だいよんいうほうへんい
胃液とガスで充満・拡張した第四胃が右方に変位することにより、消化障害ないし閉塞の症状を起こす疾病。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
だいよんいえん
第四胃単独の炎症はまれであり、多くは前胃および腸とともに侵される。子牛では前胃障害、粗剛粗飼料の摂取など、成牛では鈍性異物の第四胃への堆積、先鋭異物による障害、不良飼料の摂取が原因となる。急性または慢性経過をとり、食欲の減退ないし廃絶、渇欲亢進、第一胃運動の減退、持続性下痢、第四胃部の圧痛がある。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
だいよんいかいよう
第四胃に潰瘍が形成されるもので、肥育牛に多発し、病変は幽門腺部に多い傾向がある。濃厚飼料の多給と粗飼料の不足が原因となり、子牛では粗剛飼料や異物による物理的作用、成牛では各種ストレス、第一胃疾患、真菌などの局所感染が潰瘍形成を促進させる。臨床症状はみられないことが多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
だいよんいさほうへんい
第四胃が第一胃と左下腹壁の間を通って正常位から左方に変位し、慢性消化障害や栄養失調に陥る疾病で、大形高泌乳量の乳用牛に多く、分娩直後ないし4週間に多発し、濃厚飼料の多用につれて増加の傾向にある。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
だいよんいねんてん
第四胃の長軸を中心として左右にねじれ、第四胃に液体とガスが貯留して膨満する疾患で、成乳牛の分娩後1~3週間にしばしばみられる。第四胃弛緩症が誘因となり、第四胃右方変位に継発することが多い。症状は変位より激しく、食欲廃絶、不安撫﨟A腹囲膨大、末梢循環障害、少量の悪臭黒色下痢便を示す。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
だいりせきようもんり
慢性の牛肺疫における罹患肺臓断面の大理石様所見で、線維素性肺炎の各病期、すなわち、赤色肝変、灰白色肝変、間質水腫、血管周囲性器質化巣、小葉辺縁性器質化巣などが赤、白、黄、灰色斑状に混在して美麗な大理石様紋理を呈する。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たいれりあしょう
牛、めん羊、山羊、鹿およびラクダなどの反芻動物にタイレリア原虫が感染し、発熱、白血球減少、貧血を主症状とする病気で、マダニが媒介する。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たかいこうはい
一発情期中に2回以上交配する方法で、一般に一発情期に1回だけ交配するよりも2回以上交配した方が高い受胎率が得られ、発情期が長い馬や豚では多回交配が行われ、受胎率の向上や産子数の増加が得られている。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たきふぃらきしー
薬物を反復投与した場合、比較的短時間で獲得される耐性。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
だげきひ
と殺牛やと殺豚にしばしばみられ、血管運動中枢に与えられた過度の刺激に基づく麻痺性うっ血によって腫大した脾臓をいい、ときに出血を伴い、炭疽脾との鑑別診断上重要とされている。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たざいたいせい
微生物が複数の抗菌剤に対して同時に耐性を示す現象をいい、この形質を示す細菌は多剤耐性菌という。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
だっこう
肛門粘膜および肛門皮帯すべてが脱出したものをいい、肛門粘膜のみが脱出した場合は肛門粘膜脱という。本症は栄養不良による肛門括約筋や直腸周囲組織の弛緩が素因となり、直接的には持続的な下痢、疝痛によるいきみ、分娩・難産時の陣痛による腹圧の上昇が大きな原因となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
鶏のダニ症で寄生する主なダニは?
トリサシダニ、ワクモ 090207
だにねつ
ダニにより伝播される熱性疾患のことで、牛のバベシア・ビゲミナ感染症があり、発熱、貧血、黄疸、血色素尿症を起こす急性症と、無症状の慢性症がみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たはつじょう
牛、馬、豚、めん羊、山羊などの大、中家畜およびモルモット、マウスなどの齧歯類にみられるもので、1年間または一繁殖期間中に周期的に発情を繰り返すこと。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
みどりいろのたまご
ゆでた卵で、黄身の表面が黒っぽかったり、緑色がかったことはありませんか?あれは、硫化黒変といって、硫化鉄によるものです。卵を高温で長時間加熱すると、白身中のたんぱく質が分解され、硫化水素が生じます。それが黄身の中の鉄イオンと結びついて硫化鉄になります。<100227kk>
たりうむちゅうどく
タリウムは細胞毒で、消化管や皮膚から吸収されて中毒を起こす。すべての動物が感受性があり、急性例では1~4日後に胃炎、嘔吐、出血性下痢、食欲欠乏、腎障害、運動麻痺がみられ、慢性例では軽い消化器系および神経系障害、脱毛、皮膚の乾燥と落屑がみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
だんし
くちばし切り。群飼の場合、飼育密度、温湿度、栄養条件などにより悪癖(尻つつき、食羽など)が発生しやすく、これを防止し、同時に飼料の逸散による浪費を減少させる。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たんそ
炭疽菌の創傷感染によって発する急性敗血症性疾患で、その他には消化器感染がよくしられている。脾の急性腫脹と漿液出血性浸潤を特徴とするもので、牛、馬、めん羊で感受性が高い。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たんはつじょう
発情周期が長く繁殖季節に1回しか発情しないもの。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たんはつじょう
卵巣の機能は正常で、卵胞の成熟に伴って発情徴候も現れるが、発情の持続時間が著しく短いことをいうため、発情を見逃してしまうことが多く、実際には鈍性発情として扱われることが多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たんじつはんしょくどうぶつ
季節繁殖動物のうちで山羊、めん羊、鹿、トナカイなどのように日長時間が短縮する時期(秋から冬)に繁殖期を有するもの。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たんほうちゅうしょう
犬、狐、狼の小腸に寄生する単包条虫から排泄された片節および虫卵をめん羊、牛、豚、馬、ヒトなどの中間宿主が摂取して感染し、主に肝臓、肺、腎臓、骨、脳などに包虫を作る。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たんみしりょう
飼料をその配合により分類すると、単味飼料と混合飼料とにわけられ、個々の飼料を単味飼料、これらを2種以上混合したものを混合飼料という。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たんみわくちん
容器のなかに1種類のワクチンをアジュバント等を加えずに含むもので、炭疽、牛疫、アカバネ病、豚コレラなどがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たいまく
哺乳類の胎子は子宮内で胎膜の中に屈曲して収まって発育する。この胎膜は絨毛膜(脈絡膜)、尿膜、羊膜の3層からなり、絨毛膜と尿膜は密着して絨毛膜尿膜(尿膜嚢)を形成し、この膜の表面に胎盤(胎子胎盤)が形成される。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たいまくすいしゅ
胎水が異常に増量貯留したものをいい、牛およびめん羊に多発し、妊娠末期における腹部の異常膨大を主徴とする。<獣医学大辞典より抜粋>N090612
たいぺい
分娩時、牛、馬、めん羊、山羊、豚の尿膜水は黄色または褐色を呈し、そのなかに淡黄色~暗褐色、柔軟、円形または楕円形の扁平塊状物がしばしばみられ、これは細い結合組織性のひもで尿膜と連なっているか、あるいは液中に浮遊している。これを胎餅といい、馬ではヒポマーニ、牛ではブーマーニという。<獣医学大辞典より抜粋>N090612