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水分活性:揮発性物質を含む試料の測定1回目 エタノール

揮発性のアルコールや酸、香料を含む製品の水分活性を測定することは難しいとされています。
クラシックな手法であるコンウェイユニット法の場合、揮発性物質の影響により測定結果にぶれが生じ、場合によっては測定自体が困難となります。
測定機器を用いる場合でも、揮発性物質の影響によりセンサーの劣化を促進し、また測定結果にも影響が生じます。

この度弊社で導入した新しい水分活性測定機は、揮発性物質に高い耐性を持ち、また揮発性物質の影響のない測定結果を得ることができます。
そこで、これまでの方法では困難であった、揮発性物質を大量に含んだサンプルの水分活性を測定してみようと思います。
今回は食品や化粧品など、様々な分野に用いられるアルコールの「エタノール」を対象にしてみました。

まずは、水とエタノールを等量で混合したおよそ50%のエタノール溶液を測定してみました。

水分活性:揮発性物質を含む試料の測定1回目画像①

0.84という結果が得られました。
測定にかかる時間も早く、複数回測定しても安定した数値でした。

次に、試験で使用している80%程度に調整したエタノール溶液を測定してみました。

水分活性:揮発性物質を含む試料の測定1回目画像②

結果は0.70ということで、水分含量が減ったことにより自由水の量も減ったものと考えられます。

最後に、試薬のエタノールをそのまま測定してみました。規格値は純度99.5%以上の製品です。

ああ

結果は0.008ということで、規格値通り水をほとんど含んでいないことがわかります。

今回測定した溶液は、全てこれまでの測定方法では測定が難しいエタノール濃度でしたが、どれも測定にかかる時間も早く・繰り返し測定の値も安定していました。

高濃度にエタノール等の揮発性物質を含有した製品の水分活性を測定したい方は、是非弊社をご利用頂ければ幸いです。

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