用語検索
頭文字を入れるだけで簡単に検索が可能です。
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |||||
A | B | C | D | E | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P |
Q | R | S | T | U | V | W | X | Y | Z | |||||
あ | い | う | え | お | か | き | く | け | こ | さ | し | す | せ | そ |
た | ち | つ | て | と | な | に | ぬ | ね | の | は | ひ | ふ | へ | ほ |
ま | み | む | め | も | や | ゆ | よ | ら | り | る | れ | ろ | わ | を |
ん |
UPDATE : 2024/12/02 11:12:07 | データ件数 : 2962件
「こ」 の検索結果は 57 件です
厚皮症
【こうひしょう】
豚の耳介に放線菌が感染することにより発症する。一般に一側性に発生することが多く、耳の変形はみられないが、皮膚は著しく肥厚し、硬く触れることができる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
後腹盲嚢
【こうふくもうのう】
反芻類の第一胃で外形的な溝と内景的な筋柱によって区分される嚢のひとつ。第一胃は左縦溝と右縦溝によって背嚢と腹嚢に区別され、さらに両嚢の後方は左右の背冠状溝と腹冠状溝によって明らかに後背盲嚢と後腹盲嚢とにわかれる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
後胸気嚢
【こうきょうきのう】
鳥類の幹気管支が肺内を肺前庭および膜性気管支として通り抜ける際、膜性気管支の始まりの部分の腹方へ後胸気管支を分岐させ、その肺外への開口が後胸口で、この後胸口と交通する気嚢をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
黒頭病
【こくとうびょう】
鞭毛虫類のトリコモナス目に属する原虫ヒストモナス・メレアグリジスにより引き起こされる家禽の疾病で、七面鳥、クジャク、鶏、ウズラなどが感染し、病鳥は盲腸にチーズ様のコアを生じ、肝表面に大豆大ないし指頭大の円形の病巣が生ずる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
コアグラーゼ
【こあぐらーぜ】
血漿凝固を作動させる病原性黄色ブドウ球菌の菌体外酵素のひとつで、遊離型と結合型を産生する。フィブリノゲンをフィブリンに変えて血漿を凝固、菌体を包み、宿主側の食菌、防御反応から免れる作用をもっている。菌株により産生コアグラーゼの抗原性が異なる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
コアグラーゼ試験
【こあぐらーぜしけん】
黄色ブドウ球菌など、3種類の病原ブドウ球菌はプレコアグラーゼ(酵素の前駆物質)を産生し、これが血漿中のある活性因子によってコアグラーゼとなり、フィブリノゲンをフィブリンに変え、血漿が凝固する。この性状を利用してブドウ球菌の分類を行う試験をコアグラーゼ試験という。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
効果試験
【毒効果試験はどのようにおこなうのですか?】
サンプル内容、効果により試験内容をご相談させていただきます。試験概要とお見積もりをご確認いただきご検討ください。T090616
膠芽腫
【こうがしゅ】
グリア芽腫。膠細胞に由来する腫瘍の一種で、大脳に好発し、腫瘍細胞は多形性で、ときに巨細胞を形成し、浸潤・破壊性に増殖する。出血・壊死および間葉性線維反応を伴うことが多く、牛、豚、犬、猫に発生がみられている。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
後弓反張
【こうきゅうはんちょう】
強直性発作。動物はその病状や挙動などにより多様な所見を呈するが、そのなかのきわめて特徴的なひとつであり、破傷風菌により発する。耳は聳立し、鼻孔は開大し、頸部は伸展し、牙関緊急、四肢は開張し、採食困難・流涎が著しく、ついに起立不能と強い反身姿勢となるような姿勢を後弓反張姿勢と呼び、随意筋の強直性痙攣に基づくものである。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
抗菌試験
【こうきんしけん】
資材が特定の微生物に対して抗菌性、静菌性があるかどうか確認する試験。JIS K 1902繊維製品の抗菌性試験方法及び抗菌効果やJIS Z 2801抗菌加工製品―抗菌性試験方法・抗菌効果などが規格試験法として存在する。(140201M)
口腔内異物
【こうくうないいぶつ】
飼育者の不注意により飼料中に混じている先鋭な異物を採食することがある。反芻動物ではその習性と口腔内の構造、餌の特性などにより、また肉食動物も食塊をうのみにする習性のため先鋭な異物を口腔内の各所に刺入する。牛では針、針金、ヘアピンなど、犬、猫では針、焼串、骨片木片などが多く、豚では残飯中の異物がよく刺入する。症状としては突然の採食・咀嚼中止、苦痛、流涎が著しく、口内食物の吐き出し、咬みだし、肉食動物では嵌入した異物が大きい場合は半ば開口状態を呈したり、爪で頬をひっかいたりする。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
抗原
【こうげん】
体内に侵入し抗体を作り出す物質で、自己以外のタンパク質や多糖類など。抗原の中で抗体と特異的に結合する部位を抗原決定基と言う。《参考文献:ファーマインターナショナル「血液用語辞典」、金芳堂「微生物学250ポイント」、浜島書店「増補 最新 図表生物」》
子牛下痢症
【こうしげりしょう】
幼齢期にみられる急性あるいは慢性下痢の総称で、種々のウイルスおよび細菌がこれに関与する。アデノ・コロナ・ロタ・パルボ・エンテロウイルスの単独あるいは混合感染により発病する。細菌性下痢としてはサルモネラによるものが重要で、また大腸菌による下痢は子牛白痢といわれる。誘因として、初乳の摂取不足、輸送や環境変化によるストレス、畜舎の不衛生などが考えられ、症状は下痢と脱水が主徴で、下痢は水様便、白痢便、粘血便など病例ごとに多様である。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
子牛肺炎
【こうしはいえん】
ホルスタイン雄子牛などの集団飼育時、特に幼齢期にみられる急性あるいは慢性肺炎の総称で、種々のウイルスならびに細菌がこれに関与する。パラインフルエンザ・アデノ・レオ・牛RS・ライノウイルスなどのほか、クラミジア、マイコプラズマ、真菌やヘモフィルス、パスツレラ、コリネバクテリウムあるいは連鎖球菌などの混合感染が起きることが多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
子牛白痢
【こうしはくり】
激しい下痢を特徴とする病原性大腸菌による子牛の急性伝染病で、致死率も高く、生後数時間から2週齢前後に発生し、脱水が激しく、また敗血症死する例も多い。急性例では病変のめだたない場合もあるが、経過の長いものではカタル性腸炎、肺浮腫、腸間膜リンパ節腫脹などがみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
子牛流行性肺炎
【こうしりゅうこうせいはいえん】
主に1~20週齢の子牛にみられる伝染性肺炎で、原因はマイコプラズマ、パラインフルエンザウイルス3型、アデノウイルス3型などとされるが、多くはパスツレラ・ムルトシダ、アクチノミセス・ピオゲネスなどの二次感染を伴う。急性期にはカタル性気管支肺炎で小葉間質の水腫が著しいが、慢性期には気管支周囲から器質化が進行し、無気肺部を生じて、細菌の二次感染により、膿瘍形成、化膿性・癒着性胸膜炎が起こる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
抗生物質
【アミノグリコシド系の作用】
細菌の蛋白合成阻害により、高濃度では殺菌的に作用する。NM-N090603
抗生物質
【セフェム系の作用】
細菌の細胞壁合成阻害により、殺菌的に作用する。注射薬、乳房内注入剤に使用される。NM-N090603
抗生物質
【マクロライド系の作用】
細菌の蛋白合成阻害により、静菌的に作用する。NM-N090603
抗生物質
【リンコマイシン系の作用】
細菌の蛋白合成阻害により、静菌的に作用する。腸肝循環率が高い。NM-N090603
抗生物質
【抗生物質の一次選択薬の投与期間はどのように決めているか?】
共済や農協などでも特に規定はなく、獣医師の判断(体温や臨床症状、投与後の経過)により、決めている。概ね1~2日。090207
酵素
【こうそ】
生体内の様々な反応に対して触媒として作用するタンパク質。生体内の細胞、消化液または微生物中に存在する。最適温度、最適pHがあり、熱に弱く、酸、アルカリにも弱い(生体内の反応で用いられるので、35~55℃、pH5~8で最も活性なものが多い)。酵素反応は特異性が高く、副生成物がほとんど生成されないのが特徴。反応速度は触媒を用いない反応に比べて106~1012倍くらい速く、化学触媒と比べても数桁速い。 《参考文献:数研出版「チャート式 新化学ⅠB・Ⅱ」、三省堂「詳説 化学Ⅱ」、東京化学同人「ヴォート 基礎生化学」》
酵素
【こうそ】
生化学的には、生体内で起こる化学的反応の触媒としての機能を持つたんぱく質などを成分とした分子。(140314M)
酵素抗体反応
【こうそこうたいはんのう】
直接法と間接法に分けられる。直接法は抗原に直接反応する抗体(一次抗体)を標識し抗原抗体反応を1回のみ行う。間接法は標識していない一次抗体を用い、一度目の抗原抗体反応を行う。続いて一次抗体自体を抗原とする別の抗体(二次抗体)を標識し更に反応させ二回以上抗原抗体反応を行う。HM-N090806
酵素抗体法
【間接法その1:標準酵素にペルオキシダーゼを用いるもの】
ペル・抗ペル抗体の可溶性免疫複合体(PAP)を用いるPAP法は、抗原抗体反応のみを用いてペルオキシダーゼを導入するものである。一次抗体と抗ペル抗体のホスト動物種をそろえておき、一次抗体を反応させそれに結合する二価の二次抗体を反応させた後PAPを反応させると二次抗体の二つの抗原結合部位のうち空いている方がPAPに含まれる抗ペル抗体に結合する。ペルオキシダーゼとは内因性酵素の一つであり、主に赤血球,好酸球,好中球に含まれている。あらかじめ失活させておかないと発色時にペルオキシダーゼ標識した抗原抗体反応物と内因性ペルオキシダーゼの区別が付かなくなってしまう。免疫染色でペルオキシダーゼ標識したものを用いる際はH2O2などで内因性ペルオキシダーゼを失活させる必要がある。HM-N090806
酵素抗体法
【間接法その2:二次抗体にビオチンを結合(ビオチン化)】
三回目の反応に抗原抗体反応ではなくビオチンと特異的に結合するアビジンを用いるLAB法、アビジン・ビオチン複合体を用いるABC法、アビジンよりも強固なビオチンへの結合を示すストレプトアビジンを用いるLSAB法などがある。二次抗体と酵素をポリマーに結合さえポリマー試薬を反応させ内因性のビオチンの影響を受けにくく2ステップで終了する、高感度かつ短時間で染色を可能にする方法も一般的になってきている。HM-N090806
抗体
【こうたい】
体内に侵入してきた抗原に対抗して血清内や組織中に作り出されるタンパク質で、抗原と特異的に反応する。基本構造はY字型で、それぞれ2本ずつあるH鎖(Heavy chain)とL鎖(Light chain)がS-S結合をしている。H鎖、L鎖には抗体分子ごとに異なる可変部と、共通な不変部がある。《参考文献:ファーマインターナショナル「血液用語辞典」、金芳堂「微生物学250ポイント」、浜島書店「増補 最新 図表生物」》
抗体価
【抗体価の統計解析の方法】
<10のものは、5として、幾何平均値を出し、((それぞれの数値を対数変換する)正規分布させるため))。090207
抗体検査
【サルモネラワクチン接種した鶏の雛の検査を雛白痢検査で実施できるか】
SEと同じO9群であるため実施可能です。平板凝集で実施します。
口蹄疫
【こうていえき】
ピコルナウイルス科、アフトウイルス属に属する口蹄疫ウイルスによる偶蹄類の急性伝染病で、口部、蹄部あるいは乳房の皮膚や粘膜の水疱形成糜爛、発熱、流涎、歩行障害を主徴とし、致死率は低いが、家畜の生産性に大きな影響をもたらす。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
交配
【産子数のばらつきと交配技術の関係について】
チェック項目は以下になります。①何回交配だろうと1回目の交配が重要。②1回目が本交配なら雄豚の性能が重要。③1回目がAI交配なら精液状態が重要。④雄豚の高齢化。(3~5年)⑤7日間以上のインターバルでの使用。
交尾排卵
【こうびはいらん】
交尾あるいはこれに類する刺激を受けた場合にのみ排卵することをいい、これに対して交尾などの特別な刺激なしに周期的におのずと排卵することを自然排卵という。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
交尾排卵動物
【こうびはいらんどうぶつ】
交尾あるいはこれに類する刺激を受けた場合にのみ排卵する動物をいい、兎、猫、ミンクなどがある。交尾後排卵までの時間は、兎で約10時間、猫では約27時間といわれている。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
交尾不能症
【こうびふのうしょう】
交尾欲は正常またはやや減退している雄畜で、雌畜と交尾する能力のないものをいい、生殖不能症とは異なる。原因は多岐にわたり、肢蹄の障害(股関節・膝関節などの炎症、脱臼など)、腰部の障害(腰部の捻挫、筋断裂など)、神経の障害(陰茎の勃起不能症など)、陰茎および包皮の障害(陰茎彎曲、断裂、腫瘍など)である。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
交尾欲減退
【こうびよくげんたい】
交尾または精液採取に際し、発情雌畜に対して交尾意欲をまったく示さないもの、乗駕するのに時間を要するもの、乗駕しても陰茎の勃起が十分でなくなかなか射精しないものなどをいう。直接的には精巣からのテストステロン分泌不足が原因であるが、間接的には季節、栄養、年齢などの要因に飼養管理上の欠陥、環境的なストレスなどが重なって影響している場合もある。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
合指症
【ごうししょう】
隣接の指または趾が種々の程度に癒合する奇形で、牛、めん羊、豚でまれに認められ、一般には前肢に多く発生し、後肢での発生は少ない。豚では優性遺伝、牛では劣性遺伝によるともいわれている。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
小型ピロプラズマ病
【こがたぴろぷらずまびょう】
血液寄生原虫の一種である小型ピロプラズマが牛に感染し、40℃以上の発熱(弛張熱)と貧血を主徴とする疾病で、フタトゲチマダニによって媒介される。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
股関節屈折
【こかんせつくっせつ】
胎子の尾位における後肢失位のひとつで、1肢または両肢が股関節で屈折し、腹側や腹下に伸長している状態で、牛、馬に発生する。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
呼吸器性マイコプラズマ症
【こきゅうきせいまいこぷらずましょう】
鶏および七面鳥に発生し、徐々に伝播して長期の経過をとる呼吸器病で、鼻汁、涙の流出、顔面の腫脹、咳、くしゃみなど慢性の呼吸器障害と体重減少、産卵率の低下が認められる。一般にはマイコプラズマとほかの微生物や環境要因が加わった複合感染の形で発症することが多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
子食い
【こぐい】
豚や齧歯類で分娩直後に新生子の体の一部分または全部を食べる習性をいう。特に分娩中またはその直後に騒音その他の原因により母親が興奮した場合には新生子を食べつくすことがあるので注意を要する。豚では神経質な母豚が子食い行動をする傾向があり、その産子にもみられることが多いため、そのような個体は淘汰の対象となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
コクシジウム
【コクシジウムの検査】
コクシジウムは見た目の判断が難しいため、弊社では簡易的に、コクシジウムの大型は、E.maxima、E.brunetti、中型は、E.tenella、E.acervulina、E.pracox、E.hagani、小型は、E.mitis、E.necatrix、のように大きさで分けて計測を行なっております。O-N091109
コクシジウム症
【こくしじうむしょう】
コクシジウムには多くの種類があり、その病原性にはかなりの差がある。鶏コクシジウム症では大きな被害がもたらされるが、臨床上重要とされる家畜は牛、めん羊、山羊、犬、猫、家兎である。梅雨期に幼齢のものに発症しやすく、小腸ないし結腸に病変がみられる。症状は、食欲不振、沈うつ、水様性ないし粘血性の下痢、脱水、削痩、腹痛などである。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
黒色腫
【こくしょくしゅ】
メラニン産生細胞を起源とし、皮膚、口腔に発生することが多い良性あるいは悪性の腫瘍で、犬、馬、豚に多く、黒ないし褐色の腫瘤状あるいは斑状の外観を呈する。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
黒色症
【こくしょくしょう】
種々の臓器、特に肺および大動脈にメラニン(黒色素)が沈着したもので、不整形の黒色や褐色のまだらがみられる。健康な動物に起こり、と畜検査で発見されることが多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
固相抽出
【C18カートリッジカラムの試料負荷後の夾雑物の除去は?】
固相抽出した目的物質をGC、GC/MS、HPLC、LC/MS/MSで測定する場合、夾雑物の存在は分析精度に悪い影響を及ぼす。従って、夾雑物の妨害を最小限におさえる必要があり、そのため試料を負荷した後のカラム洗浄によるクリーンアップ操作が重要となります。(T091120)
固相抽出
【C18カートリッジカラムの洗浄条件は?】
水で洗浄する、保持された目的物質が溶出しない量で行う、水洗浄により保持した目的物質が溶出する時はマトリックスと同様のpH値である緩衝液または薄めた酸・アルカリなどで洗浄する、洗浄効果を高めるため5~40%メタノールまたは5~30%アセトニトリルで洗浄する、以上全てにおいてこの時の濃度または量は目的物質が溶出しない範囲で実験的に確認する、等があります。(T091120)
固相抽出
【C18カートリッジカラムの溶出溶媒の選択は?】
固相に保持した目的物質をできるだけ少ない量の溶媒で溶出することは濃縮効果を上げる点からも重要、適切な溶出溶媒の選択については分析の精度・再現性の向上には欠かせない、一般的にメタノールまたはアセトニトリルを用いる、酸性物質で保持が強くメタノールまたはアセトニトリルで溶出しない時はそれらの溶媒にアンモニアまたはトリメチルアミンなどを適量加えたものを用いる、塩基性物質でメタノールまたはアセトニトリルで溶出が困難な時はそれらの溶媒に塩酸または酢酸などを適量加えたものを用いる、目的物質により酢酸エチル・ジクロロメタンなどを用いる、等があります。(T091120)
コッブ
【こっぶ】
ブロイラーの一品種。日本では、株式会社松阪ファームが、アメリカのコッブバントレス社より原種鶏を輸入し、種鶏を販売しています。 O140314
コドン
【こどん】
遺伝暗号とも呼ばれます。mRNAは連続して並んだ3種類の塩基配列から、それぞれ20種類のアミノ酸を指定しています。この関係をコドンと呼びます。 O140508
コバルト欠乏症
【こばるとけつぼうしょう】
くわず病。食餌中のコバルト欠乏に起因する反芻動物の疾患である。コバルトはビタミンB12の成分であり、反芻動物では第一胃内微生物により合成されるため、コバルト欠乏地域の牛およびめん羊では貧血、食欲不振、削痩、衰弱、繁殖障害になり、最後に死亡する。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
コマーシャル鶏
【こまーしゃるけい】
肉用、採卵用として農場で飼育されている鶏のこと。実用鶏。 O140214
コリーザ
【こりーざ】
気温の急激な変化や有毒ガスなどの物理化学的刺激、ビタミンA欠乏などの栄養障害、あるいは微生物感染によって起こる鼻カタル、鼻炎、鼻感冒の症状をいう。家禽に発生しやすく、特にヘモフィルス属の細菌感染によって起こる鶏の伝染性コリーザが有名である。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
コリネバクテリウム症
【こりねばくてりうむしょう】
コリネバクテリウム属の細菌感染によって牛、馬、豚、めん羊などに起こる化膿を主とする諸疾患をいい、症状として、皮下および実質臓器の膿瘍、化膿性肺炎、関節炎、尿管炎、膀胱炎、腎盂腎炎、生殖器の炎症などを示し、ときに敗血症死することもある。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
コレラ
【分布】
熱帯地方の沿岸域のプランクトンの貝類、エビ などに付着して生息しています。国内で発生する患者の大部分は海外からの帰国者ですが国内での感染例もあります。
コレラ
これら
コロナウイルス感染症
【ころなういるすかんせんしょう】
コロナウイルスに起因する家畜の感染病の総称で、豚伝染性胃腸炎(TGE)はコロナウイルス感染による伝染性消化器病で、嘔吐、水様下痢、脱水を特徴とし、致死率は幼齢豚ほど高い。鶏伝染性気管支炎は伝染力が強く、主に呼吸器が侵され、発育障害や産卵機能の低下が起こる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
紅色毛様線虫
【こうしょくもうようせんちゅう】
円虫目、毛様線虫科に属する線虫で、豚の胃に寄生する。中間宿主を必要とせず、感染幼虫を経口的に取り入れて感染が成立する。濃厚感染時には黒色下痢を起こし、発育不良となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309