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UPDATE : 2024/12/02 11:12:07 | データ件数 : 2962件
「さ」 の検索結果は 148 件です
真度(バリデーション)
ある濃度の添加試料を分析をした時の理論添加濃度に対する実測定濃度の割合の100%からの誤差
残留試験(動物用医薬品:
残留減衰試験):動物用医薬品 登録申請に必要な試験でGLP省令に基づいて実施する試験。
予定用法用量で投与したときの体内蔵機組織での残留減衰濃度を分析して体内消失期間から休薬期間を求める
残留確認試験(動物用医薬品):
後発動物用医薬品の承認申請の際に必要な試験。予定用法用量で投与したときの休薬期間経過後の有効成分の残留が残留基準値未満であることを確認する。
さく癖
【さくへき】
馬の悪癖のひとつで、馬栓棒、手綱などに上顎切歯をかけ、これを支点として頸部を屈して空気を嚥下する癖をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N090403
PCV2
【サーコだけで豚が死ぬことはありますか?】
サーコだけで死亡するより複合感染による死亡が多いと思います。090207
サーコ
【サーコ母豚用ワクチンの効果】
臨床試験で効果があり、結果が出ている場合でも、母豚用なので移行抗体の切れる時期の把握が必要になってきます。また注射部位の腫脹に関する検討も必要になってきます。
サーコウイルス
【豚サーコウイルス関連疾病について】
離乳後多臓器性発育不良症候群(PMWS)の他に流死産、豚皮膚炎腎症症候群(PDNS)、肥育豚の呼吸器病があげられます。ウイルス自体は広く分布しており、ほとんど全ての農場が陽性だが、多くは不顕性に経過します。2ヶ月齢から4ヶ月齢に好発し、離乳後豚の損耗率が上昇する。PRRSウイルス・豚パルボウイルス・マイコプラズマ等との混合感染によって重篤化する。胎盤感染も起こる。(病勢鑑定指針より抜粋)
サーコウイルス感染症
【サーコウイルス感染症とは】
主に5~12週齢の育成豚に認められ、発育停滞、増体重の減少、削痩、呼吸困難などがみられ、ときには皮膚の蒼白、下痢、黄疸が認められます。離乳後の死亡率が30%近くに上昇する症例もあります。実際には、多くの発病豚は細菌やウイルスによる混合感染や二次感染を受けているので、症状は症例によって大きく異なります。t090213
細菌性腎盂腎炎
【さいきんせいじんうじんえん】
コリネバクテリウム・レナーレによって起き、主に牛に発生し慢性に経過する。膣から上行性に感染し、膀胱炎から尿管炎と進み、最後に腎盂腎炎となる。回復しても長く尿中に病原菌を排泄する。<獣医学大辞典より抜粋>N090325
細菌性心内膜炎
【さいきんせいしんないまくえん】
心内膜の炎症のひとつの総称であり、牛、豚、馬にみられる。起因菌は、牛では溶血性連鎖球菌、コリネバクテリウム、クロストリジウム菌、豚は豚丹毒菌、連鎖球菌が多く、犬猫には少ない。<獣医学大辞典より抜粋>N090325
細菌性弁膜性心内膜炎
【さいきんせいべんまくせいしんないまくえん】
細菌感染に起因する心内膜、特に弁膜に生じる炎症性病巣である。病変進行に伴い血栓形成と器質化が加わり、弁膜に疣贅物を形成する。原因菌は動物種によりさまざまで、特に豚丹毒では特徴的な慢性病変として右心側弁膜に多発する。<獣医学大辞典より抜粋>N090330
採血
【採血用のシリンジをもらったが、採血後の送付方法は?】
針が露出しないようきっちりふたを閉めた後、箱に入れて宅急便で送付(冷蔵~常温)してください。
臍帯潰瘍
【さいたいかいよう】
臍帯残株の脱落や壊死後、臍部の創面にできる潰瘍をいい、牛と馬の雄新生子に多発する。潰瘍部は強く充血し、肉芽が増生し、帯黄灰白色の悪臭のある膿汁を漏らす。<獣医学大辞典より抜粋>N090330
臍帯纒絡
【さいたいてんらく】
臍帯が胎子の一部に巻きついて発育を阻害したり、分娩障害の原因となるものをいい、家畜ではまれである。<獣医学大辞典より抜粋>N090330
細胞株
【細胞株(樹立細胞系)とは?】
①生体から分離、培養された細胞は、活発に分裂する時期を経るとやがて分裂を停止する。継代もできず、根気強く培地交換のみを続けていると、やがてその環境条件に適した変異細胞が出現してくることがある。これを細胞株(樹立細胞系)と呼ぶ。細胞株(樹立細胞系)は、無限増殖狽l得している。②一般に細胞株は、それが由来した元の組織、臓器の特性を失っているものが多い。また、異なった動物種や臓器から由来した細胞でも、人為的環境に長い間、馴化されたため、元来もっていたさまざまな増殖シグナルに対する応答性も変化して共通化してしまう。そのため、多くの細胞株は牛血清添加MEMのような単純な組成の培地でもよく増えるようになる。090207
細胞性免疫
【さいぼうせいめんえき】
細胞性免疫は抗体が関与しない免疫反応で、T細胞やマクロファージなどが細菌や異種の細胞を直接攻撃する。《参考文献:浜島書店「増補 最新 図表生物」》
細胞培養
【細胞培養法とは?】
生体の組織、臓器由来の分離細胞や無限増殖狽l得した細胞を機会的、酵素的、ないし化学的に分散し、ばらした状態で培養する方法である。090207
削蹄
【さくてい】
家畜の蹄は常に成長しており、また運動などにより磨滅するので、日ごろの適切な管理が必要である。運動器の健全な維持のために、蹄を削り蹄形を整えることを削蹄といい、牛、馬では年2~4回、めん羊、豚では年1回削蹄することが望ましい。<獣医学大辞典より抜粋>N090330
搾乳
【さくにゅう】
一般に乳牛よりミルクを搾ることを搾乳といい、手搾りと機械搾乳があるが、現在では一部を除いてほとんどがミルカーを使用する機械搾乳が行われている。搾乳作業は、乳牛の健康と牛乳の品質保持の目的から、常に衛生管理に万全を期さなければならない。<獣医学大辞典より抜粋>N090330
搾乳間隔
【さくにゅうかんかく】
搾乳を行う間隔のことで、乳牛では普通朝と夕方の2回搾乳するので、搾乳間隔は10~14時間になり、1日3回の搾乳では搾乳間隔は短くなり、乳量が約20%増量するが、さらに搾乳間隔を短くしても乳量は増加しない。<獣医学大辞典より抜粋>N090330
搾乳時間
【さくにゅうじかん】
普通1頭1回当たりの搾乳に要する時間をいい、乳牛の場合一定条件の搾乳機で搾乳しても搾乳時間の短いものから長いものまであり、泌乳期の時間や泌乳能力、年齢などにより個体差がある。まれに搾乳時刻の意味に用いられることがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090330
搾乳刺激
【さくにゅうしげき】
吸乳刺激。狭義には搾乳のときに乳頭に加わる機械的刺激をいい、これが神経伝達により中枢に伝えられ下垂体後葉からオキシトシンが放出され、乳腺の筋上皮細胞の収縮を起こし、乳腺胞内および小乳管内にある乳汁の排出が促進される。子による吸乳刺激も同じ意味をもつ。<獣医学大辞典より抜粋>N090403
搾乳者結節
【さくにゅうしゃけっせつ】
病原体はポックスウイルス科、ぱらポックスウイルス属に属する偽牛痘ウイルスで、牛から獣医師や酪農家が感染するが、その頻度は少ない。潜伏期は約1週間で、牛、ヒトにおいて結節が徐々に発生し丘疹となり、4~6週の経過で病変部は痂皮を治癒する良性のものである。<獣医学大辞典より抜粋>N090403
搾乳性
【さくにゅうせい】
機械搾乳を行うときに乳牛の乳の出がよいか悪いかという形質のことであり、搾乳速度、特に最高搾乳速度で表示される。<獣医学大辞典より抜粋>N090403
搾乳速度
【さくにゅうそくど】
機械搾乳を行うときの単位時間当たりの乳汁の流出量であり、1回の搾乳量を搾乳時間で割ったものを平均搾乳速度とし、乳汁の最高流出時の毎分の流出量を最高搾乳速度という。<獣医学大辞典より抜粋>N090403
鎖骨気嚢
【さこつきのう】
鳥類における腹気管支に通ずる呼気性気嚢で、胚時代の一側2つの独立した気嚢原基が正中で癒合し、不対となったもの。<獣医学大辞典より抜粋>N090403
サザンハイブリダイゼーション
【さざんはいぶりだいぜーしょん】
核酸プローブと相補的な塩基配列を持つDNA断片をメンブレン(膜)上で検出する手法。制限酵素で切断したDNAを電気泳動したのちに、ニトロセルロースやナイロンなどのメンブレンへ転写する。転写した核酸はUVによりメンブレン上に固定する。その後DIGなどでラベルしたプローブとハイブリダイズさせ目的のDNAの存在を検出する。YK-N090602
サシバエ
【さしばえ】
イエバエ科のなかのサシバエ亜科の一種で、世界的に分布する家畜の代表的な吸血昆虫。堆厩肥に産卵し発生源となり、幼虫のウジは夏期1週間前後で蛹化し、さらに5~6日で羽化する。成虫の活動は春から晩秋まで続くが、特に秋口に多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090403
殺菌効果試験
【微生物殺菌効果試験は可能ですか?】
各種試験が可能です。石炭酸係数法やJIS基準を参考とした試験が可能です。詳細はご相談ください。(T091120)
殺菌試験
【 殺菌試験について】
食環研では殺菌試験を行っております。料金は規模にもよりますが、税込52500円~105000円程度です。験方法は方法対象資材にもよりますのでご依頼の際、ご相談ください。固形、液材、粉末、衣類など対応可能です。細菌は食中毒原因菌や家畜病原菌などが対象です。ウイルスは家畜由来ウイルスなどについて実施可能です。鳥インフルエンザについては実施できませんのでご依頼前にご相談ください。試験方法は、液材の場合はMICや石炭酸系数法などを使用し、板材などの場合はJIS規格(Z2801等)を準用します。また紫外線ランプを用いた光触媒などの試験も可能です。ご相談ください。オゾン発生機等殺菌機械装置の試験も実施可能です。この場合施設準備費用が必要になることがあります。各々の殺菌資材の作用時間は実際の使用状況によりご提案させていただきます。また布製品の抗菌効果、各種坑カビ試験、空中浮遊菌の殺菌試験も可能です。効果判定は対照サンプルと試験サンプルの間の殺菌効果の差をもって判定します。T090415
殺菌試験
【MIC】
一定濃度の細菌の繁殖を抑える液材濃度を測定します。T090415
殺菌試験
【感受性ディスク法】
一定濃度の液材で一定濃度の細菌の繁殖を抑える効果があるかどうかを測定します。T090415
殺菌試験
【除菌と静菌】
除菌については細菌を減らす効果、静菌については細菌を増やさない効果といえます。T090415
殺菌試験
【石炭酸系数法】
液材の殺菌効果を確認します。一定濃度で細菌と液材を混ぜた時の10分経過後の細菌生存率で比較します。T090415
殺鼠剤
【さっそざい】
ネズミの駆除を目的として使用する薬剤で、使用法としては毒飼、毒液、毒粉および毒餅などがあるが、それぞれ一長一短がある。<獣医学大辞典より抜粋>N090403
殺鼠剤中毒
【さっそざいちゅうどく】
過去に使用された薬剤を含めるとリン剤、ヒ素剤、タリウム剤、アンツー、フッ素化合物、クマリン系薬剤などがあり、これらのうちクマリン系薬剤(ワルファリンなど)以外は、人畜に対し危険性が高い。<獣医学大辞典より抜粋>N090403
サリチル酸
【さりちるさん】
ヤナギの皮からとった配糖体で、数々の誘導体が作られ、鎮痛、下熱、抗リウマチ剤などとして用いられ、防腐作用、角質融解作用があり、牛では反芻胃内の発酵を抑制するために経口投与することがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090403
サルコシスティス
【さるこしすてぃす】
多種の哺乳類、鳥類、齧歯類を中間宿主とし、筋肉、心筋などにシストを形成あうるが、肉食獣ではまれである。病原性は一般的には低いとされるが、濃感染の場合、寄生部位により宿主の衰弱、運動障害、麻痺などを起こすことがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
ザルコマイシン
【ざるこまいしん】
放線菌が産生する抗生物質で、核酸合成阻害作用をもつことから、主に抗腫瘍薬として使われる。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
サルファ剤
【さるふぁざい】
抗菌作用をもつ化学療法剤で、利尿作用、降圧作用、血糖下降作用をもつものもある。作用は静菌的で、特別高濃度で殺菌的に作用する。副作用に胃腸障害、下痢、発熱、発疹、頭痛、膵炎、血液障害、肝障害、腎障害などがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
サルモネラ
【S.Enteritidis(SE)による食中毒】
サルモネラ
【さるもねら】
腸炎ビブリオとならんで国内で発生する食中毒の代表的な原因菌
サルモネラ
【サルモネラとは】
腸内細菌科に属する運動性のグラム陰性桿菌。菌体抗原(O抗原)と鞭毛抗原(H抗原)の組み合わせにより血清型が決定される。その組み合わせは約2500種類。≪農林水産研究情報総合センターHP、デンカ生研 サルモネラ免疫血清 添付文書≫090207
サルモネラ
【サルモネラ症とは】
家畜伝染病予防法ではSalmonella serovar Dublin、 Enteritidis、 Typhimurium、 Choleraesuis感染による牛、水牛、しか、豚、いのしし、鶏、あひる、七面鳥、うずらの疾病を届出伝染病における「サルモネラ症」と定義している。≪動衛研HP≫090207
サルモネラ
【牛、豚、鶏ごとの分離頻度の多い血清型】
牛からはTyphimuriumとDublin、豚からはTyphimuriumとCholeraesuisが多く分離される。鶏からは多様な血清型が分離されるが、EnteritidisとTyphimurium感染により症状を示した場合が届出伝染病に該当する。≪動衛研HP≫090207
サルモネラ
【さるもねら】
腸内細菌の一種でヒトおよび動物ニチフス性疾患や食中毒を起こすことがある病原性細菌20140214minami
サルモネラ症
【さるもねらしょう】
サルモネラ菌感染による急性ないし慢性伝染病であり、牛、豚および鶏で問題となる。牛では牛パラチフスともいわれ、発熱、腸炎、敗血症経過をとり、流産例もある。豚では豚コレラ菌による急性敗血症、ネズミチフス菌による下痢症がある。鶏ではヒナ白痢があり、初生ヒナが白色下痢を呈し高率に敗血症死する。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
サルモネラ食中毒
【さるもねらしょくちゅうどく】
サルモネラ属菌によって起こる感染型食中毒で、サルモネラ菌に汚染された食品を摂取後12~24時間の潜伏期の後、頭痛、嘔吐、発熱、腹痛などの症状を呈する。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
サルモネラ同定検査
【サルモネラの同定検査を依頼した場合どこまで検査できるのですか?】
O群同定、H血清型の同定を行い、その結果がサルモネラの菌型表し該当すれば菌名まで可能で、該当しない場合はO群とH血清型の同定まで可能です。
サルモネラ同定検査
【サルモネラ同定検査を依頼した場合、どのくらいの納期で結果が出ますか?】
菌によって異なりますが、通常1~2週間くらいです。
サルモネラ同定検査
【サルモネラ同定検査用の検体はどう送ればいいですか?】
コロニーを寒天培地に純培養して確実に密閉し、冷蔵便(月~金着指定)にて送付してください。
産後起立不能症
【さんごきりつふのうしょう】
主として牛において原因不明で分娩直後から4日目くらいの間に突然起立不能となる疾患の総称。カルシウム療法によく反応する非定型的乳熱型と、カルシウム療法に反応せず後躯筋肉の弛緩脱力の顕著なダウナー型とがある。分娩前に発症するものを産前起立不能といい、両者を合わせ産前産後起立不能ともいう。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産子検定
【さんしけんてい】
肉牛および豚における現場後代検定のひとつで、発育や外観上の特徴についての種雄畜の遺伝的能力をその産子の成績から推定しようとするものである。この検定では一定地域内で一定期間に生産された特定の種雄畜の子を母畜とともに検査する。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産子数
【さんしすう】
1回の分娩で出産される子の数をいい、牛、馬などは一般に1頭出産するので単胎動物といい、豚、犬、猫などのように同時に多数の子を分娩するものを多胎動物という。豚では産子数が初産から4~5産までは徐々に増加するが、8~9産以降は減少の傾向を示す。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
散在性胎盤
【さんざいせいたいばん】
馬や豚にみられる胎盤で、絨毛膜表面に全面的に絨毛の生じている型。馬では絨毛が余すところなく生じている完全散在性胎盤で、妊馬血清性性腺刺激ホルモン(PMSG)を妊娠の前半に産生する。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産室
【さんしつ】
一般に牛の分娩室をいい、衛生的で保温を必要とし、畜舎内での設置場所を考慮し、出入り口に近い所を避ける。妊牛は一般に繋留しないから、危険防止を厳重にし、床面をよく乾燥するよう排水に対しても考慮する。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産出期
【さんしゅつき】
分娩第2期。正常の分娩はその経過が第1期(開口期)、第2期(算出期)、第3期(後産期)に大別され、産出期は子宮頸管部(子宮口)の全開から胎子の娩出までの間を指す。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産出陣痛
【さんしゅつじんつう】
分娩に際しての母体の生殖器官の痛み全体を陣痛と呼び、なかでも産出期における陣痛を特に産出陣痛と呼び、この段階では休欠時間が短縮され、相次ぐ陣痛の発作は強烈となり、胎子の躯体の最大部である胸部、腰部の産道通過を経て、新生子の娩出となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産褥
【さんじょく】
分娩直後から母体の各生殖器官が分娩前の正常な生理的状態に回復するまでの期間をいい、これに要する期間は大家畜で約4週間とみられ、主な変化は子宮をはじめ子宮頚、膣、膣前庭、陰門などの各器官の収縮・復旧である。この期間に陰門より悪露と呼ばれる分泌物が排出される。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産褥性膿毒症
【さんじょくせいのうどくしょう】
産道や子宮の産褥性創傷感染の重篤例で、種々の雑菌や化膿菌などの病原体が創傷より静脈内に侵入し、血栓を作ったり緒臓器に転移して化膿巣を作る。牛に多く産後数日で突発的に発症し、さらに病巣が転移することによって症状は異なる。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産褥性血色素尿症
【さんじょくせいけっしきそにょうしょう】
壮齢期にある高泌乳牛が分娩後1~4週間に罹患し、低リン血症、血管内溶血、血色素血(尿)症、貧血および黄疸を特徴とする疾患で、特に第3~6産後のもっとも泌乳量の多い時期にある5~8歳のもので発生が多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産褥性創傷感染
【さんじょくせいそうしょうかんせん】
分娩に際して子宮や産道に損傷を起こし、損傷部から環境周辺の病原微生物が侵入して発症する。病原体は主として雑菌(球菌、大腸菌、コリネバクテリウム、桿菌、腐敗菌など)であるが、伝染性流産菌なども関与する場合がある。その結果、子宮炎、膣炎、陰門炎などが起こり、部分的組織壊死を起こし、膣や陰門部の狭窄などの後遺症を招く。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産褥性敗血症
【さんじょくせいはいけつしょう】
分娩に際して産道や子宮に損傷が起こり、病原菌に侵された場合に発生する産褥性創傷感染の重篤例で、ほとんどの家畜で産後10日以内にみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産褥性無乳症症候群
【さんじょくせいむにゅうしょうしょうこうぐん】
豚乳熱様症候群。分娩に長時間を要した過肥の経産母豚に多くみられる分娩直後の急性症候群で、哺乳拒否などによる子豚の損失被害が大きい。症状は沈衰、発熱、便秘、食欲不振などで、浮腫性に肥大した乳房から乳汁は分泌されない。原因は多種の感染性微生物の乳房や生殖器系への侵入とみなされているが、遺伝的素因、飼養管理、内分泌異常なども重要な役割を担っている。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産褥熱
【さんじょくねつ】
分娩時の創傷から細菌感染を受け発熱する全身性の感染症で、軽症例はほとんどの家畜でみられるが、犬や牛に多発する。産後の発熱や食欲不振などの一般症状が初期徴候であり、重症例では洛綵不良となる場合もある。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産前起立不
【さんぜんきりつふのう】
妊娠末期の乳牛、山羊、馬に発生するもので、食欲、体温などには異常がないにもかかわらず、原因不明で突然後躯がふらつき、自力では起立できなくなるものを総称している。老齢、栄養不良、運動不足、双胎、胎膜水腫、骨軟症などの場合に多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
散布濾床法
【さんぷろしょうほう】
汚水処理によく使われる方法で、濾材に砕石、ブロック、プラスチックなどを用い、表面に形成された微生物に富む膜と汚水との接触により、汚濁物質が吸着分解されて浄化する処理法である。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産卵指数
【さんらんしすう】
鶏の産卵能力を評価するための数字で、経済的あるいは生物学的に有用である。産卵指数は一群の鶏の総生産卵数を検定開始時の鶏の総羽数で割ったものである。通常、鶏の編入時から1年間について計算して示される。<獣医学大辞典より抜粋>N090406
産卵低下症候群-1976
【さんらんていかしょうこうぐん】
EDS-76。病原体は鳥アデノウイルスに属し、本来の宿主はアヒルで、鶏では介卵感染および水平伝播する。発症鶏群では産卵率が3~8週にわたり予定産卵率よりも最高10~30%低下する。その期間に無殻卵、薄殻卵、退色卵などの卵殻形成の不十分な卵が算出され、下痢が認められる。<獣医学大辞典より抜粋>N090409
残留減衰試験
【ざんりゅうげんすいしけん】
残留減衰試験休薬期間の設定のための試験で、成分を投与した後の臓器・組織に残留する濃度の推移から残留基準値を下回る値となる日数を統計処理によって算出する。最低3例3時点以上の値が必要である。140128M
残留抗生物質
【残留抗生物質簡易検査(バイオアッセイ)とは】
食品衛生検査指針にも記載されていますがスクリーニングとして幅広い残留抗生物質を検出する方法です。個別機器分析よりも感度は劣りますが、はるかに安価です。微生物を使用した検査で、日本独特の検査ともいえます。T090616
残留性有機汚染物質(POPs)
【ざんりゅうせいゆうきおせんぶっしつ】
残留性、生物濃縮性、揮散移動性、毒性の4つの特徴を持つ有機汚染物質のことです。化学的に安定な構造を持つため半減期が長く、環境中に長期間残留します。
残留農薬分析
【 非常に高度に加工され、農薬等の残留がないことが明らかな食品も本制度の対象になりますか?】
加工の程度に関係なく全ての食品が規制の対象となります。(T090814)
残留農薬分析
【1検体とは例えばいちごであれば、1個のことですか?】
「1検体」とは検査依頼数のことです。例えばいちごの残留農薬検査であれば、1検体あたり20個(400g)程度必要となります。
残留農薬分析
【1枚の畑に多品目の野菜を栽培していますが、ドリフト(農薬の飛散)を低減するため、どのような対策がありますか。】
1枚のほ場に多品目の野菜を栽培している場合、通常のドリフト防止対策に加え、違う種類の葉菜類を隣接させず、飛散の影響を受けにくい根菜類を間に栽培することも有効です。また、噴霧器のノズルを作物に近づけて、丁寧に散布することで飛散(ドリフト)を大幅に低減することができます。
残留農薬分析
【ADIとは】
ヒトが一生涯にわたりその農薬を毎日摂取し続けたとしても安全性に問題のない量として定められています。通常は、1日あたり体重1kgあたりの農薬量(mg/kg/day)で表されます。農薬の安全性を調べるためには種々の動物を用いた毒性試験が行われており、各々の試験について何らの毒性影響が認められない量(無毒性量)を求めます。このうち、最も小さいものをその農薬の無毒性量とし、これを安全係数で割ることによってADIを算出します。
残留農薬分析
【GPCクリーンアップとは?】
サンプルを精製する方法のひとつで、抽出試料はGPCカラムにより、分子量の大きい順に油、色素成分、農薬類に分類されます。溶出時間の早い油、色素成分を除き、農薬類のみを分析することができます。
残留農薬分析
【HPLCとは】
Hight Peformance Liquid Chromatography(高速液体クロマトグラフィ)。移動相に液体を用いるクロマトグラフィーの事をいいます。多種類の溶媒が利用できる上、混合溶媒も利用でき、その組成を連続的に変えて行く事も出来ます。(T090318)
残留農薬分析
【ppmとは?】
100万分のいくらかであるかという割合を示す単位。主に濃度を表すために用いられる。T090415
残留農薬分析
【イオン交換樹脂とは?】
分子構造の一部にイオン基として電離する構造を持つ合成樹脂の一種をいいます。(T090925)
残留農薬分析
【お灸に使うもぐさを検査することはできますか?また、もぐさの商品にならに細かな粉末を家畜のエサとしています。この場合は飼料としての検査になるのでしょうか】
非食用であっても検査可能です。弊社では残留農薬が検出された場合、その検体に該当する基準値を併記しておりますが、非食用ですと基準値自体がございません。したがって、その場合、記載ができないということだけご確認ください。また、飼料に対する残留基準値もいくつか設定されています。(http://www.famic.go.jp/ffis/feed/sub8_posi3.html)検査項目は通常と同じです。
残留農薬分析
【カッパークロライドという農薬は分析可能ですか?】
カッパークロライドは塩化銅であり、無機質となるので規制対象で分析する必要はありません。T090616
残留農薬分析
【コロナ放電とは?】
二つの導体の間で局部的に高電圧が生じ、空気の絶縁が破壊されて発生する、光を伴う静かな放電現象をいいます。(T090925)
残留農薬分析
【ブドウの表面に付着した農薬は検査できますか】
ブドウの表面に付着した農薬ということでしたが、内部に農薬が浸透する可能性も否定できないため、全量分析にかけることをお勧めいたします。もしくは、皮のみ分析にかけることもできます。②必要な検体量は400g程度です。
残留農薬分析
【フロアブル剤とは】
ゾル剤とも呼ばれる。溶剤に溶けにくい固体有効成分を、水和剤よりも細かい微粒子にして水に混ぜ、液剤化したもの。(登録上の分類は水和剤)(T090318)
残留農薬分析
【フロリジルとは?】
吸着カラムクロマトに用いられる担体の一つをいいます。(T090925)
残留農薬分析
【ポジティブリストとは?】
食品中に残留する農薬等に関するポジティブリスト制度というのは、一定量以上の農薬等が残留する食品の販売等を禁止する制度です。
残留農薬分析
【ポジティブリストはありますか?】
バラ専用のものはありません。その他のハーブ類(食用のバラ)が該当すると思われます。分析部位に関しては、当社は食用として検査しているので、花があれば分析可能です。(T090925)
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【ポストハーベスト農薬とは?】
農産物の品質の低下を避けたり、食中毒等を防止するために収穫後に使用する殺菌剤、防かび剤等のことをいいます。T090415
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【ミネラルウォーターについて農薬等の残留基準はどのようになっていますか?】
食品衛生法上のミネラルウォーターについては、世界保健機関(WHO)が飲料水について設定した農薬等の残留基準を新たな基準として採用しました。(T090814)
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【モニタリング項目とは?】
国の検疫所で行う輸入検査での重点項目で毎年更新されます。(T091120)
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【安全な範囲での残留農薬の基準とは?】
その農薬を一生涯にわたって毎日摂取し続けたとしても、危険を及ぼさないとみなせる体重1kg当たりの許容1日摂取量(ADI値)を元に決められた農薬の有効成分ごとに食用食物に残留が許される量をいいます。T090415
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【加工食品で検出された農薬等が食品添加物由来であった場合どのように取り扱われますか?】
最終食品中において規格基準を超える農薬等が検出された場合、最終食品は食品衛生法違反となります。(T090814)
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【加工食品について基準の適用はどのように考えればいいですか?】
残留基準が設定されている加工食品については、その基準に適合する必要があります。残留基準の設定がない加工品については一律基準による規制の対象となるのが原則ですが、加工食品の原材料が食品規格に適合していれば、その加工食品についても残留農薬等の残留値によらずに食品規格に適合するものとして、一律基準の規制対象とならないものとして取り扱うこととしています。(T090814)
残留農薬分析
【加工食品の残留農薬検査はできますか?】
加工食品でも検査可能ですが、基準値が一律基準適用となることが多いです。また、原料が基準値以内であれば加工後に一律基準値以上農薬が検出されても「問題なし」ということになります。
残留農薬分析
【加工食品はポジティブリスト制度の対象となるのですか?】
加工食品を含むすべての食品が対象です。例えば、食品製造用に使用されたワイン、みりん等のアルコール類に関しても食品であることから、対象になります。(T090814)
残留農薬分析
【環境に係わる残留農薬について】
河川水は飲料水としても用いられるため、環境省は基準値の定められていない農薬について「公共用水域などにおける農薬の水質評価指針」を設定しています。また、厚生労働省も「水道水質暫定目標値」を設定しています。
残留農薬分析
【群馬県で販売もしくは使用禁止となっている農薬】
農林水産省による群馬県指定農薬流通対策事業実施要綱により抑制指導している農薬はありますが、販売を禁止しているものではありません。販売を禁止している農薬は農林水産省で販売禁止農薬(21種類)としてガンマBHG、DDT、エンドリン、ディルドリン、アルドリン、クロルデン、ヘプタクロル、ヘキサクロロベンゼン、マイレックス、トキサフェン、パラチオン、メチルパラチオン、TEPP、水銀剤、ヒ酸鉛、CNP、PCP、PCNB、ダイホルタン、プリクトランが挙げられています。
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【検査に必要な検体量は?】
約400g以上です。
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【検査用サンプルの送付(輸送)の注意点は?】
野菜や果実についてはビニールなどむれる可能性の高いものを使用しないようにしてください。密封すると非常に発酵しやすくなります。新聞紙、ダンボール等で梱包し、速やかにクール宅配便などで送付してください。
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【検量線とは?】
物質の量、濃度もしくは活性を求める定量的実験・検査で用いる標準物質と、それに対する測定データとの関係をしめしたグラフ。T090415
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【原材料である農畜産物で残留基準を超えていることが明らかである場合、それらを使用した加工食品について農薬の残留がなくとも当該加工食品は処分の対象となりますか?】
原材料である農畜産物で残留基準を超えていることが明らかである場合、当該原材料を使用して食品を製造してはならないこととなっています。(T090814)
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【原料が加工食品であり、この加工食品について残留基準が定まっている場合の取扱いはどうなるのですか?】
残留基準が設定されている加工食品を原材料として製造加工された食品の基準への適合性は、原料として使用した加工食品の基準の適合性により判断します。(T090814)
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【現在乾燥プルーンやマンゴーについて残留農薬検査を依頼しているが、何種類かまとめて検査してもらえるのか?その場合の費用は1件体分か?】
まとめて検査することは可能です。何種類でもできますが、その場合加工食品扱いとなり、これまで「マンゴー(参考値)」として出していた基準も一律基準(o.o1ppm)のみが適用となってしまいます。費用は1件体分となります。
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【光電効果とは?】
物質に光が当たると、中の電子が飛び出てくる現象をいいます。(T090925)
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【残留農薬について-一斉分析の項目はどれを選べばよいか?】
特に決まりはありませんが、なるべく多くのものを見たい場合は多い項目を、ご落Zの都合がある場合は少ない項目でのご対応でお勧めしております。(T091120)
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【残留農薬の検査と合わせてメラミンの検査もお願いしたいのですが、サンプル量は合わせてどのくらい必要ですか?】
400g程度お願いします。(T090318)
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【残留農薬の検査はどの程度行っていたらよいのでしょうか?】
まず、ポジティブリスト制度は農薬ごとの基準値を定めているのであって、検査を義務化しているわけではありません。どの程度検査を行えば十分かということはいえませんが、使用履歴や不安に思っている項目などを挙げていただき、その項目が含まれている一斉分析検査と料金を照らし合わせて決定されるのがよいと思われます。
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【残留農薬の測定項目の設定について-一斉分析項目の設定方法は?】
モニタリング項目をふまえて弊社で可能な限りの農薬を項目に設定しています(T091120)。
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【残留農薬の測定項目の設定について国の基準はありますか?】
ポジティブリストではすべての農薬に基準値が設定されています。(T091120)
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【残留農薬の量はどのようにして求められるのですか?】
検体より抽出した抽出液を定量し、既知の濃度の標準品を用いて検量線を求めた分析機器で測定することにより残留量を求めています。T090415
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【残留農薬はどのように定性されるのですか?】
検査項目の農薬の標準品をあらかじめ測定し比較することで定性しています。T090415
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【残留農薬基準】
食品衛生法において定められる食品の規格の中で、食品に残留する農薬の基準が「残留農薬基準」と呼ばれています。残留農薬基準は、農産物に残留する農薬量の限度として厚生労働大臣が定めています。残留農薬基準が設定された場合、これを超えるような農薬が残留している農産物は販売禁止等の措置が取られることになります。食品衛生法は、「飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、公衆衛生の向上及び増進に寄与する」ことを目的とした法律で、残留農薬基準は国民が口にする食品の全てを対象としており、国産農産物、輸入農産物のいずれもが食品衛生法に基づく規制を受けることとなります
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【残留農薬基準値に「1ppm」と「1.0ppm」があるのはどうしてですか?】
「1ppm」は小数第1位を四捨五入するので、0.5ppm以上1.5ppm未満の範囲となります。「1.0ppm」は小数第2位を四捨五入するので、0.95ppm以上1.05ppm未満の範囲となります。該当する農薬がその農作物に使われる可能性や国民がその農作物を摂取する量などを勘案して基準が決定されています。(T090307)
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【残留農薬検査で検体により、検査の可不可はありますか?】
油脂そのものや、漢方薬などは、検査不可です。
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【残留農薬検査の結果、基準値を下回る値で数値がみられましたが、どうしたらよいですか?】
基準値以内であれば問題ありません。(T090316)
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【残留農薬検査をお願いしたいのですが、サンプル量が400gありません。検査可能ですか?】
相談に応じますので詳しくはその都度お問い合わせください。(T090318)
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【残留農薬検査をお願いしたいのですが、ホエイの検査は可能ですか?】
基本的には可能です。詳しくはその都度ご相談ください。(T090318)
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【残留農薬検査をお願いしたいのですが、樹脂の検査は出来ますか?】
現在のところ、植物油は対応不可となっております。(T090318)
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【残留農薬検査を急ぎでお願いしたいのですが、どのくらいでできますか?】
サンプルの種類、数、検査の込み具合にもよりますが、4営業日くらいから可能です。詳しくはその都度ご相談ください。(T090318)
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【残留農薬検査を品質管理の一環として取り入れたいが、どのように進めればよいか?】
加工品の場合、使用農薬のみを検査するというのは困難である。方針として、できるだけ多種類の農薬をカバーできる一斉分析をコストに照らし合わせ、1製品につき年間何回するかという社内基準を設ければよい。
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【残留農薬項目設定の根拠は?】
H20年度の輸入監視項目を中心に、過去の検査実績を考慮し、食品全般に見合うような項目ということで設定しています。
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【残留農薬試験での定量限界値はどのくらいですか?】
当社では0.01mg/kg(ppm)を基本的に定量限界としていますが、品目によってはこれより上下することもあります。
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【残留農薬分析で同じ検査項目の検体でも前処理が検体の種類によって変わるのは何故ですか?】
測定目的物質が同じでも、検体に由来する夾雑物が異なる事から、検体の種類より精製方法が異なります。T090415
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【使用原料の安全性の検証をどのように行えばいいのですか?】
不特定多数の農薬等が対象であることから、規制対象の全ての農薬等について検査を行うことは困難であり、また制度として検査を義務づけているわけでもありません。食品等事業者におかれては、取り扱いの食品への農薬等の使用について情報収集に努めていただくと共に、把握した情報に基づいた適切な管理がなされることが望まれます。(T090814)
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【生のタコとタコ焼きは混ぜて同時に検査できますか?】
水産物と加工食品ではサンプルの処理方法が異なりますので混ぜての検査は出来ません。タコはタコどうしで、加工食品は加工食品どうしでなら混ぜての検査も可能です。(T090318)
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【精製とは?】
混合物を純物質にする工程。抽出などにより得た化合物は、夾雑物を含む為にこれを除去するために行います。T090415
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【堆肥の残留農薬分析は必要ですか?】
堆肥は発酵過程で微生物や温度が多くの物質を分解します。通常使用している程度なら農薬、動物用医薬品ともにほとんど残らないと思われます。逆に重金属などは水分が蒸発して濃縮されますので増える可能性があります。T090616
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【茶・はちみつなど項目数が限定されているのはなぜですか?】
弊社ではサンプルにより前処理が異なりますので、サンプルによっては項目数を限定させていただいております。この場合もなるべくモニタリング項目に合うよう項目は設定しております。(T091120)
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【内標準法とは?】
一定濃度に決めた内部標準物質を検量線に使用する標準試料と共に添加して、標準試料の信号と内部標準物質の信号の比と標準試料の濃度との関係を検量線にする方法をいいます。(T090925)
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【農薬とは】
農作物を害する菌、線虫、だに、昆虫、ねずみその他の動植物又はウイルスの防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤その他の薬剤及び農作物等の生理機能の増進又は抑制に用いられる成長促進剤、発芽抑制剤その他の薬剤をいいます。用途別には、害虫を防除する殺虫剤、農作物にとって有害な菌(細菌や糸状菌)を防除する殺菌剤、雑草を防除する除草剤、種なしぶどう等を作る植物ホルモン等の植物成長調整剤等があります。
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【農薬の安全性はどのようにして調べられているのですか?】
通常、マウス等の実験動物を用いた急性毒性試験、慢性毒性試験、発がん性試験、繁殖試験(農薬を2世代にわたって投与し、生殖機能、新生児の発育に及ぼす影響を調べる試験)、催奇形性試験(農薬を妊娠動物に投与した場合の胎児への影響を調べる試験)、変異原性試験(遺伝子への影響を調べる試験)等の色々な毒性試験等が行われており、これらの試験成績を評価して、安全性が調べられています。
残留農薬分析
【農薬の残留について教えてください。】
作物に散布された農薬は色々な要因で減少していきます。大気への蒸発、風雨による流亡、付着粒子の剥離、空気中の酸素や水分との反応による酸化や加水分解、日光による加水分解、作物の成長などが挙げられます。安全な作物をえるには「農薬の使用基準」を守ることが最も大切になってきます。「農薬の使用基準」では残留基準値を超えることがないように、使用可能な農作物ごとに製剤の希釈倍率や10aあたりの使用量、使用時期、使用回数が決められています。使用回数を増やしたり、使用時期を守らないで早く収穫したりすると、残留基準値を超えることがあります。
残留農薬分析
【農薬の残留基準値より大きい数値が出た場合は?】
農産物原料の場合は流通するには問題があります。加工品、乾燥品などについては原料の混入割合や濃縮度合いが分かれば換算することで再度基準値と照らし合わせて確認して下さい。(T100122)
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【農薬の商品名は分かるのですが、どんな農薬成分が入っているのか分かりません。調べてもらう事はできますか?】
商品名を教えて頂ければ、こちらで調べることが可能です(T090318)
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【農薬の食品への残留はどのように規制されていますか?】
残留農薬基準として規制されています。
残留農薬分析
【農薬の毒性は?】
農薬の毒性には、大きく分けて、農薬散布時に生じる「急性毒性」と、長期間にわたり繰り返し摂取することで生じる「慢性毒性」の二つがあります。
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【農薬は環境にも影響があるのですか?】
散布された農薬は農作物だけでなく、大気、土壌、河川などに広がっていき、環境を汚染することがあります。
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【農薬は表面にだけ残留するのではないのですか?】
内部にも浸透する場合はあります。しかし基準値を守って使用されている場合、体に害があることはまずありません。また、表面上の農薬は水で洗い流すことでほとんど落ちます。
残留農薬分析
【農薬を収穫後に使用した場合は、収穫前に使用した場合に比べて、食品へ残留する量が多いと思われますが、安全上問題はないのでしょうか?】
残留農薬基準は農薬の使用時期には関係なく設定されます。農薬を収穫後に使用したか収穫前に使用したかに関係なく、最終的に農産物に残留している農薬の量を基準値として定めています。
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【半減期とは?】
作物に散布された農薬は大気への蒸発、風雨による流亡などにより減少していきます。最初にあった農薬の残留量が半分になる期間を半減期といいます。
残留農薬分析
【分配係数とは?】
対象とする物質が、ある2つの相の接した系中で平衡状態にある場合を対象として、各相の濃度比またはその常用対数で示す係数をいいます。(T090925)
残留農薬分析
【枕の中身に使用している「そば殻」について、残留農薬検査を検討しております。食用ではないのですが、検査は可能でしょうか?】
非食用であっても検査可能です。弊社では残留農薬が検出された場合、その検体に該当する基準値を併記しておりますが、非食用ですと基準値自体がございません。したがって、その場合、記載ができないということだけご確認ください。
残留農薬分析
【枕の中身に使用している「そば殻」について、残留農薬検査を検討しております。食用ではないのですが、検査は可能でしょうか?】
非食用であっても検査可能です。弊社では残留農薬が検出された場合、その検体に該当する基準値を併記しておりますが、非食用ですと基準値自体がございません。したがって、その場合、記載ができないということだけご確認ください。
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【野菜の残留農薬検査で400gも使用するのはなぜか?もっと少なくてもよいのか?】
野菜などは、手の加えられた加工食品とは違い、均一に農薬が残留しているとは限りません。まんべんなく採材し、分析するために、多めに検体を頂いております。
砂疝
【させん】
河岸などでの飲水、砂の多い牧場での放牧、あるいは砂や土が多量に混入した飼料の採食などによって発生する疝痛で、比較的まれである。急性または慢性の下痢、疝痛、大腸の閉塞などがみられ、単純性便秘と区別しにくいものが多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090403
臍体鞘
【さいたいしょう】
家畜の臍帯を管状に包蔵する部分をいい、その部位は胎子に近い部分は羊膜により包まれているので羊膜鞘(胎子部)と呼び、末梢は尿膜により包まれているので尿膜鞘(末梢部)という。<獣医学大辞典より抜粋>N090330
臍ヘルニア
【さいへるにあ】
豚、犬、馬などの新生子に多発し、牛でもときに見られる疾患で、大網あるいは腸管の一部が臍輪から脱出して腹壁の皮下に膨隆するものをいう。豚や犬では遺伝の傾向が強く、犬ではポメラニアンやマルチーズに特に多く発生する。<獣医学大辞典より抜粋>N090330