エビ疾病~ホワイトテール病~

病原体はMrNV (Macrobrachium rosenbergii nodavirus)とXSV (extra small virus)の2つがあげられます。

 

エビ疾病~ホワイトテール病~について

エビ疾病~ホワイトテール病~について

MrNVはノダウイルス科 (Nodaviridae)の未分類のRNAウイルス(2本の直鎖状2本鎖RNA)です。大きさは26~27nm、正20面体構造でエンベロープはありません。

XSVはRNAウイルス(1本の直鎖状2本鎖RNA)で大きさは14~16nm、正20面体構造でエンベロープありません。

XSVはサイズが小さく、複製に必要な遺伝子をコードする酵素が存在しない為XSVはサテライトウイルスとされ、MrNVはヘルパーウイルスであると示唆されています。

 

宿主はオニテナガエビです。

ベクターにはインドエビ、ウシエビ、クルマエビ。

アルテミアや水棲昆虫のマツモムシ属やコオイムシ属がいます。

 

感染経路

感染経路は垂直感染(卵経由)と水平感染(飼育水経由)の2つになります。

 

症状

症状としては体の不透明化・白色化。特に腹部で第2、3節が顕著。

水槽の水面に異常な脱皮殻の出現。

感染稚エビの摂餌、遊泳活力の低下。

頭胸部、腹部、尾部黄紋筋の変性、壊死、融解等があげられます。

特に仔エビ(ラーバ)、稚(ポストラーバ)エビの死亡率は高い為注意が必要です。

 

参考文献:Sahul Hameed A.S., Yoganandhan K., Sri Widada J. & Bonami J.R. (2004): Dis. Aquat. Org., 62, 191–196.

Sri Widada J., Durand S., Cambournac Qian D., Shi Z., Dejonghe E., Richard V. & Bonami J.R. (2003): J. Fish Dis., 26, 583–590.

Sahul Hameed AS, Yoganandhan K, Sri Widada J, Bonami JR.(2004b): Aquaculture. 38, 127–133.

Yoganandhan K., Sri Widada J., Bonami J.R. & Sahul Hameed A.S. (2005):J. Fish Dis., 28, 1–5.

White Tail Disease of Freshwater Prawn, Macrobrachium rosenbergii  A S Sahul Hameed 1, Jean-Robert Bonami 2

 

 

お問い合わせ・ご依頼はこちら

Contact Us

私たち食環境衛生研究所にお任せください。
食品検査から衛生・環境検査まで幅広くトータルサポートします。

各種検査依頼

検査の依頼をご希望の方は
こちら

ご相談・お問い合わせ

各種検査をご検討されている方は
こちら

よくあるご質問

分からないことがあれば
こちら