性病検査キットのおすすめ7選
性病検査キットは、検査できる感染症や料金はもちろん、匿名性、結果がわかるまでの早さ、検査できる部位などにもサービスによって違いがあります。
当記事で紹介する7つの性病検査サービスについて、主な特徴・検査項目・料金の目安をまとめると以下のとおりです。
ここからは、臨床検査技師の立場から、おすすめの性病検査キットの特徴や検査体制を詳しく紹介します。
なお、当記事では、検査実施施設・検査方法・精度管理・陽性後のサポートなどについて選定基準を設け、その基準を満たしたサービスのみを紹介しています。
具体的な選定基準や調査方法は、以下をご確認ください。
本記事の選定基準・調査方法を見る
本記事では、知名度や料金の安さだけで性病検査キットを選んでいません。 自宅で採取した検体を、どこで・どのように検査し、結果が出たあとまで適切に案内できるかを重視し、臨床検査技師の視点から各サービスの公式情報を確認しています。
そのうえで、以下の5つを本記事の主な選定基準としています。
| 選定基準 | 確認する内容 |
|---|---|
| 検査実施施設が確認できる | 返送した検体を実際にどの施設で検査するのかが明らかになっているかを確認します。登録衛生検査所であることや、施設名・登録情報などが公開されているサービスを評価します。 |
| 検査内容・検査方法を確認できる | どの性感染症を、どの部位・検体で調べられるのかに加え、主な検査方法が確認できるかを見ています。「○項目検査」といった商品名だけでなく、実際に何を調べる検査なのかが利用者にもわかることを重視します。 |
| 検査の品質を管理する仕組みがある | 内部精度管理や外部精度管理調査への参加など、検査結果に大きなずれがないかを継続的に確認する仕組みがあるかを確認します。参加している調査や結果まで公開されている場合は、その内容も確認します。 |
| 適切に検査を受けるための案内がある | 検査できる時期、検体の採取方法、採取前の注意事項、保存・返送方法などが具体的に案内されているかを確認します。郵送検査では利用者自身が検体を採取するため、検査前の案内も重要な検査体制の一部と考えています。 |
| 陽性後に医療機関へつながる案内がある | 陽性だった場合に医療機関の受診を案内しているか、医療機関検索・受診先紹介・オンライン診療など、次の行動につながる仕組みがあるかを確認します。 |
上記を確認したうえで、料金、結果までの時間、匿名性、受け取り方法、検査できる感染症・部位の多さなども比較し、それぞれのサービスがどのような人に選びやすいかを紹介しています。
なお、本記事は1位から7位までを決めるランキングではありません。必要な検査項目や部位、匿名性、結果までの早さなどによって適したサービスは異なるため、一定の選定基準を満たしたサービスの中から、それぞれの強みを比較して紹介しています。
性病検査ラボ
性病検査ラボは、自宅で採取した検体を郵送し、クラミジアやHIVなどを調べられる性病検査キットを用意しています。
- ◯おすすめポイント
- 性器・のど・肛門のクラミジア・淋菌を自宅にいながら検査できる
- HIV・梅毒などを組み合わせたセット検査も選べる
- 多くの検査で検体受領後の翌営業日に結果がわかる
性病検査ラボの特徴|性器・のど・肛門から感染が心配な部位を選んで検査できる
クラミジアや淋菌は性器だけに感染するわけではなく、オーラルセックスではのど、アナルセックスでは肛門周辺にも感染する可能性があります。そのため、性器の検査で陰性だったとしても、それだけでのどや肛門への感染まで否定できるわけではありません。
性病検査ラボでは、性器・のど・肛門をそれぞれ単独で調べるキットに加えて、「性器+のど」「性器+肛門」「のど+肛門」など、複数部位を組み合わせた検査キットも用意しています。
そのため、性行為の内容に合わせて「性器だけ」「のども追加」「のどと肛門をまとめて」と、必要な範囲だけ検査できます。
性病検査ラボの代表的な検査キットは以下のとおりです。
クラミジア・淋菌だけでなく、HIV・梅毒、B型・C型肝炎、カンジダ、トリコモナスなどの検査も用意されており、1項目だけの検査から複数項目をまとめたセットまで選べます。
また、多くの検査では、返送した検体が検査施設に到着した翌営業日にWebで結果を確認できます。
性病検査ラボは、「何に感染した可能性があるか」と「どの部位に感染した可能性があるか」の両方から、自分に必要な検査を選びやすいサービスです。
臨床検査技師が評価するポイント|感染症に適した検査法と精度管理を組み合わせている
性病検査ラボを運営する食環境衛生研究所では、調べる性感染症に合わせて適した検査方法を選ぶことを重視しています。
たとえばクラミジア・淋菌では、病原体の遺伝子を増幅して検出する核酸増幅法を使用しています。一方、HIVや梅毒では血液を使い、抗原・抗体などを測定するECLIA法で検査します。
ここで大切なのは、単に複数の検査方法を使っていることではありません。性感染症によって、検査で捉えるべきものが異なるため、それぞれに適した方法を選ぶことで、感染の有無を適切に判定できる検査体制を整えていることがポイントです。
また、弊社では検査を自社の登録衛生検査所で行い、日々の検査結果に大きなずれが生じていないかを確認するための精度管理も実施しています。
「検体を受け取って検査する」だけではなく、感染症ごとにどの方法で調べるかを決め、検査工程や結果の品質まで管理するところまでが、検査機関の役割だと考えています。
そのため性病検査ラボでは、検査できる項目数や結果の早さだけでなく、検査方法とその品質管理まで含めた検査体制を整えていることが、臨床検査技師の視点から見た特徴の一つです。
STDチェッカー
STDチェッカーは、購入者の個人情報と検査結果を結びつけない匿名検査の仕組みを採用し、検査後の相談や医療機関探しまでサポートしている性病検査キットです。
- ◯おすすめポイント
- 氏名・住所と検査結果を結びつけない匿名検査の仕組みがある
- 結果を確認したあとも性感染症の専門スタッフへ相談できる
- 陽性時には医療機関検索や個別の受診調整まで利用できる
STDチェッカーの特徴|購入者情報と検査結果を切り離した「完全匿名」で検査できる
STDチェッカーの大きな特徴は、配送時のプライバシーだけでなく、検査そのものを匿名で受けられる仕組みを採用していることです。
検査申込書には氏名・住所・メールアドレスなどを記入せず、自分で設定したIDとパスワードを使って検体と結果を管理します。そのため、「性病検査を受けたことだけでなくその結果自体を、できるだけ自分の個人情報と結びつけたくない」という人にも利用しやすい検査キットです。
検査内容は、性器・のどのクラミジア・淋菌から、HIV・梅毒・B型肝炎などを組み合わせたセットまで用意されています。
STDチェッカーの代表的な検査キットは以下のとおりです。
検査結果はWeb上で確認でき、陽性だった場合は全国の医療機関を検索できるほか、専門スタッフへの相談や受診先の個別案内も利用できます。
つまりSTDチェッカーは、必要な性感染症を自宅で調べながら、検査時の匿名性と陽性後のサポートまで重視したい人に向いているサービスと言えます。
臨床検査技師が評価するポイント|自宅で採取・郵送する検査でも正しく判定できるかを外部調査で確認している
臨床検査技師の立場からSTDチェッカーで評価したいのは、郵送HIV検査で実際に使われる「ろ紙血」について、外部の精度管理調査を受けていることです。
STDチェッカーは厚生労働科学研究班による調査に参加し、用意されたろ紙血100検体について、設定された陽性51検体・陰性49検体すべてと判定が一致した結果を公開しています。
これは「実際の利用者でも100%正しい結果が出る」という意味ではありませんが、自社が「高精度」と説明するだけでなく、郵送検査で使用する検体について外部から判定能力を確認された実績があることは評価できます。
そのため、病院ではなく自宅で受ける検査だからこそ、検査機関の自己評価だけでなく、外部からの精度確認まで重視して選びたい人には判断材料になるサービスです。
GME医学検査研究所
GME医学検査研究所は、土日祝日を含む365日、検査キットの発送と検査を行っている性病検査会社です。 多くの商品では、採取に不安がある人向けの「スタンダード」と、料金を抑えた「ローコスト」の2種類から選べます。
- ◯おすすめポイント
- 土日祝日を含む365日、キット発送・検査を行っている
- 多くの検査で、予備キット付きの「スタンダード」と料金を抑えた「ローコスト」を選べる
- クラミジア・淋菌など一部の検査は、検体が到着した当日に結果を確認できる
- 性器・のどに加えて、直腸・肛門のクラミジア・淋菌にも対応している
GME医学検査研究所の特徴|365日発送・検査に対応しており、予備キット付きか低価格かを選べる
GME医学検査研究所の大きな特徴は、土日祝日を含む365日、検査キットの発送だけでなく、自社検査所での検査も行っていることです。
「週末に感染が心配になった」「できるだけ早く結果を知りたい」という場合でも、平日まで発送や検査の開始を待つ必要がありません。クラミジア・淋菌・カンジダ・トリコモナス・マイコプラズマなど一部の検査では、検体がGMEに到着した当日に結果が反映されます。
また、多くの検査では、検査内容はそのままに「スタンダード」と「ローコスト」の2種類のパッケージから選べます。
スタンダードには予備の採取キットが付き、うまく採取できなかった場合も採り直しキットを無料で依頼できます。一方、ローコストは予備キットや一部の梱包材を省くことで料金を抑えています。初めて自己採取するならスタンダード、採取に慣れていて費用を抑えたいならローコストという選び方ができます。
GME医学検査研究所の代表的な検査キットは以下のとおりです。
検査範囲が広いこともGMEの特徴です。
クラミジア・淋菌では、性器・のどだけでなく直腸・肛門専用の検査キットがあり、性器・のど・直腸肛門をまとめて調べるセットも用意されています。アナルセックスなどに心当たりがある場合も、感染した可能性のある部位まで検査対象に含められます。
そのためGMEは、曜日を気にせず早めに検査を進めたい人や、自己採取への不安と料金のどちらを重視するかでキットを選びたい人に使いやすいサービスです。
臨床検査技師が評価するポイント|郵送中にトリコモナスが死滅しても検出できるDNA検査を採用している
臨床検査技師の立場からGMEで特に評価したいのは、自宅から検体を郵送することまで考えて、トリコモナスの検査方法を工夫していることです。
トリコモナスは「原虫」と呼ばれる微生物による性感染症です。鏡検法では原虫そのものを観察し、培養法では原虫を増殖させて確認します。そのため、郵送中の温度変化などによって原虫の状態が変わることが検査へ影響する可能性があります。
GMEでは、群馬大学医学部との共同研究を経て、現在はトリコモナスのDNAを検出するリアルタイムPCR法を採用しています。原虫が死滅していてもDNAが残っていれば検出対象になるため、生きた原虫の確認を前提とする方法とは郵送検査との相性が異なります。
自宅で採取して郵送する検査だからこそ、こうした郵送による影響を考慮して検査方法そのものを研究・改善してきた点は、臨床検査技師の立場から評価できるポイントです。
さくら検査研究所
さくら検査研究所は、クラミジア・淋菌・HIV・梅毒などの一般的な性感染症に加えて、マイコプラズマ・ジェニタリウムまで検査できる郵送検査キットを用意しています。
さくら検査研究所の特徴|クラミジア・淋菌以外の尿道炎・子宮頸管炎の原因も検査できる
さくら検査研究所の特徴は、クラミジア・淋菌に加えて「マイコプラズマ・ジェニタリウム」を検査でき、そのほかの性感染症と組み合わせたキットも豊富なことです。
マイコプラズマ・ジェニタリウムとは、性的接触によって感染する細菌の一種で、男性では尿道炎、女性では子宮頸管炎などの原因になります。クラミジアや淋菌とは別の病原体です。
たとえば、排尿時の違和感などがありクラミジア・淋菌以外の原因も気になる場合や、複数の性感染症をまとめて確認したい場合に検査対象の候補になります。
さくら検査研究所の代表的な検査キットは以下のとおりです。
なお、重要なのは同じ「7項目」でも検査する内容が違うことです。
7項目検査は、HIV・梅毒・淋菌・クラミジア・トリコモナス・カンジダ・マイコプラズマ・ジェニタリウムを調べます。一方、7項目検査Bではトリコモナス・カンジダの代わりに、咽頭クラミジア・咽頭淋菌が含まれます。
そのため、性器周辺の複数の感染症を調べたいのか、オーラルセックスによるのどへの感染も一緒に確認したいのかで中身を確認して選ぶことが大切です。
また、マイコプラズマ・ジェニタリウム、クラミジア、トリコモナスなどで陽性となった場合には、提携するオンライン診療サービスを利用して自宅から医師へ相談できる体制も整っています。
臨床検査技師が評価するポイント|外部の精度管理を受けた結果まで公開している
臨床検査技師の立場からさくら検査研究所で評価したいのは、「精度管理を行っている」と説明するだけでなく、外部の精度管理調査を受けた結果まで公式サイトで公開していることです。
外部精度管理とは、外部から用意された試料などを検査し、自分たちの測定結果が正しい値から大きくずれていないかを確認する取り組みです。自社内だけで検査状態を確認するのではなく、外部の基準を使って検査の状態を確かめられます。
さくら検査研究所は群馬県臨床検査精度管理調査に参加しており、2026年2月には2025年度の「免疫血清検査に関する施設別報告書」を公開しています。過去年度の報告書も公式サイトから確認できます。
つまり利用者から見ても、「きちんと精度管理しています」という会社側の説明だけではなく、実際に外部の調査を受けていることを資料で確認できるということです。検査施設がどのように品質を確認しているのかまで見てキットを選びたい人には、具体的な判断材料になります。
ふじメディカル
ふじメディカルは、クラミジア・淋菌・HIVなどを1種類ずつ調べるキットから、HIV・梅毒・肝炎・性器・のどの感染症をまとめて調べるセットまで幅広く用意している性病検査サービスです。検体は横浜市登録第8030号の自社衛生検査所で検査しています。
ふじメディカルの特徴|1種類だけの検査から主要な性感染症+のどまで必要な範囲で選べる
ふじメディカルの特徴は、自分が調べたい範囲に合わせて検査項目を増やせることです。
たとえば、クラミジアだけなら単項目、クラミジア・淋菌だけなら2種類をまとめたキットを選べます。一方、何に感染しているかわからず幅広く調べたい場合は、HIV・梅毒などを含む6項目・9項目セット、さらにオーラルセックスによる感染も心配なら咽頭クラミジア・淋菌を追加したセットまであります。
ふじメディカルの代表的な検査キットは以下のとおりです。
「クラミジアだけ確認したい」「HIV・梅毒までまとめたい」「オーラルセックスがあったので、のども調べたい」など、自分の心当たりに必要な検査が入っているかを見て選びやすいサービスです。
また、検査結果はWeb・メール・電話・郵送から確認方法を選べます。Webで表示する検査結果には本名が記載されず、本名入りの結果が必要な場合は郵送報告を選択できます。
臨床検査技師が評価するポイント|自己採取に使う検査キットから自社ラボでの測定まで検査体制を整えている
臨床検査技師の立場からふじメディカルで評価したいのは、検査機関での測定だけでなく、その前に利用者が検体を採取するためのキットについても医療機器として承認を受けていることです。
ふじメディカルが郵送検査に使用する「ふじメディカル検体採取キット」は、医療機器製造販売承認を受けています。採取された検体は、横浜市登録第8030号の自社衛生検査所へ送られ、クラミジア・淋菌では遺伝子を増幅して検出するSDA法などで検査されます。
郵送検査では、検査室で正しく測定するだけでなく、その前に利用者自身が検査に必要な検体を採取できることも重要です。ふじメディカルでは、自己採取に使用する器具から実際に測定する自社検査所まで、検査の流れを確認できる点は評価できます。
メディカル・コア
メディカル・コアは、性器・のど・血液を組み合わせた検査キットを用意し、受け取りから結果確認までプライバシーに配慮している性病検査サービスです。検査は登録衛生検査所で臨床検査技師が行い、陽性だった場合は協力医療機関も案内しています。
メディカル・コアの特徴|受け取りから結果確認まで家族などに知られにくい仕組みがある
メディカル・コアの特徴は、性病検査キットを注文したことが周囲に知られにくいよう、受け取りから結果確認まで細かくプライバシー対策をしていることです。
キットは中身が見えない箱や封筒で届き、宅配便の伝票にも「性病検査キット」とは記載されず、品名は「日用品(プラスチック容器)」となります。送り主名も複数の候補から選べ、自宅で受け取りたくない場合はヤマト運輸の営業所などを利用できます。
また、検査結果報告書を郵送してもらわない場合は、検査申込書に本名ではなくニックネームを記載して検査を受けることも可能です。結果はID・パスワードを使ってWebで確認できます。
メディカル・コアの代表的な検査キットは以下のとおりです。
自己採取に失敗した場合の対応も用意されています。たとえば、血液量が足りない場合はそのまま返送せずコールセンターへ相談でき、必要であれば再採取用のキットを無料で送ってもらえます。初めて自分で採血や検体採取をする人にとって、失敗した際に買い直さなくてよいのは利用しやすいポイントです。
そのためメディカル・コアは、家族や同居人に知られず検査したい人や、初めての自己採取で失敗しないか不安な人に利用しやすいサービスといえます。
臨床検査技師が評価するポイント|のどの淋菌では、口の中にいる別の菌まで考えた検査法を採用している
臨床検査技師の立場からメディカル・コアで評価したいのは、のどの淋菌検査で、口の中に存在するほかの菌による影響まで考えて検査方法を選んでいることです。
口の中には淋菌だけでなく、もともとさまざまな菌が存在しています。メディカル・コアによると、従来のPCR法では、こうした口腔内の菌にも反応する「交差反応」がみられることがありました。簡単にいえば、調べたい淋菌とは別の菌まで検査が拾ってしまう可能性があったということです。
そこでメディカル・コアでは、口腔内のほかの菌との交差反応を抑え、咽頭淋菌をより適切に検出できるリアルタイムPCR法を採用しています。つまり、さまざまな菌が存在するのどを検査することまで考えて、淋菌を見分けやすい方法を選んでいるということです。
オーラルセックスなどに心当たりがあり、のどの淋菌まで調べたい人にとって、検査方法まで具体的に確認できることは判断材料になります。
ルナドクター
ルナドクターは、クラミジア・淋菌などの性感染症だけでなく、おりものの異常に関係する細菌や膣内環境までまとめて調べられる女性向け検査キット「FemCHECK」を用意しています。男性向けの「STD CHECK」もあり、検査で異常が見つかった場合はオンライン診療までつなげられます。
- ◯おすすめポイント
- 女性向けFemCHECKでは、性感染症だけでなく、おりものの異常や膣内環境に関係する17項目までまとめて調べられる
- クラミジア・淋菌だけを調べる2項目キットから、のどのクラミジア・淋菌、HIV・梅毒を加えたセットまで選べる
- 男性向けにも、クラミジア・淋菌・カンジダ・トリコモナス・マイコプラズマ・ウレアプラズマを調べる尿6項目などを用意している
- 検査で異常が見つかった場合は、結果画面からオンライン診療へ進み、必要に応じて薬の処方まで受けられる
ルナドクターの特徴|性病だけでなく「おりものの異常」の原因まで幅広く調べられる
ルナドクターのFemCHECKで特徴的なのは、「性病に感染しているか」だけではなく、おりものの量・色・ニオイなどがいつもと違うときに、性感染症以外の原因まで幅広く調べられることです。
女性向けの膣17項目では、クラミジア・淋菌・トリコモナス・カンジダ・マイコプラズマ・ウレアプラズマに加えて、B群溶連菌・ガードネレラ・大腸菌・黄色ブドウ球菌などの細菌や、膣炎・ニオイのリスクに関する項目も検査します。
ルナドクターの代表的な検査キットは以下のとおりです。
FemCHECKは、性行為後の感染が心配な人だけでなく、「おりものの量やニオイが変わったが、性病なのか別の原因なのかわからない」という女性にも選択肢になる検査キットです。
また、膣17項目だけでなく、必要に応じてのどのクラミジア・淋菌やHIV・梅毒まで追加できます。検査で陽性となった場合は、結果画面から提携クリニックのオンライン診療へ進み、医師の判断に応じて薬を自宅へ配送してもらうことも可能です。
臨床検査技師が評価するポイント|膣内の菌まで調べるからこそ、結果を医師に相談できる仕組みがある
臨床検査技師の立場からFemCHECKで評価したいのは、幅広く調べた結果を自己判断で終わらせず、医師の診療につなげられることです。
FemCHECKの17項目には、クラミジア・淋菌のような性感染症だけでなく、ガードネレラ・大腸菌・黄色ブドウ球菌など、膣内環境やおりものの異常に関係する細菌も含まれています。
そのため、「何かの菌が検出された=性病に感染している」「菌が見つかった=必ず治療が必要」と、結果だけを見て判断するのは適切ではありません。どの菌が検出されたのかだけでなく、症状なども踏まえて医師に相談した方がよいケースがあります。
ルナドクターでは、検査結果が陽性だった場合に結果画面からオンライン診療へ進め、医師の診察後、必要に応じて薬の処方・配送まで受けられます。
つまり、性感染症だけを調べる検査よりも結果の種類が多いFemCHECKだからこそ、「結果が出たあとにどうすればよいか」まで医療につなげられる仕組みには意味があります。おりものの異常まで幅広く検査したい一方、結果を自分だけで判断するのが不安な人にはメリットです。
自分に合う性病検査キットの選び方
性病検査キットは、料金が安いものや検査項目数が多いものを選べばよいわけではありません。
臨床検査技師の視点でまず確認したいのは、自分の感染機会に対して必要な感染症・部位を検査できるかです。その条件を満たしたうえで、検査実施施設や検査方法、料金、結果までの時間、匿名性などを比較します。
とくにクラミジアや淋菌は、性器だけでなくのどや直腸にも感染することがあります。また、性感染症には症状がほとんど出ないものもあるため、「症状がないから検査しなくてよい」とは判断できません。
自分に合う性病検査キットの選び方を整理すると、下記がポイントになります。
- 感染機会や性行為の内容から必要な検査項目を確認する
- 感染した可能性のある部位まで検査できるキットを選ぶ
- 感染症を絞り込めない場合は複数項目をまとめて検査できるキットを検討する
- 信頼できる検査体制かを検査実施施設・検査方法から確認する
- 料金は同じ検査内容で比較する
- 結果がわかるまでの時間を確認する
- 陽性だった場合のサポートを確認する
ここからは、臨床検査技師の視点で自分に合う性病検査キットの選び方についてそれぞれ解説していきます。
感染機会や性行為の内容から必要な検査項目を確認する
性病検査キットを選ぶときは、まず「何の性感染症が心配なのか」を感染機会から考えることが基本です。
性感染症は膣性交だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスでも感染する可能性があります。
たとえば、性器同士の接触があったなら性器のクラミジア・淋菌など、オーラルセックスの機会があったなら性器だけでなくのどへの感染、アナルセックスの機会があったなら直腸・肛門への感染も考える必要があります。HIVや梅毒など、尿や膣分泌液ではなく血液を使って調べる感染症もあります。
ここで注意したいのは、症状だけから検査項目を決めないことです。クラミジアは女性では自覚症状が乏しい場合が多く、淋菌も女性や咽頭・直腸への感染では症状に気づかないことがあります。性感染症全般でも、症状がないまま感染しているケースがあります。
そのため、「排尿痛がないからクラミジア・淋菌は検査しなくてよい」といった選び方ではなく、どのような性的接触があったかをもとに検査項目を考えることが大切です。
感染した可能性のある部位まで検査できるキットを選ぶ
クラミジアや淋菌を調べる場合は、「どの部位を検査できるのか」まで必ず確認してください。
たとえばクラミジア・淋菌は性器だけでなく、オーラルセックスによってのどにも感染します。淋菌は直腸にも感染し、咽頭・直腸では自覚症状がないことも少なくありません。
そのため、同じ「クラミジア・淋菌検査」でも、下記のように選び分ける必要があります。
とくに理解しておきたいのは、性器の検査結果が陰性でも、それだけでのどや直腸まで陰性とは判断できないことです。
検査結果は、あくまで採取した部位の検体について得られたものです。感染した可能性のある部位が複数あるなら、それぞれに対応した検査が必要になります。
臨床検査技師の立場から見ると、「何の菌を調べるか」と「どこから採った検体を調べるか」はセットで考えるべきポイントです。
感染症を絞り込めない場合は複数項目をまとめて検査できるキットを検討する
「どの性感染症に感染した可能性があるのかわからない」という場合は、複数の感染症をまとめて調べられるセット検査を検討する方法があります。
性感染症には無症状のものがあるうえ、同じような症状が複数の感染症でみられることもあります。また、クラミジアと淋菌のように重複して感染するケースもあります。
ただし、ここでも「10項目だから5項目より安心」のように項目数だけで選ばないことが重要です。
同じ「6項目」「8項目」という商品でも、含まれている感染症や検査部位はサービスによって異なります。たとえば、性器の感染症を6種類調べるキットと、性器4項目+のど2項目を調べるキットでは、項目数が同じでも検査できる範囲は違います。
また、B型肝炎のように抗原・抗体をそれぞれ1項目として数える商品もあるため、「項目数=調べられる性感染症の種類数」とは限りません。
感染症を絞り込めない場合は、項目数の多さではなく、自分の感染機会から考えて必要になりそうな感染症・部位がセットに含まれているかを確認してください。
なお、症状があるのに原因となる感染症を判断できない場合は、多項目キットを自己判断で選ぶより医療機関で相談する方が適切です。
信頼できる検査体制かを検査実施施設・検査方法から確認する
性病検査キットを選ぶときは、料金や検査項目だけでなく、どのような体制で検査しているかも確認しましょう。
臨床検査技師の立場では、以下の情報が具体的に公開されているかを確認すると、検査体制の信頼性を判断しやすくなると考えています。
とくに、「PCR法を採用」「精度管理を実施」といった言葉だけでなく、どの感染症にどの検査方法を使い、どのような精度管理を行っているのかまで確認できると、より判断しやすくなります。
ただし、公開情報が少ないからといって、検査の質が低いとは限りません。あくまで、検査施設・検査方法・精度管理について具体的な情報が公開されているほど、利用者自身が信頼性を確認しやすいと考えておきましょう。
料金は同じ検査内容で比較する
性病検査キットの料金を比較するときは、同じ感染症・同じ検査部位を調べられるキット同士で比べることが基本です。
たとえば、性器のクラミジア・淋菌だけを調べる5,500円のキットと、性器+のどのクラミジア・淋菌を調べる8,800円のキットを比べて、「5,500円の方がお得」とは単純に判断できません。検査できる範囲そのものが違うからです。
まず、「自分には性器のクラミジア・淋菌が必要」など必要な検査内容を決め、その条件を満たす商品同士で料金を比較してください。また、表示価格だけでなく、キットの送料や検体返送料、採取に失敗した場合の再検査・再送費用が含まれているかも確認したいポイントです。
本体価格が安くても、返送料が別途必要なら最終的な支払額は高くなることがあります。一方、少し高くても送料・返送料や採り直し用キットまで含まれていれば、初めて性病検査をする人には向いているとも言えます。
臨床検査技師の視点でも、必要な検査を削って価格だけを下げる選び方はおすすめできません。必要な検査内容を決めたあとに、その条件の中で費用を比較する順番が大切です。
結果がわかるまでの時間を確認する
できるだけ早く結果を知りたい場合は、「最短当日」「最短翌日」といった数字だけでなく、いつから数えた時間なのかを確認してください。
性病検査キットでは、「検体が検査施設に到着してから翌営業日」のように案内しているサービスもあれば、注文から結果確認までの日数を目安として示しているサービスもあります。
つまり、「注文 → キット到着 → 採取 → 返送 → 検査施設に到着 → 検査 → 結果公開」までのうち、広告に書かれた「最短○日」がどこから始まるのかによって、実際に結果を確認できる時期は変わります。
また、複数項目のセットでは、検査方法によって結果が出るまでの時間が異なり、一部の結果だけ先に確認できる場合もあります。
そのため、急いでいる人は、「検体到着後どれくらいで結果が出るか」「土日祝日も検査しているか」「複数項目はすべて同時に結果が出るか」まで確認すると比較しやすくなります。
陽性だった場合のサポートを確認する
最後に確認したいのが、性病検査キットの結果が陽性だったあとに医療機関へつながれる仕組みがあるかです。
性病検査キットはあくまで感染の可能性を調べるためのものであり、検査結果を確認しただけでは治療は完了しません。性感染症は早期診断・早期治療が重要で、厚生労働省も感染が心配な場合の検査や、症状がある場合の医療機関受診を案内しています。
そのため、陽性後のサポートを見るときは、単に「相談できます」と書かれているかではなく、実際に次の受診へ進みやすいかを確認してください。
たとえば、性感染症に対応する医療機関を検索できる、個別に受診先を案内してもらえる、医師に見せられる検査結果報告書を発行できる、提携クリニックのオンライン診療につなげられるといったサービスがあります。
とくに初めて性病検査を受ける人は、陽性という結果を見ても「何科へ行けばよいのか」「どのように結果を伝えればよいのか」で迷いやすいため、結果確認後の行動まで具体的に案内されているサービスを選ぶと安心です。
性病検査キットを使うタイミング
性病検査キットは、感染が心配な性行為の直後に使えばよいわけではありません。感染していても、体内の病原体や抗原・抗体が検査で捉えられる量に達していない時期に検査すると、陰性になる可能性があるためです。
ここで区別しておきたいのが、「潜伏期間」と「検査できる時期」は別ということです。潜伏期間は感染してから症状が現れるまでの期間を指します。一方、検査できる時期は病原体や抗原・抗体を検査で捉えられるようになるまでの期間です。
検査時期は感染症だけでなく検査方法によっても異なるため、利用するキットの商品ページや説明書に記載された検査時期を確認することが基本です。
たとえば性病検査ラボでは、主な検査について以下の時期を目安に案内しています。
とくにHIVは、「検査をしても意味がある時期」と「陰性をより確実に確認する時期」が同じとは限りません。
臨床検査技師の立場から重要なのは、不安だからと感染機会の直後に検査し、その陰性結果だけで「感染していない」と判断しないことです。検査を受ける前に、自分が調べる感染症とキットの検査時期を必ず確認しましょう。
性病検査キットの使い方|注文から結果確認までの流れと失敗を防ぐポイント
性病検査キットは、商品によって採取する検体や細かな手順は異なりますが、基本的には以下の流れで利用します。
使い方自体は難しくありませんが、臨床検査技師の立場から特に注意してほしいのは、検査に使うのは「キット」そのものではなく、自分で採取した尿・血液・分泌液などの「検体」だということです。
実際の郵送検査では、「血液量が足りない」「採取する部位を間違える」「採取前にしてはいけないことをしてしまう」「容器から検体が漏れる」など、検査不能や検査結果への影響につながるケースがあります。実際に、検体量が不足すると検査不能になる場合があり、各社も採取条件や容器の密閉などについて細かく注意事項を設けています。
そこで、ここからは検査キットの正しい使い方についてを順番に説明していきます。
検査前に説明書を読み、採取時の注意事項を確認する
検体を採取する前に、採取するタイミングや採取前に避ける行動がないかを検査キットの説明書で確認してください。
性病検査では、検体の種類によって採取条件が異なります。たとえば男性の尿検査では、出始めの尿を採ることや、前回の排尿から一定時間を空けるよう指定される場合があります。のどの検査では、採取前の飲食・うがい・歯磨きなどを避けるよう案内されることがあります。
血液検査でも、必要な量の血液を採取できなければ検査できない場合があります。そのため、採血前に手を温めるなど、採取しやすい状態を整えるよう案内しているキットもあります。
ここで重要なのは、すべての性病検査キットで採取条件が同じではないことです。そのため説明書は採取しながら読むのではなく、採取する前に一度最後まで確認しておきましょう。
特に下記を先に確認しておくことが大切です。
- いつ採取するのか
- 採取前に避けることはあるか
- どの検体をどれくらい採るのか
- 採取後はどのように保管・返送するのか
条件を満たしていないことに採取後に気づくよりも、必要な条件を確認したうえで採取を始める方が、検査に適した検体を用意しやすくなります。
検査キットで指定された部位・方法に従って検体を採取する
採取するときは、調べたい感染症に対応した部位から、説明書で指定された方法・量の検体を採ることが重要です。
たとえばクラミジア・淋菌では、性器とのどへの感染は別々に考える必要があります。男性が尿を採取してクラミジア・淋菌を調べても、その結果だけでのどへの感染まで確認できるわけではありません。
のどへの感染も調べる場合は、うがい液など、のどの検査に対応した検体を別に採取します。
さらに、採取方法にも注意が必要です。
尿検査では、一般的な健康診断で使われる途中の尿ではなく、出始めの尿を指定している性病検査キットがあります。膣分泌液では、採取用の綿棒の先端を手などに触れさせないことが重要です。血液検査では、指定された範囲までろ紙に血液を染み込ませるなど、必要な量を確保する必要があります。
つまり、「検体が採れたか」だけではなく、「必要な部位から、指定された方法・量で採れているか」まで確認することが大切です。
検体量が足りなかった、容器の中身をこぼした、採取器具を落としたなど、説明書どおりに採取できなかった場合は、自己判断でそのまま返送しないようにしましょう。
サービスによっては採取器具の再送や再検査に対応しているため、適切に採取できたかわからない場合は、返送前に検査サービスへ確認することをおすすめします。
採取した検体は指定された方法で保存・返送する
検体を適切に採取できても、検査施設へ届くまでの状態が適切でなければ、検査不能や検査結果への影響につながる可能性があります。返送前には、特に以下を確認してください。
- 容器のふたがしっかり閉まっているか
- 検体が漏れていないか
- 識別用のシールや番号を付けているか
- 必要な申込書類を同封しているか
- 指定された梱包方法になっているか
- 指定された期間内に返送できるか
保存方法についても、自己判断は避けましょう。
検体によって適した保存条件は異なるため、「念のため冷蔵しておこう」「しばらく送れないから冷凍しておこう」と判断するのではなく、キットで指定された方法に従うことが重要です。
また、採取後はできるだけ早い返送を求めているサービスもあります。採取してからすぐ発送できるよう、郵便ポストの回収時間や配送受付時間まで事前に確認しておくとスムーズです。
性病検査キットで陽性だった場合は医療機関を受診する
性病検査キットで陽性となった場合は、自己判断は避けて医療機関を受診して必要な診断・治療につなげましょう。性感染症の多くは治療できますが、治療が遅れると合併症や後遺症につながるものもあるため、早期発見・早期治療が重要です。
受診するときは、可能であれば以下の情報を医師に見せられるようにしておくと、検査内容を伝えやすくなります。
- 性病検査キットの結果画面・検査結果報告書
- 陽性となった検査項目
- 検査した部位(性器・のど・直腸など)
- 検体を採取した日
- 検査方法がわかる場合はその情報
とくに、どの部位を検査した結果なのかまで伝えることが大切です。性器とのどなど複数部位へ感染する性感染症があるため、検査部位によって医師が確認する内容も変わります。
また、HIVではスクリーニング検査で陽性となっただけでは感染確定とはならず、確認検査を行い、その結果をもって診断します。HIV検査で陽性となった場合も、結果を自己判断せず、できるだけ早く医療機関を受診してください。
なお、性感染症が確認された場合は、自分だけでなくパートナーにも検査・治療が必要になることがあります。たとえば厚生労働省は、パートナーが性感染症に感染している場合、症状がなくても早めに検査を受けるよう案内しています。治療してもパートナーが感染したままだと、再び感染する可能性もあります。
そのため陽性になったら、「結果を確認して終わり」ではなく、医療機関を受診して治療の必要性を確認し、医師の指示に従うところまでが重要です。
性病検査キット・医療機関・保健所はどう使い分ける?
性感染症の検査は、性病検査キット・医療機関・保健所のどれが優れているというものではありません。症状の有無や検査したい感染症、費用・匿名性などに合わせて使い分けることが大切です。
大まかな使い分けは以下のとおりです。
性病検査キットは、症状はないものの過去の性行為による感染が気になる人や、病院へ行かず自宅で検査したい人に利用しやすい方法です。自分で検体を採取して返送し、Webで結果を確認できるサービスもあります。
一方、排尿時の痛みやおりものの異常、性器のできものなどの症状がある場合や、パートナーの感染が判明している場合は医療機関を選びましょう。医療機関では、症状や感染機会を踏まえて必要な検査を判断し、感染が確認されればそのまま治療へ進めます。
保健所などの自治体検査は、主にHIVを費用をかけず匿名で検査したい場合の選択肢になります。全国の保健所や自治体の特設検査施設では、HIV検査を無料・匿名で受けられます。
梅毒・クラミジア・淋菌なども検査できる施設がありますが、対象項目・料金・実施日時・予約の要否は施設によって異なるため、事前の確認が必要です。
迷った場合は、「症状がある・治療まで必要なら医療機関」「症状がなく自宅で検査したいなら性病検査キット」「HIVなどを無料・匿名で調べたいなら保健所」を基本に選ぶとよいでしょう。
- 性病検査キットはどこで買えますか?
性病検査キットは、検査サービスの公式サイトで購入するのが基本になりますが、Amazonなどのオンラインショップでも購入可能です。一部の商品は薬局・ドラッグストア・量販店でも販売されていますが、取り扱い状況は商品や店舗によって異なります。
購入する際は、価格だけでなく、必要な感染症・部位を検査できるか、どの検査施設で調べるのか、陽性後のサポートがあるかまで確認しましょう。
- 家族に知られず性病検査を受けられますか?
受け取り方法や検査結果の確認方法に配慮された性病検査キットを選べば、家族に知られにくい形で検査できます。
たとえば、内容物がわからない梱包、郵便局留め・宅配便の営業所受け取り、Webでの結果確認、匿名検査などに対応するサービスがあります。
ただし、「匿名検査」と「匿名で購入・受け取りできること」は別です。郵便局留めなどでは本人確認のため氏名が必要になる場合もあります。
家族に知られたくない場合は、注文前に荷物の送り主・品名、受取場所、検査時の氏名の要否、結果の確認方法まで確認しておきましょう。
まとめ
性病検査キットを選ぶなら、検査したい感染症や部位、匿名性、結果までの早さ、陽性後のサポートまで比較して、自分に合うサービスを選ぶことが大切です。
今回紹介した性病検査キットを挙げれば、以下のようにまとめられます。
- 検査体制や精度管理まで重視したい人:性病検査ラボ
- 性器・のど・直腸肛門まで幅広く検査したい人:GME医学検査研究所
- クラミジア・淋菌以外の尿道炎・子宮頸管炎の原因も調べたい人:さくら検査研究所
- 匿名性を重視したい人:STDチェッカー
- 単項目から複数項目まで必要な範囲で選びたい人:ふじメディカル
- 家族などに知られにくい受取・検査方法を重視したい人:メディカル・コア
- 性感染症だけでなく、おりものや膣内環境まで調べたい女性:ルナドクター
ただし、「おすすめだから」という理由だけで検査キットを選ぶのは避けるべきです。性感染症によって検査する項目や部位が異なるため、まずは自分の感染機会から必要な検査を確認することが重要です。
そのうえで、臨床検査技師の立場では、検査を行う施設、感染症ごとの検査方法、精度管理の取り組みが具体的に公開されているかも確認しておくことをおすすめします。
また、性病検査キットは感染が心配な性行為の直後では正しく判定できない場合があります。検査可能な時期を確認し、説明書に従って適切な部位から必要な検体を採取・返送してください。
なお、症状がある場合やパートナーの感染が判明している場合、検査キットで陽性となった場合は医療機関を受診しましょう。 性病検査キットは自宅で検査できる便利な方法ですが、診断や治療まで完結するものではありません。
「何を調べたいか」「どこまで検査したいか」「どのような体制で検査されるか」まで確認して、自分に合った性病検査キットを選ぶことが大切です。