【異物検査】サビキコリ-虫の同定トレーニング33
※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼
観察された特徴からコウチュウ目コメツキムシ科サビキコリと推察されます。
サビキコリは、茶褐色をした体長12~16mm、4~10月頃まで日本全土でよく見られる虫です。体表は光沢が無く、白色や黄褐色の鱗毛で覆われており、名前の通り錆びついたような見た目をしています。
危険を察すると脚を縮めて死んだふりをしますが、しばらく仰向けの状態にしていると全胸部の屈曲運動によってパチンと音を出して跳ね上がるという特徴があります。
弊社の異物検査では虫の種類の特定やカタラーゼ試験による混入のタイミング(加熱の有無)の推定が可能となっております。その他、異物の種類に応じた検査も行っております。
是非、ご利用ください。
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