アユの栄養成分を解説|6月の旬食材シリーズ①

6月は初夏となり、暑さも増し、緑も濃くなり、外に出ておいしいものを探しに行きたくなる季節ですよね。そこで、第一回目の旬食材は、「鮎(あゆ)」について紹介したいと思います。

淡水魚の鮎は、資源保護のため11月から5月までは禁漁となっています。鮎が旬の6月になると鮎釣りも解禁となりシーズン到来です。私の地元では夏に鮎まつり※が開かれ、花火を見ながら炭で焼いた鮎の塩焼きを食べるのが夏の楽しみでもあります。

限られた期間でしか食べられない鮎!!しっかり栄養をいただきたく思います。

表1に鮎の効能と含まれる成分についてまとめました。

 

表1 鮎の効能と成分

効能 鮎に含まれる成分 解説
骨粗鬆対策 カルシウム 骨や歯を作る主成分となる

骨を丈夫にするミネラル(カルシウム、骨密度の低下を防ぐマグネシウム、歯や骨の元となるリン)

マグネシウム カルシウムが骨から溶け出し、骨密度の低下を防ぐ効果がある
リン カルシウムやマグネシウムと結びついて、「リン酸カルシウム」や「リン酸マグネシウム」となって骨や歯を形成する働きがある
ビタミンD カルシウムの吸収を促す効果がある
老化予防

病気予防

ビタミンE,ビタミンC 抗酸化作用による活性酸素の抑制効果
DHA(ドコサヘキサエン酸) がん細胞の増殖や転移を抑制、活性酸素を体外へ排出する働きがある脳の萎縮を防ぐ働きがあり、記憶力が向上
EPA(イコサペンタエン酸) オメガ3脂肪酸の一種で、血管や細胞膜を柔軟にし、心臓病や脳梗塞を防ぐ働きがある
血行促進

美肌効果

ビタミンE ビタミンEコラムを参照ください☆
貧血予防

ビタミンB12

ヘモグロビンを生成するのに必要な成分

赤血球の生成を促す働き、造血作用がある

銅,亜鉛 造血を助ける働きがある
ビタミンB6 ヘモグロビンを生成するのに必要
葉酸 異常な赤芽球が増えてしまい酸素が減って貧血になるのを防ぐ働きがある
免疫力アップ タンパク質 白血球などの免疫細胞や免疫にかかわる酸素の材料となる
ビタミンA 免疫細胞を活性化させウイルスの侵入を防ぐ効果

 

鮎にはたくさんの栄養成分が含まれています。エサの違いで、養殖の鮎と天然の鮎では含まれる成分量は異なるそうです。養殖の方が、ビタミンD、ビタミンE、DHA、EPAが多く、タンパク質、カルシウム、ビタミンB12は天然の鮎に多く含まれるようです。また、ビタミンD、ビタミンB12、鉄は鮎の内臓に多く含まれているため、苦味を感じ、残す人も多い内臓ですが、一緒に食べることをお勧めします。

 

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