※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼


観察された特徴からヤガ科タバコガ亜科オオタバコガの幼虫と考えられます。
体色は緑色・褐色など様々で、一般的に背中に黒い点があることが多く、背中に刺毛(とげ状の毛)が出ていますが毒はありません。体長は最大40mmほどです。
イネ科・マメ科・ナス科・アブラナ科など幅広い科の植物を食害するため被害が拡大しやすいのが特徴です。
イネ科のとうもろこしへの被害も大きく、葉や実および実の先端にあるヒゲ部分を食害します。
ふ化してすぐの段階では柔らかい葉を好んで食べますが、成長するにしたがって実や茎の内部なども食害するようになります。
この個体はとうもろこしの先端部分から採取されたので、特徴と合致しています。
幼虫での同定が難しい場合、成虫になるまで飼育し、特徴のわかりやすい成虫で同定を行うという手法があります。その手法のトレーニングのため現在、部署にて飼育中です。
弊社の異物検査では虫の種類の特定やカタラーゼ試験による混入のタイミング(加熱の有無)の推定が可能となっております。その他、異物の種類に応じた検査も行っております。
是非、ご利用ください。
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