多くの人が一度は目にしたことがあると思いますが、意外と奥深い生き物です。
そんなミツバチのことを少しだけ紹介します。
多くの人が一度は目にしたことがあると思いますが、意外と奥深い生き物です。
そんなミツバチのことを少しだけ紹介します。
実は家畜?
“家畜”というと牛や豚といったイメージが強いと思いますが、ミツバチは法律上(家畜伝染病予防法等)は家畜に分類されます。
蜂蜜の生産だけでなく、ナスやイチゴなど農作物の花粉交配用にも利用されます。
世界に数種類いるミツバチの仲間のうち、2種類が日本で暮らしています。
多くの人が思い浮かぶ黄色みがかったミツバチは「セイヨウミツバチ」で、明治時代に海外から養蜂のため輸入された種類です。
一方の「ニホンミツバチ」は日本の在来種で、全体に黒っぽく、やや小柄なミツバチです。
2種類のミツバチの違いは、多々ありますが、大きな違いとして、在来種のニホンミツバチと異なり、セイヨウミツバチは、基本的に人が家畜として世話をしないと、日本では長く生きられないことが挙げられます。
「1匹の女王蜂と大勢の働き蜂」というイメージはつくかと思いますが、実は少数のオス蜂もいます。つまり、「女王蜂(1匹)+働き蜂(多数)+オス蜂(少数)」というのが成虫の基本構成です。
ちなみに働き蜂は全てメスで、産卵管が変化した毒針を持つのは働き蜂のみで、オス蜂は刺しません。
そして成虫の他に、巣の中には蜂児と呼ばれる幼虫と蛹がいます。

蜂蜜は働き蜂が集めた花の蜜を、巣の中で水分を飛ばして熟成させた保存食です。ミツバチが自分たちのエネルギー源として作った蜂蜜を、人は畜産物として分けてもらっているのです。
ミツバチは蜂蜜の他に花粉も食料とします。花粉はタンパク質・ビタミン・ミネラル等の栄養源として利用され、よく蜂蜜を主食(ごはん)とした場合、花粉は副食(おかず)に例えられます。

ミツバチが天敵のオオスズメバチに襲われている映像を観たことがある人も多いかもしれません。
前述でセイヨウミツバチは、人の飼育下でないと日本では長く生きられないことに触れましたが、その理由の一つはオオスズメバチに対する防衛能力を持たないためです。
そのため、養蜂においては人が巣を守る必要があります。
(ニホンミツバチは「熱殺蜂球」という防衛術を持っています)
ミツバチに寄生するダニの1種で、このダニによる疾病はバロア症と呼ばれ、届出伝染病(家畜伝染病予防法)に指定されています。
ミツバチは法律上、家畜であるため、対策としてはミツバチ用の動物用医薬品を適切に使用する必要があり、国内では現在、3つの製品が承認されています。

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