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END法

【えんどほう】

豚精巣培養細胞で豚コレラウイルスがニューカッスル病ウイルス(NDV)の増殖を増強する現象を利用した豚コレラウイルスの検出法で、豚精巣細胞に豚コレラウイルスを接種し、4~6日後にNDVを接種すると著明な細胞変性を生じる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

H抗原

【えいちこうげん】

鞭毛抗原。細菌がもつ鞭毛のタンパク質抗原で、100℃2時間半の加熱で破壊される。腸内細菌などでは各菌群が菌体抗原(O抗原)、鞭毛抗原(H抗原)、莢膜抗原(K抗原)の組み合わせによって血清型に細分される。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

MIC

【MIC50とは】

50%の菌株の発育を阻止したMIC。090207

MIC

【MICから耐性の判断基準は】

どこからが耐性しているかについては、成書により、いくつかあるようです。たとえば、「MICが二峰性に分かれた時のその中間値」や「平均血中濃度の1/2で効果がみられない場合」などです。090207

SS寒天培地

【えすえすかんてんばいち】

サルモネラ菌やシゲラ菌を分離する選択培地

営業許可

【飲食店営業の範疇でおせちの販売は可能ですか?】

飲食店営業許可の範疇とは、「お客様から注文を受け、調理した食品を、直接手渡す」事がその範疇となります。よって、メニュー提案したお客から、おせちを手渡す販売は、該当しますので飲食店営業許可で可能な商売です。但し、宅配便等で届ける場合は、製造業の許可が必要となります。(その量や状況によっては飲食店営業で可能となる場合もあります。)

営業許可

【既存の飲食店の店舗で新たにアイスクリームサービスは可能ですか?】

可能であると思います。飲食店営業の許可範疇に「同一施設内でその場で客に飲食させる目的で、うどんやそば、アイスクリーム、ケーキなどを調理、製造する場合は、あらたに、めん類製造業、アイスクリーム類製造業、菓子製造業などの許可を要しない」とされています。但し、保健所には確認してください。

営業許可

【同一の施設内に既存の厨房のほかに厨房を新しく設置し、そこで調理する際に新たに許可証が必要ですか?】

業務の許可証はその地域の保健所が発行するものですので、保健所が判断する事になります。許可は設備で認定しますが、許可証はその施設に与えられます。よって、同施設内であれば、新たな許可証を必要しない限り、既存の許可証で可能であると思われます。

衛生害虫

【えいせいがいちゅう】

家畜に被害を与え、家畜衛生・公衆衛生上問題となる節足動物、すなわち昆虫網および蜘形網などを指し、媒介動物とニューサンスにわけられる。媒介動物:病原体の媒介者や寄生虫の中間宿主となるもの。ニューサンス:吸血、刺咬、皮膚炎、寄生、飼料や畜産物の食害・汚染、人畜に不快を与えるもの。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

衛星現象

【えいせいげんしょう】

一種の共生現象で、ブドウ球菌とヘモフィルス属菌を同じ培地上に培養すると、ヘモフィルスはブドウ球菌のコロニーを取り囲んで発育する現象。これは、ヘモフィルスの発育に必要なV因子(NAD)をブドウ球菌が産生することによる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

衛生動物

【えいせいどうぶつ】

人の衛生に直接的な害を及ぼす有害動物の総称。O-N090406

栄養性持続性上皮小体機曝エ進症

【えいようせいじぞくせいじょうひしょうたいきのうこうしんしょう】

摂取飼料中の栄養のアンバランスによって起こる上皮小体機曝エ進症で、カルシウム含量の低い餌、カルシウム対リンの比率の不均衡な餌や、ビタミンD3の不足した餌の給与に伴って発現する低カルシウム血症に反応して、上皮小体の機能が亢進する。馬、牛、犬、猫、猿、鳥など多数の動物で認められ、罹患動物は運動機能障害を起こす。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

栄養性脳軟化

【えいようせいのうなんか】

ビタミンE欠乏によって15~30日齢の幼雛にみられる脳軟化症は鶏脳軟化症としてよく知られ、ヒナの栄養性脳軟化症とも呼ばれる。軟化病変は小脳、大脳半球のほか中脳、延髄にもみられるが、小脳に好発し肉眼的に小脳の腫大、脳回の扁平化、点状出血、髄膜の水腫がめだつ。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

栄養成分

【チアミンとは】

ビタミンB1のことで、欠乏すると、一般に食欲低下、衰弱、各種の神経障害などが起こる。穀類とその副産物、また草類もちアミンのよい給源であり、さらに腸内細菌もチアミンを合成するのでチアミン拮抗物質投与以外では家畜でチアミンが欠乏する可能性は少ないです。(T090323)

栄養成分

【ニコチンアミドとは】

熱、酸、アルカリおよび酸化などに対してかなり安定です。多数の脱水素酵素の補酵素として、ニコチンアミドの部分の可逆的酸化還元反応を利用して、機能しています。ニコチンアミドが欠乏すると豚では成長低下と皮膚炎、鶏では黒舌病になります。(T090323)

栄養成分

【ビタミンAとは】

脂溶性ビタミンで、空気と光によって破壊されやすいので、天日乾燥では大量消失します。ムコ多糖生成に関与して粘膜や発育する骨の構造を保護すします。ビタミンAが欠乏すると夜盲症となります。また、部軆の角質化によって呼吸器、消化器、生殖器などの抵抗力と機能低下が起こるほか、発育不全や変形が起こります。(T090323)

栄養成分

【ビタミンDとは】

体内で活性型ビタミンDとなり、標的組織でカルシウム結合蛋白質生成のmRNAの合成などを通じてカルシウム代謝に関与しています。ビタミンDが欠乏すると、成長中の動物ではクル病、成畜では、骨軟症が起こる。(T090323)

栄養成分

【ビタミンEとは】

熱にきわめて安定であるが、酸化されやすいです。穀類はビタミンEのよい供給源であるが、湿った穀類をサイロに貯蔵すると激しく減少します。体内で非特異的な生物学的抗酸剤として、またセレンと関係してリン脂質を過酸化破壊から保護するという役割をしています。ビタミンEが欠乏すると各種動物に共通してあらわれる症状は筋萎縮症です。(T090323)

栄養成分

【ビタミンKとは】

血液凝固に必要なプロスロンビンが肝臓で合成されるのに必要です。通常条件での豚や反芻動物のビタミン欠乏は少ないです。(T090323)

栄養成分

【ビタミンとは】

栄養素のうちの糖質、脂質、タンパク質、無機物以外のもので、生体が正常な機能する為に必須なもので、生体内で合成できないか合成出来ても必要量を満たすことのできない物質のことをいいます。脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに大別されます。(T090323)

栄養成分

【リボフラビンとは】

ビタミンB2のことで、アルカリ性溶液では容易に破壊されます。また、光、特に紫外線によって破壊されやすいです。欠乏すると、一般に成長と飼料の利用率が低下すします。穀類とその副産物では含量は少なく、鶏や豚では不足する可能性があるので、注意が必要です。(T090323)

栄養性ミオパシー

【えいようせいみおぱしー】

筋変性症。家畜、特に子牛、子羊、子馬および肥育豚にみられ、白筋症、筋肉変性症などと呼ばれ、脱力、歩様異常、起立不能などの症状を示す。原因学的にはビタミンEの欠乏やセレニウムの欠乏、その他の原因が考えられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

会陰ヘルニア

【えんいへるにあ】

腸管その他の組織がダグラス窩(雄畜では直腸膀胱窩、雌畜では直腸子宮窩のこと)を圧迫し、会陰部が憩室状に突出膨隆する状態で、雄犬に最も発生が多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

会陰裂創

【えんいれっそう】

牛、馬では分娩に際し膣壁、陰門、会陰皮膚に裂創を生じ、はなはだしいときは不妊の原因となる。初産に多く、経産のものでも胎子の過大、産道の狭窄、過強陣痛などが原因で発症することがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

エキソン

【えきそん】

DNAやRNAの塩基配列で、タンパク質合成の指令をする部分です。 O140424

エキノコックス

【えきのこっくす】

条虫科の一属で、成虫(包条虫)は数節からなる小条虫で犬科や猫科の小腸に寄生し、幼虫(包虫)は中間宿主の肝臓、肺などに胚芽層の外側をクチクラ層が覆う嚢胞を形成し、その内側に多数の原頭節を入れる繁殖胞や娘胞を形成する。単包条虫の幼虫はめん羊、牛、馬、豚、ラクダ、トナカイ、カリブー、ヒトに寄生し、単包虫となる。多包条虫の幼虫は齧歯類、豚、ヒトに寄生し、多包虫となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊死

【えし】

生体の局所の細胞・組織の死ないし死んでいる状態をいう。細胞が壊死に陥ると核には核濃縮、核崩壊または核融解がみられ、細胞質は無構造、好酸性、融解、細胞輪郭の消失などを示す。細胞の壊死が集合した状態が組織の壊死である。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊死桿菌症

【えしかんきんしょう】

壊死桿菌によって起こる各種家畜の疾病をいい、牛では肝膿瘍が多く、豚の潰瘍性口内炎、子牛の口腔および咽頭感染(子牛ジフテリア)などがみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊死桿菌性子宮炎

【えしかんきんしきゅうえん】

壊死桿菌による牛の子宮炎をいい、分娩後の牛に通常みられ、子宮および子宮角は退縮せずほとんど妊娠時の大きさを保つ。子宮粘膜細胞が死滅するため、分泌物および滲出物はほとんど出なくなる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊死性胃炎

【えしせいいえん】

胃粘膜の上皮の壊死と線維素滲出による偽膜形成に加えて粘膜の深層に及ぶ壊死が著しい胃炎を壊死性胃炎といい、牛、特に肥育牛では壊死桿菌による場合が、また子牛や子豚では真菌による場合が多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊死性炎

【えしせいえん】

炎症のなかで、組織・細胞の壊死が滲出性変化や増殖性変化に比べて強く浮黷髀鼾№ェあり、壊死性炎と呼ぶ。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊死性口内炎

【えしせいこうないえん】

粘膜病症候群(牛)、伝染性鼻気管炎(牛)、牛疫等に継発し、フゾバクテリウム・ネクロフォラム(壊死桿菌)の感染による口粘膜の急性炎症で、2週~3か月齢以内の子牛に多く、栄養障害時に感受性が高く、衛生状態の悪い牛舎で多く、冬期の舎飼時や肥育牛舎で多発する。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊死性膣炎

【えしせいちつえん】

一般に膣腔は病原体に対して防御力が比較的強いが、ときに外傷に続発する非特異性感染により糜爛を生じ、膣粘膜、筋層にまで達する化膿性炎を起こし、さらに壊死・壊疽にまで進むことがある。難産や動物間の咬傷などに継続し、牛、豚、犬、猫などにみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊死性乳房炎

【えしせいにゅうぼうえん】

滲出性乳房炎の経過中に乳房の主な動脈に血栓を生じ、そのため末梢部の組織に限局性の壊死を起こす。病巣は大小さまざまで、しばしば出血性病変を伴っており、血腫が原因となることもある。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊死性扁桃炎

【えしせいへんとうえん】

壊死の著明な扁桃炎で、豚コレラ、炭疽などでは重篤な壊死性繊維素性扁桃炎、壊死桿菌症では深部に凝固壊死巣を生ずる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊死性リンパ節炎

【えしせいりんぱせつえん】

壊死性変化が優勢なリンパ節の炎症をいい、壊死は巣状ないしび慢性広範囲に及ぶものまでさまざまである。牛の伝染性鼻気管炎、馬のウイルス性鼻肺炎、豚コレラ、猫の汎白血球減少症など、種々の感染病、放射線照射、ベンゾール中毒などでみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊疽

【えそ】

壊死に陥った組織が腐敗菌の増殖や外界の影響によって黒色を呈する場合をいい、外界に接し死物寄生菌に汚染されやすい部位に起こる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊疽性潰瘍

【えそせいかいよう】

潰瘍面に壊疽性事象が加わった場合をいい、家畜が長期間横臥を続けて生ずる褥創はこれに入る。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊疽性口内炎

【えそせいこうないえん】

粘膜病症候群(牛)、伝染性鼻気管炎(牛)、牛疫等に継発し、フゾバクテリウム・ネクロフォラムの感染による口腔粘膜の急性炎症。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊疽性腸炎

【えそせいちょうえん】

腸粘膜が壊死に陥り、さらに細菌感染を受け、腐敗性変化を伴う重篤な症状を呈する腸炎。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊疽性乳房炎

【えそせいにゅうぼうえん】

大腸菌群、黄色ブドウ球菌、クロストリジウム属の細菌、化膿桿菌によって起こる、甚急性の乳房炎で、分娩後数日以内に発症し、乳房組織の広範な壊疽と敗血症による重篤な全身症状を伴い、死亡率が高い。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊疽性肺炎

【えそせいはいえん】

カタル性、線維素性あるいは化膿性肺炎病巣が腐敗菌の侵入によって腐敗性に崩壊する状態で、しばしば空洞を形成する。吸引性壊疽性肺炎は牛、馬、豚で、栓塞性壊疽性肺炎は馬でみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

壊疽性鼻炎

【えそせいびえん】

豚の鼻腔における軟部組織に膿瘍を形成する疾病で、原因は壊死桿菌と考えられているが、その一次的病原因子としての役割は疑問視されている。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

エゾヤチネズミ

【えぞやちねずみ】

北海道に生息する原野の野ネズミで、本州および北方アジア大陸にも近縁種がいる。ダニ媒介性ウイルス症、リケッチア病、レプトスピラ症の媒介などのほか、特に包虫属の中間宿主、肉胞子虫属やヘパトゾーン属の宿主となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

エゾユズリハ中毒

【えぞゆずりはちゅうどく】

北海道および本州中央部以北の日本海側の山野に自生するトウダイグサ科、ユズリハ属の常緑灌木であるエゾユズリハを放牧牛が採食して発症し、急性経過をとり発症後短時間以内に死亡する例が多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

枝肉

【えだにく】

食肉に供する動物は牛、豚、めん羊、山羊および馬で、これら食肉動物はと畜場でと殺解体し、と畜検査員の検査を経なければならない。と畜場でと殺し、放血、皮剥、頭部切断および内臓摘出、前・後肢カット、尾の除去したものが枝肉と呼ばれる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

エナメル上皮腫

【えなめるじょうひしゅ】

歯牙腫瘍の一種で、牛に多く、馬、犬、猫にもみられる。顎骨に発生することが多く、牛では小児頭大に達することがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

エペリスロゾーン症

【えぺりすろぞーんしょう】

エペリスロゾーンの感染による豚、牛、めん羊、犬、猫その他哺乳動物の熱性、溶血性疾患で、発病初期には発熱、食欲不振などがあるが、やがて貧血が起こり、黄疸、血色素尿などが認められる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

エリートストック(ES)

【えりーとすとっく】

コマーシャル鶏の4世代上の鶏です。遺伝改良が行われる世代です。 O140311

エルシニア・エンテロコリチカ

【えるしにあ・えんてろこりちか】

腸内細菌科に属するグラム陰性症桿菌で、豚、牛、犬、猫、ネズミ等の各種動物に保菌されており、特に豚の腸間膜リンパ節からは30~50%検出される。ヒトへの感染源として豚の保菌が重視されている。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

エルシニア感染症

【えるしにあかんせんしょう】

エルシニア属細菌によって起こる人畜共通感染症のこと。ペスト菌は、ヒトおよび野生動物にペストを起こす。エルシニア・シュードツベルクローシスは、ヒトおよび各種動物、特に齧歯類に腸間膜リンパ節炎や慢性下痢および敗血症を起こす。エルシニア・エンテロコリチカは、ヒトおよび動物に下痢、腸炎、腸間膜リンパ節炎、関節炎、敗血症を起こす。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

エロモナス・ャuリア食中毒

【えろもなす・そぶりあしょくちゅうどく】

1982年3月に食中毒として取り扱うよう指示された飲食物媒介による食中毒菌で、日本ではほとんどみられていない。河川水や汽水環境、魚介類等に高率に分布するが、ヒトや家畜には常在しない。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

エロモナス・ヒドロフィラ食中毒

【えろもなす・ひどろふぃらしょくちゅうどく】

1982年3月に食中毒として取り扱うよう指示された飲食物媒介による食中毒菌で、日本での発生頻度は低い。淡水や汽水環境の常在菌である。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

塩化コバルト

【えんかこばると】

牛、めん羊のコバルト欠乏症(くわず病)の予防・治療に用いる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

炎症

【肉芽腫性炎症】

肉芽腫とは炎症の原因物質を様々な理由で体外に排出できない場合に、それを組織の中に閉じ込めてしまおうとする働きをさす。具体的にはマクロファージが変化した類上皮細胞と呼ばれる細胞集団の形成のこと。肉芽腫は慢性化した炎症で見られる。<動物病理学総論より抜粋>YK-N090501

エンテロトキシン

【えんてろときしん】

細菌が産生する下痢原性毒素の総称で、コレラ毒素、大腸菌易熱毒素(LT)と耐熱性毒素(ST)は代表的な腸管毒で、これら以外にブドウ球菌、ウェルシュ菌、サルモネラ、エルシニア、腸炎ビブリオ、エロモナス、カンピロバクターなど、下痢症の原因となるほとんどの細菌が、腸管毒を産生することが明らかにされている。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

エンテロトキセミア

【えんてろときせみあ】

ウェルシュ菌の産生する腸管毒による急性致死性の中毒症で、日本では豚の中毒が1965年にみられた。急性出血性腸炎で高熱を発し急死する。天然孔からの出血、血液凝固不全、内臓各部におけるガスの噴出、肝臓の変色スポンジ化、腎底部の出血とガス充満および小腸の充出血などがみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

エンドトキシン

【えんどときしん】

グラム陰性菌の細胞壁外膜を構成するリポ多糖。種々の生物活性をともなう。M140418

エンドファイト

【えんどふぁいと】

内生菌の意。植物体内に生息する寄生菌。近年では作物の病害対策として用いられることもある。(140316M)

エンバク

【えんばく】

イネ科の一種で、冷涼地に生育し、牛馬の飼料として適する穀物で、青刈飼料やひき割りとして与える。主成分はデンプンで、ビタミンEが多く、ナイアシンが少ない。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

エンベロープ

【えんべろーぷ】

インフルエンザウイルスやヘルペスウイルスに見られる膜状の構造。ウイルスが、感染した細胞から外に出る際に細胞膜等の生体膜を被って得られる。エンベロープは脂質性のため、エタノールや石鹸で比較的容易に不活化できる。また、ノロウイルスやロタウイルスはエンベロープを持たないため、抵抗性が強い。 O140203

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