にゅうようじげり
レオウイルス科ロタウイルスによる主として牛、豚、マウスの幼齢期の急性下痢をいう。ほとんどの哺乳動物、家禽から分離され、突然黄色水様下痢を呈し衰弱する。罹患率は高いが致死率は低い。<獣医学大辞典より抜粋>N090721
にゅうかんきょうさく
牛の乳管狭窄先天性と後天性があり、先天性のものは乳槽移行部粘膜輪状皺襞が完全に閉鎖する例が多く、洛綵不良である。後天性のものは乾乳期に肥厚・贅生したり、腫瘍や慢性増殖性炎により発生する。<獣医学大辞典より抜粋>N090716
にゅうき
初乳時期、泌乳最盛期、減退期、泌乳末期の一連の各泌乳時期、すなわち分娩後泌乳開始から離乳あるいは乾乳期に至るまでを総称して乳期といい、牛では約300日である。<獣医学大辞典より抜粋>N090716
にゅうねつ
産後の乳牛に突発し、体温の下降と神経症状および運動麻痺を主徴とする疾病で、低カルシウム血症が主原因であるが、上皮小体機能の低下も関係する。初産牛には発生が少なく、5~6産の高泌乳のものに多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090806
鶏コクシジウム症
アイメリア属の原虫寄生による下痢症で、病原虫は9種知られ、種類によって寄生部位や病変、病害の程度が異なり、感染量や鶏の日齢によっても差がある。<獣医学大辞典より抜粋>N090904
鶏大腸菌症
病型は気嚢炎、敗血症、腸炎、関節炎、卵管炎、大腸菌性肉芽腫と多彩で、心外膜炎、肝肥大などもみられる。6~10週齢のブロイラーに多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090904
鶏伝染性気管支炎
鶏の急性呼吸器病で、潜伏期間が10数時間ときわめて短く、産卵鶏が罹患耐過すると奇形卵を算出するのが特徴である。呼吸器症状をほとんど示さず腎炎を起こすこともある。<獣医学大辞典より抜粋>N090904
鶏ウイルス性関節炎
鳥レオウイルスによって起こる散発的な鶏の病気で、主として肉用種に発生する。ブロイラーでは3~4週齢から発生し、出荷前まで続発する。症状は歩行忌避、跛行にはじまり足関節の腫脹、脚の屈曲を主とする変形、腓腹腱断裂、起立不能、歩行不能等がみられる。成鶏では二次的障害として交配不能による無精卵産生や産卵率の低下がみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090904
鶏胎子感受性試験
発育鶏卵の卵黄嚢内の抗体測定法のひとつで、主として種鶏群の鶏脳脊髄炎に対する抗体保有状況を簡便に知る目的で使用されている。<獣医学大辞典より抜粋>N090904
鶏ウイルス性腎炎
鶏腎炎ウイルス(ピコルナウイルス)の感染によって起こり、ヒナの増体量減少、発育不良を示す。産卵鶏では感染は成立するが、産卵に影響はない。<獣医学大辞典より抜粋>N090904
鶏を道具を使わず簡単に殺処分する方法は?
代表的なものに頚椎脱臼があります。
ニワトリオオハジラミ
ハジラミ目、短角ハジラミ科の昆虫で、世界各地に分布し、鶏、七面鳥、ホロホロ鳥、クジャク、ウズラ、キジ、アヒル、ガチョウなどに寄生する。卵から成虫になるまでに9~13日を要し、寿命は約13日である。<獣医学大辞典より抜粋>N090904
伝染性コリーザの病原菌の分離
菌は臨床症状を呈する鶏の鼻腔ならびに眼窩下洞からのみ分離される。分離菌の型別は、凝集反応または赤血球凝集抑制(HI)反応を応用して行なう。伝染性気管支炎、マイコプラズマ症、緑膿菌感染症、頭部腫脹症候群などとの鑑別は、鼻汁中の菌を確認することにより容易である。<鶏病研究会編鳥の病気より抜粋>KK-N090602
コクシジウム症
鶏コクシジウム症は、現在の集約的な養鶏生産において、根絶が困難な疾病の一つでEimeria属原虫の寄生による鶏の腸炎を主体とする疾病です。主な臨床症状は、血便および下痢便の排泄ですが、一時的な元気消失程度で回復する場合もあります。病勢が進行した場合は、大量に死亡することもあります。環境中のオーシストを鶏が経口的に摂取することで感染した鶏は多量のオーシストを糞便中に排泄し、新たな感染源になることから、鶏群内における感染は短期間に連鎖的に進行します。人やその他の動物に感染するような危険性はありませんが、育成率、飼料要求率、育成率等の生産成績を悪化させ、甚大な経済的被害をもたらします。O-N090602
鶏のワクチンリアクション
生ワクチンを接種すると鶏体内に異物を取り込むことにより免疫応答の中で、頭を振る、異常呼吸音や涙目の臨床症状がリアクションとして投与後4日で始まり、5~6日間続く。様々な理由からリアクションは時に激しくなることがあり、生産性の低下、斃死率の増加、薬剤費の増大などの原因になる。強度に影響する要因として、雛の品質、移行抗体のばらつき、使用したワクチン株、投与方法、投与タイミング、免疫抑制やその他疾病の存在、環境の汚染状況、鶏群の管理などが考えられます。YK-N090501
鶏胃虫類
鳥類の前胃・砂のう・食道の腔・壁内に寄生する線虫類の総称で、家禽類寄生種としてテトラメレス属、ケイロスピルラ属、シンヒマンツス属、アクアリア属などの種がある。<獣医学大辞典より抜粋>N090904
鶏ジフテリア
鶏が鶏痘ウイルスに感染したとき、口粘膜、喉頭、気管、鼻などの上部気道に病変を形成することがあり、これを粘膜型鶏痘と呼び、これでは侵された粘膜が偽膜性炎の像を示すことからジフテリアと呼ばれたが、現在ではこの用語は使わない傾向にある。<獣医学大辞典より抜粋>N090904
鶏アデノウイルス
3~10週齢の鶏、特にブロイラーに感染し、封入体肝炎(IBH)を起こす。アデノウイルス科の鳥アデノウイルスに属し、12の血清型があり、いずれもIBHの原因となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090904
伝染性コリーザ
アビバクテリウム・パラガリナルムの感染によって起こる鼻汁の漏出、顔面の腫脹、産卵の停止などを主徴とする急性の呼吸器病で、年間を通じてみられるが、季節の変わり目に比較的多くみられる。潜伏期は通常1~3日で、呼吸器症状を呈し、鼻汁の漏出、顔面ならびに肉垂の浮腫性腫脹、奇声、開口呼吸などがみられ、発病後2~5週間で自然に回復する。採卵鶏では、産卵の低下が必発するが、産卵率は症状の改善にともなって回復する。病原菌は、病鶏との直接接触や感染鶏の鼻汁で汚染された飲水ならびに飼料などを介して伝播する。<鶏病研究会編鳥の病気より抜粋>KK-N090602
にわとりのうせきずいえん
ピコルナウイルス科に属するウイルス感染による伝染病で、自然宿主はキジ、ウズラ、七面鳥で、伝播はウイルス汚染物の経口、経鼻感染以外に垂直伝播も起こる。<獣医学大辞典より抜粋>N090811
にわとりのうなんか
ビタミンE欠乏によって30日齢前後の鶏が侵される栄養性疾患で、頭頸部の異常なねじれ、後ずさり等の神経症状を示し、1~2日で急速に衰弱して死亡する。<獣医学大辞典より抜粋>N090811
にわとりびぶりおかんえん
カンピロバクター・フィタスによって起こる中雛以上に多い鶏のストレス病で、概して慢性に経過し、目立たない。鶏冠の委縮および下痢を呈し、肝臓の変形、灰白色小斑点、血腫形成がみられ、心嚢水の増量、胆嚢の腫大も頻発する。<獣医学大辞典より抜粋>N090811
産卵低下症候群(EDS)
アデノウイルス科のグループⅢトリアデノウイルスに属するウイルスによって起こる卵殻形成不全卵の産出を伴った産卵低下を主徴とする伝染病。 臨床症状は軽度あるいは皆無で、軽い下痢が認められる程度であり、呼吸器症状および死亡例は認められない。発症群では突然産卵率が低下し始め、2~3週間で最低となる。産卵低下の期間は、通常3~8週間でV字型の一過性の産卵低下を示す場合が多い。産卵低下時には、無殻卵、薄殻卵、破卵および退色卵などの卵殻形成が不十分な異常卵が多くみられるが、卵黄や卵白には異常は認められない。<鶏病研究会編より抜粋>KK-N090501
EDSの伝播方法
介卵感染と水平感染の両方の感染方式で伝播する。介卵感染した受精卵はウイルスを保有したまま正常に孵化し、ひなに成長する。産卵を開始するくらいになると、なんらかの要因によりウイルスが増殖を開始する。水平感染し鶏の体内でウイルスが増殖すると、ウイルスが糞便や痰などから排出され、それを別の鶏が摂取することにより汚染が広まる。そのため、平飼いの群では感染が一斉に起こるが、ケージ飼いの場合ではゆっくり広まる傾向がある。<鶏病研究会編より抜粋>KK-N090501
にわとりひんけついんし
日本で鶏から分離され、鶏に再生不良性貧血を起こす病原体で、野外の鶏群に常在しており、貧血性疾患との関連が示唆されている。<獣医学大辞典より抜粋>N090814
にわとりぶどうきゅうきんしょう
ブドウ球菌の感染によって起きる鶏の化膿性疾患で、菌は鶏の体普A粘膜などに常在し、日和見感染する。産生する酵素や毒素によって侵襲性に差があり、鶏の日齢、環境条件によって感受性や病変が異なる。日本では浮腫性皮膚炎(バタリー病)と骨髄炎(ヘタリ病)が多いが、敗血症、肺炎、気嚢炎なども起こる。<獣医学大辞典より抜粋>N090814
にわとりまいこぷらずましょう
マイコプラズマ・ガリセプチカム、マイコプラズマ・シノビエとも、単独ではそれほど強い病原性を示すことはないが、ヘモフィルス属、大腸菌、伝染性気管支炎ウイルスなどの微生物と複合感染した場合や飼育環境の不良な場合には慢性の呼吸器障害や体重減少を起こし、関節炎を起こすこともある。<獣医学大辞典より抜粋>N090814
にわとりまくようじょうちゅう
家禽類の小腸に寄生する膜鱗条虫科の条虫で世界各地に分布する。<獣医学大辞典より抜粋>N090814
にわとりまらりあ
日本の鶏マラリアはプラスモジウム・ユクスタヌクレアレによるもので、比較的良性である。一般には慢性経過で耐過するが、株によっては緑便を排泄し、初生ヒナでは貧血、衰弱死する。<獣医学大辞典より抜粋>N090814
にわとりむこうまくようじょうちゅう
家禽類の小腸に寄生し、世界各地に分布する膜鱗条虫科の条虫で、日本でもまれにみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090814