・送付条件」を伝えて見積依頼をしてください。最低3社は比較の目安であり、必須の社数ではありません。

分析料金だけでなく、送料・採取費・出張費・手配費・追加報告書費・特急料金を含む総額を確認する

JIS規格、対応建材、分析担当者の要件、報告書の記載例を確認する

結果が工事日程に間に合うか、受領日と営業日の数え方を確認する

納期に余裕を持ち、通常プランを選ぶ

納期を短縮できるプランは便利ですが、費用は上がります。例えば当社の超特急は通常より1検体8,800円高く、3検体では26,400円の差となります。通常5営業日・特急3営業日・超特急翌営業日のため、採取・発送・受付・結果確認まで含めて計画することが大切です。

【例】翌週に工事を始める予定でも、検体を発送できる日や週末・祝日の有無によって通常納期では間に合わない場合があります。必要な結果日を先に確認してからプランを決めましょう。なお「急ぎは必ず1.5~2倍」という業界一律の断定はできません。

採取方法と送付方法を事前に確認し、再検査を防ぐ

検体不足や採取箇所の誤り、梱包不備があると再採取・再送が必要になる場合があります。分析機関の必要量・送付方法を確認し、試料採取を誰が担当するかは事前調査者や元請事業者と取り決めましょう。安全確保のため、一般の方が自己判断で建材を切ったり削ったりすることは避けてください。

安いだけで選ばない!アスベスト分析業者選びの3つのポイント

① 見積もりに含まれる費用と追加条件は明確か

同じ1検体でも、分析料金のほかに送料・採取費・現地出張費・報告書追加発行費等が発生することがあります。見積内訳と追加費用が発生する条件を確認しましょう。

② 報告書は目的に必要な情報を満たすか

報告書は「万能の証明書」ではありません。例えば、単なる分析結果のみの書類では、建物全体について有資格者が実施する事前調査の記録に代用できません。また、採取箇所が特定できない、分析方法・結果・試料情報が不明瞭、提出先の指定項目が不足している場合、元請事業者・行政担当窓口・発注者から追加資料や再提出を求められる可能性があります。

「行政に提出すれば必ず認められる」「報告書が法的な証明書として一律に認定される」といった表現は避け、提出先が必要とする記載事項と、法令上の事前調査記録・結果報告との関係を確認しましょう。

③ 急なトラブルに対応できるか

「万が一」とは、例えば(1)工事直前に未調査の建材が見つかった、(2)採取した検体が不足し追加採取が必要になった、(3)提出先から追加分析・再提出を求められた、(4)工程変更で結果が必要な日が前倒しになった、といった事態です。
特急対応の可否・受付条件・結果連絡の流れを契約前に確認しましょう。

アスベストの自己採取はできる?注意点と資格要件

解体・改修工事では、石綿障害予防規則等に基づいて工事対象部分の事前調査が求められます。2023年10月1日以降着工の建築物の解体・改修工事では、原則として「建築物石綿含有建材調査者」等、必要な資格を持つ人による事前調査が義務付けられています。対象となる工作物は2026年1月1日以降着工の工事から資格要件が適用されます。分析調査を実施する者にも別途要件があります。

したがって「工事を伴う場合は誰も自分で採取できない」と単純に断定するのではなく、誰が法令上の調査を担当し、安全に採取・分析へつなげるかを確認する必要があります。試料採取そのものと、資格者が担う事前調査・分析調査の役割を混同しないことが重要です。

厚生労働省「建築物石綿含有建材調査者講習」
厚生労働省「工作物石綿事前調査者」
厚生労働省「小規模工事等の着工前に必要な手続き」
厚生労働省「石綿障害予防規則の解説」

アスベスト分析費用に関するよくある質問

Q. 一番安いプランを選んでも大丈夫?

A. 求められる分析方法と提出期限に合うなら通常プランを検討できます。安さだけで方法や必要な検体数を省くのは避けましょう。

Q. 補助金の審査は何日かかる?

A. 自治体ごとに違い、共通の確定日数はありません。交付決定を待つ必要がある制度では、契約前に担当部署へ所要期間を照会してください。

Q. 分析結果の報告書があれば事前調査は完了?

A. いいえ。分析報告書は必要に応じた事前調査の一部であり、書面・現地調査や所定の記録等を置き換えるものではありません。

アスベスト分析の相談・依頼の流れ

  • 分析の目的・建材・希望納期を整理し、料金と分析内容を確認する。
  • 必要な調査・採取方法と見積もりを相談する。
  • 依頼書・フォームと試料送付の条件を確認して依頼する。

まとめ|費用を抑えてアスベスト分析を依頼するなら

アスベスト分析を安く依頼するには、
(1)自治体の補助制度を早めに確認する、
(2)分析を分離発注できるか関係者と相談する、
(3)目的に合う方法を選ぶ、
(4)複数社の総額を比較する、
(5)通常納期を選べるよう日程に余裕を持つ、
(6)適切な採取・送付で再検査を防ぐ、
という6つの視点が役立ちます。

当社の掲載料金では、通常プランと超特急プランの差は最大8,800円/検体です。一方で、補助金額や仲介手配費の削減効果は条件次第です。安全性や法令への適合を損なわないことを最優先に、必要な調査と分析をご検討ください。

アスベスト分析をご検討中の方へ

まだ依頼するか決めていない方も、まずは「どの分析が必要?」「自宅の建材が気になる」といった検査内容や費用についてご相談ください。お急ぎの場合は最短翌営業日の超特急分析もご案内しています。通常・特急・超特急の料金と納期、依頼条件をご確認ください。

建材の種類や見分け方を確認したうえで、含有有無の分析を依頼したい方は、検査内容・料金・依頼方法をご確認ください。

建材のアスベスト分析。通常13,200円(税込)、5営業日。料金・依頼方法を見る

※納期は試料到着日が基準です。午後到着は翌営業日から起算します。超特急で5試料以上の場合は要相談です。初回は入金確認後のご報告となります。

初回の建材分析には依頼書(Excel)の添付が必要です。ご利用経験のある方は依頼フォーム内の案内へお進みください。

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