建材中のアスベスト(石綿)分析を行っていると、試料量はこれで足りるのかといったご相談を頂くことがあります。
また、実際に送られてくる試料量がごく少量のこともあります。
私たちも現場で試料を採取することがあるため、現場の状況や建材の種類によって十分に採取できないことも経験があるのですが、十分な試料量がないと正しい分析を行うことが難しくなります。
弊社はJIS A 1481-1に準拠したアスベスト(石綿)定性分析を行っており、この方法は建材の層別に分析ができるメリットがあります。
しかし、ごく少量であったり粉末状態であったりするとアスベスト(石綿)が含まれていた場合にどの層に含有していたのか判断することができません。
また、アスベスト(石綿)以外の成分を取り除きアスベスト(石綿)を検出しやすくするための灰化や酸処理、浮遊沈降といった試料調整をおこなうためにも十分な試料量があることが望まれます。
ここでは建築物石綿含有建材調査者テキストに記載されている試料採取における試料量と留意事項について建材別に一部ご紹介いたします。
